ヴァシュロン(End of Eternity)

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ヴァシュロン(End of Eternity) - (2015/12/19 (土) 21:37:23) の編集履歴(バックアップ)


登録日: 2010/05/05(水) 03:16:06
更新日:2021/04/28 Wed 14:04:14
所要時間:約 2 分で読めます



運命ってのは、

抗うか、

克服するか、

受け入れるか。

諦めるのだけはナシだ。




トライエースが開発、セガ(後のセガゲームス)から発売されたロールプレイングゲーム『[エンド・オブ・エタニティ>エンド・オブ・エタニティ]』の主人公の1人。
CV:成田剣。26歳。「運命を受け入れた男」。
報酬と引き替えに野犬退治から結婚式襲撃まで様々な依頼を請け負うPMFを生業とする男。
ゼファーリーンベルの保護者的な存在であり、ゼファーを更生させたり、リーンベルの面倒を見たりと包容力があり頼れる存在。

しかも紅一点のリーンベルより料理ができるらしく、後述の特大級の欠点さえなければ完璧なナイスガイ。ルックスもイケメンだ。
初期装備はハンドガン(モデルはコルト1911と思われる)。銃は.45に限るらしい。
性能としては3人中最高のHPと重量上限という強みがあるので、早期から魔改造したマシンガン2挺持ちで突貫させる事を視野に入れる事も可能。
因みにマシンガンでスキル発動し後方を攻撃すると、一瞬ではあるもののターゲットを見ずに全弾当てている。
投擲武器を持たせると手で投げる事の方が少なく、むしろ犬の糞だろうが火炎瓶だろうがグレネードだろうがアクロバティックに蹴って当てる。
超!エキサイティン!

元々アジトは一人で使っていたようだが、ゼファーやリーンベルを引き取って以来自室と言える自室はリビングでソファーで寝ている模様。
仕事柄顔は広く、バーゼルの管理にあたるカーディナルからも大きな信頼を得ているようで度々依頼が舞い込んできている。


【「ゼニスの騎士」(以下ネタバレあり)】



元はカーディナル配下の戦闘部隊に所属していた軍人。過去ルキアにおいてレベッカ(吸血幼女)との大規模戦闘から単身生き残った過去を持ち、
レベッカから致命傷を受け一度死亡したはずだが、レベッカに現れた自身の聖刻を目撃する。
「善悪にかかわらず自分の意思を貫き通した者」には聖刻が現れ生き延びると伝えられているが、その忌まわしい過去について彼は多くを語らない。
生還した後に戦闘部隊を離れ、PMFを開業した。最初は1人で依頼を遂行していたようだが、後にゼファーやリーンベルを引き取る。

ちなみに設定では作中で最強クラスのキャラである(カーディナル個人所有の大隊と単身で互角以上に渡り合うなど)。
OPでは神学校時代のゼファーの処刑の依頼を受けて彼と交戦しており、錯乱状態のゼファーを終始圧倒、
降り注ぐガラス片でゼファーの動きを見切る銃を投げ渡して発砲されるまでに接近しゼファーの口に銃口を突っ込むなど常人離れした強さを見せている。
(回想シーンでヴァシュロンが語っている「口に銃を突っ込んで脳幹に2発ぶち込んだ」のはこの処刑の時の事)
その強さは「生ける伝説」と呼ばれるほど。

その強さの起源は軍属だったこともあるが、数少ない変人じゃないカーディナル・テレサの夫であり上司だったビクトーの影響もある。
ビクトーはルキアの大規模戦闘で死亡しており、彼との縁からテレサとは信頼関係にあり彼女には頭が上がらない。
テレサもヴァシュロンには全幅の信頼を寄せており「理由がないといかないでしょう?」と夫の墓参りや、
テレサが主催しているクリスマスパーティーのツリーの材料調達や子ども達へのクリスマスプレゼントのダイナミック配達の依頼をした事も。

額縁越しに世界の美しいものだけを見ようとするガリジャーノンとの対峙では
「そんな額縁通して、世界の何が見える。てめぇの額縁の外が本当の世界だ!」と感情をあらわにする。





