登録日:2013/06/18 Tue 03:55:00
更新日:2025/04/21 Mon 19:17:17
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◆概要
木ノ葉隠れの名門であり、「最強」と謳われる日向一族が代々遺伝により伝えてきた
血継限界。
うちは一族の
写輪眼、
六道仙人の
輪廻眼と合わせて三大瞳術と称される。
うちは一族が
うちはイタチの手により
サスケを除いて滅び、
輪廻眼は極めて特殊な条件下で個人単位にしか新たに発現しない。
そのため、結果的に白眼が本編時点では三大瞳術の中で最も広く受け継がれている。
この
血継限界を受け継ぐ日向一族も非常に歴史の長い、由緒正しい家系であるため、うちは一族と
写輪眼の源流とも言われていた。
◆開眼
使用時には眼の周囲の経絡系(見た目は血管に似ている)が隆起する。
正直キモ(ry
基本的に修業を積むことによって開眼するらしく、日向一族の者であれば誰であれ必ず開眼できる
というわけではないらしいが、
作中に登場した日向一族のキャラクターは宗家・分家に関係なく、ほぼ全員が白眼を開眼している。
また、日向一族とそうでない者の間に出来た子など、日向の血が薄まるとそれだけ白眼を開眼する可能性は低くなるらしく、傍系では片目だけ開眼した例もあるが、
うずまきナルトと
日向ヒナタの娘であるうずまきヒマワリは怒りの爆発によって両目とも開眼したため、
場合によっては、日向の血が薄くとも、修行を積んでおらずとも、感情の昂ぶり等の要因で突発的に開眼することもあるようだ。
ちなみに、ヒマワリの兄である
うずまきボルトは白眼の素質は持っていないものの、右目に白眼の亜種である淨眼を開眼している。
◆能力
「忍術・体術・幻術に分類される全ての術を視認するだけで見抜き跳ね返す」とされる瞳術の中でも、白眼は「静止視力」「深視力」に優れ、「視る」ことに秀でた性能を持つ。
第二胸骨の真後ろ以外のほぼ全方向と数百m範囲を見渡せるほどの極めて広い視野
「透視能力」を持つ。
加えて、
写輪眼同様にチャクラの性質を色で識別出来るだけでなく、更には個人レベルのチャクラの性質すら見分けることができる。
この特性から、洞察能力については写輪眼以上と言え、劇中ではチャクラの色の変化で対象者が背負っていた武具に仕込まれていた爆弾を見抜いた。
一方で、写輪眼のように対象と目を合わせるだけで幻術・瞳術に掛けたり、相手のそれらの術を破る能力はないが、
その鋭い「視る」力を以て、チャクラの感知能力に優れた人物でも判別できないような微細な変化を識別することで、
他者が何者かの幻術・瞳術の影響下にあるかどうかを見分けることは可能である。
そして白眼の最大の特徴は、人体に存在するチャクラの通り道である「経絡系」を視認できること。
日向一族に伝わる独自の戦闘体術「柔拳」はこの能力と透視能力を前提としており、白眼の持ち主以外には扱えない。
さらに、白眼も他の瞳術同様に、どこまで「視る」ことが出来るかには個人差が存在し、
例えば「日向始まって以来の天才」と称えられる
日向ネジの白眼は、経絡系のツボ「点穴」までも見抜くことができる。
点穴を見抜く白眼の持ち主であれば、柔拳を用いて『
北斗の拳』に登場する
北斗神拳のようなことも可能。
サウザーは間違いなく青ざめる。
この点穴は針の穴ほどの大きさで、
写輪眼では戦闘中に見抜くことは不可能、全部で361個ある。
この通り、
写輪眼のように多彩な能力こそ持たない代わりに、白兵戦や索敵などで高い効力を発揮できる上、
写輪眼で言えば「万華鏡写輪眼」のように、「使用する度に視力が低下する」といったリスクがある能力も存在しないため、
一度開眼すれば、それ以降は(チャクラ消費以外は)特にリスクなく白眼の能力を使用できるのもメリットと言える。
尤も、「リスクがない」という点に関しては、写輪眼が開眼した者の瞳そのものが忍術・幻術を宿した瞳術なのに対し、
