登録日:2013/02/25 Mon 11:00:00
更新日:2025/06/26 Thu 11:42:53NEW!
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山陽本線とは、
兵庫県の神戸駅から
福岡県の門司駅までを結ぶ、JRグループの鉄道路線である。
神戸~下関間は
JR西日本、下関~門司間は
JR九州の管轄である。
目次
◎概要
神戸駅を終点とする東海道本線から西へと伸びて門司駅に至る路線で、山陽地方の主要駅を結ぶ、JRを代表する幹線である。
東海道本線からの直通列車も多数運行されていることから、「東海道・山陽本線」とまとめて呼ばれることがある。
旅客輸送は長距離部門を
山陽新幹線にその座を譲り渡し、現在は拠点各都市を中心とした短距離の列車が運行される。また、その合間を縫うように数多くの貨物列車が運行される。
神戸~姫路間には
JR神戸線という愛称が付いており、兵庫~和田岬間に
和田岬線という支線も持っている。
それぞれの詳細は該当項目参照。
ラインカラーおよび路線記号は、
- JR神戸線区間と姫路~上郡が青・ A
- 上郡~岡山が黄緑・ S
- 岡山~福山が橙・ W
- 福山~糸崎が空色・ X
- 糸崎~広島が緑・ G
- 広島~岩国が赤・ R
となっている(岩国以西は記号設定なし)。
また、下関〜門司(・小倉)間は
鹿児島本線同様に
JAの路線記号が付けられている。
戦前から九州~山陽~近畿地方を結ぶ国鉄の物流の大動脈であり、戦前から電化・複線化が行われる等、幹線路線として発展を遂げてきた。
しかし、そんな山陽本線も戦前の1930年代には当時の輸送技術では「瀬野八」等の急勾配地区を抱えるため、輸送能力の限界に達しており、迂回兼バイパス路線として
赤穂線・
呉線・
岩徳線(当時は山陽本線の新線区間)が作られる事になった。
戦後に入り大幅な高速化・輸送力拡大が成功したので、今は迂回路線を使うことなく本線だけでその機能を果たしている。
ちなみに「瀬野八」(セノハチ)とは瀬野~八本松間を指し、この区間は22.6‰もの急勾配が10km近くも続く区間である。特に貨物列車は自力では登れず、後ろから別の機関車に押してもらわなければならないほど。
下関〜門司間は関門海峡を潜り抜ける「関門トンネル」を通る。
既存路線の接続の兼ね合いと、潮の流れが比較的緩く距離を短く取れることから、海峡幅が狭い壇ノ浦付近の現在地に建設された。
◎使用車両
特急列車
サンライズ出雲(神戸~倉敷間)、サンライズ瀬戸(神戸~岡山)で使用。
現在、
東京駅から西へ向かう唯一の定期寝台列車。岡山でそれぞれの
編成の併合分割を行う。
スーパーいなば(岡山~上郡間)で使用。岡山~鳥取間での運転だが、距離の短い
津山線経由ではなく智頭急行経由で運転する。
スーパーはくと(神戸~上郡間)で使用。京都~鳥取・倉吉間の運転で、全列車が智頭急行線に直通する。
普通列車
京阪神地区の
快速・
新快速でおなじみの車両。JR神戸線からの直通で姫路~上郡間と、
赤穂線・播州赤穂まで運転。
2015年3月14日から広島地区で導入された最新型車両。広島地区で初めての、JR化後に新製された形式である。
車体に赤を採用していることから
Red Wingという
なんとなく厨二病っぽい愛称が付けられている。
順調に増備を続けた結果、2019年3月16日ダイヤ改正後の広島地区(三原~岩国間)では全ての快速・普通列車が当形式のみの運行となった。
2023年7月からは岡山地区にも導入が開始され、こちらは車体にピンクを採用しており、「
Urara」の愛称が付けられた。
以下、上の車両とは比べてはいけない国鉄時代製造の車両。
岡山~福山間、新山口~下関間で使用。オリジナルの3ドアと103系から編入した4ドアがあるが、後者は引退済み。
姫路~糸崎間で使用。
姫路~三原間、岩国~下関間で使用。
227系導入前は
兵庫県と
岡山県の県境、瀬野八越えはこの編成のみが使用されていた。一部117系から編入改造された車両もある。
現在は長距離列車「WEST EXPRESS銀河」のみで運用。
221系導入に伴い1992年から岡山以西へ転属して普通列車で使用されていた。
2005年9月末をもって九州から新山口方面への直通運転が終了し、下関以東にJR九州415系が乗り入れていたのを置き換えるべく下関にも転属。
岡山地区の快速「サンライナー」はこの形式のみで運転されていた。その頃は元新快速としての面子は保てていた…のか?
