吉備線

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吉備線 - (2015/12/06 (日) 18:14:47) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2013/05/29(日) 08:16:53
更新日:2024/01/09 Tue 20:03:29
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吉備線(きびせん)は、岡山駅から総社駅を結ぶJR西日本の鉄道路線である。

(出典:JS3VXWの鉄道管理局)

同じく岡山駅発で総社駅を通る伯備線より運行距離が6km短い為、早く着くかと思いきや
実際は非電化・単線 VS電化・複線路線では速度で敵わず伯備線経由の方が早く着いてしまう。
この事から見てもわかる様に地域間輸送路線というよりかは沿線に吉備津神社や最上稲荷、総社など有名な神社が数多くあることから、
観光路線としての色合いが強い。


○今後の展望
2006年に突如として持ち上がったのが、吉備線のLRT化である。元々主要都市ではJR路線よりも路面電車の方が強い中国地方において、

①岡山駅を起点駅とし、殆どの駅が岡山市内にある。

②他の陰陽連絡路線と違って全区間が平野を走行する為、路面電車に向いてる。

③岡山電気軌道との相互乗り入れを行うなどして駅数・運行本数を増やせば乗客の増加が望める可能性がある。

という事が利点として挙げられている。

しかし、その一方で

①非電化・単線の為、架線柱の建植や複線用地の確保、路面電車規格の車両の購入などインフラ整備にかかる費用がかさむ。

②JRから分離独立する事で、ボロ列車に乗らなくて済む今までの様に半永久的になくならない可能性が消え、運賃が値上がりする可能性がある。

等の理由から沿線自治体が消極的である為、同時期にLRT化を発表した富山ライトレール富山港線が既に運行を開始しているにも関わらず、
実現のめどすら立っていない。
しかし、赤字路線を1本でも減らしたいJR西日本はLRT化に積極的で2010年に具体的な協議に入ったが…
あれから3年、未だに具体的な話が上がってこない。


☆使用車両

  • キハ40・キハ47形
全線で使用。

◎主な駅一覧

  • 岡山
山陽新幹線山陽本線赤穂線津山線宇野線瀬戸大橋線伯備線、岡山電気軌道東山本線乗り換え。
岡山電気軌道は厳密に言うと岡山駅前駅。岡山県第一の都市。

  • 備前三門
無人駅且つ改札が無い為高校生のキセル乗車が相次ぎ2007年頃から朝夕の登下校時間帯には岡山駅などからJRの職員が監視に来ている。
キセルしちゃダメだよ!

  • 備前一宮
吉備津彦神社の最寄駅。駅名の通りここは備前の一之宮である。参拝客が多く訪れる年末年始は有人駅に復活する無人駅。

  • 吉備津
紛らわしいがこちらは吉備津神社の最寄駅。こちらは備中の一之宮である。
となると次は備後の一之宮かと思いたくなるが備後の吉備津神社は福塩線の新市駅が最寄駅なので関係ない。
ここも参拝客が多く訪れる年末年始は有人駅に復活する無人駅。

  • 備中高松
吉備線内所属駅で唯一の有人駅。最上稲荷と豊臣秀吉の水攻めで有名な備中高松城の最寄駅。
香川県の県庁所在地である高松市と区別する為頭に旧国名である「備中」が付いている日本で数少ない旧国名の名前が付いてる駅。
岡山駅では二つの高松駅に行く列車がある為、四国の高松行き列車を「四国高松行き」と案内する。

  • 服部
岡山県立大学の最寄駅である為、利用客は多い。

  • 東総社
東と付いているけど總社の最寄駅。

  • 総社
伯備線、井原鉄道井原線乗り換え。私鉄時代は井原鉄道も吉備線の一部になる可能性があった。


追記・修正宜しくお願いします。

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