白眼は言ってみれば「普通の人には見えない範囲やモノも見渡し、また見通せる特殊な瞳」でしかなく、
それこそ日向一族が得意とする「柔拳」や医療忍術など、他の体術や忍術との組み合わせで真価を発揮する瞳術であり、
三大瞳術と並び称されているからと言って、そもそも
写輪眼と同じ土俵に立たせて比較すること自体がナンセンスと言えるかもしれない。
◆眼の移植
他の瞳術と同様に、元の持ち主から移植することで日向一族の者でなくとも白眼を扱うことは可能。
現在のところ移植して所持しているのは
霧隠れの忍・
青のみで、これは日向との戦闘の戦利品らしい。
青は眼帯をしているものの、使用時にも外していない。
また印を結んだ時のみ顔に経絡系が浮かび上がっている。
このことから
写輪眼と違って眼帯ではなく結印で能力をオン・オフしている模様。
眼帯の用途は不明だが、白眼は見ればそれと分かるので隠蔽用か、耳飾りと同じく強奪防止策か、または裸眼だと扱い切れないのかもしれない。
いずれにしろ、うちは一族の者以外が使用するとスタミナの消耗が激しく、任意でオン・オフの切り替えができない写輪眼や、
千手一族かうずまき一族の力が無ければ扱えず、扱えても適性が低いと下手すると自我を失くす
輪廻眼よりは使い易そうである。
ただ、日向一族も白眼の流出防止措置として、分家の者に呪印術を施しており、
この呪印術を施された分家の者が死亡すると、その白眼が封印され、その後目を移植しても白眼が使用できないようにしている。
そのため、青のように戦利品として手に入れるならば、日向一族の中でも宗家の者か、生け捕りにした分家の者から奪う必要がある。
◆ルーツ
白眼は元々、地球外の人種である
大筒木一族が持つ瞳術の一種である。
作中に登場する
大筒木一族、特に地球外からやって来た本家の人物のほとんどが白眼を使用していたことから、
大筒木一族由来の瞳術の中では最も基本的な瞳術と思われる。
日向一族が使用しているのは
大筒木カグヤとその次男ハムラを経て継承されたもの。
なお、作中では
はたけカカシが上記の「
写輪眼は白眼と酷似した瞳術である」ことから、
「うちは一族は日向一族から派生した一族であると考えられている」という定説を語っていたが、この定説は誤りである。
うちは一族は
大筒木カグヤの長男にしてハムラの兄である
ハゴロモの長男・
インドラの家系である。
つまり日向・うちは両一族は
大筒木一族を起点にそれぞれ別々に枝分かれした一族なのである。
ただし、白眼を変異させることなくそのまま継承するなど
大筒木一族の身体的特徴をより色濃く受け継いでいたのと、
一族としての集団・伝統の成り立ちが早かったのはうちは一族ではなく日向一族の方である。
これらの理由から、長い年月の経過に伴い日向一族とその祖である
大筒木一族が混同・同一視されるようになったことで、このような内容の伝承になったと考えられる。
◆上位種・亜種
◇転生眼
月の
大筒木一族のチャクラと日向宗家が持つ高純度の白眼が融合することで開眼する瞳術。
いわば白眼版
輪廻眼。
作中では、日向ハナビの白眼を移植することで
大筒木トネリが開眼させた。
白眼と違い、万華鏡を思わせる模様が瞳孔に浮かぶ。
その力は
輪廻眼にも匹敵し、天道に似た引力や斥力の操作の他、岩石を利用した巨大な傀儡人形の操作、求道玉に酷似した術も行使も出来る。
尾獣チャクラモードに似た転生眼チャクラモードという形態になることもでき、銀色の巨大な竜巻を発生させて月面に巨大な穴を穿つ程の威力を持つ
銀輪転生爆や、
金色の巨大なチャクラ刀を発生させてイデオンソードの如く
月を両断して見せた
金輪転生爆を使用できる。
ハムラの系譜の
大筒木一族が千年分の眼球(白眼)を結集させて作り上げた、エネルギー体の巨大転生眼も存在する。
こちらの力も凄まじく、月内部の空間を千年に渡って維持し、地球圏まで離れようとも大量の傀儡を自律機動させることができるほど。
