白眼(NARUTO)

登録日:2013/06/18 Tue 03:55:00
更新日:2025/04/21 Mon 19:17:17
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カ ッ

 白眼!



白眼(びゃくがん)とは、漫画NARUTO‐ナルト‐』に登場する特異体質の一つ。



◆概要

木ノ葉隠れの名門であり、「最強」と謳われる日向一族が代々遺伝により伝えてきた血継限界
うちは一族の写輪眼六道仙人輪廻眼と合わせて三大瞳術と称される。

うちは一族がうちはイタチの手によりサスケを除いて滅び、輪廻眼は極めて特殊な条件下で個人単位にしか新たに発現しない。
そのため、結果的に白眼が本編時点では三大瞳術の中で最も広く受け継がれている。
この血継限界を受け継ぐ日向一族も非常に歴史の長い、由緒正しい家系であるため、うちは一族と写輪眼の源流とも言われていた。


◆開眼

使用時には眼の周囲の経絡系(見た目は血管に似ている)が隆起する。
正直キモ(ry*1

基本的に修業を積むことによって開眼するらしく、日向一族の者であれば誰であれ必ず開眼できるというわけではないらしいが、
作中に登場した日向一族のキャラクターは宗家・分家に関係なく、ほぼ全員が白眼を開眼している。

また、日向一族とそうでない者の間に出来た子など、日向の血が薄まるとそれだけ白眼を開眼する可能性は低くなるらしく、傍系では片目だけ開眼した例*2もあるが、
うずまきナルト日向ヒナタの娘であるうずまきヒマワリは怒りの爆発によって両目とも開眼したため、
場合によっては、日向の血が薄くとも、修行を積んでおらずとも、感情の昂ぶり等の要因で突発的に開眼することもあるようだ*3*4

ちなみに、ヒマワリの兄であるうずまきボルトは白眼の素質は持っていないものの、右目に白眼の亜種である淨眼を開眼している。


◆能力

「忍術・体術・幻術に分類される全てのを視認するだけで見抜き跳ね返す」とされる瞳術の中でも、白眼は「静止視力」「深視力」に優れ、「視る」ことに秀でた性能を持つ。
第二胸骨の真後ろ以外のほぼ全方向と数百m範囲を見渡せるほどの極めて広い視野「透視能力」を持つ。
加えて、写輪眼同様にチャクラの性質を色で識別出来るだけでなく、更には個人レベルのチャクラの性質すら見分けることができる。
この特性から、洞察能力については写輪眼以上と言え、劇中ではチャクラの色の変化で対象者が背負っていた武具に仕込まれていた爆弾*5を見抜いた。

一方で、写輪眼のように対象と目を合わせるだけで幻術・瞳術に掛けたり、相手のそれらの術を破る能力はないが、
その鋭い「視る」力を以て、チャクラの感知能力に優れた人物でも判別できないような微細な変化を識別することで、
他者が何者かの幻術・瞳術の影響下にあるかどうかを見分けることは可能である。

そして白眼の最大の特徴は、人体に存在するチャクラの通り道である「経絡系」を視認できること。
日向一族に伝わる独自の戦闘体術「柔拳」はこの能力と透視能力を前提としており、白眼の持ち主以外には扱えない。

さらに、白眼も他の瞳術同様に、どこまで「視る」ことが出来るかには個人差が存在し、
例えば「日向始まって以来の天才」と称えられる日向ネジの白眼は、経絡系のツボ「点穴」までも見抜くことができる。
点穴を見抜く白眼の持ち主であれば、柔拳を用いて『北斗の拳』に登場する北斗神拳のようなことも可能。
サウザーは間違いなく青ざめる。
この点穴は針の穴ほどの大きさで、写輪眼では戦闘中に見抜くことは不可能、全部で361個ある。