宇部~下関間で使用。荷物車を
魔改造した単行運転可能な両運転台車両で、現在唯一残存する123系でもある。
JR九州所属車で下関~門司間のみ運転。
この区間はコストの高い交直両用車両のみ走行可能なため、いまだに新型車両が導入されず国鉄交直流近郊形最後の牙城となっている。
一部、
JR東日本から譲渡された編成もある。
貨物列車
神戸貨物ターミナル~岡山間で使用。
神戸貨物ターミナル~幡生間で使用。
関門トンネル区間で使用。
◎駅一覧
難読駅名。「あがほ」と読む。
2008年3月15日に出来た真新しい駅。
九頭竜線に同じ字を使う勝原駅があるため、頭に「はりま」が付いてる。
イオンモール姫路大津の最寄駅。
網干総合車両所があり、JR神戸線方面から直通してくる列車はここで折り返すことが多い。
また、朝には上郡・播州赤穂始発の新快速の増結が行われる。
たつの市で一番利用客が多いが、市の代表駅は姫新線本竜野駅の方である。
山陽新幹線・
赤穂線乗り換え。ここから山沿いを走る。
相生市の中心駅で新幹線停車駅だが特急は通過する。
因みに日本の全駅を五十音順に並べると最初に来るのがここ(と相老駅)。
山陽本線では唯一の赤穂市内の駅。「うね」と読む。
赤穂ふれあいの森最寄り駅でそこの展望台からはこの辺りの景色を一望できる。
智頭急行智頭線乗り換え。
上郡町の中心駅で、新快速停車駅・アーバンネットワークの最西端。兵庫県の駅はここまで。
サンライズエクスプレス以外のすべての列車が停車する。
スーパーいなばは当駅で
スイッチバックを行う。
終戦直後には、この駅から何と青森駅行きの電車があった。朝6時59分に出発し、34時間7分後の翌日の17時06分に到着していたらしい。
ここから岡山県備前市。岡山支社最東端の駅。
上郡との駅間距離は12.8kmと線内最長。
特別史跡である閑谷学校の最寄駅。
和気町の中心駅で、岡山方面に折り返す列車がある。
かつては同和鉱業片上鉄道との接続駅だった。
赤磐市唯一の駅。県内有数の進学校である岡山白陵中高最寄駅。
ここから岡山市東区に入る。キリンビール岡山工場最寄駅。
東区瀬戸地区の中心駅で利用者は多め。当駅で岡山方面に折り返す列車もある。
「じょうとう」と読む。この辺りから山陽新幹線の高架橋のすぐ隣を走る。
境線にも同じ漢字(読みは「あがりみち」)の駅がある。
赤穂線と再合流。岡山市中区と東区の境目にある。
周辺は岡山市内の普通の住宅地。
近接する就実大学がキャンパスへのアクセス向上を目的に、大学が建設費を全額負担して設置された新駅。
その設置経緯から、駅名標や案内放送では「西川原・就実」の名称が使用される。
中区役所の最寄駅でもある。
山陽新幹線・
津山線・
宇野線・
瀬戸大橋線・
桃太郎線、岡山電気軌道東山本線(岡山駅前駅)乗り換え。
岡山県第一の都市である岡山市の中心駅で、岡山城の最寄駅。山陰地方と四国方面とのジャンクションでもある。
ちなみにこの駅の1日の売上と
JR四国全体の売上はほぼ同じ……
なお、駅の所在地は中区ではなく北区である。
山陰地方や水島臨海鉄道方面への貨物中継地点を兼ねる、規模の大きな貨物駅となっている。
岡山操車場跡地に作られた比較的新しい駅。岡山ドーム、岡山市民病院最寄駅。
北区吉備地区の中心駅。
川崎医科大学病院、倉敷マスカットスタジアム最寄駅。
実は岡山県内で3番目に利用者が多い駅。
伯備線、水島臨海鉄道水島本線(倉敷市駅)乗り換え。
岡山県第二の都市で歴史ある街並みと、大阪市に次ぐ工業地帯と言う二面性をもった倉敷市の中心駅。
かつては北口に遊園地「倉敷チボリ公園」が存在したが現在は閉園し、跡地はアリオ倉敷と三井アウトレットパーク倉敷へと再開発されている。
県立水島工業高校最寄駅。
山陽新幹線乗り換え。新幹線駅だが乗降客は倉敷駅の半分以下。
元は玉島という駅名で、現在でも倉敷市玉島地域の玄関駅となっている。
金光教本部の最寄駅。
かつては信者が利用する「金光臨」が運転され、その影響で専用ホームや臨時改札もある……が、最近はほとんど運転が無く、4・5番線の線路は剥がされてしまっている。
跨線橋は「鉄道院」「大正4年」の刻印がされている極めて古いもので、近代化産業遺産にも指定された。