ハムラに連なるチャクラの持ち主以外からの攻撃を無効化する能力も持ち、単純な防御力自体もヒナタの柔歩双獅拳を受けても全く傷つかないほどで、破壊は相当困難である。
更にこの巨大転生眼を操る者は、術者の術に触れた場合や例え術者に触れていない者が対象であっても、強制的にチャクラを吸い出して外部に放出させる能力を持つ。
この吸収能力も驚異的で、最強の人柱力へと成長したナルトですらトネリの疑似求道玉に
螺旋丸が触れた瞬間、強制的にチャクラを搾り取られ重体にまで追い込まれた。
しかもこの強制吸収能力はハムラに連なるチャクラが無いと防げない。
巨大転生眼が破壊されると大量の白眼に分解されるが、これを利用してチャクラ吸収能力を発動することも可能。
ただし、この強制吸収能力にもリスクはある。
真空であるがために遮るものの無い強烈な太陽光が注がれ続ける宇宙空間等、大量かつ無尽蔵にエネルギーが供給され続ける状況下では、
吸収を制御出来ずに放出も間に合わないままエネルギーの許容量を容易く超えて自滅する危険性がある。
◇淨眼
アニメ版のボルトが右目に開眼した亜種。
開眼の経緯は不明だが、
大筒木一族の瞳術であり、彼らに対するある種のカウンターでもあるらしい。
外見は白目の部分が黒く染まる以外は転生眼に近い。
その能力は、判明している限り「異界のチャクラを見る」ことに特化しており、対象のチャクラが近くにあると自動的に発動し制御は不可能。
経絡系を見切るなど、白眼に連なる瞳術であることがうかがえる。
◇白・写輪眼
『
ロック・リーの青春フルパワー忍伝』にて日向ネジが開眼した、白眼と
写輪眼の性質を併せ持つ新たな瞳術……ではない。
実態は白眼の上に
写輪眼のコンタクトレンズをのせただけ。
しかも瞳孔の周りの勾玉3つがついた波紋の中しか赤くない
中途半端な再現度のため、白眼の白から浮いており正直キモい。
ただ本編でも
輪廻眼と
写輪眼の要素を持った輪廻
写輪眼の瞳術があるので、白・
写輪眼もいつか逆輸入されるかもしれない。
◇千里眼
「
殻」の改造人間・
エイダが宿している能力。
大筒木一族にしか入れないような異空間も含むこの世のあらゆる場面を、まるでその場にいるかの如く見聞きできる。
更には自身の出生以降という条件付きで過去の出来事も遡って見る事ができるなど、千里眼の名に恥じぬ凄まじい感知範囲を有している。
白眼の上位互換染みた性能だが、
能力の出自を考えるとむしろ当然であった。
◆柔拳
白眼の能力を駆使した日向独自の体術戦闘技法。
正確にいうと柔拳は内臓を攻撃する拳法の総称で、日向一族のものは日向流と呼ばれる。
……が、日向流云々は死に設定となっている。一応アニメでは日向一族や白眼を知らなくとも柔拳は知っている者や、白眼を持たずとも柔拳のようなことをしていた者はいたが。
体術に詳しい
ロック・リー曰く、木ノ葉最強の体術。
手からチャクラを発し、経絡系及び経絡系と絡みついている内臓へのダメージを狙う。
内臓を鍛えることはほぼ不可能であるため、この特徴から「掠っても致命傷になる」と言われている。
さらに、この柔拳で経絡系上にある「点穴」と呼ばれるツボを正確に攻撃することで、
攻撃対象のチャクラの流れを止めたり、逆に増幅させたりと、チャクラの流れを自在にコントロールすることができる。
この特性から、柔拳及び白眼熟練者は、点穴への攻撃によって相手のチャクラを封じ、戦闘不能に追い込むのが基本戦術となる。
宗家にのみ伝えられる奥義。
八卦の領域内にいる対象の64ヶ所の点穴を突き、そのチャクラを封じる。
体の一部からチャクラを発し、密着した対象に一撃を加える。
ネジが
鬼童丸に放った技。
名前は
ゲームから。
8個の点穴を突き、対象にチャクラを練れなくする。
宗家にのみ伝えられる奥義。
全身のチャクラ穴からチャクラを放出し、更にその状態で回転することで放出したチャクラによって攻撃を弾く絶対防御術。
