超鋼戦紀キカイオー

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&font(#6495ED){登録日}:2021/08/13 (金) 19:28:04 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 17 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &sizex(5){&font(B){5:59}} &sizex(5){&font(B){6:00}} #center(){&font(B){&sizex(5){企画原案 &sizex(6){河森 正治}}}} #center(){&image(TITLELOG.png)} #center(){&size(30){&font(B,I,#008cff){超鋼戦紀!}} &size(40){&font(B,#ff7800){キカァァァイオォォォッ!!}}} 『超鋼戦紀キカイオー』(英名:Tech Romancer)は1998年9月リリースのアーケード格闘ゲーム。開発・販売はカプコン。企画はあの老舗アニメスタジオ『スタジオぬえ』の持ち込み企画である。 #contents(){} *概要 奥行きのある3D格闘であり、『巨大ロボットもの』であり、&font(l){パロディまみれの}オマージュ作品である。そして、メカデザインはスタジオぬえの河森正治&宮武一貴。 一言で言えば『&bold(){ロボットアニメ番組同士の格ゲー}』。 2000年1月にはドリームキャスト版が発売、通信対戦が可能なバージョン『for Matching Service』が2001年1月に発売されている。(通信対戦は2003年9月1日にサービス終了) 本稿ではアーケード版を主として記述する。 操作は8方向レバー+4ボタン+スタートボタンで、格ゲーとしては単純なコマンドのみとなっている。ゲームスピードも緩やか。 難易度は比較的普通だが、ラスボスで一気に跳ね上がるため一部を除き初見でのクリアはかなり辛いものがある。 ルールは『ヴァンパイアセイヴァー』などに近い、体力を削り切ると一本取るが自分の体力はそのままという仕様。 体力の他に「アーマー」があり、ガード時にゲージが減少していき0になると破壊されガード性能が激減する。 あと一本で勝利という状況で相手体力をある程度減らすと『ファイナルアタック』が使用可能。当たれば即決着。 しかしこのファイナルアタックは機体ごとにかなり癖があり、ワンパンから確定状況を簡単に作れるという[[世紀末>北斗の拳(2D格闘)]]仕様の物もあれば、当たり判定の発生がかなり遅く当てる事すら困難なものまである。 一応の救済措置として共通のハイパーアーマー突撃技『スチールダッシュ』が設けられており、これをHITさせればファイナルアタックを始めどんな技でも入れ放題になる。HITすればの話だが。 戦闘フィールドには建造物が配置されており、破壊するとアイテムが出現することがある。 内訳は体力回復、アーマー回復、スペシャルゲージ増加、武器三種(機体によって中身は変化)、ヒーローモード発動。 逆に"壁"は存在せず、差し合い的意味で完全に追い詰められる状況は存在しない。 ゲームモードはストーリーモードとチャレンジモードの二種類。 前者は読んで字のごとく、ロボットアニメ(一部例外)のようなストーリーに沿って戦う。基本6戦。 後者は12連戦でのスコアアタック。こちらでのみ使用可能な機体もいくらか存在する。 *機体 通常の格闘ゲームでいうキャラクターに相当するが、それぞれに番組名のような名称(とロゴ)がつけられているのが特徴。 ステージ合間にタイトルコールが入るので印象に残りやすい。また、話数カウントがそれぞれ違う。 また、キャラクターたちはスターシステム的な扱い方をされており、登場するストーリーによって設定も性格も変わることがある。 なお、パロディ、オマージュばかり取り沙汰される本作だが、登場する機体は全て『スタジオぬえがかかわった作品をもとに』している。 そう、紛れもなく本物に関わったデザイナーが本気でリ・デザインしている『本物である』と言うことを覚えておいてほしい。 ちなみに、世間的にパロディと呼ばれている部分は大体『カプコン側の悪ノリ』である。この頃のゲーム会社は大体こんなかんじなんだよ。 **&bgcolor(#11114d){&color(gold){鋼鉄巨神}&color(orangered){キカイオー}} 頭頂高:19.5m 総重量:49.7t 装甲素材:オリハルコン合金 所属:巽テクノドーム 制作者:轟 源三博士、轟 守博士 兵装:ロケットブロー×2    キカイオーボンバー    ヒートブレイザー    キカイオーハリケーン    覇王剣 パイロット:轟ジュンペイ 本作の主役メカ。いかにもスーパーロボット然としたマッシブなデザイン。レバーやペダルに音声入力も併用という操作系。 武装も定番の[[ロケットパンチ]]・&bold(){『ロケットブロー』}、胸から熱線を放つ&bold(){『ヒートブレイザー』}、竜巻を発生させる&bold(){『キカイオーハリケーン』}など、実に[[マジンガーZ>マジンガーZ(機体)]]。 