浅口市の中心駅。
里庄町唯一の駅。
笠岡市唯一の駅。ここまで岡山県内。
ちなみに笠岡市はカブトガニの生息地であったが、国営事業として干拓事業が行われ絶滅の危機に瀕したため、保護活動が行われている。
その広報活動の一環としてカブトガニ博物館が設置されており、当駅の接近メロディも博物館のテーマソングでもある「がんばれカブトガニ」が使われている。
妙に陽気なメロディなので是非聴いてみて欲しい。
JFEスチールへの貨物線が分岐する。
山陽新幹線・
福塩線乗り換え。広島県第二の都市の福山市の中心駅。
駅舎自体が福山城の三の丸に跨って建てられているため、目の前に福山城が見える。
広島県東部運転免許センターの最寄駅。
福山市松永地区の中心駅。
近隣は尾道市内の新興住宅地域。
尾道市の中心駅で、しまなみ海道サイクリングロードの出発点になっている。
平地が少なく、「坂の町」と呼ばれている他、アニメの舞台としてもよく使われている。
当駅前後で海にかなり近い位置を走るため、造船所のクレーンや瀬戸内海の島が良く見える。
開業当初は「三原駅」を名乗っていたが、開業2年後に現在の三原駅が開業し名称が変更された。
当駅と隣の三原駅の間が岡山支社・広島支社の境界となっていて、三原以西からの列車と呉線の列車は当駅で全て折返しとなる。
そのため、当駅と三原駅は2連続で岡山支社(X)と広島支社(G)の駅番号が重複して付与されている。
山陽新幹線・
呉線乗り換え。
糸崎以東からの列車は全て当駅で折り返す。
三原市の中心駅。ちなみにこの駅の駅舎も三原城を跨って建てられている。
ここから再び山沿いへと進路を変える。
県立総合技術高校の最寄駅。
大昔に脱線事故があった。本郷からの駅間距離は12.3kmと長め。
山陽本線の広島県内区間で一番利用者が少ない。
広島シティネットワーク最東端の駅で、広島方面の当駅始発・終着列車が多く設定されている。
山陽本線の中間地点はここから西高屋駅の間にある。
近隣の学校のための専用改札がある。
東広島市の中心街にあるためか、
山陽新幹線の東広島駅よりも利用客が圧倒的に多い。
日本酒の酒蔵が街中に多数集まっていて、毎年10月の連休時に行われる「酒まつり」開催時はかなり混雑する。
また、「瀬野八」を越えてきた上り貨物列車の補機を切り離す駅でもある。
2017年開業の新しい駅。国立病院機構東広島医療センター最寄駅。
山陽本線の駅で一番標高が高い(255m)。
ここから広島市安芸区に入る。
隣の八本松駅との間は通称「瀬野八」と呼ばれ、連続急勾配区間となっている。
貨物の上り列車は最後尾に補機を連結しないと通過できない。
2024年まではスカイレールみどり坂線が接続していた。
ここと被るため東中野としなかった……と思われがちだが、駅の対岸に同名の町名があるのでそうとも言い切れなかったりする。
安芸区スポーツセンターやタカギベーカリー本社工場最寄駅。
大昔に特急列車がここから海田市駅の間で脱線する事故があり、近くのお寺にはその慰霊碑がある。
呉線と再合流。なお、読み方は「かいたいち」である。自治体も「安芸郡海田町(かいたちょう)」で、市ではない。
海田町の中心駅だが広島市安芸区役所の最寄駅でもある。また特定都区市内における広島市内の駅扱いになっている。
今後、2036年度を目標に高架化される予定。
ここから広島駅まで複々線となる。なお、旅客は外側2線を使い、貨物は内側2線を使用する。
「むかいなだ」と読む、府中町唯一の駅。マツダ本社の最寄駅。
こちらも広島市内の駅扱いになっている。
広島市南区に入る。
イオンモール広島府中、コストコ広島倉庫店の最寄駅。マツダスタジアムへもアクセス可能。
なお、次の広島貨物ターミナルの北端であるため上下線の間隔が広く、改札も上下線で別となっている。
芸備線はここから分岐する。マツダ関連の貨物の取り扱いが多い。
山陽新幹線・
芸備線、広島電鉄本線乗り換え。
広島県第一の都市である広島市の中心駅。
國鐵廣島本社がある。ここから宮島口まで広島電鉄と時々並走している。
2025年8月3日から2階に広島電鉄が乗り入れるカオスな駅になる予定。
アストラムライン乗り換え。