現当主・日向ヒアシが放つ回天は巨大なクレーターができるほどで、まさに
木ノ葉にて最強な威力を誇る。
威力や規模は調整が効くようで、『
BORUTO』ではヒアシが街でボルトと揉めた
雲の忍を仲裁するのに使った。
なお、劇中でこの「回天」と「八卦六十四掌」を初めて披露したのは、分家筋にあたるネジである。
宗家ではないネジは当然手解きなどされていないであろうこの二つの技を、独力で再現してみせた。
中忍試験でネジの「回天」を見た当時の宗家当主・ヒアシは、元々ネジを「最も日向の才に愛された男」と評価していたが、
それでも独力で奥義を再現するなど想定外だったらしく、「分家の者が宗家を超えるか…」と思わず感嘆の声を漏らしたほど。
ちなみに、このヒアシの反応からすると、少なくともネジの用いる「回天」については、正式に宗家筋の人間に伝授されるものと相違ないと推測される。
両手から放出したチャクラを獅子の形に形態変化させ、柔拳のリーチと破壊力を向上させる。
破壊力に関しては、「獅子」の名前の通り、
触れた相手の経絡系は喰い尽くされるというほどだが、
その分非常に繊細なチャクラコントロールを要求される、日向宗家に秘伝として伝わる高等体術。
第四次忍界大戦時の日向ヒナタは、この状態で八卦六十四掌を繰り出す
「八卦双獅子崩拳」も披露している。
アニメ版では
いのから聞いた「風遁・螺旋手裏剣」の話をヒントに会得している。
掌からチャクラによる真空の衝撃波を放つ遠距離攻撃。
白眼をスコープ代わりとし、急所を的確に射抜く。
2人掛かり、もしくは両掌行う八卦空掌。
日向ヒアシが放つそれはなんと
八尾の尾獣玉すら軽く弾く十尾の手を押し返す程の絶大な威力である。
柔拳の中でもっとも基本的なもの。
白眼で見切った点穴にチャクラを打ち込んで動きを止める。
アニオリの術で、回想の中忍試験編でネジが使用したほか、ヒマワリがナルトを昏倒させたのもこの技。
ゲームオリジナル。
後にアニメでも登場。
八卦空掌の強化版。
もはや
ビーム。
アニメオリジナル。
ヒナタのオリジナル技。
掌に集中させたチャクラを高速で動かしてチャクラの壁を作る。
ゲームオリジナル。
六十四掌のように、相手に怒涛の柔拳連打を繰り出す。
軌跡が出来るほどのチャクラを両手に集中させ、連撃を繰り出す。
アニメオリジナル。
八卦の領域内にいる対象の32ヶ所の点穴を突く。
ゲームオリジナル。
後にアニメでも登場。
八卦の領域内にいる対象の128ヶ所の点穴を突く。
ゲームオリジナル。
八卦の領域内にいる対象の全361ヶ所の点穴を突く。
演出が非常にカッコイイ。
◆使用者
◇日向一族
ヒザシの一人息子で、ヒナタ、ハナビの従兄弟にあたる。
分家ながら、その才能は「日向始まって以来の天才」と称されるほどのもので、
本来日向宗家にのみ伝承される「八卦六十四掌」や「回天」を独力で習得している。
彼の白眼も、チャクラが流れる「経絡系」のみならず、チャクラを体外に放出する「点穴」をも見切れるほど強く、
そこを鍛え上げた柔拳をもって的確に突き、相手のチャクラの流れを絶って無力化する、あるいは弱体化させるのが基本戦術。
宗家当主ヒアシの長女で、ハナビの5つ上の姉。ネジは1つ違いの従兄にあたる。
当主の娘ということで扱いは宗家相応であり、分家の人間が刻まれる呪印等もないが、
ヒアシには幼少期から「当主には向かない」とその資質を見限られており、彼の後継者とは見られていない。
1部時点では仲間のサポートをすることが多く、それ故に白眼は感知のために用いる場面が多かったが、
2部では関係が改善されたネジも交えて修行を積んだこともあり、前線に立って白眼を用いての柔拳で戦う場面も増えた。
日向一族の宗家の当主。
ヒナタとハナビの父、ヒザシの双子の兄で、ネジの伯父にあたる。
当主として、家を護るためには時に冷徹な判断をも下す他、長女のヒナタを「当主の器ではない」と見放すなど厳しい一面が目立つが、