この通り、写輪眼のように多彩な能力こそ持たない代わりに、白兵戦や索敵などで高い効力を発揮できる上、
写輪眼で言えば「万華鏡写輪眼」のように、「使用する度に視力が低下する」といったリスクがある能力も存在しないため、
一度開眼すれば、それ以降は(チャクラ消費以外は)特にリスクなく白眼の能力を使用できるのもメリットと言える。

尤も、「リスクがない」という点に関しては、写輪眼が開眼した者の瞳そのものが忍術・幻術を宿した瞳術なのに対し、
白眼は言ってみれば「普通の人には見えない範囲やモノも見渡し、また見通せる特殊な瞳」でしかなく、
それこそ日向一族が得意とする「柔拳」や医療忍術など、他の体術や忍術との組み合わせで真価を発揮する瞳術であり、
三大瞳術と並び称されているからと言って、そもそも写輪眼と同じ土俵に立たせて比較すること自体がナンセンスと言えるかもしれない。


◆眼の移植

他の瞳術と同様に、元の持ち主から移植することで日向一族の者でなくとも白眼を扱うことは可能。
現在のところ移植して所持しているのは霧隠れの忍・のみで、これは日向との戦闘の戦利品らしい。

青は眼帯をしているものの、使用時にも外していない。
また印を結んだ時のみ顔に経絡系が浮かび上がっている。
このことから写輪眼と違って眼帯ではなく結印で能力をオン・オフしている模様。
眼帯の用途は不明だが、白眼は見ればそれと分かるので隠蔽用か、耳飾りと同じく強奪防止策か、または裸眼だと扱い切れないのかもしれない。
いずれにしろ、うちは一族の者以外が使用するとスタミナの消耗が激しく、任意でオン・オフの切り替えができない写輪眼や、
千手一族かうずまき一族の力が無ければ扱えず、扱えても適性が低いと下手すると自我を失くす輪廻眼よりは使い易そうである。

ただ、日向一族も白眼の流出防止措置として、分家の者に呪印術を施しており、
この呪印術を施された分家の者が死亡すると、その白眼が封印され、その後目を移植しても白眼が使用できないようにしている。
そのため、青のように戦利品として手に入れるならば、日向一族の中でも宗家の者か、生け捕りにした分家の者から奪う必要がある。


◆ルーツ

白眼は元々、地球外の人種である大筒木一族が持つ瞳術の一種である。
作中に登場する大筒木一族、特に地球外からやって来た本家の人物のほとんどが白眼を使用していたことから、大筒木一族由来の瞳術の中では最も基本的な瞳術と思われる。
日向一族が使用しているのは大筒木カグヤとその次男ハムラを経て継承されたもの。

なお、作中でははたけカカシが上記の「写輪眼は白眼と酷似した瞳術である」ことから、
「うちは一族は日向一族から派生した一族であると考えられている」という定説を語っていたが、この定説は誤りである。
うちは一族は大筒木カグヤの長男にしてハムラの兄であるハゴロモの長男・インドラの家系である。
つまり日向・うちは両一族は大筒木一族を起点にそれぞれ別々に枝分かれした一族なのである。

ただし、白眼を変異させることなくそのまま継承するなど大筒木一族の身体的特徴をより色濃く受け継いでいたのと、
一族としての集団・伝統の成り立ちが早かったのはうちは一族ではなく日向一族の方である。
これらの理由から、長い年月の経過に伴い日向一族とその祖である大筒木一族が混同・同一視されるようになったことで、このような内容の伝承になったと考えられる。


◆上位種・亜種

◇転生眼

月の大筒木一族のチャクラと日向宗家が持つ高純度の白眼が融合することで開眼する瞳術。
いわば白眼版輪廻眼
作中では、日向ハナビの白眼を移植することで大筒木トネリが開眼させた。
白眼と違い、万華鏡を思わせる模様が瞳孔に浮かぶ。

