Papyrus(UNDERTALE)

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Papyrus(UNDERTALE) - (2018/05/13 (日) 20:24:24) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2017/05/04 (木曜日) 19:08:00
更新日:2024/04/28 Sun 00:31:59
所要時間:約8分で読めます




NYEHEHEHEHEHEHEHEHEHEHEHE!!! HEH! (ニェッヘッヘッヘッヘッヘッヘ!!! ヘッ!)


Papyrus(パピルス、またはパパイラス)とは、UNDERTALEに登場するキャラクター。





概要


Snowdin在住のスケルトン兄弟の弟にあたるモンスター。
名前の由来は同名のフォントで、彼の台詞は全てこのフォントで表される(大声で話しているせいか、すべて大文字)。
ちなみに公式日本語版ではなんと 台詞が一人だけ縦書き (顔の向きも反転している)。
縦書きで後述の性格に合わせた独特な台詞を入れなければならなかった為、スタッフは相当苦労したとか。


人間を捕らえ、手柄を立てることでRoyal Guard(王国騎士団)に入隊するという野望を抱いており、主人公に対してsnowdinの街への道中に、様々なパズルを設置して待ち構えるのだが……

容姿


全体的にずんぐりむっくりのとは対照的に、スマートで背の高い体型。顔は常ににやけているような表情をしている。
普段から「バトルボディ」と呼ぶヒーローのような服装をしているが、これは以前のパーティで気に入ったものを着続けているらしい。

性格


やや尊大でどこか抜けている部分はあるものの、基本的には純粋無垢な努力家であり、主人公の暴言すら前向きに解釈してしまう程のポジティブマン。基本的に善人しかいないモンスターの中でも Torielに並ぶお人好しである。

とはいえUndyneと主人公の仲を取り持つために、敢えて彼女を煽り立てることで思い通りの展開に持っていくなど、決してただのアホの子ではない、機転が利く一面もある。

几帳面な性格でもあり、家では怠け者のSansの代わりに殆どの家事を行っていることが窺える。







ここから先には、UNDERTALEのネタバレが書かれています。

UNDERTALEをプレイ中、もしくはこれから遊ぶ予定の方は、ここから下は読まないという決意を抱き続けてください。

















THAT・S PAPYRUS!!! THE NEWEST MEMBER……OF THE ROYAL GUARD!(新たな王国騎士団のメンバーは……このPapyrus様だ!)




*Papyrus blocks the way!(Papyrusが行く手を阻んでいる!)


自身が用意したパズルを(大体自分のミスや不運のせいで)悉く主人公に突破されたPapyrusは、内心では友達になりたいと思いつつも、snowdinの街を出た主人公に対してとうとう実力行使に踏み切る。


Papyrus- 8 ATK 2 DEF
He likes to say:''Nyeh heh heh!''(彼の口癖は「ニェッヘッヘ!」)


攻撃は骨型の弾幕を放ってくるタイプなのだが、画面枠に沿ってしか動かないので、被弾する方が難しいだろう。Sansに事前に警告された
「ブルーアタック」も、骨が青くなるだけなので、動かなければどうということはない。





















と思いきや……








\キーン/





YOU'RE BLUE NOW.(真っ青だぞ!)

THAT'S MY ATTACK.(これが俺様の攻撃だ!)

NYEH HEH HEH HEH HEH HEH HEH HEH HEH!!(ニェッヘッヘッヘッヘッヘッヘ!!)



なんと、Papyrusの攻撃によって主人公のソウルは 青く染まってしまい、重力の概念が追加される。

こうなると先ほどの画面枠に沿って動く骨の弾幕も意味を持つようになり、ジャンプアクションゲームのような動きが要求されるようになる。

BGMも彼のテーマ曲である「Nyeh Heh Heh!」からアレンジである「Bonetrousle」に変わり、ここから本格的なバトルが始まるのである。

序盤のボスともあって弾幕の激しさはそれほどでもないが、青色になったソウルには独特の慣性が働いており、初見だと弾幕の回避に苦戦するかもしれない。

尤もPapyrusの目的はあくまで主人公の捕獲であるため、HPが1になった時点で戦闘は終了し、彼お手製の牢獄へと連れていかれる。

その牢獄も格子の作りがガバガバなせいで脱獄は容易であり、4回目の再戦の時点でPapyrusの方から戦いを諦めてくれるため、どうしても勝てなくてもゲームの進行が止まることはないから安心しよう。

MERCYするには特に特別なことをしなくても、弾幕を最後までしのげば彼の方から停戦を申し出てくれるので、Torielとは違って泣く泣く倒してしまうようなことはまずないだろう。

勿論倒すことも可能だが、その後のSansとのデートイベントは全て見れなくなるうえに、SansとUndyneからは激しい憎悪を向けられるようになってしまう。


BGM


専用BGMは「Nyeh Heh Heh!」とそのアレンジである「Bonetrousle」の2種類。やや違ったバージョンがトレーラームービーでも使用された。

ロシア民謡のような旋律が特徴的な、アップテンポの曲であり、特に後者はPapyrusの力強さとどこか抜けた性格を彷彿とさせ、アスレチック的な
戦闘を盛り上げてくれる良曲と言えるだろう。


