グエン・サード・ラインフォード

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グエン・サード・ラインフォード - (2019/08/21 (水) 16:41:59) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/02/17(金) 13:47:19
更新日:2023/09/28 Thu 20:35:02
所要時間:約 2 分で読めます






年寄りが政治と外交をやっていれば、そうするしかないでしょう





∀ガンダム』の登場人物。
CV:青羽剛、平川大輔(ゲーム等)

イングレッサを治めるラインフォード家の御曹司で、若いながらなに実質的な領内の統治を仕切っている。
機械の技術や政治に秀でる。グゥレイト!とは言わない。
19才と若いながらも、世界の産業革命を目指す野心家で、ムーンレィスとの交渉の矢面に立っていた。
理想家であり、階級に起因する差別意識も持っていないものの、目的の為なら昨日までの仲間をも裏切る冷酷な一面がある。そして変態。
一応……裏切りについては他のガンダムシリーズ等の様に戦争に勝つために裏切る、とか保身の為に裏切る、のではなく、あくまでも地球を月を越える産業の星にしようという理想のため。
特に、愛しのローラについては常に自分の側に居てくれるようにと願っていた。

数年前から独自にムーンレィスと交信を行っており、地球にて交渉に望むが、ミリシャの人間が反発した事で決裂。
その後も交渉を続けるが、反発を続けるミリシャと、地球人を野蛮と見下すムーンレィスの溝は開くばかりだった。

登場時から何故かロラン・セアックをローラと呼び、気に入っていた。
ムーンレィスに、「地球人は少女でもモビルスーツを操れる」事を示す為、ロランをローラ・ローラとして女装させ、ミリシャに参加させる。

交渉を続ける中、月から来たコレン・ナンダーに街を破壊され、金や権力を失うも、婚約者のリリ・ボルジャーノの助けもあり、再び這い上がる。

その後、遺跡から発掘した戦艦ウィルゲムを手に入れ、直接月へ行き交渉を進めようとするが、黒歴史を知り再び野望に火が付いた。

そしてリリ達を裏切り、ギム・ギンガナムと共に地球へ戻る。
その最中、ロランへ自分の理想と野望を語り、一緒に来るよう説得するが、拒絶されてしまう。
ここまでの一連の行動を経てリリ様からも見限られ、替わりにリリ様がディアナ側の地球勢力を纏めることになる。

ミリシャ&ディアナカウンターの合同軍とギンガナム隊が交戦する中、モビルスーツ工場へ向かおうとしたことでギンガナムを怒らせてしまい、ターンXの砲撃を受けウィルゲムは沈む。
更に、気の良さもあって御曹司に付き合ってきたミリシャ首脳陣にも裏切られて全てを失った。
この後のリリ様とのやり取りは最終回の名場面の一つであり、所詮は足下が見えない野心家のグエンと、見聞きしたことを当たり前のこととして受け止めて地球と月の未来を見たリリ様との器の大きさの違いが解る。
元婚約者の立場からローラ好きへの皮肉も見事である。

リリ様「アメリアはわたくしがスカートのまま治めますわ」

エピローグでは最終決戦で遭遇したメリーベルと共に船で世界を周っている姿が描かれた。
髭まで生やしてダンディになっているが、それを見つめるメリーベルの冷たい視線にも注目だ。


【ゲーム作品において】
小説版だとブラック・ドールなるMSに搭乗しており、それがあるのかスーパーロボット大戦α外伝及びGジェネレーションシリーズではサイコガンダムに乗っている。
また、青羽剛氏が声優業を休業してからは平川大輔氏が代役を担当している。




◆名(迷)言集

「年寄りが政治と外交をやっていれば、そうするしかないでしょう」

「私がいつでも先のことを見据えているのは知っているだろう?」

「私は…私はっ…私はロランが好きなのだ!」

「今の私に出来る事は、愛するローラの勝利を願うだけです」



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