ホンフー(パワポケ)

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ホンフー(パワポケ) - (2018/10/27 (土) 20:29:34) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/12/07(水) 10:02:04
更新日:2024/04/03 Wed 11:49:34
所要時間:約 10 分で読めます





ホンフーとは、パワプロクンポケットシリーズに登場する人物。
13で初登場。


ストーリー序盤、主人公の前に現れる謎の人物。
ケガによって分校に送られ野球を続けるかどうか思い悩む主人公に、アドバイスをして去っていく。
その後も何度か主人公の前に現れ、その友人である雨崎優輝にも言葉をかけたりする。











































正体


作中で「あるはずのない13番目のキャンパス」という都市伝説として扱われていた、十三番高校の監督。
監督業と同時にスカウトもホンフーが直接行っており、ケガなどに思い悩む生徒に接触しては言葉巧みに勧誘し、人体実験による強化を行っていた。
主人公や雨崎に声をかけたのも元々はそれが目的であり、麻美ルートでは彼女にも目を付けていた様子。

甲子園を勝ち進むと主人公に正体を明かし、決勝戦の舞台で主人公たちの前に立ちはだかる。




追記・修正は甲子園優勝してからお願いします。

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真の正体


ジャジメント会長であるジオット・セヴェルス直属の部下であり、超能力者。フルネームは巫紅虎(ウ・ホンフー)。出身は江蘇省。
組織内で3番目の実力者であり、ナンバー3というコードネームでも呼ばれるが、正式なコードネームは「バッドエンド」。


十三番高校の監督をしていたのはジオットの命令によるもので(曰く「先生ごっこ」)、
日本の高校野球以外でもブラジルのサッカーや中国の受験戦争でも同様のプロジェクトが行われているとのこと。


その性格は気まぐれで悪戯好き、そして冷酷。
気概や誇りを持たない弱者には一切の容赦を持たないが、相手を試すような言動も多く、自身が一流と認めた相手には興味と理解を示し友好的に接する。
(元々はスカウトが目的だったとは言え)実際に接触して言葉を交わした13主人公や雨崎については彼らを大いに評価する描写も見られる他、
14主人公とは先生と生徒のような良好な関係を築き、カズともライバル兼友人のような奇妙な間柄となっている。


13では前述の麻美ルートのように、共通ルートだけでなく各彼女候補ルートにも登場。

冴花ルートに登場するジナイダはホンフーと同じくジオット直属の部下の1人であり、
千羽矢ルートではジナイダと共に暴走した千羽矢の討伐に動くも、彼女の"覚悟"を受け取ると裏で手を回して主人公と彼女を助けた。
ルートによっては千羽矢をジナイダと共に始末しに来るが、そこで主人公と千羽矢とのやり取りを見て興醒めし、気が進まなくなったので後の事は洗谷に任せてジナイダと共に撤退することもある。
自身を悪党と自称するが完全に冷酷になりきれないのと、任務に対してそこまで真面目じゃない面も見られる。
桜華ルートでは彼女を誘拐して決勝戦の前に主人公に八百長を迫り、主人公がそれを受諾した場合はかなり落胆した様子を見せる。


一人称は「私」で、女性のような口調や外見をしているが、れっきとした男性。だが決して女装趣味やソッチの気があるわけではなく、
リセット座談会において男性器を切除しており、男性ホルモンが殆ど出なくなっていることが理由だと語られている。
ゲーム中何度も女性に間違えられるシーンが存在するが、どうやら本人も敢えてそれを楽しんでいる節がある。


元々は中華系資本グループ「九百龍」に属する暗殺者であり、超能力無しでも世界五指の実力を持つ殺し屋と言われていたが、
(ジオット曰く、実戦格闘ではおそらく世界一強い。殺しの芸術家、虎の中の虎。作中でも実際に装甲型の戦闘員を素手で一撃で倒している。)
時系列的には13の3年目の4年前の春に、当時組織のターゲットだったジオットと意気投合。そのまま部下兼友人として配下に加わった過去を持つ。

彼の持つ超能力は「他者の能力をコピーする能力」。
「他者の能力」の言葉通り、超能力だけでなくあらゆる異能をコピーすることが可能。
このコピーは特殊な能力だけではなく高校球児のピッチングフォームをコピーすることも可能で、開拓高校の投手のフォームをコピーしバッティングピッチャーを務めていたこともある。
14にてコピーした能力は多少劣化すると判明したり具現化によって生まれたマゼンタのセンノヤイバはコピー不可能といくらか穴はあることが判明したが、それでも間違いなく作中屈指のチート級の超能力であるのは確実。

また、11で登場したデス・マスの友人でもあるらしく、作中ではコピーした彼の能力を多用している。
ただし自身のこだわりとして、生徒を十三番高校にスカウトする時には能力を使わないようにしているとのこと。
主にジャジメントでの工作活動で使うが14のカズとの一騎打ちの際には一度倒れたカズに対してトドメとして「希望を持て」などかなりえげつない使い方をしてる。

14で登場したナンバー5のマゼンタにはライバル視されているが、ホンフーはどの程度意識しているかは不明。
尚、ホンフーの介入が無ければ主人公はマゼンタに首を切られていた。

コピーした能力を使用する際に「「ドゥームチェンジ・(能力名)」と独自の詠唱をするが、これは決して必要という訳ではなく詠唱無しでも能力は発動可能。
実際13では能力を発動した後に言っていたり、14で言った能力と別の能力を発動しカズを引っかけた。

超能力抜きの生身でもとんでもなく強く、装甲型サイボーグが一撃でバラバラになるカズ攻撃を受けて(流石にダメージは大きかったが)立ち上がったり、その状態から16インチ砲をも防ぐダークスピアのスーツにダメージを通す攻撃を放ち、その後更に主人公が全く目に見えない程のスピードでカズと戦闘を行うなど超能力がなくともかなりの化け物である。
元々は世界で五指に入る暗殺者だったとはいえサイボーグ化の手術をしたという描写はないため素の身体能力の可能性が高い。
なんなんだこの人…





























