Megatron/メガトロン

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Megatron/メガトロン - (2021/06/13 (日) 15:03:49) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/05/10(木) 00:02:34
更新日:2024/04/05 Fri 18:46:37
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俺様は…、メガトロンだ!!





実写映画版「トランスフォーマー」シリーズに登場するキャラクター。

声:ヒューゴ・ウィーヴィング
吹替:中村浩太郎

ディセプティコンの総司令官で、冷酷かつ残虐非道な破壊大帝の異名を持つ。


敵であるオートボットには勿論のこと、地球人を無力な虫ケラ同然にみなし徹底的に見下し、情け容赦を全くかけない。

そして自らの野望のためなら手段を選ばない、まさに鬼畜そのものな性格。

とはいえ、惑星サイバトロンを支配し復興するという野望だけは確かであり、オートボットとの共存は考えていないが、サイバトロンの将来については彼なりに考えがあるようだ。
かつてはオプティマス・プライムとセンチネル・プライムの元で志を共にするサイバトロンの勇敢な戦士だったが、センチネルはオプティマスに特別目をかける。
その才能に嫉妬し師の元を離脱、その後プライムから追放されたところ、
ザ・フォールンと出会い彼に仕え、サイバトロンを力で制圧するディセプティコンのリーダーを担うようになった。


かつての友だったオプティマス・プライムとは、対立以来両者の考えが正反対の道を進むようになる。
メガトロンはオプティマスの弱者を救う精神を侮蔑し、それが弱さに繋がる、と侮っていた。


ちなみに、ビークルモードはシリーズごとに異なっている。


◆劇中の活躍
●一作目
エイリアンジェット(プロトフォームと同じ)に変形。

オールスパークを探し求めて数万年前に地球に落下したそうだが、うっかり南極に落ちて氷漬けになっていたらしい。
フーバーダムで氷漬けになった「NBE-1」の状態で初登場。
そこへ、潜入したフレンジーやスタースクリームの工作のおかげで凍結が融けて数百年の眠りから復活。
復活するなり、早速キューブを取り逃したスタースクリームを
「またしくじりおったなスタースクリーム!」
と叱責。相変わらずである。

LA市街地では単体で米軍を蹴散らしオートボットの一員ジャズを捕まえて胴体を真っ二つに引きちぎった。
そこへ宿敵オプティマスが現れ死闘を繰り広げる。
オプティマスに対し投げまくり、蹴りまくりで圧倒的な強さを見せつけた。
さらにキューブを持ち逃走するサム・ウィトウィッキーを執拗に追い回す。

(スタスクが入部している疑惑のある) f-22部隊からのミサイル攻撃などを受け戦闘で疲弊しきったところでキューブを奪おうとサムに手をかけようとするも、サムの咄嗟の機転によってキューブのエネルギーを自分のスパークに押しやられ、莫大なエネルギーによりスパークを破壊され死亡した。

かつての友の死にオプティマスは
「こうするしかなかったのだ、兄弟よ…」
と語っている。


その後、死体はローレンシア海溝に沈められることになったが…



●二作目「リベンジ」
エイリアンタンクに変形。
トリプルチェンジャー。

ローレンシア海溝の底でボディが解体されつつあった所を、
ドクターらコンストラクティコンによって米軍から奪ったキューブの欠片(とコンストラクティコンの死体)を
使って復活。

ボディが一部破壊されたためサイズは一回り小さくなった。
復活してネメシス号に戻るなりスタスクをボッコボコにし、師匠・フォールンから太陽系のエネルゴンを奪うための計画を授かった。

計画に必要なキューブの知識を取り込んだサムを誘拐し命を狙うも、オプティマスと戦闘になる。

コンストラクティコンの死体を自分へのリペアに使ったためか弱体化しなんと前回ではこちら側が有利だったのに一対一ではフルボッコにされ、挙句「弱いな!」「メタルのクズめ!」「取るに足らないゴミ置き場のスクラップめ」と言われてしまう。
さらに三対一で優位に立ったと思いきやまたもボッコボコに。

しかし、隙をついたオプティマスを時臣刺し後ろからの不意打ちで殺すことに成功。

エジプト戦では雑兵に交じってサムとミカエラを攻撃し、爆発に紛れてサムを一時的に射殺した。
だが今度はNEST隊員の射撃にやられて退散するという有様だった。

復活したジェットパワーオプティマスとフォールンの戦闘で師匠の援護に向かうも、返り討ちにされた挙句
自分のフュージョンカノンを顔にぶちこまれ重傷を負ってしまい、フォールンも倒されすごすごと退散するほかなかった。






●三作目「ダークサイド・ムーン」
古びたタンクローリーに変形。唯一の地球の乗り物である。
前二作で見せていた栄光は欠片もなく、顔の傷も癒えぬままにアフリカのサバンナで金魚に餌をやるおじいちゃんの如く幼生ディセプティコンに餌をやりながら隠居するという落ちぶれっぷりを披露。2作目よりさらに弱体化していた。
ボロボロのボディをボロマントで覆うという浮浪者スレスレの格好で、この様子にはスタスクも「哀れなご主人様」と同情されるという体たらくだった。


