オレーグモン

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オレーグモン - (2021/12/30 (木) 15:39:36) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/08/28(日) 14:49:55
更新日:2023/03/22 Wed 02:54:45
所要時間:約 4 分で読めます





「オレーグモン」はデジタルモンスターの一種。デジモンクロスウォーズからの新種なので世代・属性は存在しなかったが2020年10月に世代・属性が判明した。

そのいかにもパワーファイターそうな見た目から「また力任せのバカキャラか……」とか予想されていたが、実際は思いの外強敵であり(少なくともバカではなかった)、その言動からそこそこ好評を得たデジモンである。



基本データ

世代 究極体
種族 海獣型
属性 ワクチン
所属 ビッグデスターズ
必殺技 ・デュアルトマホークブーメラン
デュアルトマホークを相手に向けて投げ飛ばす。

・バイキングヴュッフェ
両手に持ったデュアルトマホークを何度も垂直に振り下ろす。

・エイジオブディスカバリー
「ヨルムンガンド」が相手を世界の果てと言われる「ヨトウンヘイム」に連れ去る。

・ドリームカムズトゥルー
「スルト」が相手の願いを聞くが、叶えるフリをしてオレーグモンの都合のいい解釈で叶えない。
願いを拒むと執拗なまでに攻撃を与える。

「ビッグデスターズ」金賊軍団将軍。
全身を鋼鉄の鎧で覆われた超重量級デジモン。
水棲型や海獣型のデジモンらとともに暴虐・略奪の限りを尽くす軍団で、海を渡り行く先々で金目の物を強奪している。
金銀財宝に目が無く集めた財宝はすべてオレーグモンの食料。食べるほどにオレーグモンの鎧は強固さを増してゆく。
ビッグデスターズ一の怪力を誇り、超重量双斧“デュアルトマホーク”を軽々と振り回す。
デュアルトマホークによる攻撃を受ければ、敵はあっという間に微塵切りとなってしまう。
右肩の箱には「ヨルムンガンド」、左肩の箱には「スルト」と呼ばれる影を飼っており、敵と認識すると凶悪な影と化す。


◆登場人物としてのオレーグモン

デジモンクロスウォーズ

CV:塩屋浩三
バグラ軍新幹部デスジェネラル、金賊のオレーグモンとして登場。ゴールドランドの将軍。
もともとはゴールドランドがゴールドゾーンだった頃からの支配者。同時に金賊海賊団の船長であり、普段は団員(マーメイモン、デプスモン、マリンデビモン、アノマロカリモン)たちを率いて海賊船「金賊号」に乗りゴールドランドを航海している。

頭部の角を音叉にし、「ガッポガッポ! ビバ、オレーグナ!」という呪文(掛け声?)を唱えることによって、特殊な音階を操り、デジモンのデータを書きかえ洗脳するという、どこぞの七大魔王と似たような能力を持つ。
また、両肩にスルト、ヨルムンガンドという魔人を住まわせており、両者の力で相手を吹き飛ばしてしまう。
バリスタモン=ダークボリューモンを作った張本人でもあるため意外と器用なのかもしれない。

なお、前述の通り超重量級であるため、海に落ちると沈む。つまり泳げない。まぁ泳げない海賊なんて珍しくもなんともないんだが。おかげで中の人とバーローボイスのせいで第三きょ(ry

性格はデスジェネラルどころかバグラ軍でも珍しく仲間思い。「一番のお宝は仲間」と称している。そのため強制デジクロスで手下を吸収するようなことはしない(デジクロスもドルルキャノンしか使ってない)。
だが同時に悪党としての自覚も強く、敵に対する容赦はない。


タイキたちの実力を認めており、なおかつ気に入っていて、仲間にしたいと思っていた。
当然勧誘を断られるわけだが、上記の洗脳能力や魔人の力などで連合軍を分断、無力化することに成功。タイキたちをかなり危ないところまで追い詰める。

最期にはダークボリューモン時に録音していた自分の声をバリスタモンに放たれ、その破壊音波により倒されるが、彼は潔く自らの負けを認め、仲間の大切さを説き、タイキたちを激励しつつ、豪快に笑いながら消えていった。
この次の話から金髪青瓢箪がさっそく仲間をひどい目にあわせているのは秘密だ。

が、第20話(通算第50話)でダークナイトモンがダークストーンと化したコードクラウンの力により、他のデスジェネラルたちと同じく心を奪われた操り人形の状態で復活。プリズンランドにて当初は「所詮俺たちは敵同士」と言ってタイキたちと敵対する姿勢を取っていたが、まったく仲間意識の無いデスジェネラルたちと仲間を身を呈して守ろうとするタイキを見て悪党をやめることを決意。アポロモンからデスジェネラルを復活させるリヴァイブサーキットの破壊を託されタイキ達と共にプリズンランドから帰還する。

しかしリヴァイブサーキット破壊の際に不完全版グランドジェネラモンの攻撃を受け致命傷を負い、破壊後もX7をサポートしたが、力尽きてしまった。

その後、第24話(通算第54話、第2期最終話)においてベルゼブモンデッカードラモン、アポロモンと死んでいった正義のデジモンたちと共に再び復活し、タイキ達を助けた。

ちなみに漫画版本編では登場しなかったが、単行本第2巻のカバー裏に収録されているオマケ漫画「ばぐら家の横顔」ではドルビックモンネオヴァンデモン、スプラッシュモンと共に登場し作者の中島を攻撃した。続く第3巻のカバー裏ではお料理将軍・バイキングのオレーグモンになった。

デジモンアドベンチャー:

第60話で登場。CVはクロスウォーズと同じく塩屋浩三。
第21話のスプラッシュモンに引き続き元デスジェネラルが登場した(次話(第61話)ではグラビモンも登場する)。
公式設定通り水棲生物タイプのデジモン(ガワッパモンやハンギョモン)を引き連れて海賊をしていたが、それは元々彼等の住んでいた島や周辺の海が突如汚染され、食糧がなくなり住めなくなったためと、仲間思いな性格はクロスウォーズと変わらず。なおそれもあってか当人は「将軍」呼びを希望していたが、仲間達からは「お頭」や「ボス」、「親方」に「頭領」、「親分」や「船長」、「大将」などと思い思いに呼ばれていた。
食糧や新天地を求めるも見つからないまま各地を彷徨う中河に迷い込み、偶々遭遇したブリンプモンを襲い、同じくバイキングモチーフのヴァイクモンと対決した(対決時は正々堂々としており、最終的にはデュアルトマホークを破壊され敗北するも和解した)。
偶発的に捕らえたトノサマゲコモンを晒す様子にバンチョーマメモンが「人質など汚い手は嫌うはず」と疑問を抱いたり、そもそも終始食糧だけを要求し続けたりと「実は良いやつ」感が最初から見え隠れしていた。


「じゃあ俺様、追記・修正するよ? 基本、Wiki篭りだからな」

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