デジモンクロスウォーズ(漫画版)

登録日:2011/01/09(日) 04:36:05
更新日:2021/05/27 Thu 23:16:16
所要時間:約 7 分で読めます




デジモンクロスウォーズ』のアニメ放送に先駆けてVジャンプで連載されていた作品。全4巻。
作者は『切法師」』や『ミウ&リシェ』の中島諭宇樹。

●目次

【概要】

前作『エレメントハンター』が良コミカライズ作品の評価を得たようにこちらも設定の活かし方や構成が上手いと評価される良作。
その功績もあってか、後に『ドラゴンクエスト 蒼天のソウラ』を手掛けることになる。

終盤はツイッターでデジモンの産みの親、渡辺けんじ氏から

デジモン次回ネーム読んだ。もう涙無しには読めん…
中島 諭宇樹!ありがとう!!これからもがんばって!!
でも、こんな作家離したくないよ。オレは!!!

と激励の言葉を頂いた。

作者は連載を受け持つまで全くのデジモン初心者で、急遽デジモンの歴史を色々勉強したとのことだが、それが嘘だと思うほどデジモンの様々な設定を巧みに使いこなしていると好評。

あらすじやメインの登場人物等はアニメと大体同じだが、ストーリーの展開は全然違う。
また、アニメにはないデジクロスやデジモンも沢山登場する。


【登場キャラ一覧】


クロスハート


工藤タイキ
基本的にアニメと変わらないが、上手い具合にキャラができているためアニメより良い主人公になっているとの声も。
「ほっとけない」が口癖になった理由経緯がアニメ版とは大きく異なる。

◆陽ノ本アカリ
アニメと同じくタイキの嫁。というか奥さん。お前らもう結婚してしまえ。
リリモンやサンフラウモンに可愛いがられ、ネネにはからかわれる。
必殺技はアカリ・ストライク。

◆全自動 ツムリデン次郎剣ゼンジロウ
チビックソードで江東区一の小手を駆使してキリハのデジクロスを封じたりと、アニメと同じく一戦力っぽい。
ネネの妹コトネの保護者的存在として奮闘。
タイキとキリハとネネがアニメ版2期の服装と同じ服装に変わったのと同時に、漫画版ではアカリとゼンジロウが新コスチュームになり続投。

シャウトモン
やっぱり熱いソウルのデジモン。平和になったデジタルワールドの天辺から魂のロックを響かせて世界中をドハッピーに盛り上げるデジモンキングを目指す。
アニメにないデジクロス、シャウトモンSH(スターホイール)も登場。

◆バリスタモン
まさかのマッシュモンとのデジクロス、バリスタモンMC(マッシュコテージ)が登場。自身も結構快適な様子。
また、ドルルモンやスパロウモンとのデジクロス、バリスタモンSR(シクステッドランチャー)も披露。
終盤はゼンジロウと薄緑色のクロスローダーの力を受けアトラーバリスタモンに進化。

◆ドルルモン
アニメと同じくイケメンなデジモン。スノーゾーンでのキュートモンやタイキとのやり取りは必見。
終盤はアカリと薄桃色のクロスローダーの力を受けイエーガードルルモンに進化。

◆キュートモン
マスコット系。ドルルモンが一度離れた際は、ドルルモンのマーキングを頼りに追いかけた。nice cute。

◆リリモン&サンフラウモン
アニメとは違い最初からタイキ達に同行。リリモン可愛いし作者GJ。
サンフラウモンはキリハ戦で尻尾が燃えた。

◆スターモン&ピックモンズ
アニメとほぼ同…かと思いきや、終盤はジョグレス進化してシューティングスターモンになった。

◆ジジモン&ドンドコモン
アニメとほぼ同じ。

◆マッシュモン
アニメ版ではチビカメモンがクロスハートに加入した一方、漫画版ではグリンゾーンのマッシュモンの里から二体が同行。戦ったりデジクロスしたりとまさかの活躍。
クロスハートの皆に毎日大量のキノコ料理を提供する。

◆オチムシャモン
ムシャモンの亜種。落ち武者として立派に処刑されて最期を遂げたい。
「ドMってレベルじゃねーぞ!」

◆シャウトモンEX6
オメガシャウトモン、ジークグレイモン、アトラーバリスタモン、イエーガードルルモン、ラプタースパロウモンがエボリューションクロスした形態。

その他、沢山のモブがクロスハートに加わっている。

ブルーフレア


蒼沼キリハ
戦況を見極め、時には自分の命を賭け、奥の手は取っておく等、アニメとは別人で大物臭が漂っている。
勝つためには己の命をかけることもいとわず、自分を殺しかねないグレイモンのに対しても一切動じずに制しているなど器は大きい。
これは、父が一代で築き上げた遺産を巡って争う兄弟に嫌気がさし、父が遺した書物に会った兵法を学んだため。
実力市場のデジタルワールドは肌に合っていた様子。