ヒーローモードも飛行能力発動とそれらしい&font(l){罠}。なお、DC版からヒーローモードに超必ゲージが無限になる機能が追加された。 他にも上空から竜巻で動きを止めてから[[きりもみ回転キック>きりもみ回転(技)]]である超必殺技&bold(){『超絶トルネードキック』}なんてことも可能なのでいろいろ混じっている。 ゲーム的には[[やや癖のあるパワータイプ>アレックス(ストリートファイター)]]。投げ技である&bold(){『大旋風投げ』}も持ってるし。 ファイナルアタックはウィングを[[大剣]]・&bold(){『覇王剣』}に変形させて連続斬りを繰り出す&bold(){『覇王雷鳴斬』}。 ***ストーリー &font(I,B){「見てくれ、じっちゃん!! キカイオーは無敵だぜ!!」} 主人公は高校生の少年・&bold(){轟ジュンペイ}(CV:遠近孝一)。 ゴルディバス軍団の侵攻を受け祖父・源三が死亡、その際に託されたキカイオーでゴルディバス軍団に立ち向かう。 主役機だけあって最も分岐が多く複雑で、乱入ステージまで存在するためにステージ数も最大7と最も多い。 『ゴルディバスを撃破し大団円』『行方不明の父も救出できたベストエンド』『ゴルディバスを倒すも未帰還』とエンディングも三つ存在する。 他のストーリーでも設定は変わらないが、主役ではないので一歩引いた扱いになる。 **&color(red){夢幻}&color(blue){合体}&color(red){ツイン}&color(blue){ザムV} 頭頂高:22m 総重量:52t 装甲素材:超合金 夢幻V 所属:? 制作者:? 兵装:ファイヤーアーム(ツインザム1)    ファイヤーブラスター(〃)    ファイヤートマホーク(〃)    プラズマドリル(ツインザム2)    プラズマブラスター(〃)    プラズマハンマー(〃)    プラズマミサイル(〃) パイロット:ユメノ大地(ツインザム1)       ユメノ空(ツインザム2) 2機のマシンが合体変形するロボ。 &bold(){&color(red){ツインザム1}}は赤い"ブラックオックス"系の頭で巨大な斧&bold(){&color(red){『ファイヤートマホーク』}}が武器。両手にエネルギーを集めて放つ光弾&bold(){&color(red){『ファイヤーサンシャイン』}}も使う。ファイナルアタックはファイヤートマホークで[[Vの字に斬り裂く>超電磁マシーン ボルテスV]]&bold(){&color(red){『ファイヤースラッシャー』}}。 &bold(){&color(blue){ツインザム2}}は烏帽子のように伸びた青い頭で両腕に内蔵された[[ドリル]]・&bold(){&color(blue){『プラズマドリル』}}とメイス&bold(){&color(blue){『プラズマハンマー』}}が武器。両肩からは&bold(){&color(blue){『プラズマミサイル』}}も発射する。ファイナルアタックはボコボコに殴り倒した後ドリルでプラズマドリルでVの字でえぐる&bold(){&color(blue){『プラズマドリルインパルス』}}。 おおよそ[[ゲッターロボ>ゲッターロボ(機体)]]だが、技術的理由で二機合体に減らされてしまったとのこと。それでも合体機構は当時としては割と複雑。 変形が超必殺技扱いという機体ではあるが、変形技の性能がかなり高いため、慣れればコンボに混ぜたり対空に使ったり、戦闘をしながら変形する様はまさに元ネタの如しと言えるだろう。 スタジオぬえ的には後の[[アクエリオン>機械天使アクエリオン]]の前身とも言える戦闘機と合体機構になっている。 そして、当時の河森正治に『あんなもんが飛べるわけが無いだろ』と言う考えを改めるきっかけを作った。 ***ストーリー &font(I,B,#FF0000){「すげえ夢だったんだぜ~」} &font(I,B,#0000FF){「その夢なら、あたしも見たわよ」} &bold(){&color(blue){ユメノ空}}(CV:[[飯塚雅弓]])・&bold(){&color(red){ユメノ大地}}(CV:[[松本梨香]])の姉弟は夢を見ていた。どちらが見ている夢なのかはわからないが、巨大ロボットに乗って戦う夢だ。 夢の中の世界はゴルディバス軍団に侵略されていると言うのだが…… 戦闘終了時の形態によってどちらの夢であるかが入れ替わるシナリオ。ツインザム1であれば大地、ツインザム2は空の夢となる。 大地ルートでは見事ゴルディバスを撃破しジュンペイから&bold(){「たとえ夢だとしても忘れるな」}という言葉を胸に、少し成長した大地は目覚める。 空ルートでは明晰夢であることを逆手に取り、空は亡き母との再会を果たす。それを大地に話し「姉ちゃんだけずるい」とぼやかれる微笑ましい結末。 夢の中の存在である都合上、他のストーリーには&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){ほぼ}}登場しない。 ちなみに大地の中の人は[[あるロボットアニメ>絶対無敵ライジンオー]]で主人公を演じていたが、その作品の主題歌も&bold(){『夢』}を&bold(){『切り替える』}という意味だったため、これも恐らく元ネタの可能性もあるだろう。 **&color(silver,red){戦え! パルシオン} 頭頂高:20m/22m(角含む) 総重量:48t 装甲素材:不明 所属:不明(ゴルディバス軍団?) 制作者:不明? 装備:パルショルダー    グランドエナジーストーン    生体リアクティブアーマー 技:パルシオン光線   パルスレイ   パルスクリーン パイロット(?):カイ/ケイ ロボットではなく生体鎧という設定の[[ウルトラマン]]と[[エヴァンゲリオン]]を足したようなキャラ……にみえるが、元々は[[テッカマン>テッカマンブレード]]のようなアーマー装着タイプのキャラである((そもそもエヴァンゲリオンはウルトラマンのオマージュなので、正確にはウルトラマンとテッカマンを足したキャラになる))。 ヒーローモードで飛び掛かって乱打するし、武器アイテムがナイフに槍に両刃剣。必殺技は徒手空拳で相手を打ちのめす[[&bold(){&color(silver,red){宇宙空手}}>ウルトラマンレオ]]や両肩アーマー・パルショルダーを展開し光球を生成し攻撃する&bold(){&color(silver,red){『ボルテックスフィア』}}。他にも、両手を合わせて放つ[[スペシウム>スペシウム光線]]……もとい&bold(){&color(silver,red){『パルシオン光線』}}、[[八つ裂き光輪>八つ裂き光輪(ウルトラスラッシュ)]]の&bold(){&color(silver,red){『パルスレイ』}}といった光線技も使う。 性能的には固めの鬼。上級者が操るとあっさりアーマーも体力も削り取られる。あとは空手のワンチャン狙いとか。 ファイナルアタックは&bold(){&color(silver,red){『オーバー・ザ・ギャラクシー』}}。宇宙に運び去り全力光線で爆散させる、実にウルトラな技。 ***ストーリー 主人公は&bold(){&color(skyblue){カイ}}(男・CV:[[子安武人]])・&bold(){&color(skyblue){ケイ}}(女・CV:長沢美樹)の二人がいる。 どちらも&bold(){&color(skyblue){地球防衛隊BIT(Beast Intersept Team)}}の隊員だが、カイは記憶喪失・ケイは異星人の自覚ありという差異がある。 表ルートは共通で、『[[史上最大の侵略>パンドン]]』をモチーフとした"ゴルディバス軍団との激戦の末に力尽き宇宙へ帰る"話。 夕日に向かって飛び去るパルシオンの姿が切ない。 &font(I,B,#87ceeb){「パルシオンは…意思を持つ鎧、僕の分身…僕は地球人じゃない…」} カイ裏ルートは「自らがゴルディバス軍団の尖兵であること」を思い出し暴走する((この間は色違いの『ダークパルシオン』に変化))も、人の心を持ち直しゴルディバスと対決。 パルシオンはゴルディバスと相打ちとなったが、地球人カイは生き延びることができた。 &font(I,B,#87ceeb){「わたしには、黙って見ているなんてできなかった…!」} ケイ裏ルートは『[[ノンマルトの使者>ノンマルト]]』モチーフ。ゴルディバスは地球先住民・トレムノンの残留意識体として登場する。 パルシオンはそれを降し地球人を守ったが、それは本当に正しい事だったのか……? 他のストーリーでの登場は少なめ。ラファーガ編でのメッセンジャー役(パルシオン名義)が印象的か。 **&color(gold,hotpink){&ruby(アーマードエンジェル){機鋼天使}ディアナ&ruby(セブンティーン){17}} 頭頂高:19m/21m(スタビライザー含む) 総重量:22.2t 装甲素材:ネオバイオメタル 所属:天宮財閥 制作者:天宮財閥 装備:ソニックブレード×2    スタビライザー    サイドスカート    シャボンランチャー    アトラクティブシャワー パイロット:天宮レイカ 巨大美少女ロボ。操作系は[[モーショントレース>機動武闘伝Gガンダム]]。 若干[[美少女戦士>美少女戦士セーラームーン]]も入っているが。 挙動の速さに加え当身技・&bold(){&color(gold,hotpink){『マジックジャッジ』}}も持つためゴルディバスへの対処が最も楽な機体だが、ストーリー本編では二度当たる。 超必殺技は空中から巨大なエネルギー球を投げつける&bold(){&color(gold,hotpink){『エメラルド・ティアー』}}と連続攻撃後ドリルキックで相手を打ち上げる&bold(){&color(gold,hotpink){『ダイアモンド・ロード』}}。 ファイナルアタックは乱舞技&bold(){&color(gold,hotpink){『ダンシング・エンジェル・エボリューション』}}。他と比べると演出がとても地味。 機体性能のおかげで確定状況が多いのが救い。 ***ストーリー &font(I,B,#ff69b4){「人呼んで美と正義の使者! ディアナ17!」} お嬢様学校に通う女子高生・&bold(){&color(hotpink){天宮レイカ}} (CV:根谷美智子)。彼女は巨大ロボ・ディアナ17に搭乗すると強気な正義のヒロインに変貌する。 なお、レイカ自身は普段の日常では「おしとやかなお嬢様」を演じているため、基本的に自身の正体を隠して「ディアナ17」として活動している。 