ヒザシを犠牲にしたことをずっと後悔していたり、それを恨むネジに頭を下げて心から謝罪するなど、ただ冷徹なだけの人物ではない。
長年一族を導いてきただけあって、その実力はヒアシ自ら「日向の天稟が宿る」と称した天才のネジをも上回る。
「心せよ!日向は木ノ葉にて最強!」
ヒアシの次女で、ヒナタの5つ下の妹。
本来ならば次女故に、かつてのヒザシのようにいずれは分家として扱われたと推測されるが、
長女であるヒナタが「当主の器ではない」とされたこと、さらに才能・実力ともに姉を超えると見られたことで、
ヒアシからは日向の次期当主と見なされ、呪印は施されず、代わりに当主となるための英才教育を施されている。
ネジの父。
ヒアシの双子の弟で、ヒナタとハナビの叔父にあたる。分家。
ヒアシとほぼ同時に産まれたにもかかわらず、少しの時間差で弟として分家の身にされたことや、
息子であるネジの才能を喜びつつ宗家に運でやれなかったことを負い目に感じており、分家というだけで隷属的立場に追いやる宗家に恨みを抱いていた。
本編の数年前に白眼を狙った雲隠れがヒナタを人質にヒアシの身柄を要求した際、ヒアシの身代わりになり死去している。
木ノ葉隠れの結界班の一人で標的の探知を請け負っている。
ヒナタの護衛役。
額当てをし、宗家の人間には様付けで呼ぶことから分家の人間に見えるが、アニメ版では額に呪印が描かれていない。
アンコが率いる
カブト追跡班所属の忍者。
「日向一の白眼」らしい。
第四次忍界大戦に奇襲部隊の一員として参戦し、
デイダラの起爆粘土を看破し仲間を救った。
遥かな昔、遠い土地から渡ってきた忍の始祖。
日向一族の祖先でもある。
三大瞳術を全て持っており、両目は白眼、額には輪廻眼と写輪眼を合わせた「輪廻写輪眼」を開眼している。
カグヤの次男で兄の
大筒木ハゴロモと共に十尾を封印した人物。
日向一族は彼を祖とする一族である。
月に封印された外道魔像(十尾)を監視するために月に移住したハムラの子孫の末裔。
彼の一族は、生まれたと同時に眼球を抜かれる習わしがあり、そのため当初は目には眼球が存在せずチャクラを用いた心の目で周囲の状況を感じ取って行動していた。
しかし、ハナビから奪った眼球を移植したことで白眼を得た。
アニメ版『
BORUTO‐ボルト‐』で新たに登場した三人目の
大筒木一族の男。
モモシキ、キンシキと同じく両目に白眼を有している。
彼は両目の白眼を必要に応じて
輪廻眼へと変化させることができる模様。
カグヤと共に地球へ降り立っていた大筒木の一角。
右眼に固有噇術を宿しており、一族直系の者としては珍しく左眼にのみ白眼を開眼している。
度重なる進化の果てに「
神」となった大筒木。
イッシキと同様に片目だけ開眼しているが、その瞳力は世界全域を見渡せる「千里眼」の域に達している。
◇その他の使い手
霧隠れの上忍で右眼に日向一族の忍から奪った白眼を隠し持っている。
第四次忍界大戦で十尾の攻撃を受けた際に失った。
『イタチ真伝』の登場人物。
木ノ葉隠れの里の上忍。
小日向一族は日向一族の遠縁に当たる家柄だが、何代も前に分家しているため日向一族の
血継限界である「白眼」は有していない。
だが、ムカイは隔世遺伝によって左目のみ白眼を開眼した。
『
BORUTO‐ボルト‐』の登場人物。
主人公
うずまきナルトとヒナタの間に生まれた娘。
まだ忍者学校に入学する前から、日向一族の
血継限界である「白眼」を開眼している。
瞳力そのものはネジに比肩するレベルらしく、開眼直後に点穴の視認を可能とした。
任意制御は出来ず、当初は感情の高ぶりによって自動的に開眼していたが、アニメ版では最終的に任意での制御が可能になっている。
『
BORUTO‐ボルト‐』の主人公。
当初は亜種となる浄眼のみを開眼していたが、
楔によってモモシキの意識が顕在化している間だけ右目に開眼している。
「追記・修正せよ!日向はアニヲタWikiにて最強!」
- コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2015-06-28 15:39:14)
- 日向一族が全員似た顔してるのは、白眼の流出を防ぐために長年親族間での婚姻を続けた結果なのかもな -- 名無しさん (2015-07-28 05:00:20)
- 最新映画のおまけを見る限り、一応は百眼にも開眼条件あるみたいだな。もっとも写輪眼よりは遥かに緩そうだがw -- 名無しさん (2015-08-08 06:52:26)
- ヒマワリちゃんのおかげで白眼による対人体術の恐ろしさを再確認できました こええ -- 名無しさん (2015-08-08 07:42:23)
- アシュラの生まれ変わりとハムラのチャクラ譲り受けた二人の娘で強力な白眼の才とか、冗談抜きで転生眼開眼しそう -- 名無しさん (2015-08-08 15:21:40)
- 5,6歳位の女の子が人注力である父親を一撃で倒してる時点で看板に偽り無しかと・・・ -- 名無しさん (2015-08-08 15:38:55)
- ↑5 近親婚は長く続けると良くないのは現実でも有力だし、流石に他族から取り入れたりはしてると思うが……創作だとハリポタの純血家系や型月の退魔四家とか良いイメージが湧かんな… -- 名無しさん (2015-08-08 15:56:02)
- 本当に恐ろしい点は、あどけない少女がたった一撃で最強と称される忍びを倒してしまう事かと・・・ -- 名無しさん (2015-08-09 00:31:38)
- ↑当たれば一撃必殺が可能だからなぁ・・・。 -- 名無しさん (2015-08-09 17:15:44)
- まぁ やっぱナルトでも娘にTNK攻撃されればさすがに悶絶するよね -- 名無しさん (2015-08-09 17:25:21)
- 覚醒してすぐに点穴を見抜き、点穴を確実に突いてナルトを一撃、更には透視能力まで使いこなす始末 ・・・ヒマワリをネジの生まれ変わりだと言っても誇大広告ではないだろうな・・・ -- 名無しさん (2015-08-09 20:45:51)
- ↑ネジの生まれ変わりっていうか…そんなレベルに収まってるとは思えない… -- 名無しさん (2015-08-09 21:06:21)
- 将来、ボルトはヒマワリとだけは組手をしたくないだろうな・・・ -- 名無しさん (2015-08-10 21:38:53)
- 子供世代の火影最有力候補はヒマワリかも -- 名無しさん (2015-08-10 21:55:27)
- あの点穴突いた時にクラマまでダメージ受けてないと、ナルトが昏倒しないと思う・・・ -- 名無しさん (2015-08-11 01:33:47)
- 不遇タグ付いてるけど原作終盤から映画にかけてボス格みんな持ってて転生眼まで発覚とか上り調子すぎるな。しかも新たな開眼者のヒマワリは凄まじい天才みたいだし…。 -- 名無しさん (2015-08-20 22:20:38)
- つか、転生眼ってアレ一個人の能力でチャクラ吸収が出来るのは確定してるのか?劇場版見てると、巨大転生眼破壊した時にヒナタから貰ったチャクラなんて使い切ってそうだし、トネリがチャクラ吸収したのは複数の転生(白)眼を寄せ集めた力を使ってた時のみだから、複数個の転生眼の力が無いと無条件の吸収までは出来ない。って見方も出来そうなもんだが -- 名無しさん (2015-08-20 22:36:40)
- ↑転生眼作ったハムラ系の設定からして六道系へのカウンターみたいな雰囲気だし案外使えるんじゃないかなあ -- 名無しさん (2015-08-30 14:37:55)
- 設定的に輪廻眼と転生眼に優劣はなさそう。それぞれの下位種である写輪眼が術のコピーや幻術かけたりと『攻』に長けてるのに対して、白眼は絶対防御や幻術破ったりと『守』に長けてるっぽい。 -- 名無しさん (2015-09-02 22:39:25)