JRとしては唯一の中区内となる、2015年3月14日に完成し新しい駅。
広島駅に代わり広島城の最寄駅となった他、ひろしま美術館、広島県立総合体育館も当駅の方が近くなった。
可部線、広島電鉄横川線乗り換え。
広島市西区の中心駅で、読みは「よこがわ」。
広島電鉄本線・宮島線(広電西広島駅)乗り換え。
広島市西区役所最寄り駅。
「
ズッコケ三人組」の作者である那須正幹氏の出身地であるため、2009年4月から主人公三人組の像が駅前に設置された。
アストラムラインを当駅まで延伸する計画がある。
広島電鉄宮島線(商工センター入口駅)乗り換え。
「あらいぐち」と見せかけて「しんいのくち」と読む。
アルパークの最寄駅。
広島電鉄宮じ(ry(広電五日市駅)乗り換え。
JRとしてはここまでが広島市内。佐伯区で一番利用の多い駅である。
広島電鉄(ry(広電廿日市駅)。
廿日市市の代表駅……と見せかけてそうでもない。
JR化後に開業した駅だが、利用者は廿日市駅よりも多くなっている。市役所も当駅のほうが近い。
近くに広島でん(ryの宮内駅がある。
かつては広島県民なら誰もが遊びに行った遊園地「ヒロシマナタリー」の最寄駅として知られ、現在は跡地に建てられたショッピングモール「フジグランナタリー」にその面影を残す。
こちらも広島(ry広電阿品駅が近くにある。
JR西日本宮島フェリー、ひ(ry(広電宮島口駅)乗り換え。
厳島神社のある宮島の最寄駅。駅舎もその大鳥居をイメージした造りになっている。
山陽本線を行き交う多くの特急列車も停車していた。現在もTWILIGHT EXPRESS 瑞風の停車駅となっている。
周辺は住宅街の他、海沿いに宮島観光向けの宿泊施設が数軒ある。
広島方面に普通列車が一部折り返す。宮浜温泉最寄駅。
「くば」と読む。この先の岩国駅から分岐する岩徳線には玖珂(くが)駅があるので少し紛らわしい。
広島県最西端兼最南端の駅。
JR貨物の貨物駅が併設されていて、コンテナの取り扱いもある。
大竹市の中心駅。
山口県最東端の駅。和木町唯一の駅として2008年に開業した。
岩徳線、錦川鉄道錦川清流線乗り換え。山口県ではあるが広島シティネットワーク西端の駅。山陽本線の山口県区間で駅番号が付いている駅はこの先下関まで存在しない。
下手すると広島県と勘違いされそうな岩国市の中心駅。
ゆめタウン南岩国や東洋紡岩国事業所の最寄駅。駅の南東側には蓮根畑が広がる。
「ふじゅう」と読む。県立岩国総合高校の最寄駅。
「つづ」と読む。旭化成建材岩国工場の最寄駅。
広島東洋カープ由宇練習場の最寄駅のため、駅舎がカープ関連の装飾がなされている他、接近メロディーに「それ行けカープ」が使用されている。
周囲は崖と海に挟まれており、山陽本線で一番利用者が少ない駅となっている。
周防大島へのアクセス駅。
現在は橋で渡るが、かつては国鉄による「大島航路」が運行されていた。
その名の通り柳井港への最寄駅で、
愛媛県松山市や、平郡島や祝島への航路に乗り換え可能。
柳井市の中心駅で、かつては駅南側に柳井機関区が併設されていた。
当駅で一部列車が折り返す。
田布施町唯一の駅。
光市立大和総合病院の最寄駅。
架線のない中線が残る。ゆーぱーく光という温泉施設が近くにある。
光市の代表駅。虹ヶ浜海水浴場の最寄駅。
下松市の中心駅。
日立製作所笠戸事業所の専用線が分岐しており、製造された車両が当駅から全国へ向けて甲種輸送されていく。
岩徳線再合流。岩徳線はすべて徳山駅まで直通する。
山陽新幹線乗り換え。山口県第四の都市・周南市の中心駅でもある。2023年3月まではここまでがICOCAエリアだった。
旧新南陽市の中心駅。近くの工場への貨物線が分岐する他、貨物用の荷役線や留置線が多数並ぶ。
周南市新南陽球場や県立南陽工業高校最寄駅。
「へた」と読む。
「とのみ」と読む。誰もいない海として有名(?)な富海海水浴場の最寄り駅。
防府市の中心駅で、日本三大天神かつ「日本最初に創建された天神様」を名乗る防府天満宮の最寄り駅。
隣接して高川学園中高がある他、山口短大や県立防府西高校があるため、その利用者が多い。
昔ながらの駅舎からかなり簡素な駅舎に作り替えられた。それでも二本松がそのままのが救いか?