あちこちに声をかけてゴルディバス軍団への抵抗勢力として導き、最後にはゴルディバスを討ち果たす。 &font(l){あわやMIAという状況で無条件に帰還する辺り、ジュンペイより技量が上たることをうかがわせる} 裏ルートではジュンペイに考える時間を与え学園に戻るも、そこへ襲撃をかけられ戦闘になる。 辛くも敵怪獣を退け級友を救ったところで入る&font(b){次回予告}。ご丁寧にも次週の放送時間変更のテロップまで表示されるカオス。 両ルートが一本のストーリーラインの上にあることを示す演出でもあるのが面白いところ。 他のストーリーでも同じようにメッセンジャーとして登場することが多いが、その内容はさまざま。正義感が行き過ぎて過激な立ち位置になりがち。 パルシオン編に至っては(一応パイロットこそレイカなものの)、機体自身が&bold(){&color(gold,hotpink){『ディアナ』という超常的存在}}のように扱われており、まるで女神のような神秘的能力を見せている。 **&color(hotpink,blue){魔法の国のポリンちゃん} 機体名:ボロン 頭頂高:16.2m 総重量:108t 装甲素材:魔法の複合材 所属:魔法の国 制作者:ポリン 装備:ショベル    鉄球    銭湯    湯船    バス    看板    電車    ビル    ガスタンク パイロット:ポリン 唯一&bold(){番組名がロボットの名前ではなくパイロット名}。&s(){[[魔法少女]]ものだから仕方ないね} 愛機「ボロン」は町中の様々なモノを魔法で吸い寄せて組み上げた代物で、ガスタンクやら銭湯やらビルやらの塊。銭湯の番台から口頭命令で操作する、らしい。元ネタは[[タイムボカンシリーズ]]か『マジンガーZ』の[[ボスボロット>ボスボロット(機体)]]だろう。 動きは鈍いがボタンの長押しで距離が延びる鉄球攻撃&bold(){&color(hotpink,blue){『鉄球ストレート』}}、当たれば六回ヒットする&bold(){&color(hotpink,blue){『破壊ドリル』}}、スタン効果もある[[火炎放射]]・&bold(){&color(hotpink,blue){『逆噴射煙突』}}など強力な技を持つ。 特に武器アイテムの&bold(){&color(hotpink,blue){『ぼーそーしんかんせん』}}が強く、セットプレイでガード崩しからの超必殺技が決まるという凶悪ぶり。 そんな超必殺技は全身を鉄球に変えて突撃する&bold(){&color(hotpink,blue){『巨大鉄球転がし』}}と相手の頭上に鉄球を落とす&bold(){&color(hotpink,blue){『巨大鉄球落とし』}}。[[自爆]]技(&bold(){&color(hotpink,blue){『愛は道連れ』}})もあるよ! ファイナルアタックは&bold(){&color(hotpink,blue){『わくわくボロン劇場』}}。 側転のようなモーションで殴りかかり、ヒットすると&bold(){&color(hotpink,blue){『六畳間のセットで小芝居を打ち、ちゃぶ台返しでノックアウト』}}という無茶苦茶な演出になる。 さらには各機体・キャラでポーズや台詞が変わるという凝りよう。&font(l){&bold(){&color(#00b359){「好きで悪役やってるわけじゃない!」}}とか&bold(){&color(crimson,black){「やっとれんな……」}}とか} なぜ全力を尽くしたのか。 ***ストーリー &font(b){ここより入る者、すべての希望を捨てよ}  &font(l){※ストーリー冒頭のテロップなのだが、『設定を捨てよ』の間違いでは} &font(I,B,,#ff69b4){「愛の力はムテキなのよ! おとなしくかんねんしなさい!!」} &bold(){&color(hotpink){魔法少女ポリン}}(CV:こおろぎさとみ)が轟ジュンペイの元に現れ、なんやかんやでハーレムが形成されていくドタバタギャグ。 &s(){そして毎度お約束のようにジュンペイがラッキースケベに陥り、ガールフレンドの巽サオリに誤解されては泣かれまくる。} ポリン以外の全員がキャラ崩壊しまくりであり、&font(l){パパあるいはママ}ゴルディバスすら例外ではない。 他ルートでは「ゴルディバス軍団の尖兵として登場する謎の悪役ロボット」としてチョイ役になる程度。 ポリン自身が顔出しで暴れるのもディアナ17編の番外編ルートのみ。 また番組名が「ポリンちゃん」なので、敵機体のキャッチコピーが出るパルシオン編では「侵略機械ボロン」といういかにも敵役らしいネーミングがされている。 ドラマアルバム版ではしれっとジュンペイ一行の仲間入りをしており、サオリが恋のライバルのような扱いとなっている。 &s(){こっちではゴルディバスの娘だという設定には一切触れられない。} さらにはおまけのボーナストラック『ポリンのラブラブルーム!』ではなんと主役を張っている。 **&color(gold,navy){STRATEGIC VARIABLE FIGHTER ラファーガ} 型式番号:YF-37 頭頂高:17.5m/21m(ブレードアンテナ含む) 総重量:15.8t 装甲素材:ニューチタン合金 所属:SHTO(南半球条約機構軍)空軍 制作:新島インダストリー 兵装:ガンポッド    4連ミサイルランチャー×2    20㎜バルカンキャノン    エアインテーク 飛行モード:ファイターモード(Fighter Mode) 高機動モード:スピナーモード(Spinner Mode) 白兵戦モード:ソルジャーモード(Soldier Mode) パイロット:サイモン・ハーバード ソルジャーモード(ロボモード)・ファイターモード(航空機)・スピナーモード(中間形態)の三段変形。 カンポッドは&bold(){&color(gold,navy){『3WAYショット』}}や&bold(){&color(gold,navy){『ツイスターレイ』}}を発射、そのまま殴りつけることも可能。&bold(){&color(gold,navy){『マイクロミサイル』}}や飛行機雷&bold(){&color(gold,navy){『フロートシーカー』}}も発射し様々な戦術も組みだせる。 必殺技は[[エネルギーを集めた鉄拳>VF-19 エクスカリバー]]を繰り出す&bold(){&color(gold,navy){『ピンポイントブレイクパンチ』}}(ソルジャーモード)、。 どう見ても[[バルキリー>VF-1 バルキリー]]です。でもデザインが河森正治自らなので何も問題はない。いいね? 実際には&bold(){&color(gold,navy){「ローターのないヘリコプター」}}という感じの外見であるため、一見しての印象はかなり異なる。 ご多分に漏れぬであろう、三形態を使い分ける高速機であり慣れを要する。 ファイナルアタックは&bold(){&color(gold,navy){『トランスフォームタクティクス』}}。 スピナーモードで突撃して相手をつかみ、腕を出したままファイターモードへ変形→上昇、ロボモードで乱舞→地面へ叩きつけ→全弾発射。 ***ストーリー &font(I,B,#ffd700){「お前のそういう態度には、もううんざりだ! たまには笑ってみせろ!」} SHTO(南半球条約機構軍)空軍少佐&bold(){&color(gold){サイモン・ハーバード}}(CV:子安武人)は"英雄色を好む"を地で行くエースパイロット。 ある日所属不明機を撃破した彼は、そのパイロットと思しき少女イエールを拾い、自室に匿ってしまう。 バレれば軍法会議モノの行為、当然のごとく上層部にも怪しまれ、虚実も曖昧な中サイモンは追い込まれていく……。 なお、二戦目で速攻を決めればバレずに済むルートに突入し、問答無用のハッピーエンドを迎える。 各話タイトルはカタカナ英語で[[(初代)マクロス>超時空要塞マクロス]]風だが、流石にストーリーは&font(l){三角関係不成立につき}別物のラブコメ。部下のアムリッタやオペレーター等女性が多いのも特徴。とあるステージでヒーローモードを発動させるとイエールのカットインが見れる。 ちなみに中の人も[[マクロスにてバルキリー>マクロス7]]に乗るキャラクターを演じていたが……。 他ルートでも立場は変わらない(たまに連合軍所属になる)が、キカイオー編での『乱入ステージ』扱いが特異だろうか。 そしてお互い様な一蹴され具合。ジュンペイは伏線になるだけマシというものだが。 **&color(cyan,blue){特務機兵ディクセン} 型式番号:FX-004S 頭頂高:18m 総重量:32.8t 装甲素材:ルナニウムコンポジット 所属:連合軍 制作:ドーバー&ウェストリッチ社 装備:フィクサーキャノン    レーザーライフル    パワーバズーカ    レーザーサーベル    ハンドグレネード パイロット:ハルマ・フロックハート/ナカト・ファーランド いかにも&bold(){&color(cyan,blue){『量産機の原型ないし発展形』}}なビジュアルのリアルロボット系。 &font(l){ジムスナイパー2似} 右手は[[中型光線銃>ビームライフル]]&bold(){&color(cyan,blue){『レーザーライフル』}}・実弾式バズーカ&bold(){&color(cyan,blue){『パワーバズーカ』}}・光学式近接装備&font(l){[[ビームサーベル>ビームサーベル(ガンダムシリーズ)]]}&bold(){&color(cyan,blue){『レーザーサーベル』}}の持ち替え、左手にシールド、右肩に[[大型ビーム砲>ガンダムX]]&bold(){&color(cyan,blue){『フィクサーキャノン』}}、[[浮遊>ビット(ガンダムシリーズ)]][[砲台>ファンネル(ガンダムシリーズ)]]&bold(){&color(cyan,blue){『A-サテライト』}}と、これまたいかにもな装備。 見たまんまで素直すぎるせいか、後の研究でも掘り下げるところが無かったという話があったりする。 ファイナルアタックは&bold(){&color(cyan,blue){『ファイナルシュート』}}。掬うように真上に投げ飛ばし、ライフルで撃つ。 カメラワークとポーズの都合上、[[頭部と左腕が欠けたように見える>劇場版 機動戦士ガンダム]]。 ***ストーリー -&bold(){ハルマ編} &font(I,B,#800080){「それも強制的に飛び級をさせて…フェアじゃありません」} こちらの主役は天才少女&bold(){&color(purple){ハルマ・フロックハート}}(CV:鷹森淑乃)。 未知の敵&bold(){『自動機械群』}と戦うガチSFで、兵士育成学校での訓練から"女王アリ"撃破まで一気に駆け抜ける。『宇宙の戦士』や『[[トップをねらえ!]]』に近いか。 各話タイトルは『[[ガンダムX>機動新世紀ガンダムX]]』風に台詞を切り出したものとなっている他、訓練校の教官であるトンプソンがどう見ても[[ジャミル>ジャミル・ニート]]。 他のストーリーには%%ギャグ時空であるポリン編以外は%%登場しない。流石に設定が違いすぎるか。 -&bold(){ナカト編} &font(I,B,#0000ff){「自分の言葉でしゃべれよ! ぼくとお前の勝負だろ!?」} SHTO宇宙軍の訓練生、&bold(){&color(blue){ナカト・ファーランド}}(CV:中原茂)は新鋭兵器ディクセンを強奪し、敵である連合軍に投降した。 しかしその相手は避難民まで乗り込んでいる練習艦。ナカトは早速戦力として組み込まれてしまう。 次々かかる追手、暴露されるナカトの素性――SHTO首相の息子。果たして彼の運命やいかに…… ラスボスは両ルートともシャドーレッドであり、ゴルディバスと当たらない。 中盤でのシャドーレッド戦でルート分岐するのだが、ストレート勝ちしたルートの[[ガンダム>機動戦士ガンダム]]具合は見ものである。 もう一方のルートでも最終戦におけるナカトの啖呵(先述)は[[富野>富野由悠季]]節を思わせる切れ味。中の人も[[富野作品>聖戦士ダンバイン]]で[[主人公>ショウ・ザマ(聖戦士ダンバイン)]]を演じていた事もあるだけになおさらである。 寝返ったお偉いさんの息子という辺りがちょっとだけ[[ダグラム>太陽の牙ダグラム]]。 他ルートの出番としては、ワイズダック編にチョイ役として登場し戦死するのが印象的。 主役でなければあっさり死んでしまうのが戦争モノらしいところか。 **&color(#739926){重装甲陸戦兵器ワイズダック} 型式番号:GZ-56 頭頂高:16.5m 総重量:64.8t 装甲素材:ニューチタンセラミック複合材 所属:SHTO陸軍 制作:菱井重工 装備:240mm3連マシンキャノン    フォトンスピア    アイアンクロー    マルチプルラウンドシーカー    マルチプルディフェンサー 戦車に手足を付けたような重厚な外見のメカ。どう見てもデストロイドモンスターだが、河森正治自らのデザインなので何も問題はない。 そこに[[ボトムズ>装甲騎兵ボトムズ]]やダグラムとかの[[高橋良輔>高橋良輔(アニメ監督)]]作品の『むせる』要素を足した感じか。 &bold(){&color(#739926){『重装甲陸戦兵器』}}の名は伊達じゃなく、左手の鉤爪&bold(){&color(#739926){『アイアンクロー』}}や右手のレールガン&bold(){&color(#739926){『フォトンライフル』}}が武器。フォトンライフルは[[パイルバンカー]]のごとく突き刺すことも可能。 ジャンプ不能なのが欠点だが、その代わりに地雷設置機能がある。射撃武器が豊富だがその真骨頂はスーパーアーマーを利用した接近戦にあり、[[&bold(){&color(#739926){地雷がらみのセットプレイも強烈}}>ユダ(北斗の拳)]]。 設定上五人乗りで、豪快で強情だが信心深い隊長&bold(){&color(#804012){ゴンザレス}}(CV:[[郷里大輔]])・理論派の操縦手&bold(){&color(khaki){トーマス}}(CV:子安武人)・無口な通信手&bold(){&color(#003300){ヘルマン}}(CV:[[池田秀一]])・チャラい砲手&bold(){&color(burlywood){リッキー}}(CV:遠近孝一)・格闘担当の新兵&bold(){&color(darkorange){アービン}}(CV:中原茂)という構成。 ファイナルアタックは&bold(){&color(#739926){『フルメタルハンター』}}。左手で掴みかかりゴンザレスの&bold(){&color(#804012){「全砲門開け!」}}の命令で空中に放り投げ、&bold(){&color(#804012){1カメ「発射!」2カメ「発射!」3カメ「発射!」}}の命令で全開射撃。 ***ストーリー 血と泥と油と硝煙の匂い漂う『戦争もの』。 初めての戦闘で&bold(){&color(darkorange){「少年兵を殺してしまった」}}事実におののき、前線近くの村で女の子と交流して和むアービン。 そんな折、彼に下された命令は&bold(){『敵拠点化を防ぐために村落を破壊せよ』}。端的に言って&bold(){民間人の殺戮}である。 人間であることを捨て軍人であることを選ぶのか、それとも―― #region(「自分は…軍人であります。逆らってすみませんでした…」) 上官に反発したため、『ハゥ・トー・キル』を口にしながら再訓練を余儀なくされるアービン。 『軍人』と『人間』の間で揺れ動く彼だが、ある晩同僚に叩き起こされた。 ゴンザレスは言う。