本当の目的


14トゥルールートにて判明。
若い頃は自他に厳しい高潔な拳法家であり、「他人の動きを模倣する」という天性の才能(超能力ではない)によってある流派の後継者にまで上り詰めたが、
虚名を高める処世術の数々が”一子相伝の奥義”として継承されてきた事実を知って憤り、
後継者の椅子を蹴って奥義の全容を公表しようとした結果、おびただしい血が流れる事態の末に下野している。

また、その過去に直接の関係があるとは明言されていないが、13のイベントにて
「25人の敵をまとめて相手取った際、勝利こそしたものの、人質だった恋人を救えなかった」過去がトラウマになっていることがジオットの口から語られており、
(曰く、人質の女性はその25人にとっても大切な人物で、"強すぎた"ホンフーは彼らがパニックになって本当に人質を撃ってしまうことを予想できなかった。)

ジオットには『心の中は怒りと憎しみでたぎっているのに、ぶつける相手はもういない』という満たされない心の内を見抜かれていた。


彼の真の目的は自らの超能力を使って「時間を巻き戻す能力」をコピーして過去へと戻り、恋人を救うことである。


そのため、ジオットに協力しつつハピネスZ(超能力を目覚めさせる機械)を使って大量の超能力者を生み出していた。
トゥルールート最終局面ではドリームマシン(人間の恐れや願望を具現化する機械)を巡ってカズと一騎打ちを行い、圧倒。
一度は殺害に成功するが、主人公の応援で復活したカズの捨て身の一撃によってついに敗れる。



基本的にはジオットの「カタストロフ(大災害)を起こす」という目的には従っているものの、
カタストロフが大災害では留まらず全てを終わらせるという可能性が出てきた際、
それでも計画を推し進めようとするジオットに複雑な顔をするなど、ジオットほどは壊れていない様子。

実際にカタストロフが発生するとジナイダと共に正義の味方側に付き、自身の能力を使って被害の拡大阻止に貢献した。
単純に未曾有の強敵との戦いを求めていたのか、いつもの気まぐれからの行動か、それとも何か別の理由が存在したのかは、彼のみが知るところである。

最終的には主人公たちとの交流を経て多少人間性に変化が生じたようで、「たまにはぬるま湯に浸かるのも悪くはない」と語っていた。










裏サクセスでの活躍


13,14の2作共に登場。性格はほぼ表サクセスそのままで、「商人」「強者」「悪役」の3点で共通している。



【海洋冒険編(13)】

デジーマに拠点を構えるホンフー商会の会長として登場。
悪代官ニンゲツをそそのかしたり、夜な夜な町の女性を攫って人身売買を企てたり、果てはヒノモト国の転覆を目論んだりと、数々の悪事を働く。

優秀な商人・指導者でありながら、本人も中国拳法の達人で暗器の使い手。手段を選ばない戦い方は独自の信念に基づくものである。
かつてはある拳法の門派の達人で、長の娘と恋仲だったが、それを妬んだ同門の高弟により目の前で恋人を殺された…という表サクセスに似た背景があり、
ハイバラまことに昔の自分の姿を重ねていた。

ストーリー終盤に追加されるクエスト「ホンフーの逆襲!」はかなりの高難易度クエストだが、
仲間としてハイバラを連れていくとハイバラとホンフーの一騎打ちが発生。ホンフーとの戦闘を回避できる(そもそも最初の海戦がかなりの難関なのだが)。

本気を出したホンフーは自身が最強の武器と豪語する「三節棍」を使いハイバラを圧倒。ハイバラの刀をへし折って勝利寸前に迫るが、
『侍としての誇りより、大事な人のために生き残ること』を選択したハイバラの銃弾によって敗北。「"達人同士の戦い"は私の勝ち逃げだ」と言い残し倒れた。



【札侍編(14)】

オオサカを拠点とする天狗党幹部であり、ヤマシーロ地方のボスとして登場。

キンマン様を使ったインチキ商売の黒幕で、裏ではフダガミ降臨の準備を進めていた。
インチキ商売をしなくても成功できるだけの手腕はあるらしく、元々商人としての能力は高い模様。
札勝負無しでも主人公を自ら暗殺しに行くと言ったり、小杉とまことからとんでもなく強いと言われたり、
矢や鉄砲を持つ忍者50人を一人で相手取ったりと、相変わらずの強キャラぶりを見せる。

札勝負では、ゲーム内最高ランクの☆5デッキ使用者であり、デッキ破壊の使い手。
野球札では片方のデッキが尽きても勝負が続く事を利用し、
前半で相手のデッキを枯らしつつ自分は捨て札をサルベージし、後半から対抗札が無くなった相手を一方的に攻撃するという戦法を使う。
かなりの初見殺しであり、このゲームにおけるデッキ破壊の恐ろしさを知ることができる。
タネさえ分かってしまえば対策しやすい相手ではある。

敗北後は主人公の味方になり、ヒサタで忍者部隊に囲まれた際には大統領と一緒に助けに来てくれる。

ちなみに表サクセス同様主人公には女性と勘違いされていた。

また、とある条件を満たすと見れるエンディングの一枚絵では、
ワームホールに飛び込んで表サクセスから此方の世界へやってきたジオット、フダガミと三人でチームを結成し、談笑している。








「不幸な境遇を自慢して、ぴいぴい悩むだけのwiki篭りなど滅べばいい。」

「追記・修正していいのは、踏ん張った強い人間だけです。 ・・・とまぁ、そういう主義なので♪」

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