血継限界

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血継限界 - (2016/04/02 (土) 16:28:51) の編集履歴(バックアップ)


登録日: 2013/06/13(月) 19:35:00
更新日:2024/01/19 Fri 06:35:48
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NARUTO‐ナルト‐』に登場する一部の特殊能力の総称。

一部の家系が遺伝によって伝えてきた特殊技能、もしくは体質。
一代限りの場合も血継限界として扱われることがある。

その血統に連なっていなければ修得できず、血を引いていても血継限界に覚醒しない場合もある。
移植等により他者でも扱うことができる場合もあるが、深刻な副作用が発生することが多い。

血継限界を持つ一族はその強力な能力故に迫害される場合や、戦争時は重用されても平和になると疎まれ、悲惨な末路を辿ることもある。

基本的に「体質タイプ」と「性質変化タイプ」に大別できる。


◆体質タイプ
一部は綿密な研究・解析等により他者が完全に取り込むことができる。

◇三大瞳術
特殊な眼球とそれを使用した強力な瞳術。
瞳力にはかなりの個人差が存在する。
写輪眼
うちは一族の血継限界。

白眼
日向一族の血継限界。

輪廻眼
うちは一族のうち、特別な条件を満たした者だけが開眼する究極の瞳術。

◇屍骨脈
戦闘一族と言われる、かぐや一族の血継限界。体内の骨を自由自在に操る能力。
骨芽細胞やカルシウムなど、骨に関係する要素であれば際限なく操作でき、生成・分解・硬化なども一瞬で行うことができる。
かぐや一族は一族だけで霧隠れの里に戦争を仕掛け全滅、唯一の生き残りだった君麻呂も病死したため、完全に断絶している。
チャクラの祖、大筒木カグヤが「共殺の灰骨」という酷似した強化版能力を使用していることから、かぐや一族も大筒木一族の血を色濃く引く一族だった可能性がある。

◇双魔の攻
音の四人衆、左近と右近の血継限界。他者と肉体を共有する能力。
中に入っている者は自在に身体の一部を出し入れすることができる。
また、共有した対象の細胞を破壊することも可能。
ただし、肉体を共有している関係上、共有対象が負傷すると自分も負傷する。

◇血流眼
血之池一族の血継限界。眼球全体が真っ赤に染まっているのが特徴。
万華鏡写輪眼に匹敵する幻術能力と、血液を介したチャクラコントロール能力を持つ。


◆性質変化タイプ
チャクラの性質変化を2つ同時に行い、融合させることで新たな性質変化を発生させる。また、これについては素質のある者が修行することで後天的に身につけられるものもある。

◇氷遁
霧隠れの雪一族の血継限界。
水+風で氷の性質変化を発生させる。
雪一族は強力な血継限界故に迫害された典型的な例。
劇場版にも同名の性質変化があるが、これは血継限界の設定が固まりきっていない頃の作品の出展なので別物。

◇木遁
木ノ葉隠れの千手一族の一人・柱間が発現させた血継限界。
水+土で木の性質変化を発生させる。他の性質変化と異なりこれは「生命体」を発生させる、つまりカタチにイノチを吹き込む「陽遁」の亜種である。よって、発動するためには「水と土の性質変化」「千手一族のDNA」に加え、「大筒木アシュラのチャクラ」が必要となるため、アシュラの転生者であり、かつ千手の血を引く柱間しか使うことが出来ない。
柱間の細胞(=アシュラのチャクラ)を移植した者でも扱うことができるが、大抵の場合は深刻な拒絶反応が発生し、一時は扱えても消耗すると柱間細胞を制御できなくなる。
現在完全に扱えるのは大蛇丸の実験で適合したヤマト、穢土転生でカブトの改造を加えられたうちはマダラ、マダラに柱間細胞を埋め込まれたうちはオビト

◇泥遁
隠れ里は不明だが、とある一族が受け継いできた血継限界。
水+土で泥の性質変化を発生させる。高名極まる千手の木遁と組み合わせこそ同じながら全く別の性質変化が発生した珍例である。
というか、水と土で本来発生するのはこちらであり、木遁は千手一族の柱間がアシュラのチャクラを持っていたからこそ為しえたある種のイレギュラーである。
この一族は故郷で迫害され、最後の生き残りである飴雪もジャシン教の教義に従い殉教したため、完全に断絶している。

◇熔遁
土+火でゴムや石灰を操る血継限界。
作中では土隠れの黒ツチが石灰を、雲隠れのドダイがゴムを作り出している。
四尾の人柱力・老紫が使用するものは尾獣の力を使って開発したもので、溶岩を操る。

◇溶遁
土+水で強酸性の粘質の液体を操る血継限界。
沸遁と共に使い手は五代目水影・照美メイ。

◇沸遁
水+火で強酸または蒸気を発生させる血継限界。酸の方は須佐能乎を溶かす程強力。
照美メイは火、水、土の3つの性質変化と、それを組み合わせた2つの血継限界を有する珍しい例。
また、ハンおよびナルトは五尾のチャクラを使用することで蒸気による身体能力の強化が出来る。

◇爆遁
岩隠れに存在する血継限界。触れたものを爆破する非常に物騒な能力。
デイダラの起爆粘土を使用した術も爆遁に分類されるが、これはデイダラが自称しているだけ。

◇灼遁
砂隠れに存在する血継限界。
対象の水分を蒸発させる能力。
ナルトの風遁とサスケの炎遁を組み合わせて灼遁が生み出されたことがあるため、風+火によるものである可能性が高い。

◇磁遁
磁力を自在に操る血継限界。
三代目風影は一代限りの突然変異型で、砂鉄を操った。
四代目風影は三代目を師として自力でこれを会得し、砂金を操った。
雲隠れのトロイは忍具に磁力を纏わせ、一撃目を対象に防御させて磁力を移し、二撃目を必殺にする技を使う。
また、我愛羅も素質を持っているが、自覚していない。

◇嵐遁
水+雷の血継限界。
原作ではレーザーを作り出した。
雲隠れのダルイが使用しているが、この里ではメジャーらしく使い手が大勢存在。

◇颱遁
「たいとん」と読む。風遁をはるかにしのぐ規模の暴風を操る。


◆血継淘汰
3つの性質変化を同時に起こして融合させる血継限界の上位能力。
二代目土影・無と三代目土影・オオノキの史上2人しか使い手が確認されていない超レアスキル。
実は自然発生ではなく、無が独力で完成させオオノキに伝授した人造品。

◇塵遁
風+土+火で対象を分子レベルにまで分解する力を発生させる。


◆血継網羅
火風雷土水陰陽の全性質変化を合わせたもの。
大筒木カグヤが十尾化状態で使用した。

◇膨張求道玉
全ての性質変化を網羅し、膨張し続ける超巨大な求道玉。
黒ゼツ曰く、「新たな空間の始まり」




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