SENTINEL PRIME/センチネル・プライム

登録日:2014/09/15 (月) 21:55:25
更新日:2019/06/07 Fri 00:48:45
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センチネル・プライムは実写映画『トランスフォーマー ダークサイド・ムーン』に登場するキャラクター。

所属:Autobots/オートボット
役職:元総司令官
声:レナード・ニモイ
吹替:勝部演之




大戦時のオートボット総司令官であり、オプティマス・プライムの上司にして師匠にあたる。
前作『リベンジ』にはキューブの知識を得たサムのセリフの中で登場しており、前作において犠牲となった6人のプライムのさらに上のクラスのプライムである。
なおメガトロンもオプティマスの同士だった時は彼の下で従士していたが、センチネルが後継者にオプティマスを選んだことが原因でディセプティコン総帥のザ・フォールンに
寝返る結果となった。

大戦中に指揮をオプティマスに一任した後宇宙船「アーク号」で脱出し行方をくらましていたが、NESTのチェルノブイリでの任務中に発見されたサイバトロンの宇宙船エンジンにより、
月面の裏側にアーク号が不時着していたことがオートボットの知るところとなり、オプティマスによって機能停止していたところをサルベージされた。
地球に回収された後はオプティマスの所有していたリーダーのマトリクスで蘇生され、オートボットに保護された。
地球ではローゼンバウアー・パンサー化学消防車に変形する。(なお月面の時点でボディがプロトフォームではなく変形後の意匠を含んでいた)

サイバトロンにおける技術の発明家でもあり、武器・航空・輸送と、あらゆる分野における頭脳のエキスパートとして名を馳せている。
(シャーロット・メアリング情報長官いわく「サイバトロン星のアインシュタイン」。)
主な発明品として、自身の所有する銃「コズミックルストガン」があり、これは金属を腐食させる宇宙カビを内蔵させたまさに「トランスフォーマー殺し」の銃である。
他の武装は大剣と盾と、デザイン担当いわく「ガンダム」や「エルガイム」を参考とした正統派ロボット風。

サイバトロン星の未来と同種族のトランスフォーマー達の将来を憂いており、戦争の早期終結を願っている。
またオプティマスからリーダーの象徴たるマトリクスを託され、指揮権を譲ろうとしたところを拒み、地球の未来も弟子に託そうとするあたり、
弟子同様(?)博愛主義であるともうかがえる。
小説版では小学校で子供と共に遊び期待を見据えている場面も。

アーク号には何十本のピラー(柱)を乗せていたが、作動スイッチとなる柱を含めた5本以外が紛失しており、
それら50本はディセプティコンにより盗まれていた。
実はその柱はセンチネルの発明した「スペースブリッジ」という転移装置であり、次元を超えてあらゆるもの(大質量物体でも可)を転送できるとんでもない代物であった。
実際、メアリング長官も作中で「武器でも転送させられたら大変」と危惧している。
柱を起動できるのはセンチネルだけなので、彼が無事なら安心、と思われていたが、敵の狙いがセンチネルの蘇生と判明、事態は急展開を迎える。








































私はサイバトロン星を救うために密約を交わしたのだ―――
メガトロンと






実は、彼は大戦時にメガトロンと密約を交わし、地球で落ち会う手筈をとっていた。
すなわち総司令官の身でありながらディセプティコンと通じていた裏切り者

その目的は「スペース・ブリッジによるサイバトロン星の転送」。
サイバトロン星を地球の衛星軌道上に転送し、地球人を労働資源(要するに奴隷)として働かせ、荒廃した星を再生させるという手筈だった。
その根底にあるのは戦争で滅びの一途をたどるサイバトロン星の未来を憂い、星の文明を再興させるため。
徹底した自国への愛から生まれた計画であった。