その力は輪廻眼にも匹敵し、天道に似た引力や斥力の操作の他、岩石を利用した巨大な傀儡人形の操作、求道玉に酷似した術も行使も出来る。
尾獣チャクラモードに似た転生眼チャクラモードという形態になることもでき、銀色の巨大な竜巻を発生させて月面に巨大な穴を穿つ程の威力を持つ銀輪転生爆や、
金色の巨大なチャクラ刀を発生させてイデオンソードの如く月を両断して見せた金輪転生爆を使用できる。

ハムラの系譜の大筒木一族が千年分の眼球(白眼)を結集させて作り上げた、エネルギー体の巨大転生眼も存在する。
こちらの力も凄まじく、月内部の空間を千年に渡って維持し、地球圏まで離れようとも大量の傀儡を自律機動させることができるほど。
ハムラに連なるチャクラの持ち主以外からの攻撃を無効化する能力も持ち、単純な防御力自体もヒナタの柔歩双獅拳を受けても全く傷つかないほどで、破壊は相当困難である。
更にこの巨大転生眼を操る者は、術者の術に触れた場合や例え術者に触れていない者が対象であっても、強制的にチャクラを吸い出して外部に放出させる能力を持つ*6
この吸収能力も驚異的で、最強の人柱力へと成長したナルトですらトネリの疑似求道玉に螺旋丸が触れた瞬間、強制的にチャクラを搾り取られ重体にまで追い込まれた。
しかもこの強制吸収能力はハムラに連なるチャクラが無いと防げない。
巨大転生眼が破壊されると大量の白眼に分解されるが、これを利用してチャクラ吸収能力を発動することも可能。

ただし、この強制吸収能力にもリスクはある。
真空であるがために遮るものの無い強烈な太陽光が注がれ続ける宇宙空間等、大量かつ無尽蔵にエネルギーが供給され続ける状況下では、
吸収を制御出来ずに放出も間に合わないままエネルギーの許容量を容易く超えて自滅する危険性がある。

◇淨眼

アニメ版のボルトが右目に開眼した亜種。
開眼の経緯は不明だが、大筒木一族の瞳術であり、彼らに対するある種のカウンターでもあるらしい。
外見は白目の部分が黒く染まる以外は転生眼に近い。
その能力は、判明している限り「異界のチャクラを見る」ことに特化しており、対象のチャクラが近くにあると自動的に発動し制御は不可能*7
経絡系を見切るなど、白眼に連なる瞳術であることがうかがえる。

◇白・写輪眼

ロック・リーの青春フルパワー忍伝』にて日向ネジが開眼した、白眼と写輪眼の性質を併せ持つ新たな瞳術……ではない。
実態は白眼の上に写輪眼のコンタクトレンズをのせただけ。
しかも瞳孔の周りの勾玉3つがついた波紋の中しか赤くない中途半端な再現度のため、白眼の白から浮いており正直キモい。
ただ本編でも輪廻眼写輪眼の要素を持った輪廻写輪眼の瞳術があるので、白・写輪眼もいつか逆輸入されるかもしれない。

◇千里眼

」の改造人間・エイダが宿している能力。
大筒木一族にしか入れないような異空間も含むこの世のあらゆる場面を、まるでその場にいるかの如く見聞きできる。
更には自身の出生以降という条件付きで過去の出来事も遡って見る事ができるなど、千里眼の名に恥じぬ凄まじい感知範囲を有している。
白眼の上位互換染みた性能だが、能力の出自を考えるとむしろ当然であった。


◆柔拳

白眼の能力を駆使した日向独自の体術戦闘技法。
正確にいうと柔拳は内臓を攻撃する拳法の総称で、日向一族のものは日向流と呼ばれる。
……が、日向流云々は死に設定となっている。一応アニメでは日向一族や白眼を知らなくとも柔拳は知っている者や、白眼を持たずとも柔拳のようなことをしていた者はいたが
体術に詳しいロック・リー曰く、木ノ葉最強の体術。
手からチャクラを発し、経絡系及び経絡系と絡みついている内臓へのダメージを狙う。
内臓を鍛えることはほぼ不可能であるため、この特徴から「掠っても致命傷になる」と言われている。
さらに、この柔拳で経絡系上にある「点穴」と呼ばれるツボを正確に攻撃することで、
攻撃対象のチャクラの流れを止めたり、逆に増幅させたりと、チャクラの流れを自在にコントロールすることができる。