- 致命的な欠陥ってなに? -- 名無しさん (2015-09-02 23:37:42)
- ↑写輪眼は強力になればなるほど闇堕ちして暴走し、しまいには失明までする。失明したら他人の眼を奪うしかないという悪循環が致命的な欠陥。 -- 名無しさん (2015-09-03 00:04:57)
- ヒアシ様とヒマワリからして瞳力はともかく素の力じゃ日向の方が強い。 -- 名無しさん (2015-09-03 19:48:00)
- 転生眼の発するアニオリ臭 -- 名無しさん (2015-09-19 19:18:48)
- ヒナタが嫁入りしたから次期当主はハナビか。 -- 名無しさん (2015-09-19 19:48:05)
- ↑2岸影が考えたんだろ。何言ってんだ -- 名無しさん (2015-09-19 19:49:03)
- THE LASTは岸影が直々にシナリオ書いたんだっけ -- 名無しさん (2015-09-19 20:28:46)
- 転生眼は瞳術の中じゃ輪廻写輪眼についで好きだわ ハムラチャクラがなければ同じ土俵にすら立てない理不尽さに月両断した金輪転生爆とかいうド派手な術に一本角が生えた転生眼チャクラモードのビジュアルに、とことん自分好みだった -- 名無しさん (2015-10-14 22:39:04)
- ↑2RTNは原作者が「企画・ストーリー・デザイン」だけどTHE LASTは原作者が「デザイン・ストーリー総監修」だからストーリーを考えたのは脚本家の人だよ。NARUTOに関わるのが初めての人らしく、この人が書いた映画の小説版はサイが「ナルト"くん"」なんて呼んだり、ボルトが「だってばぞ」と言ったり色々変。重版では訂正されたけど。 -- 名無しさん (2015-10-15 01:13:35)
- ボルトにはヒマワリの白眼は恐怖の対象だろうな・・・いつも母親からの優しく穏やかな印象の眼と同じものが恐怖の対象に変貌することほど恐ろしいものはないし・・・ -- 名無しさん (2015-11-14 19:59:03)
- 作中でもなかなか居ないレベルの超サラブレットだからなヒマワリ… -- 名無しさん (2016-03-07 02:16:45)
- 5、6歳位でネジをも超える潜在能力の持ち主になりかけてる時点で、チートってレベルじゃねーだろ・・・ -- 名無しさん (2016-03-07 10:42:04)
- 昔:日向は木の葉において最強「勝手に言ってろ」→今:日向は木の葉において最強!「宇宙規模で強いのが判明してるのでこれ以上本気出さないで・・・」 -- 名無しさん (2016-04-10 03:36:06)
- 日向一族が分家に対して厳しく当たるのって、THE LASTで分家が宗家を転生眼で追いやったった歴史があったからむやみに逆らえないようにするために作られたんかな -- 名無しさん (2016-08-21 02:50:02)
- 白眼は元々大筒木一族固有の瞳術。それがハムラの子孫である日向一族へと受け継がれてきたのが真相。 -- 名無しさん (2016-11-03 18:07:05)
- 分家の人間に呪印を施してまで白眼の秘密を守ろうとしたのは、宗家の中でも純度の高い眼を守りいずれ来る月の大筒木に捧げる為だったのかも知れない・・・(ヒアシは却下したが) -- 名無しさん (2016-11-03 18:10:20)
- ボルトもいずれは開眼するのかな? -- 名無しさん (2016-11-24 10:32:40)
- モモシキの話から推測すると白眼の能力の本質は未来まで見通す千里眼と言う感じだな。そう考えるとハムラが作った白眼集合体の転生眼も本来の意味は兵器としてではなく違った意味の物なんじゃないかと言う気がしてきた -- 名無しさん (2017-03-25 13:43:31)