ここまで言えば「行き過ぎた愛国主義」として聞こえがいいかもしれないが、叛逆の際に自身の部下であるアイアンハイド
コズミックルストガンで背後から二発も撃ち込んで殺害しており、自身の目的のためにはかつての仲間でさえ消すという外道としか言えない畜生に
成り下がっている。
(さらに小説版ではまだ若いツインズを殺害し、「弱いのに刃向う方が愚か」と嘲っている。)

地球人に対して項目前半で述べていた敬意は完全な欺瞞であり、下等な生物と見下している。
「かつて我々は神と呼ばれていたのに、この星では我々は機械として見下されている」と屈辱の感情すら示している。

ただし、弟子であったオプティマスには僅かな(あくまで僅か)罪悪感を感じているらしく、一度逃走する際にオプティマスに止めを刺さず見逃している。
しかしオートボット達を「裏切り者」として国連に偽りの宣明をし、彼らの追放を脅迫しているので台無しである。
しかもいざ殺す時になったら「神は一人だけでいい」という傲慢な本性すら表し、メッキが剥げ落ちるという有様。

メガトロンと合流した後は彼に代わってディセプティコンの軍団を指揮し、暴君であったメガトロンに対し侮蔑し、見下すような態度を取り疎まれていた。
計画実行時には起動スイッチを配置したシカゴの街を封鎖し、地元住民を大量虐殺させた。

しかし帰還したオートボットとNEST部隊と交戦することになり、オプティマスと一対一の対決を果たす。
この時オプティマス、バンブルビー、サイドスワイプの三体を相手を軽くいなしており、戦闘技術も桁違いという手に負えないスペックを見せている。
戦闘の末、オプティマスの右腕をもぎ取りついに追い詰め、止めを刺そうとするがリーダーの座を奪い返そうとしたメガトロンの不意打ちによるダメージを受け、戦闘不能に。

直後、スペースブリッジも破壊され野望も潰え、メガトロンを問答無用で瞬殺したオプティマスに追い詰められるや否や、
「私は故国を再生させるためにお前を裏切った…」
言い訳をするセンチネル。
だが弟子のオプティマスは冷然と言う。
「貴方は私を裏切ったのではない。貴方は自分自身を裏切ったのだ」
そう断言した彼は、外道に堕ちた師匠の頭をメガトロンの銃で撃つ。
その直前まで、センチネルは無様に命乞いをしていた…。

小説版では、メガトロンの不意打ちで腐食銃を取り落したものの二人を相手に互角以上に戦い、最期はかつての自分の教えに基づいて腐食銃で撃たれる。
メガトロンを心身ともに疲弊させ、「停戦が受け入れられなければその銃で撃って構わん」とまで言わしめセイバートロン星に帰還させている。




地球を脅かそうとした強敵と、裏切った師匠すら殺してまで地球を守ったオプティマス。
だが、その後味はあまりに重いものだった。
そして、師匠のこの凶行が原因で、オートボットへの人類からの不信感が一層深まることになり、かねてより彼らを疎ましく思っていたCIAに付け入る隙を与え、
彼らをディセプティコンとして始末するという運動が勃発。
オプティマスとセンチネルにとっても皮肉なことに、オプティマスは人類に裏切られて「機械」として見下されていたという欺瞞を晒され、センチネルの行動のせいで同族が人類に皆殺しの危機に晒されるという結果となったのである。



余談だが、声を担当したレナード・ニモイは『スター・トレック』のミスター・スポック役で有名だが、作中序盤でホィーリー&ブレインズの小型ロボコンビがTVでスター・トレックの再放送を見ており、
その時の回が「スポックが壊れる回」であった。つまり後の展開を暗示したものである。

また、日本語版の声優の勝部演之は『トイ・ストーリー3』のロッツォ・ハグベアも演じており、「腹黒い爺さん」キャラが共通していることもネタになっている。





セ「冥電よ、許してくれ…私は項目をよりよく追記修正したいがために他項目を荒らした…」

オ「貴方はWikiを荒らしたのではない、自分の項目の価値まで荒らしたのだ」



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