登録日:2013/03/30 Sat 10:30:12
更新日:2025/04/14 Mon 15:18:38
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本四備讃線とは、
岡山県の茶屋町駅から瀬戸大橋を渡り、
香川県の宇多津駅を結ぶ、
JR西日本・
JR四国の鉄道路線である。
路線カラーは
■ブルーで、路線記号は
M (茶屋町~児島 ただし宇野線区間の岡山~茶屋町間も含む)。
●目次
概要
文字通り本州と四国を結ぶ唯一の鉄道で、1988年3月20日に茶屋町~児島間が先行開業し、同年4月10日の瀬戸大橋開業とともに全線での運行を開始した。
瀬戸大橋部分については
高速道路との併用橋となっている。
旅客案内では
宇野線の岡山~茶屋町間・
予讃線の宇多津~高松間と合わせて「
瀬戸大橋線」の愛称で案内されており、本路線の名称が使用されることはまずない。
全ての列車が岡山駅からの直通列車で、線内だけを走行する列車は存在しない。
かつては瀬戸大橋を渡る(快速を除く)普通列車も存在したが、そちらは2019年のダイヤ改正で消滅した。
JR四国の路線の中では数少ない「黒字化が見込めそうな路線」であった。
そう、つまり赤字路線であった。この路線すら赤字のJR四国って……
と、思いきや最新のJR四国の路線毎の収支報告で唯一の「黒字路線」であると判明した!良かったね。
使用車両
寝台特急「サンライズ瀬戸」で使用。瀬戸大橋を渡る唯一の寝台列車。
快速「マリンライナー」で使用。5000系と併結して運転。
初代快速「マリンライナー」車両。
現在も宇野線運用のほか、観光列車「ラ・マルド・ボア」で再び四国にも顔を見せることに。
特急「しおかぜ」で使用される電車。
5000~5200形の3両編成。快速「マリンライナー」で使用。
2階建てのグリーン車(5100形)がついている。普段は上記223系と併結して運転されている。
特急「南風」で使用される気動車。
かつては、1日に2往復4本だけ存在した岡山直通の「うずしお」も入っていたが、2025年3月のダイヤ改正により消滅。
四国と九州でしか見れないよ!
かつては特急で使用されていたが、現在はトロッコ列車の牽引車として運転。
JR西日本所属車。快速ではない普通列車で使われる。
2019年3月のダイヤ改正以降、瀬戸大橋を渡ることも四国に入ることもなくなった。
JR貨物所属車。貨物列車で使用。
駅一覧
宇野線乗り換え。全列車が岡山方面に直通する。
何故かこの駅だけ嵩上げされてない。
最寄りにある修験道の寺院「五流尊瀧院」では、紀尾井坂の変の際に大久保利通が乗っていた馬車が永代供養されている。
あとは頼仁親王(後鳥羽天皇の皇子)の墓があるくらい。五流尊瀧院の歴代トップは彼の子孫だとか。
学校があるせいか、利用者は年々増えている。JR西日本の管轄はここまで。
岡山県最南端の駅にして、JR四国で唯一岡山県及び本州にある駅。
制服やジーンズの町として有名。
普通列車は当駅で瀬戸大橋を渡らず、岡山方面に折り返す。
予讃線乗り換え。
ただし、寝台特急「サンライズ瀬戸」と快速「マリンライナー」は当駅ホームを通らず、坂出駅直結の短絡線経由で高松方面へ向かうため、全列車が通過扱いである。
追記・修正お願いします。
最終更新:2025年04月14日 15:18