&bold(){&color(#804012){「掃討作戦に出る我が軍を急襲する! あの子を死なせたくはなかろう?」}} ゴンザレス隊の面々は『人間』を選び、戦う。その最中に不可思議な存在が現れ、人間の愚かさを断罪した。 守るべきものはあるとアービンは吠える。&bold(){&color(darkorange){「撃て!! 神だろうと悪魔だろうと、ヤツは俺たちの敵だ!!」}} 謎の存在を討ち果たしたアービンは、[[数十年後>プライベート・ライアン(映画)]]朽ちたワイズダックのもとへ訪れる。 [[鉄の腕は萎え、鉄の脚は力を失い、埋もれた砲は二度と火を噴く事はない。 >太陽の牙ダグラム]] かつての上官も戦友も死に、生き残ったアービンも今や老いた身。あの村の少女は成長し、母親になっているという。 &bold(){&color(darkorange){「あの敵は何だったのかわからないままだが、我々は人間として戦い、勝ったのだ」}}、というモノローグと共に彼はワイズダックに酒を注ぐ。 砂漠に芽吹いた若葉の絵で、物語は幕を閉じる……。 #endregion #region(「自分は人間です。こんな命令には従えません」) 抗命を口にしてしばらく後。アービンが目を覚ますと、隊の面々も困惑した様子だった。直後に襲ってきた奇妙な機体に乗っていたのは……''猿''。 砂漠化した地球を闊歩する猿。あるいは自分たちは時間転移したのか……? 思い悩む暇もなく、知性化した猿との戦いが続く。 ゴンザレスは言う。軍人が正義の味方をやって悪いという法はない、人間のために腕を見せてやれ―― そして&font(#333333){彼}&font(#555555){ら}&font(#777777){は}&font(#999999){勝}&font(#AAAAAA){利}&font(#CCCCCC){し}&font(#EEEEEE){た} アービンは倒れ、瞳孔が開いていた。抗命を口にした瞬間にゴンザレスに殴り殺されていたのだ。 正義の戦いは、死に際の夢でしかなかった。アービンは逃亡兵として処理され、死体は打ち捨てられる。 &bold(){&color(khaki){「おやすみアービン、いい夢を。次は戦いのない時代に生まれてこいよ…」}} ……という、ショーンどころではない無残な[[バッドエンド>バッドエンド(ゲーム)]]も存在する。 ちなみに、このエンディングではAC版では&bold(){&color(red){血塗れ}}で倒れ顔を布で隠されたアービンの遺体が映るというショッキングなもの。 DC版ではレーティングの関係上、このセリフを呟いたトーマスが「アービンといっしょに肩を組んで楽しそうな笑顔で映った写真」を眺めるという画像に差し替えられている。 分岐条件がそれなりに厳しく、さらに選択肢で回避できるのが救いか。&font(l){ラスボスが&color(#cccccc){妙な配色(2P)の}キカイオーな分クリアは楽なのだが} ご丁寧なことに、"猿の惑星への転移"直後に現れる機体は&font(B){ツインザムV}。巧妙な[[夢オチ]]の[[伏線]]である。 #endregion 他ルートでも立場は変わらないが、序盤で行きずりのやられ役になりがち。&font(l){人操作でなきゃ名の通りカモ} **&color(crimson){&ruby(まりょうしょうぐん){魔霊将軍} &ruby(ゴウライ){轟雷}} 頭頂高:19.5m 総重量:50.4t 装甲素材:超魔鋼 所属:ゴルディバス軍団/SHTO宇宙軍(ディクセン・ナカト編) 制作:轟マモル/徳河重工(ディクセン・ナカト編) 装備:雷鳴角    ショルダーキャノン    アーマー    斬鋼剣    ウエストアーマー パイロット:シャドーレッド 真っ赤な鎧武者のような姿の中ボス機体。パイロットは&bold(){&color(crimson){シャドーレッド}}(CV:[[池田秀一>シャア・アズナブル]])。 性能は全てにおいて強力無比。高い機動力で一気に懐に飛び込み、&bold(){&color(crimson){『斬鋼剣』}}という[[日本刀]]でアーマーゲージをあっという間に斬り刻む。 更に空中B攻撃中にJボタンで2段ジャンプ、ジャンプ中↓+Jボタンで急降下機動搭載でヒット&アウェイ戦法もお手の物。さらにさらにガード崩しとスタンを兼ねた中距離まで届くチート技と、AAAからつながり相手を吸い寄せながら多段ヒットし最大3発まで重ね当て可能な超必殺技&bold(){&color(crimson){『闇虚空弾』}}を装備。(通信対戦版ではAAAからつながらず、2発以降はカス当たりするように修正された) さらにさらにさらにヒーローモードを発動すると無敵化する。 さらに×4(しつこい)出は遅いものの射程距離無限かつ当たると魔法陣から無数の魑魅魍魎が現れ自機を蹂躙するファイナルアタック&bold(){&color(crimson){『冥界陣』}}を搭載と、強さに関してあげたらきりがない程の実質このゲームの最強機体である。正に悪!! アーケードではタイムリリースの隠しキャラかつチャレンジモード専用。 いいか、対戦では使うんじゃないぞ?絶対だぞ? ***ストーリー(DC版のみ) シャドーレッドこと轟マモル博士はゴルディバス軍団の将軍に身をやつし、復讐の機会をうかがっていた…… 他ルートでも基本的にゴルディバス軍団の将軍として登場。 