この特性から、柔拳及び白眼熟練者は、点穴への攻撃によって相手のチャクラを封じ、戦闘不能に追い込むのが基本戦術となる。

  • 柔拳法・八卦六十四掌
宗家にのみ伝えられる奥義。
八卦の領域内にいる対象の64ヶ所の点穴を突き、そのチャクラを封じる。

  • 柔拳法・一撃身
体の一部からチャクラを発し、密着した対象に一撃を加える。

  • 絶招・八門崩撃
ネジが鬼童丸に放った技。
名前はゲームから。
8個の点穴を突き、対象にチャクラを練れなくする。

  • 八卦掌回天
宗家にのみ伝えられる奥義。
全身のチャクラ穴からチャクラを放出し、更にその状態で回転することで放出したチャクラによって攻撃を弾く絶対防御術。
現当主・日向ヒアシが放つ回天は巨大なクレーターができるほどで、まさに木ノ葉にて最強な威力を誇る。
威力や規模は調整が効くようで、『BORUTO』ではヒアシが街でボルトと揉めたの忍を仲裁するのに使った。

なお、劇中でこの「回天」と「八卦六十四掌」を初めて披露したのは、分家筋にあたるネジである。
宗家ではないネジは当然手解きなどされていないであろうこの二つの技を、独力で再現してみせた。
中忍試験でネジの「回天」を見た当時の宗家当主・ヒアシは、元々ネジを「最も日向の才に愛された男」と評価していたが、
それでも独力で奥義を再現するなど想定外だったらしく、「分家の者が宗家を超えるか…」と思わず感嘆の声を漏らしたほど。
ちなみに、このヒアシの反応からすると、少なくともネジの用いる「回天」については、正式に宗家筋の人間に伝授されるものと相違ないと推測される。

  • 柔歩双獅拳
両手から放出したチャクラを獅子の形に形態変化させ、柔拳のリーチと破壊力を向上させる。
破壊力に関しては、「獅子」の名前の通り、触れた相手の経絡系は喰い尽くされるというほどだが、
その分非常に繊細なチャクラコントロールを要求される、日向宗家に秘伝として伝わる高等体術。
第四次忍界大戦時の日向ヒナタは、この状態で八卦六十四掌を繰り出す「八卦双獅子崩拳」も披露している。
アニメ版ではいのから聞いた「風遁・螺旋手裏剣」の話をヒントに会得している。

  • 八卦空掌
掌からチャクラによる真空の衝撃波を放つ遠距離攻撃。
白眼をスコープ代わりとし、急所を的確に射抜く。

  • 八卦空壁掌
2人掛かり、もしくは両掌行う八卦空掌。
日向ヒアシが放つそれはなんと 八尾の尾獣玉すら軽く弾く十尾の手を押し返す程の絶大な威力である。

  • 柔拳・点穴針
柔拳の中でもっとも基本的なもの。
白眼で見切った点穴にチャクラを打ち込んで動きを止める。
アニオリの術で、回想の中忍試験編でネジが使用したほか、ヒマワリがナルトを昏倒させたのもこの技。

