加賀美新

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加賀美新 - (2015/12/30 (水) 13:21:03) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2009/07/03(金) 09:37:59
更新日:2023/11/12 Sun 14:44:24
所要時間:約 5 分で読めます




仮面ライダーカブト』の主要登場人物。21歳。

演:佐藤祐基

通称かがみん

表向きはレストラン「ビストロ・サッル」のアルバイト店員だが、実はZECTの日雇い。
バイト先の店長である竹宮弓子やバイト仲間の日下部ひよりには内緒にしている。そのためよくバイトをサボる。
また、「ステーキのどん」のバイトもやっており、バイト先にはカブトも良く顔を出している

カブトゼクターの装着者になろうとしたが、カブトゼクターが天道総司を選んでしまい、そこから天道の戦いに介入することになる。

明るく誰にでも優しい熱血漢。ただお人好しすぎる面もあり、影山瞬や少年マコトに擬態したワームに利用されたことも。
ただ諦めず真っ直ぐ突き進む性格で、天道やマコトの心を開かせたことも。

ZECTでは田所修一チームに所属。田所を信頼していて、上司である岬祐月は彼にとっては姉のような存在である。
警視総監である父・陸に対しては弟が行方不明になっても無視されたりしたため、敵視している。
陸本人は彼のことを終始気にかけていて、最終的には親子でキャッチボールすることで互いの心を通じあわせた。

父の秘書である三島正人とは互いに対立し合っていた。

当初は天道の言動や秘密主義について行けずよく「天道ぉぉぉぉ!」と叫んでは彼の元へ走って居た

矢車想からザビーゼクターを受け継ぎザビーに変身するが、天道を倒すことを拒み、自らザビーゼクターを手放した。

その後、ガタックゼクターに選ばれ、仮面ライダーガタックとして戦うことになる。
想いのすれ違いから天道と何度も戦うこともあったが、基本的には天道と共闘してワームを倒している。

神代剣がワームであることを知ってからは彼を庇うようになり、剣本人からは親友と呼ばれるようになる。

ひよりや剣がワームだったこともあり、天道とは意見が対立していた。
天道がゼクターを集めている時も止めようとした。

共に戦っていく内に天道とはライバルであり、親友といった関係になり、別次元にいるひよりを助けに行った天道を信じて、ワームの攻撃を耐え抜いた。作中屈指の名シーンである。

ネイティブ・根岸の作ったペンダントがネイティブを人工的に作り出す装置とは知らず、ペンダントを破壊して回る天道と対立、一対一の戦いで天道を倒すが陸の証言により騙されていたことを知る。

単身、三島と根岸のいる基地に乗り込むが、三島が変身したグリラスワームにより重傷を負う。
そこに現れた天道と共に再び三島と戦い撃破、基地を破壊して全人類ネイティブ化計画を阻止した。
そして天道から友として認められる。

この作品は天道と加賀美が友情を育んだ軌跡と言えるかもしれない。

その後ZECTは解散し、彼は派出所の警官として働いている。
そしてそんな彼を陸は暖かく見守っていた。



劇場版でもZECTの隊員であり、ビストロ・サッルの店員。
だがここではひよりと恋仲である。ひよりが隕石の影響で余命がわずかであることを知らされていなかった。

「天空の梯子計画」の実行者として選ばれたが、ひよりの容体が急変したことを知り、実行せずに地上に戻った。
ひよりが逝去してからは天道と共闘し、仮面ライダーコーカサスと激闘を広げる。
天道を庇いコーカサスのライダーキックを受けて重傷を負うが、天道の計らいによって脱出艇に乗せられて地上に向かうが、脱出艇に張り付いていたコーカサスによって窓を破壊されて酸欠で死亡する。
だが天道のハイパークロックアップによって時間を戻されたことにより生き返るが、天道の起こした歴史改変により消滅した(この時息を引き取ったか、気を失っていたかは不明)。




矢車からザビーゼクターを受け継ぎ、変身した姿。
基本的に力押しの強引な戦闘スタイルで戦う。まだ未熟だった為、初陣は勝利したもののシャドウとの連携は影山に任せきりだった為2戦目はボロボロだった。
天道を倒すことを拒み自ら資格を放棄する。
必殺技はライダースティング。



「戦いの神」の異名を持つ、マスクドライダー計画の要となる最強のライダーシステム。
マコトに擬態したワームに瀕死の重傷を負わされたが、謎の男にライダーベルトを巻かれて蘇生し、ガタックゼクターに選ばれ、ガタックとして戦う。
マスクドフォームは両肩に装着したガタックバルカンで一掃する。
ライダーフォームになると両肩に装着したガタックダブルカリバー(略してガッカリバー)を使い、ワームを切り裂く。
必殺技はカブトと同じくライダーキック(こちらは飛び回し蹴り)と、ダブルカリバーをハサミ状にしてワームを挟み込むライダーカッティング。
ガタック自体の戦闘スペックは『仮面ライダーディケイド』でもディエンドを圧倒する程だが、作中の活躍にはかなり波がある。

と言うか活躍したのはガタック登場しばらくで、後はほとんどカブトの前座と引き立て役と合体攻撃要員。ただし最終回の活躍がかなり光ってた。

専用マシンはガタックエクステンダー(略してガッテンダー)。
オフロードタイプのバイクで、開きになってフライトボードとして使うことができる。


ハイパーゼクターを装備すればハイパーガタックになる事も可能(ただしイレギュラー的な変身のためかハイパーカブトと違い変化は上半身に集中している)。

因みに中の人は物語上、中々変身できない事に焦れて自分で変身ポーズを考えて居たが、変身ポーズは最初から用意されて居た為に陽の目を見る事が無かったそうな



【余談】
TV版、劇場版両方においてカブトハイパーフォームのハイパークロックアップ披露の際、時間逆行演出のため一回ずつ死亡している。
特にTV版のほうは加賀美自身が歌う『Lord OF THE SPEED』をBGMにしてキャマラスワームにフルボッコにされトドメの一撃を受けあっさり大爆発するという、
ある意味でメインイベントだったハイパーフォーム初変身を超えるインパクトを視聴者に与えるものだった。

このためネットでは逆処刑用BGMとして『Lord OF THE SPEED』の出だしの「ウンメイノー」がネタにされることもしばしば。


「ようやく俺の追記がきた!いや、編集が俺に追いついたんだ!」

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