が、ここで立ち止まるメガ様ではない。
こんなこともあろうかと、彼は戦争中敵の総大将センチネル・プライムと「サイバトロンを復興させるために地球人を奴隷にする」という密約を交わし、それを達成するための罠をオートボットに仕掛けていた。

作戦は見事成功、多数のディセプティコンが地球に襲来し人類は虐殺される一方だった。
調子に乗ってリンカーン像を破壊しその玉座に腰掛けるメガトロンだったが…

今度はセンチネルがサイバトロン復興の第一人者を気取りだし、メガトロンを見下し始めてきたのだ。
さらにはオートボットとの戦いでもセンチネルが指揮を執る始末…。
戦闘真っ最中でも路地裏でボーっとうなだれ蚊帳の外になっていた…。
そこへサムの現在の彼女カーリーが現れる。
彼女はメガトロンがセンチネルにいびられる様を目撃しているのだ。
「このままだとアンタたちはセンチネルの手下よ!」と挑発され一度はムキになるも…

一方、センチネルの強さに圧倒され片腕をもがれるなど絶体絶命のオプティマス。
そこへメガトロンがこれまた後ろからの不意打ちでセンチネルを攻撃してきた。
プライムには後ろからが余程効くのだろう。
「この星は俺のものだ!」
さらに「ここらで一旦休戦しよう」と持ちかけるメガトロン。
「俺がいなければお前も何も始まるまい!」

が、その物言いにオプティマスは静かに怒りを爆発させた。


「それを教えてやる」


残っていた片腕でエナジーアックスでかつての友の頭をカチ割り、脊髄ごと引っこ抜くオプティマス。

断末魔もないままに、メガトロンの命は途絶えた…


しかしこのおかげでセンチネルにトドメを刺すことができたのである意味GJ。



なお、小説版ではオプティマスと共闘してセンチネルを倒し、

「戦いに疲れた。信じてくれなくていいけど、サイバトロン星復興させるよ(要約)」

とオプティマスに伝え、ディセプティコンの残存と共にサイバトロンへ帰還している。
映画版とはまるで真逆の終わり方なので、一読してみてはいかがだろうか。



●Unite for the Universe
日本ファン向けの、2と3を繋ぐアメコミ。
武者っぽいブラジオンに「ユナイト計画」の兵器を奪う作戦を任せた。
メガ様に不服を言うも軽くあしらわれたスタスクは、オートボットが飛騨山脈で研究中の計画の技術をパクりパワーアップ。
精神状態が悪化し世界各地で暴れまくったため、仕方なくメガ様自身が出撃。

「奴を止めねばな」

戦いではスタスクに呼び捨てにされた。
あんまり調子に乗るため、部下達にスタスクをフルボッコさせたのだった。
その後スタスクはオートボットの手で鎮圧された。




またしくじりおったなスタースクリーム・・・追記・修正するのだ!











だがオプティマス達は知らなかった。
メガトロンが首をぶっこ抜かれてもまだ生きていたという事に・・・
そして数年後、メガトロンは新たな姿となってオプティマスに戦いを挑む・・・
ディセプティコンの新たなる破壊大帝「ガルバトロン」として・・・。




さらに…、









●第五作目「最後の騎士王」
第五作目にして、まさかの再登場。
エイリアンジェットに変形するが、コクピットのような意匠が見受けられるなど一作目の時のビークルモードよりも地球のものに近いデザインになっている。

  • 過去のメガトロンとの相違点
過去の実写版シリーズに登場したメガトロンとはデザインが大幅に異なっており、右腕のカノン砲やヘルメット状の頭部など、騎士の意匠を組み込みながらも初代アニメのメガトロンにより近いデザインとなっている。
また頭部にはオプティマスプライム同様、口元を覆う形のバトルマスクが変形するギミックが追加されている。
今作ではクインテッサの配下あるいは協力者となっており、ネメシス・プライムと同様に顔の右半面が赤く染まっている。
前作『ロストエイジ』にて登場したガルバトロンとは変形パターンが大幅に異なっており、ガルバトロンは粒子状に分解してから変形していたが、本作のメガトロンは従来の部品が組み変わる変形パターンへ戻っている。

  • 主な活躍
前作以降消息を絶っていたが、CIAがドローンを用いて監視していたバリケードとの密談による音声記録から、数年ぶりに人間側に存在が露見した。
CIA局員二名を誘拐、人質としてTRFと取引し、囚われていたディセプティコンたちを釈放させて配下として軍団を再構築する。
当初は、マーリンの杖が封印されているオートボットの宇宙船に入る為に必要な騎士のタリスマンを求め、ケイドたちを襲撃していたが、終盤、我に返ったオプティマスの隙を突く形でマーリンの杖を奪取、クインテッサへと提供する。
サイバトロン星地表での戦いでは、傘下に加わったインフェルノコン、ディセプティコンと共にオートボットと人類を迎え撃った。
点火チャンバー内の最終決戦では、ニトロ・ゼウスと共にハウンドやホットロッド、バンブルビーと戦うも、一瞬の隙をつかれてオプティマスによりフュージョンカノンごと右腕を切り落とされた上に点火チャンバーの外へ蹴り出され、その後の生死は不明。


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