タイキを口説く発言をしたり、生涯タイキをストーキングすることを宣言したりした。
前者は冗談だったが、グレイモン達も含め皆ドン引きしていた(一部赤面したり意味解ってないのもいたが)。

終盤、天野ネネとフラグを立てた。


グレイモン
ろくに喋らないアニメとは打って変わってよく喋る。
敵を二度も取り逃がして悔し涙を流したり、再戦を約束してきたりと憎めないキャラ。

◆メイルバードラモン
グレイモンとデジクロスしてメタルグレイモンに、さらにドルルモン、バリスタモンとデジクロスしてランページグレイモンになる。
移動用なのか、常に外に出ている。

◆サイバードラモン
意外とクレバーな奴。
アニメ同様メタルグレイモンとデジクロスして強力な長距離砲になる。使い所がうまい。

◆バロモン
ちょくちょく出てくる。
ブルーフレアの参謀役?

その他、沢山のモブがブルーフレアに加わっている。

《トワイライト》


天野ネネ
強い男の子が大好き。強い女の子も大好き。←重要
悪女を演じているが、本当は心優しく誇り高い。
妹のコトネを救うためにダークナイトモンと契約をしていた……が、裏切られる。
ダークナイトモンに鎖で繋がれたり、シェイドモンに剥かれ裸になったり、ブロッサモンに縛られたりと、
いろんな意味で「哀れな姫君」。だが天使に進化した

◆スパロウモン
ジェット機のような姿をした可愛いデジモン。その速さは相手が何をされたか気付かないくらい速く、戦闘力は高い。
終盤はラプタースパロウモンに進化。

◆モニタモン
番外編が一番の活躍。
三体のモニターで、「ネネ」「様」「命」と表示したりしていた。

◆モニモン
ネネに抱かれている小さなデジモン。

◆ダークナイトモン
変態という名の貴族。
リリスモンから強豪として評価される来るべき闇時代の覇者。魔力を利用した術を使い、ダークネスローダーを得るため暗躍する。
外道っぷりがヤバい。
自我が崩壊しながら暴走を続けた末に、ミレニアモンと融合させられ惨めな最後を遂げた。…かと思いきや最終回では…!

◆ツワーモン
ネネの監視のために存在を伏せられていたデジモン。
ダメっ子にもなる模様。

◆シェイドモン→ルミナモン
人の絶望によって羽化する魔界のデジモン。
ネネの影にとり憑いていたいやらしい奴で、裸体の彼女と強制デジクロスしていた。
最終的に、希望を取り戻したネネによってルミナモンに進化する。ちなみに渡辺けんじ氏がデザインした。
タイキ曰く、絶望の心を糧にシェイドモンが行った羽化は一種の暗黒進化とでも言うべきもの、とのこと。スカルグレイモンやメギドラモンやシャイングレイモンルインモードを彷彿とさせる。

◆ダスクモン
ダークナイトモンの腹心。
アニメ版では、2011年3月8日放送の第30話で、この世界のデジモン達も(長い年月がかかるが)進化をすることが、タクティモンとオメガモンの台詞により明らかになった一方で、
漫画版では、その一ヵ月半後の2011年4月21日Vジャンプ掲載の第10話で「一度ある姿に生まれついたデジモンがその性質を大きく変えることは無い。みなその分を守り限られた可能性の中で死んでいく。それがデジモンというものだ!」と、ダスクモンが進化の概念の存在を全否定した。
だが終盤でこの世界の進化の概念の真実が明らかになる…。

バグラ軍


バグラモン
バグラ軍皇帝陛下。
リリスモンへのお仕置きシーンでは、彼女の魂をゲコモンの中に入れた。
バグラモンの、東映アニメーション側ではなくバンダイ・WIZ側の種族設定文を隅々まで生かされた上でのキャラ付けをされている。そのためアニメ版とは設定が全く違う。
優し過ぎ、世界を憂うが故に、この戦争を起こした。

タクティモン
三元士。
その正体はアポカリモンを彷彿させる存在。一度誰かに敗れ死んだデジモンをデータのクズとして再利用していたアニメ版とは反対。
アニメ版では封印を解いても鞘から抜刀しなかった蛇鉄封神丸は、漫画版では抜刀し禍々しい姿になる。