  • 八卦四天空掌
ゲームオリジナル。
八卦空掌四連射。

  • 八卦・破山撃
ゲームオリジナル。
後にアニメでも登場。
八卦空掌の強化版。
もはやビーム

  • 守護八卦六十四掌
アニメオリジナル。
ヒナタのオリジナル技。
掌に集中させたチャクラを高速で動かしてチャクラの壁を作る。

  • 百烈掌
ゲームオリジナル。
六十四掌のように、相手に怒涛の柔拳連打を繰り出す。

  • 白朧天舞
軌跡が出来るほどのチャクラを両手に集中させ、連撃を繰り出す。

  • 八卦掌空天
ゲームオリジナル。
跳躍して行う回天。

  • 柔拳法・八卦三十二掌
アニメオリジナル。
八卦の領域内にいる対象の32ヶ所の点穴を突く。

  • 柔拳法・八卦百二十八掌
ゲームオリジナル。
後にアニメでも登場。
八卦の領域内にいる対象の128ヶ所の点穴を突く。

  • 八卦三百六十一式
ゲームオリジナル。
八卦の領域内にいる対象の全361ヶ所の点穴を突く。
演出が非常にカッコイイ。


◆使用者

◇日向一族

ヒザシの一人息子で、ヒナタ、ハナビの従兄弟にあたる。
分家ながら、その才能は「日向始まって以来の天才」と称されるほどのもので、
本来日向宗家にのみ伝承される「八卦六十四掌」や「回天」を独力で習得している。
彼の白眼も、チャクラが流れる「経絡系」のみならず、チャクラを体外に放出する「点穴」をも見切れるほど強く、
そこを鍛え上げた柔拳をもって的確に突き、相手のチャクラの流れを絶って無力化する、あるいは弱体化させるのが基本戦術。

宗家当主ヒアシの長女で、ハナビの5つ上の姉。ネジは1つ違いの従兄にあたる。
当主の娘ということで扱いは宗家相応であり、分家の人間が刻まれる呪印等もないが、
ヒアシには幼少期から「当主には向かない」とその資質を見限られており、彼の後継者とは見られていない。
1部時点では仲間のサポートをすることが多く、それ故に白眼は感知のために用いる場面が多かったが、
2部では関係が改善されたネジも交えて修行を積んだこともあり、前線に立って白眼を用いての柔拳で戦う場面も増えた。

  • 日向ヒアシ
日向一族の宗家の当主。
ヒナタとハナビの父、ヒザシの双子の兄で、ネジの伯父にあたる。
当主として、家を護るためには時に冷徹な判断をも下す他、長女のヒナタを「当主の器ではない」と見放すなど厳しい一面が目立つが、
ヒザシを犠牲にしたことをずっと後悔していたり、それを恨むネジに頭を下げて心から謝罪するなど、ただ冷徹なだけの人物ではない。
長年一族を導いてきただけあって、その実力はヒアシ自ら「日向の天稟が宿る」と称した天才のネジをも上回る。
「心せよ!日向は木ノ葉にて最強!」

  • 日向ハナビ
ヒアシの次女で、ヒナタの5つ下の妹。
本来ならば次女故に、かつてのヒザシのようにいずれは分家として扱われたと推測されるが、
長女であるヒナタが「当主の器ではない」とされたこと、さらに才能・実力ともに姉を超えると見られたことで、
ヒアシからは日向の次期当主と見なされ、呪印は施されず、代わりに当主となるための英才教育を施されている。

  • 日向ヒザシ
ネジの父。
ヒアシの双子の弟で、ヒナタとハナビの叔父にあたる。分家。
ヒアシとほぼ同時に産まれたにもかかわらず、少しの時間差で弟として分家の身にされたことや、
息子であるネジの才能を喜びつつ宗家に運でやれなかったことを負い目に感じており、分家というだけで隷属的立場に追いやる宗家に恨みを抱いていた。
本編の数年前に白眼を狙った雲隠れがヒナタを人質にヒアシの身柄を要求した際、ヒアシの身代わりになり死去している。

  • 日向イロハ
木ノ葉隠れの結界班の一人で標的の探知を請け負っている。

  • 日向コウ
ヒナタの護衛役。
額当てをし、宗家の人間には様付けで呼ぶことから分家の人間に見えるが、アニメ版では額に呪印が描かれていない。

  • 日向トクマ
アンコが率いるカブト追跡班所属の忍者。
「日向一の白眼」らしい。

  • 日向ホヘト
第四次忍界大戦に奇襲部隊の一員として参戦し、デイダラの起爆粘土を看破し仲間を救った。


大筒木一族

遥かな昔、遠い土地から渡ってきた忍の始祖。
日向一族の祖先でもある。
三大瞳術を全て持っており、両目は白眼、額には輪廻眼と写輪眼を合わせた「輪廻写輪眼」を開眼している。