デートイベント


Papyrusとの戦闘を終えたのちに彼の家へ赴くと、彼とのデートイベントが始まる。


……始まる……のだが……

正直言って彼とのデート内容はカオス極まりない。ネタバレにならない程度に表現するならば、人類には早すぎるレベル
ゲームという次元すらも利用してくる無茶苦茶さには、人によってはシュールな笑いがこみ上げるか、唖然とするかだろう。

こればっかりは読者が実際にプレイして見てもらった方がいいだろう。動画サイトで見るだって? 馬鹿なことを言ってないで今すぐSteamを立ち上げるんだ!

デートイベントの後は携帯電話にPapyrusの番号が追加され、主人公のいるエリアの情報を聞くことが出来る。台詞のテキスト量が膨大なため、こまめに電話するのがおすすめ。


交友関係


  • Sans

同居している兄。対照的な性格故に彼に対してイラつくことも多いが、お人好しさが災いしてか大抵はSansの口の上手さの前に言いくるめられている。

そんなPapyrusのことをSansは「リアルスター」(日本語版では「本物のスター」とも)と称するほど大事に思っており、Papyrusを殺した場合その後のSansが絡むイベントはほぼ見られなくなるうえに、 最終的には「dirty blotherkiller(薄汚い兄弟殺し)」 とまで言われてしまう。彼が今際の時に口にするのも、Papyrusである。

  • Undyne

友人であり、戦闘の師匠。……だったのだが、現在では戦闘の稽古は料理へとすり替えられてしまっている。

これは決してPapyrusに見込みがないからというわけではなく(上述のステータスの通り、Papyrusの本来の戦闘能力は、他のモンスターと比べてもかなりのものである)、彼の熱意に根負けしたものの、その心優しい性格故に、争い事には向いていないことに気が付いたからである。彼女曰く、「笑顔でズタズタにされるのがオチ」。その推測は、Gルートで実現することになってしまう。

……尤も、彼女の項目を見て貰えばわかると思うが、彼女の料理はとても料理とは言えない代物であるため、弟子のPapyrusの作るスパゲッティの味も、一口で渋い顔になってしまうほど。それでも見た目は普通のスパゲッティであり、Sans曰く「来年には食えるものができる」ことから、料理の才能もあるようだ。

  • Annoying dog

誰かって? ほら、あの作者の分身って言われてる、小さい犬のことだよ!

どうやらPapyrusの骨はAnnoying dogのお気に入りらしく、戦闘中でも必殺技用の骨を持ってかれていく他、家の中に保存してある骨まで持ってかれる始末。そして、Sansにトロンボーンで茶化される。


エンディング


Nルートのエンディングでは、その身の振り方は多岐にわたる。例を挙げると憧れの王国騎士団に入隊したり(但し戦わせてはもらえない)、Metattonのマネージャーになったり、地下世界の王になったりなど。

Pルートのエンディングではハイウェイをゴキゲンな車でかっ飛ばすという夢を叶えてご満悦のPapyrusの姿が見られる。そして、Sansに三輪車で追い抜かれる。


+ Gルートでは……
他のルートと同様主人公にパズルゲームで挑もうとするが、全てのパズルを無視するうえに手を塵まみれにしている主人公の様子に、
流石に不信感を覚えるようになる。

そして、主人公が間違った道を進もうとしていることを確信し、それでも改心させるために
自分と友人になることを持ちかける……

+ FIGHT
主人公の放った攻撃はPapyrusの体を一撃で破壊し、残された彼の頭部は悲しそうな表情で「こんなはずじゃなかった」と呟く。
それでも自分以外の誰かが主人公を正しい道へと導いてくれるはずだと告げ、最後まで主人公のことを信じながら塵になっていくのであった。


+ MERCY
主人公がMERCYを選んだ場合、Papyrusは内心主人公のことを恐れていたことを告白しつつも、友人となってくれる。その後は他ルートと同様に
デートイベントが進められるようになり、Sansとのデートも可能となる(その際、Sansの台詞の一部が変化する)。勿論Gルートの進行は失敗となる。
Gルートを進もうとした多くのプレイヤーはここで断念したことから、Gルートの門番と言われている。どんだけイイ奴なんだお前は。













I MUST CAPTURE A HUMAN!(人間を捕らえなくては!)



THEN EVERY ONE WILL,(そうすればみんなが……)









NO! WAIT!! YOU'RE MY FRIEND! I COULD NEVER CAPTURE YOU!(……いや! 待て! お前は友達だ! 捕らえるなんて絶対に出来ん!)




Papyrus「追記・修正はクールにやってくれよ、人間! 俺様のようにな! ニェッヘッヘッへ!」

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