シュナイゼル・エル・ブリタニア

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シュナイゼル・エル・ブリタニア - (2017/02/09 (木) 12:34:11) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/03/18 (日) 22:21:52
更新日:2024/05/02 Thu 08:58:57
所要時間:約 12 分で読めます





ルルーシュ…私に勝つつもりなら、君はそこまでの男だよ


仮面を使いこなせない人間に、勝機はない――!



コードギアス 反逆のルルーシュ』及び『R2』に登場する人物。


CV:井上倫宏
生年月日:皇暦1990年1月12日
年齢:27歳→28歳
星座:水瓶座
血液型:AB型


神聖ブリタニア帝国の第2皇子で、宰相も務めている。

政治はもちろん、軍事に対しても優れた才覚を持っていて、それについては弟のルルーシュを凌いでいる。
このことから、周囲からは「次期皇帝の座に最も近い人物」と認識されている。

父であるシャルルとは違って穏やかな性格で、人心や正当性を重視している。
また、スザクのようなナンバーズに対しても分け隔てなく接し、能力が高ければカノンやロイドのような変わり者でも重用する。

しかし、目的を達成するためには手段を選ばない冷徹さも持ち、味方はもちろん、自身の命にすら執着しない。
これは「欲」を持たないという彼の本質に起因しているようで、
何らかの行動を起こす際も「自分が望むから」ではなく「誰かが自分に望んでいるから」動いている。
この本質をディートハルトは「虚無」と例えていた。
親しい者の中には彼の本質に気付いている者もおり、カノンやロイドからは「心が無い」と評されている。

他にも特別派遣嚮導技術部やダラス研究所など直轄の組織や研究所も持ち、技術開発もさせている。

学生時代はノーサンブリエ寄宿舎の監督生を務めておりカノン、ロイドとはこの頃からの知り合いである。


◇皇歴2017年
E.U.との戦いや中華連邦との外交などで成果を上げていたが、クロヴィスが暗殺されるとその責任を問われていたバトレーを部下とし、
彼らが行っていた遺跡の研究を引き継ぐべくアヴァロンで神根島に向かう。

その途中、近くの式根島に黒の騎士団が現れたことを知ると、持ってきていたガウェインで攻撃を仕掛けるが、
黒の騎士団は取り逃がし、その場に居合わせたスザクとユフィが行方不明になってしまった。

神根島に到着し、早速遺跡の研究に取りかかるが、直後に思考エレベーターが動きだしてゼロとカレン、スザクにユフィが現れ、ゼロ達にガウェインを奪われる。
が、「所詮は実験機」として大して気にしてはいなかった。

その後、ユフィが「行政特区日本」の設立を発案すると、それに協力する。
ただし、彼の狙いはこの計画を利用することでエリア11のテロ活動を一気に沈静化させることにあったようだ。

しかし、その狙いに反してユフィはルルーシュのうっかりギアスにかかってしまい、「日本人を殺せ」という命令を実行するため、虐殺を始めてしまう。
いつもは冷静沈着なシュナイゼルも、流石にその映像を見て驚愕していた。

ブラックリベリオンが起こると、軍を率いてトウキョウ租界に向かった。


◇皇歴2018年
ブラックリベリオン後、ニーナを引き抜き、インヴォーグのチーフの役職を与えてフレイヤ弾頭の開発を行わせる。

中華連邦との外交では天子とオデュッセウスの政略結婚という(ゼロ曰く)悪魔のような手を打ち、
さらにブリタニアの爵位を与えることで領土を割譲する約束を大宦官達と取りつける。
しかし、星刻率いるクーデター派の抵抗とゼロの策略で大宦官達は民衆の支持を失ったため、
「中華連邦を代表してブリタニアに入る資格はない」として彼らを見捨てて撤退した。
中華連邦の崩壊後は示威行為と交渉で領土を手に入れようとしていたが、
ほとんどが合衆国日本や黒の騎士団への支持を表明し、超合衆国に参加したことを鑑みるとどうやら上手くいかなかったようである。

