ギガンテック・ファイター(遊戯王OCG)

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ギガンテック・ファイター(遊戯王OCG) - (2017/11/21 (火) 14:18:24) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/03/02(火) 20:55:52
更新日:2024/04/12 Fri 10:21:02
所要時間:約 3 分で読めます




ギガンテック・ファイター
シンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/戦士族/攻2800/守1000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードの攻撃力は、
お互いの墓地の戦士族モンスターの数×100ポイントアップする。
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
自分または相手の墓地の戦士族モンスター1体を選択し、
自分フィールド上に特殊召喚できる。


STARTER DECK(2008)で登場したシンクロモンスター。ご存じジャンク・ウォリアー、そしてガイアナイトさんと共に登場した元祖シンクロモンスターの一つでもある。

墓地の戦士族の数だけ攻撃力が上がり、戦闘破壊されたとき墓地の戦士族を蘇生する効果を持つ。
元々の攻撃力がゴヨウされない数値で、戦士族が数枚墓地にいれば軽く3000を超え、尚且つ戦闘で破壊されたときに墓地の自身を含む戦士族を蘇生する(もっぱら自分)ため、戦闘破壊による処理はなかなか難しい。
実はさりげなく相手の墓地の戦士も蘇生対象にできる。

能力からD-HEROE・HEROなどの戦士基軸とは相性が高い。


また、激戦区のチューナー指定がないレベル8のシンクロモンスターの中で召喚されるのは、効果破壊に強いスターダストか、戦闘破壊に強いこのモンスターかに別れる。 
パッと見はハゲでもっこり、ネタとしても大地の騎士に劣り、アニメで活躍する訳でもないのでかなり地味だが、堅実な働きをしてくれるのでエクストラデッキに1枚は入れておきたいカード。
インフレの極まった8期~9期でも、魔導や征竜など、2800打点を出してくるデッキのメタとして地味に重宝された。

また、日本より先に海外でバスターしたモンスターでもある。
能力はこんな感じ。

ギガンテック・ファイター/バスター
特殊召喚・効果モンスター
星10/闇属性/戦士族/攻3300/守1500
このカードは通常召喚できない。
「バスター・モード」の効果でのみ特殊召喚する事ができる。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
全ての相手モンスターの攻撃力は、
自分の墓地に存在する戦士族モンスターの数×100ポイントダウンする。
このカードが特殊召喚に成功した時、
自分のデッキから戦士族モンスターを2体まで選択し墓地へ送る事ができる。
また、フィールド上に存在するこのカードが破壊された時、
自分の墓地に存在する「ギガンテック・ファイター」1体を特殊召喚する事ができる。

ほぼマッパだったのが、かなりの武装をしてロケットを背負って飛んでいる。
しかしバスターモンスターの例に漏れず弱い……。
しかもある種の戦闘破壊耐性である墓地の戦士族の蘇生能力が消えているためオネストやら収縮を使われるとすぐキャストオフして元に戻ってしまう。
特殊召喚時に戦士限定で愚かな埋葬二枚分の効果が使用できるが、
それこそほとんど愚かな埋葬や終末の騎士で間に合う。

ギガンテック・ファイターがモンスター除去くらう際に、バスター・モードをチェーン発動することで除去の回避が可能。
潔くバスターは星屑にまかせよう。

ちなみに、このカードを使って無限回復が出来る。

手順
1)ギガンテック・ファイター(以下、義眼)を蘇生制限を満たして場に出す。
2)レインボーライフを発動(相手モンスターのATKは義眼を上回っている事)
3)モンスターに義眼で突撃
4)戦闘破壊され、レインボーライフの効果で回復
5)義眼を蘇生
6)3)に戻る

ちなみにあまり見かけないかもしれないが、上記のコンボを十分な攻撃力のグリード・クエーサーを相手に行うととんでもないことになる。

また、別のコンボとしてアームズ・エイドまたはジャンク・アタックを相手モンスターに装備させ、このカードで自爆特攻し続けてバーンで勝つ、というコンボが考案されたことがあった。
結論から言うと不可能ではないが、それにはこの蘇生制限をクリアしたこのカードがもう一枚必要。

なぜかというと、アームズ・エイドやジャンク・アタックのバーン効果は「モンスターを破壊し墓地に送った時」の強制誘発効果なのだが、テキストの関係で「破壊したモンスターが墓地にいる」必要がある。このカードをそのまま自己再生させると、「戦闘破壊され墓地に送ったモンスター」を参照できなくなるため、バーンが発生せず無意味なループになるのだ。

このカードがもう一枚あれば同様のループはちゃんと可能。上の回復ループを流用する場合、相手モンスターにジャンク・アタックなどを装備すれば成立する。
ただし、ギガンテックの強化効果はお互いの墓地を参照するため、場合によっては上がり過ぎて自爆特攻できないこともある。その場合は大人しく殴って勝とう。

なお、このカードの攻撃方法は見た目のイメージにたがわずパンチ。デュエルターミナルでは右ストレートをお見舞いするモーションである。
アニメ5D'sで遊星が使用した「シンクロ・ブラスト」のイラストでは、胸部と両肩・両腕の青いクリスタルからビームを放ちつつ、鉄拳で「円盤ムスキー」を粉砕する姿が描かれている。

ムスキーはエーリアンの基地なのだが、そうするとギガンテックは「侵略者であるエーリアンから地球を守るヒーロー」という立場なのだろうか?


この項目が追記・修正によって消去され墓地に送られた時、墓地の項目一つを選択して特殊召喚することができる。





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