ミンゲイドラゴン(遊戯王OCG)

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ミンゲイドラゴン(遊戯王OCG) - (2017/06/21 (水) 00:28:07) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/05/10(木) 12:03:20
更新日:2024/02/05 Mon 09:41:00
所要時間:約 3 分で読めます





ミンゲイドラゴン
効果モンスター
星2/地属性/ドラゴン族/攻 400/守 200
ドラゴン族モンスターをアドバンス召喚する場合、
このモンスター1体で2体分のリリースとする事ができる。
自分のスタンバイフェイズ時にこのカードが墓地に存在し、
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、
このカードを自分フィールド上に表側攻撃表示で特殊召喚する事ができる。
この効果は自分の墓地にドラゴン族以外のモンスターが存在する場合には発動できない。
この効果で特殊召喚されたこのカードは、フィールド上から離れた場合ゲームから除外される。


『EXTRA PACK Volume 2』で登場した地属性・ドラゴン族の下級モンスター。

ドラゴン族専用のダブルコストモンスターであり、自己再生能力に低ステータスと分かりやすい強さを持つ。

ドラゴン族に於ける汎用性は非常に高く、仮面竜で引っ張って来て返しのターンにリリース→最上級ドラゴン召喚はよくある光景。
光と闇の竜八俣大蛇破壊竜ガンドラ等のような召喚制限のある最上級ドラゴン族を出すうえでも役に立つ存在と言える。

おまけに制約付き&一度きりとは言え自己再生能力まで持つので、場ががら空きになってしまっても立て直しは容易になる。
また未来融合とも非常に相性がよく、さらに手札にレッドアイズ・ダークネスメタルドラゴンが居れば次のターン、
モンスター0の状態からカード消費0・召喚権の行使無しに上級ドラゴン族2体と言う相手にとっては何が起こったのか分からない様な状況を作り出す事が可能。

この様に色々使い道のあるカードだが、情報公開当初あまり評価は高くなかった。
当時はが衰退しライトロードやダークモンスターの全盛期であった為、
アドバンス召喚(当時は生け贄召喚)があまり重要視されていなかったのだ。

しかし実際に来日すると仮面竜から簡単に呼べる上、ダークネスメタルとの相性も非常に良かった為その評価は大きく見直された。
どんなに制約があろうと自己再生出来るダブルコストモンスターが弱い訳が無いのだ。

現在では流石に環境のインフレについていけているとは言えないが、当時は十分現役と言えるカードだった。
現在でもドラゴン族最上級モンスターのアドバンス召喚をするうえでは有効なモンスターではあるため、採用してみるのもいいだろう。





さて、このカードの日本語名は項目名の通り《ミンゲイドラゴン》である。
が、英語名は《Totem Dragon》。トーテムポールの意匠が強く出たイラストである。

よって、来日前は「《トーテムドラゴン》だろう」と予測されており、「ミンゲイ」と言う名はそこそこ騒がれた。
この項目も、日本語名を腐す目的で作られ、「コンマイネーミング被害者の会 ←会長クラス」なるタグまで付けられていた。


しかしながら、可愛らしいイラストに加え、和英混交ながら響きとしてそれなりに格好良さも感じさせるそのネーミングは、
本項目においても日本語表記/英語表記(遊戯王OCG)の項目においても「結構良い」「面白いネーミング」と評価する声が多く、
ネット全体を見渡しても悪評はほとんど聞かれない。

また、仮にこのカードの和訳に問題があるとしても、問題のある日本語表記で言えば、発売時点ですでに
《オーシャンズ・オーパー》(キーパーの誤訳。タッグフォースの誤訳を修正せずそのまま出した)などがいて、そちらの方がよほど酷い。

この項目が建てられた2012年頃ともなれば、
フレムベル・デスガンナーを差し置いて「デス」がついたことで大きく話題になった《スクラップ・デスデーモン》も存在しており、
それらを差し置いて2009年に登場したこのカードの和訳がトップクラスに取り上げられる筈がない。


おそらく建て主は、「デスデーモンよりこっちの方が絶対に酷い」と思って項目を作成したのだろう。
しかし、そのセンスが必ずしも万人に受け入れられるとは限らない。
KONAMIの和訳センスを嘲笑する筈が、自分のセンスの無さを曝け出し、こうして項目として長く残る羽目になったのである。
項目作成はくれぐれも慎重に。


追記・修正は自分のセンスを過信しない方がお願いします。


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