リリスモン
三元士の紅一点(?)。
アニメではヒステリックな面が目立ったが、自身の魔法盾を破った田舎貴族を冷静に分析するなど大物感が増している。でもやっぱりヒステリック。

ブラストモン
三元士。やっぱり若本っぽい愛すべきバカ。
馬鹿だが、単純に強さだけで言えば三元士一。

◆マッハレオモン
アニメのマッドレオモンのポジション。誤植じゃないよ!
すぐに使い捨てにされた。

ネプトゥーンモン
出番が1コマ。
「だぁぁぁってあいつら軟らかくってすぐ壊れちゃうんだもん!!(≧ω≦)」
「つまんないから早めにきりあげてきちゃった!(≧ω≦)」

◆ウェディンモン
スイーツゾーンの女主人。
リバース・ウェディンモン、配下のショートモン含め作者の完全オリジナルデジモン。


ロイヤルナイツ


◆アルフォースブイドラモン
ロイヤルナイツの一人。威厳のある話し方をしようと心がけるが、すぐに素に戻ってしまいがち。
Vテイマー01ゼロマルが大人になったら』というイメージでキャラ付けされたと明言されている。

デュナスモンロードナイトモンクレニアムモンドゥフトモン
アルフォースブイドラモンの呼びかけで最終決戦の場に集結したロイヤルナイツのメンバー。
他のメンバーは別の所で戦っていたり消息が掴めなかったり。
流石にアルファモンの消息は掴みようがないだろう。

◆スパーダモン、コロナモン、ルナモン
ロイヤルナイツに付き従う騎士見習いのデジモン達。

◆オメガモン
行方不明。バグラモン曰く、「あの最強の戦士」。


その他


天野コトネ
昏睡状態から目覚めたネネの妹で、四人目のジェネラル。
詳しくは別項目。
性格は姉とは真逆で、かなりのお転婆でテンション高めな性格。そのあまりのギャップにタイキ達を驚愕させた。
幼いため舌足らずな所もあり、「デジクロス」 を 「デチクロス」 と言ったりしてしまう。

ちなみにアニメ版の弟、ユウの行方が気になる方は単行本第2巻の表紙をめくってみるといいかもしれない。

松田啓人
デュークモンのシルエットと共に人間とデジモンの融合の伝説としてシルエットのみ登場。

ミレニアモン
キメラモンとムゲンドラモンの素材のデジモンを全員強制デジクロスさせて再現された、古代デシタルワールドを支配したという千年魔物。
貴族と合体し最終形態になった。

◆ズィードミレニアモン
ホメオスタシスの予言の「赤黒の双頭竜」の正体。デジタルワールドと人間界を滅ぼすべく作られた、終末の千年魔獣。

◆ムーン=ミレニアモン
ズィードミレニアモンの体内に存在する、シェイドモンが変化した姿。全裸のネネの局部隠し要因になり囚われの身にしている。

ウィザーモン
デジタルワールドの研究者。
人間界で騒ぎにならないようシャウトモンたちを擬人化させた。

◆テイルモン
ウィザーモンの護衛役。
過去に人間界に迷い込み人間の子供と一緒に旅をした経験があるという。
デジアド無印の個体と同一個体である。

◆タツヤ
タイキの友達。脚の怪我で車椅子に乗っている。漫画版のタイキが「ほっとけない」が口癖になった理由は、彼が大きく関係している。
二人のシーンはタイキの本質に迫る名シーン。さらに、この世界から進化が失われた謎に繋がるシーンでもある。

大門大
イグドラシルに立ち向かった者として、説明シーンにシャイングレイモンと共にシルエットのみ登場。

◆ホメオスタシス
この世界の神。本来は、小説版デジモンアドベンチャーで選ばれし子ども達を導いた神。
ゼヴォリューションやセイバーズで大量虐殺をしていた神、イグドラシルの失敗の教訓を踏まえて建造された、という設定になった。

◆イグドラシル
この世界のかつての神。人間界をデジタルワールドに対する脅威として滅ぼそうとして、急遽破棄された。


【余談】

単行本には書き下ろしおまけ漫画「ばぐら家の横顔」が収録されている。配役が中々にひどい(いい意味で)。



なおVジャンプHPにて、単行本に入りきらなかったエピソードが公開されている(読むには単行本4巻を買ってパスワードを入力する必要がある)。
DIGIMON XROSWARS BONUS TRUCK
………のだが、VジャンプHP公開開始から数年経っていつの間にかHPが消滅し現在は閲覧不可能。また見れる何かしらの手段を用意してくれないものか…。







追記・修正はデジモンシリーズをこよなく愛する人達にお願いします。

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最終更新:2021年05月27日 23:16