ここまでは影がある格好良さげな感じだか






そんなことない




正体はただの変態セクハラオヤジである。
そしてこれが彼の影のあるナイスガイな構図を一点突破でブチ壊している特大級の欠点であり魅力である。


「うちの土地は枯れているのだろうか?」
女好きでスケベであり、リーンベルとカーディナル・バーバレラの胸の大きさを見比べたり、

「もしお前にヤツが何かしでかした時は俺たちがこのキャメラで証拠を掴んで…ふふふ、グハハ!」
リーンベルに風俗まがいなセリフを吐いたり、

「つまり、お触りは無しという事か…」
美の妖精(妖精とは言ってない)の話を聞いて甘美なイメージを膨らませたりとセクハラ行動が目立つ。

「こちらの中の作りは…どうなっているのでしょうかね?」
またとあるカーディナルが作成した女神像の運搬を引き受けた際「内部まで精巧に作られている」と聞いた途端スカートの中を覗き込んでいた。

「いけ好かねぇ女だ… だがしかし…だがしかし!」
「うぉーい!ソレは本当に天然モノなのでしょうか?!」
「貴女がそのグレネードを炸裂させるおつもりならば、こちらも自慢のビッグマグナムで応戦せざるを得ないような…そんな気がしてならない!」
とあるムービーで上述のセリフを吐いたときには、ヴァシュロンダンスと呼ばれる奇妙な舞いを披露し、数多のプレイヤーの腹筋をデンジャー状態にした。

また金を優先するリアリストな面もあり、結婚式襲撃を単独で請け負った時に偽の結婚式の依頼を受けたゼファー・リーンベルとかち合ってしまい、報酬額を聞くや否や自分がやられた事にして放棄している。
リーンベルに「プライドとかねーのかよ」と突っ込まれたが、「ない」と即答している。



PROJECT X ZONEシリーズでの活躍】

◇『PROJECT X ZONE』

「それじゃあ俺たちの銃撃多重奏、奏でてみるかっ!」

ペアユニットであるゼファー・リーンベルと共にソロユニット参戦。
(同作はメインとして操作することとなる二人組のペアユニットとサポートを行う一人のソロユニットを組み合わせた三人一組で一つのユニットを編成する)
勿論原作通りの三人で組む事も可能だが、他作品のペアユニットとチームを組む事も可能で特に女性キャラ相手の台詞は非常に愉快。

シナリオでは時空の歪みに巻き込まれて現代の渋谷へと迷い込んでしまい、
同じく別の世界から迷い込んだソーマ&アリサと共闘した事から事件に関わっていく。
またこっそりとヴァシュロン・デートクラブのNo.1がリーンベルからアリサに変わった。
アリサの方が土地が肥えてるからか!?ロシアの雪の下には肥えた土地があったから畜生!
ちなみにアリサ曰く「ドン引き過ぎるんですけど」との事。敵味方を問わず、グレネードの持ち主を見ると反射的なのかヴァシュロンダンスを踊り始める。
幼女枠のねねこがいる事を考えると情操教育的によろしくないはずだが、フランクさん共々自重しない。
フランクが女性陣をちょくちょくエロティカ判定で撮影しているのを鑑みると根っこは似た者同士かもしれない。
中の人ネタで沙夜(CV:カーディナル)との絡みもある。
勿論真面目な内容の掛け合いも用意されており、大神&さくらペアとの掛け合いはホントにカッコイイと好評。




「我がデートクラブ最強のコンパニオン、アリサちゃ~ん!」「我がデートクラブ最大のコンパニオン、アティ先生~!」

ゼファーとペアユニットを結成し、続投を果たす。
バーゼルに出現した新モンスターの討伐中に『The World』に迷いこみ、カイトや同じく迷い込んだアリサと再び共闘することに。
一旦は帰還するものの、その後金鎖の調査中に認知外空間に迷い込んでしまい、そこで龍亀一號の回収に訪れた自軍と合流する。
今回はリーンベルがソロユニットになっており、男二人でペアを組んでいる為、セクハラ発言に磨きがかかっている節がある。
プロローグ時点で化粧直しで遅れたリーンベルの代わりにアリサを新リーンベルとしてPMF加入させようとする始末。

オーク巨樹に突入した際には、真島の兄さんと共にとてつもなく悲惨な目に合わされた……自業自得だが。
予期せぬとばっちりを受けたゼファーとレオン、涼さんが哀れである…
なお、ヴァシュロンダンスでも踊りエネルギーがぎゅんぎゅん貯まる模様。




貴女がそのグレネードを炸裂させるおつもりなば、こちらも自慢のビッグマグナムで追記、修正せざるを得ないような…そんな気がしてならない!

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