- 輪廻眼と写輪眼が徹底して虚構を写すものだから、転生眼と白眼が真実を写す感じで対になってそうだな -- 名無しさん (2017-05-27 10:51:16)
- アニメのボルトが今正に転生眼のくだりをやってるよ -- 名無しさん (2017-06-30 12:08:23)
- 写輪眼や輪廻眼は「相手に与える」能力だけど、白眼は「自分が受け取る」能力なのか、そういえば。まさに鏡と目。 -- 名無しさん (2017-06-30 12:37:51)
- 青さん生きてたけど敵だったー!? -- 名無しさん (2017-10-17 22:53:23)
- 写輪眼は愛情を失った憎しみが増すことで強力になるというメンタルに左右されるのに対して、白眼は純粋に修行で瞳力が向上するから『健全な精神は、健全な肉体に宿る』を体現してるから、使用者が暴走することもない。その代わり、日向一族は厳格な掟に縛られてるんだけど・・・うちは一族はそういうの無かったっぽいし。 -- 名無しさん (2017-11-11 00:12:32)
- 六道仙人がピックアップされ始めた頃から三大瞳術に数えられながら殆ど万華鏡写輪眼と輪廻眼の独壇場で白眼は蚊帳の外だったけどまさかラスボスが開眼していたとはね だら先がホラ吹きにならなくてよかった -- 名無しさん (2018-06-08 10:45:01)
- ウラシキが白眼を輪廻眼に変化させてるってことは、白眼も条件次第では輪廻眼に開眼可能なのかな? -- 名無しさん (2018-10-08 00:35:15)
- 荒らしコメントを削除しました -- 名無しさん (2019-11-19 20:53:26)
- 作中の扱いとしては不遇だけど写輪眼の源流ってある意味では間違ってなくて由緒も正しかったんだよな -- 名無しさん (2020-12-04 01:00:33)
- 写輪眼と輪廻眼の性質を併せ持つ輪廻写輪眼があるのなら、転生眼のまま柔拳のできる転生白眼もあるのかな? -- 名無しさん (2021-01-05 23:01:55)
- ↑それどころか、大筒木本家になると、輪廻転生眼なんて、滅茶苦茶な瞳術持ってるかもしれない。 -- 名無しさん (2021-05-03 08:10:12)
- 日向と大筒木の血族関係考えたら、もし日向とうちはが子供をなし得た場合カグヤに先祖帰りもあり得るってことなんだよな設定的に…… -- 名無しさん (2021-11-28 22:25:01)
- 八卦掌回天は穢土転生されたヒザシも戦争編のアニオリ部分で使ってたと思ったけど違ったっけ。 -- 名無しさん (2022-11-18 01:43:05)
- 青を見る限り移植しても副作用はあまり見られないみたいだけど、もし副作用が殆どないのなら日向一族が流出防止用に呪印を施す理由もわかるんだよな。むしろ宗家も呪印すべきな気もするし。 -- 名無しさん (2023-05-05 17:47:11)
- 逆に言えば大筒木っていう冗談抜きにこの世界最古の能力を現代にまで受け継がさせてる、どころか一族として断絶してないってのはそらここまでガチガチに統制するよなってなる -- 名無しさん (2024-01-10 12:22:28)
- 「木の葉にて最強」は語弊があるけど、「最優」って言われたらそうかも...となる。 -- 名無しさん (2024-01-10 17:14:07)
- 漫画の見栄え的に遠距離戦がなかったけど中~遠距離戦の方が強い能力よな 地形把握しつつ透視で相手の状況見ながら距離取って戦えば万華鏡写輪眼でもかなりきつい -- 名無しさん (2024-04-19 21:31:57)
- デメリットもなく一族全員が開眼できる安定性、里での政治的立ち回りの上手さなど鑑みれば間違いなく日向は木の葉にて最強 -- 名無しさん (2025-03-16 22:42:37)
最終更新:2025年04月21日 19:17