第二次トウキョウ決戦の際にゼロの正体とギアスのことを知ると、自ら外交特使として斑鳩を訪れ、藤堂達にそれを暴露して彼らを離反させることに成功。
しかし、ロロの邪魔でルルーシュを取り逃がす。

その後、紆余曲折あって結果を求めるようになったスザクから促されるような形で、
政治や黒の騎士団との戦争を「俗事」の一言で片付けたシャルルを「王たる資格はない」と断じてクーデターを画策するが、
「ラグナレクの接続」の影響で起きた異変などが重なり有耶無耶となる。

ルルーシュ皇帝が即位すると、これを認めないとしてブリタニアから離反。
密かに救出していたナナリーを皇帝候補に擁立すると共に天空要塞ダモクレスとフレイヤで帝都ペンドラゴンを消滅させ、
黒の騎士団と手を結んでルルーシュのブリタニア軍と決戦を挑む。
なお、シュナイゼルはダモクレスとフレイヤを使って恐怖による強制的な平和を実現し、「神」になることを考えていた。

黒の騎士団を指揮してブリタニア軍を追い詰めるがフジ鉱山のサクラダイト爆破で壊滅状態に陥ると見切りをつけ、フレイヤを連射。
ルルーシュを葬ろうとするもアンチフレイヤシステムを使った戦術でダモクレス内に侵入される。
最後の策としてダモクレスを自爆させようとしたが逆にルルーシュの策に嵌まり、
録画映像と問答させられた末に「ゼロに仕えよ」というギアスをプレゼントされた。

このギアスは「ゼロ」と認識される存在なら有効なようで、ゼロレクイエム後はゼロとなったスザクに付き従っているようである。



◇ゲーム作品

  • 第2次スーパーロボット大戦Z
破界篇では実質的にブリタニア・ユニオンの政治を任されており、
ZEXISとは対立する関係だが物語の黒幕の一人でありながらトレーズ・クシュリナーダや黄金大使らと共に平和に向けて尽力しており、善人にしか見えない。
また自身らを出し抜き世界を支配しようと企む黄金大使の一派を黄金便器で出撃している間に一掃するなど、どちらかと云えば縁の下の力持ちと評するのが相応しい。
…小物相手でもやる事に手加減が無い、第二皇子マジぱねぇ……。

再世篇では前作とは打って変わって物語の黒幕らしく、
同志であったはずのトレーズをわざとロームフェラ財団に反意を唱えるよう仕向けたりブレイク・ピラーの黒幕だったりと、あちこちで暗躍している。
しかし、それも全ては世界の安定のためでありイノベイターが世界を牛耳る事で世界が一応安定するなら、それを是としていただけの事。
だがイノベイターがワイズマンによって失脚し、父シャルルが地球連邦代表となると以前から父に疑問を抱いていた事から反逆。
ルルーシュを失脚させる為に斑鳩へと直接乗り込み、ZEXISのパイロット達にギアスの存在を話す事によって見事疑心暗鬼に陥らせている。

終盤ではダモクレスを駆り、原作ルートではギアスを掛けられるが、
ifルートではゼクス・マーキスやユーサー・インサラウムと結託しZEXISとの全面対決に挑み、
ルルーシュとの直接対決で彼の覚悟を知ると素直に敗北を認めて超合衆国との会談に臨んだ。

実際に交戦する時にはボス格だが、性格が「弱気」で気力が上がりにくい。一件楽勝に見えるが…
アヴァロンに搭乗している際には必ず防御を選び戦わず、かなり硬い。
さらに一定値までHPを削ったり、敵部隊の数を減らすと撤退する。
ついでにこの時はアヴァロン撃破がやり込みポイント対象。おのれシュナイゼル!


良項目というのは幻想だよ。編集することがアニヲタWikiの歴史。
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