グリザイアの果実-LE FRUIT DE LA GRISAIA-

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グリザイアの果実-LE FRUIT DE LA GRISAIA- - (2014/11/16 (日) 00:51:27) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/01/13 (木) 22:26:32
更新日:2021/10/12 Tue 12:46:08
所要時間:約 6 分で読めます





――その学園は、少女達の果樹園だった。


フロントウイング十周年記念に製作されたアダルトゲーム。
2011年2月25日に発売。

原画:フミオ・渡辺明夫・ななかまい(SD原画)
シナリオ:木緒なち(由美子)・かづや(幸)・藤崎竜太(天音・蒔菜)・桑島由一(みちる)


主人公を含めたった六人の生徒しかいない学園を舞台にした作品。

雰囲気はシリアスに見えるが、ライターを見ればわかるが、
基本は無駄に濃過ぎるキャラと下ネタが素敵に交差するバカゲー。

エロゲーは数あれど、エロシーンですら爆笑するゲームはそうそう無い。

しかし、シリアスな場面はかなりシリアスなので、締める時はしっかり締めるといった所か。
全体的に癖が強いため、嫌いな人には絶対合わないので、事前に体験版をプレイするのを推奨する。


2011年度萌えゲーアワード金賞受賞作品なので、言うまでもないが評価は高い。

特に救いようのないBADエンドが苦手な人は注意。
このゲームのBADエンドは本当に救われない結末ばかりである。

2013年にアニメ化決定。
と言ってももともと本場のアニメスタッフが関わっていたりしていたので、発売当初から既にアニメ化フラグが建っていた。
……アニメ化出来そうにない要素が沢山あるけど大丈夫なのだろうか?

そして、OPムービーが滅茶苦茶カッコイイ。
ジブリールといい、フロントウィングは本気を出し過ぎ。


ストーリー

外敵から隔離された学園にやってきたのは、生きる目的をなくした一人の少年。
守るべき物を失い、後悔と贖罪のみに費やされる人生の中で、
その少年に残されたのは首に繋がれた太い鎖と、野良犬にも劣る安い命。
そして少年は、その学園で少女達と出会い、新たな希望を見つけ出す。

――その少女は、生まれてきたことが既に間違いだった
逆らった罪――
――生きながらの死
誰も守ってなんかくれない――
――そして生き残った罰。

そこは、少女達の果樹園。
彼女達は、後悔に実った懺悔の果実。そんな少女達に、俺はいったい何が出来る……?
それは、一人の少年が夢見た永遠の希望――


キャラクター
CVはPC版/CS版


風見雄二(かざみ ゆうじ)
CV:櫻井孝宏(アニメ版)
主人公。
幼い頃に両親を亡くし、ある女性に育てられながら裏の世界で生きていたが、
本編開始時に本人の要望で学園に通う事になる。
裏の世界にいたためか、知力・体力が化け物レベル。
また、唯一の男キャラ故かヒロイン達の好感度が既にほぼMAX。

……と、ここまで聞くとアンチヒーロー系の主人公だが、
実際は予想の斜め上を行く天然で、大抵の事件はコイツのせい。
後、ヒロイン勢がアホばっかりなので、モテモテでも何故かちっとも羨ましくない。


榊由美子(さかき ゆみこ)
CV:一色ヒカル/田中涼子
メインヒロイン。
巨大財閥総帥の令嬢。
他者との関わりを異常に拒み、近付くとカッターナイフを振り回す他、
基本的に対応も冷たいが実は生徒間でのイベントには必ず顔を出すなど、付き合い自体は悪くない。
つまりはクーデレ&ツンデレ。
ルートに入るとデレる。凄いデレる。どれくらいデレるかというと雄二のチ○コでオナるくらい。

スタッフがアレなので、某ガハラさんに似ているが気のせいだろう。
迷宮では自虐ネタが多い。


周防天音(すおう あまね)
CV:雪見そら/田口宏子
唯一の上級生だが、人数が少ないので一緒のクラスにいる。
サバサバした面倒見の良い姐さん。
素で下ネタ連呼したり、けしからんおっぱいを共通ルートでさえ惜し気もなくさらけ出すエロ担当。
おかげで雄二からだけでなく他の生徒からもビッチ呼ばわりされるが、
本人はれっきとした処女(しかしドが付く程度には変態である)。

とまあ色々オープンな彼女だが、昔は眼鏡をかけた内気な女の子だった。
彼女の√は下手なホラーゲームより怖いと評判である。
続編のグリザイアの迷宮での彼女はド変態である。
全裸待機で風邪ひいた。


松嶋みちる
CV:羽仁麗/水橋かおり
偽ツンデレ。
金髪ツインテールだけどツンデレじゃない。
本人はツンデレになりたいらしい。宇宙との交信も出来ちゃう宇宙人。
ごめん嘘ついた。みちる様。

作中一の愛すべきバカ兼生け贄担当。


入巣蒔菜(いりす まきな)
CV:民安ともえ/たみやすともえ
ロリ担当であり、今作のアホの子担当。
雄二の影響で日が経つにつれてどんどん口が悪くなっていく。

ちなみに、共通ルートでのアホ担当な立ち位置からは想像できないが、彼女のEDはどちらも後味が悪い。
BADは特に後味が悪いので、攻略の際は注意。


小嶺幸(こみね さち)
CV:岡村美佳沙/清水愛
主がいない野良メイド。
言われたことを遵守しようとする癖があり、
それと生来の天然も合わさって雄二並のボケ担当。
ただ、雄二の影響か時折毒を吐く。

自身のルートで意外な事実が判明する。


JB
CV:楠鈴音/鳴海エリカ
THE・苦労人。
雄二のバイト先の上司であり保護者…だが、雄二からの扱いは酷い。
正式な名前は春寺由梨亜(はるでら ゆりあ)だが、雄二からは基本的にJBと呼ばれている。
日本に帰化したドイツ人とイタリア人のハーフで、旧名は『Julia・Bardera(ジュリア・バルデラ)』。
そのため、雄二には『ジュリア』と呼ぶよう求めているが基本的にスルーされている。
雄二にとっては絶対に守ってやる対象らしいのだが………じゃあもうちょっと優しくしてあげて……。
昔は淑乳だった。

橘千鶴
CV:まきいづみ/やなせなつみ
雄二達の通う学園の学園長。
しかし見た目は中学生と思われるほどに幼い。
だが学園長なだけあって年齢はそれなりにいっているのだが未だに処j(ry
がんばれC鶴。


風見一姫(かざみ かずき)
CV:青山ゆかり
雄二の実の姉。
本編開始時点では既に事故死したとされている。
所謂天才児で、とんでもない才能を持っていたために両親に期待されていたが、
当の本人は親よりも雄二に深い愛情を抱いており、幼い雄二にディープキスをしたり、
お口で奉仕したりアソコを観察させたりと可愛がっていた。

故人だが、とあるヒロインのルートで生前の彼女の様子が語られる。


日下部麻子(くさかべ あさこ)
CV:かわしまりの
風見雄二の元保護者で師匠で故人。
性格は大雑把でデタラメだが、雄二の本編における生き様を決定付けた人物である。
本編では名前しか出ないが続編のグリザイアの迷宮では雄二の過去編で登場する。



ムービー鑑賞にはOPの他にヒロインエンディング用に6つの枠があるので、
『6人目のヒロインか!?』『全員攻略で真ルートか!? 伏線だらけだし!』とか憶測が飛び交いそうだが期待しないように。
まあでもあながち間違ってはいない。



続編グリザイアの迷宮
  グリザイアの楽園



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