  • 大筒木ハムラ
カグヤの次男で兄の大筒木ハゴロモと共に十尾を封印した人物。
日向一族は彼を祖とする一族である。

月に封印された外道魔像(十尾)を監視するために月に移住したハムラの子孫の末裔。
彼の一族は、生まれたと同時に眼球を抜かれる習わしがあり、そのため当初は目には眼球が存在せずチャクラを用いた心の目で周囲の状況を感じ取って行動していた。
しかし、ハナビから奪った眼球を移植したことで白眼を得た。

映画『BORUTO‐ボルト‐』の敵役。
カグヤを追ってやって来た二人組。
両目に白眼を有している。

アニメ版『BORUTO‐ボルト‐』で新たに登場した三人目の大筒木一族の男。
モモシキ、キンシキと同じく両目に白眼を有している。
彼は両目の白眼を必要に応じて輪廻眼へと変化させることができる模様。

カグヤと共に地球へ降り立っていた大筒木の一角。
右眼に固有噇術を宿しており、一族直系の者としては珍しく左眼にのみ白眼を開眼している。

度重なる進化の果てに「」となった大筒木。
イッシキと同様に片目だけ開眼しているが、その瞳力は世界全域を見渡せる「千里眼」の域に達している。


◇その他の使い手

霧隠れの上忍で右眼に日向一族の忍から奪った白眼を隠し持っている。
第四次忍界大戦で十尾の攻撃を受けた際に失った。

  • 小日向ムカイ
『イタチ真伝』の登場人物。
木ノ葉隠れの里の上忍。
小日向一族は日向一族の遠縁に当たる家柄だが、何代も前に分家しているため日向一族の血継限界である「白眼」は有していない。
だが、ムカイは隔世遺伝によって左目のみ白眼を開眼した。

  • うずまきヒマワリ
BORUTO‐ボルト‐』の登場人物。
主人公うずまきナルトとヒナタの間に生まれた娘。
まだ忍者学校に入学する前から、日向一族の血継限界である「白眼」を開眼している。
瞳力そのものはネジに比肩するレベルらしく、開眼直後に点穴の視認を可能とした。
任意制御は出来ず、当初は感情の高ぶりによって自動的に開眼していたが、アニメ版では最終的に任意での制御が可能になっている。

BORUTO‐ボルト‐』の主人公。
当初は亜種となる浄眼のみを開眼していたが、によってモモシキの意識が顕在化している間だけ右目に開眼している。



「追記・修正せよ!日向はアニヲタWikiにて最強!」

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最終更新:2025年04月21日 19:17

*1 事実、『THE LAST』ではその姿故に幼少期のヒナタが悪ガキから気色悪がられる描写がある。ひどい話だ。

*2 小説版より

*3 ただし、ヒマワリは十全に白眼を扱う修行をしていないため、持続時間は短く視認可能範囲も狭い。

*4 うちは一族の写輪眼同様、強い感情が開眼に関連するという可能性も考えられる

*5 デイダラの起爆粘土

*6 ただし、この強制吸収能力を、一個人の転生眼のみでも使用出来るかは不明である。上記の巨大転生眼破壊後のナルトは、ヒナタから多少受け取ったチャクラも使い切るだろう膨大なチャクラを使いながら、完全な開眼を遂げたトネリと激闘を繰り広げた。その際、トネリの術や体に直接触れ続けてもチャクラの強制吸収はされず、再び強制吸収されるようになったのは、トネリが巨大転生眼を構成していた大量の白眼を利用し始めた時のみである。

*7 青年期にはコントロールができるようになっている模様