山陽新幹線・
山口線・
宇部線乗り換え。2003年までは小郡駅と呼ばれていた。
山口市では一番利用者の多い駅だが、市の代表駅である山口駅は山口線にある。
新幹線の停車本数は山口県内の新幹線の駅としては最多だが、山口市自体は下関市に負けている。県庁所在地なのに……
宇部線上嘉川駅へは1kmほどと、徒歩圏内。
UNIQLOで有名なファーストリテイリング本社に一番近い駅。でも通勤に使われているかというと……
山陽新幹線の高架下に駅舎がある。
宇部線再合流。実は山口県第三の都市である宇部市で一番利用の多い駅。
山陽新幹線・
美祢線乗り換え。
新幹線駅としては周辺の施設は少し貧弱かもしれない。こだましか止まらないからね、しょうがないね。
「はぶ」と読む。山陽オートレース場へ連絡橋を使ってアクセス可能。
ここで下関方面に折り返す列車が設定され、この先では本数が増える。
日清食品やシマノの下関工場への最寄駅。
下関競艇場最寄駅。
山陽新幹線乗り換え。
下関市内の駅で2つしかない、自動改札機がある駅(ただし新幹線改札のみ)。
観光列車「〇〇のはなし」は当駅〜下関〜幡生〜
山陰本線という経路を通っている。
南口と他の出入口との行き来は動く歩道があるくらい遠い。
元は長門一ノ宮駅と名乗り、日本最大住吉の一つである長門国一宮住吉神社の最寄駅でもある。
関門トンネル前後での交直切り替え目的で機関車を付け替えるため、全貨物列車が停車する。
JR西日本とJR九州の境界駅。
通勤通学や買い物などで九州との往来が盛んなことから、1990年代末期には小倉駅などに既に設置されていた自動改札機を設置。2011年にはJR九州のICカードSUGOCAエリアとなる。
2023年4月にはICOCAが山陽本線の当駅まで利用可能となったが、ICカードを利用して当駅をまたいで九州に行くことは出来ない(その逆も。ただしICOCA定期券なら可能)ため、切符を購入するよう案内される。
そのため長府・小月方面からと九州方面からで仕様の異なる改札機が設置されており、出る際に間違わないようにさせるためか、前者は青色、後者は赤色にド派手に動線が塗り分けられている(切符の場合はどの改札機も利用可能)。
全列車が当駅で折り返す。
山口県第一の都市にして中国地方第五の都市であり、ふぐが日本一獲れることで有名な下関市の中心駅。
放火事件で焼失してしまった旧駅舎には大きな水槽があり、待ち合わせ場所としても使われた。
かつては九州方面の寝台列車が停車していたため、ホームが非常に長い。
因みに2025年年現在、季節限定ではあるがWEST EXPRESS銀河がこの駅まで乗り入れている。
鹿児島本線門司港方面乗り換え。
路線上の終着駅だが、ほとんどの列車は次の小倉駅まで乗り入れる。
関門トンネルが直流電化、九州島内は交流電化となっているため、当駅構内にデッドセクションがある。
山陽新幹線・鹿児島本線博多方面・
日豊本線・
日田彦山線、北九州モノレール乗り換え。
北九州市最大のターミナル駅。実質的な終着駅。
追記・修正宜しくお願いします。ただし、
ガムテープ以外で。
- 昔大幹線、今ローカル線 -- 名無しさん (2013-07-07 15:02:30)
- JR神戸線区間はまだ幹線だろ? -- 名無しさん (2013-07-07 20:00:19)
- 山口県民です。よくこれに乗って小倉まで行ったな~懐かしい -- 名無しさん (2014-07-03 07:43:00)
- 和気駅で足止めを食わされるのは東西長距離移動チャレンジャーの誰もが経験する罠。今はそうでもないんかな -- 名無しさん (2024-01-20 22:18:11)
最終更新:2025年06月26日 11:42