ディクセン・ナカト編ではSHTO軍大佐として登場、ナカトのライバルとしてラスボスも張る。 **&color(green,khaki){巨大宮殿ガムダ} 頭頂高:32.4m/34m(肩含む) 総重量:256t 装甲素材:魔導石 所属:ゴルディバス軍団 制作:不明 組成:王家の森    神殿    従者の魂    腕    嘆きの&ruby(ほとり){辺} パイロット(?):アレクシム 巨石を積み上げて作られたゴーレムのような機体(?)。パイロットは亡国の王子・&bold(){&color(#00b359){アレクシム}}(CV:[[中尾隆聖]])。 挙動は鈍いが、胸部の瞳からのレーザーや自在に大きさを変化する腕などで攻撃のリーチやテレポート能力などで補っている。 そのためかパターンにハメやすく、敵専用機としては弱い部類と侮ると、痛い目を見る。 全キャラ最強を誇る超パワーでワンパンされたり、常時発動しているスーパーアーマーがあるので油断をしてはいけない。 アレクシムは&bold(){&color(#00b359){「故国復活のためにゴルディバスに従う面従腹背の輩」}}という設定なのだが、上記シャドーレッド編以外ではそういう素振りは見せず、 キカイオー編のバッドエンドルートに至っては一矢報いるために差し違えを狙う忠臣ぶりまで発揮する。そしてバッドフラグごと倒される悲哀の忠臣。 **&color(gold,#27224d){異次元生命体クヴァール} 頭頂高:0~40m 総重量:24.5t 装甲素材:未知の生体組織 所属:ゴルディバス軍団 制作:不明 組成:思念波輪    イミテイト    プラズマトゥース等 パイロット(?):イエール 光る輪を持つ巨大なくらげ。一口に言えば円盤生物+使徒のような何か。生物だがアンドロイド・&bold(){&color(gold,red){イエール}}(CV:鷹森淑乃)によって制御されている。 ガムダと似た鈍い挙動を飛び道具で補っているタイプだが、攻撃範囲や誘導性の都合上あちらより厄介。恐らく最初の壁となる相手。 ディクセン・ナカト編では例外的に機動兵器であるかのような扱いを受けている。&font(l){ぶっちゃけ[[エルメス>エルメス(MA)]]の[[ララァ>ララァ・スン]]役。} イエールは接点のない敵役かヒロイン役かの両極端。そのため顔グラフィックも感情の有無で二系統用意されていたりする。 **&color(crimson,black){魔神大帝ゴルディバス} 異形の人型物体(CV:[[大塚周夫]])。パイロットは存在せず、ゴルディバスという&bold(){&color(crimson,black){『実体化した悪意』}}であるらしい。 苛烈な攻撃に加えテレポートによる奇襲(スーパーアーマーつき)、とどめに形態変化で体力ゲージが実質倍という、正にラスボス。 形態変化ごとに一度ずつファイナルアタックを使用可能(アーマーも回復する)なのが救い……にならないレベル。 ストーリー上では基本的にラストボスで、登場しないのはディクセン・ナカト編(双方)とワイズダック裏ルートのみ。 しかし、その設定は、地球侵略軍団の長から地球先住種の残留思念、神のごとき超存在、果てはポリンの父or母まで幅広い。&font(l){やっとれんな} *その他 おおよそタイムリリースの隠しキャラ群。 **&color(navy,lightgray){ディクセン・エクスペリメント} 型式番号FX-004EX。 [[黒くなり>ガンダムMk-Ⅱ]]頭部デザインが変更された&font(l){二つ目でブチ穴つきでしゃくれた[[悪人面の>ガンダム試作2号機]]}ディクセンの&bold(){&color(crimson){シャドーレッド}}専用機。 通常のディクセンから全面的な攻撃力上昇はもちろん、&bold(){&color(navy,lightgray){空中ジャンプがさらに1回増え}}、手榴弾は&bold(){&color(navy,lightgray){ノーマルディクセンのヒーローモード時に使用するパワーアップ版をデフォで使い}}、サーベルの長さが&bold(){&color(navy,lightgray){約2倍}}になり、&bold(){&color(navy,lightgray){1周りも太いフィクサーキャノンを発射}}する。 更に超必殺技の&bold(){&color(navy,lightgray){『ハイパーフィクサーキャノン』}}に至っては光学干渉攻撃力が&bold(){&color(navy,lightgray){キカイオーの超絶ヒートブレイザーを押しのけ最強}}となっている。なんなんだよこの魔改造機体。 ストーリー上はナカト編の裏ルートのラスボス、ハルマ編ではラスボスの前哨戦としてステージ5に登場する。 プレイヤーは一人プレイではチャレンジモードでのみ扱え、対戦ではなんと&bold(){&color(navy,lightgray){同キャラ対戦ができない!}} &bold(){&color(navy,lightgray){『計算の出来ん奴を、阿呆と言うのだっ!!』}} **&bold(){&color(crimson){ワイズダック・オルソロッソ}} 型式番号GX-56R1。 赤くなり角が生えたワイズダック。当然&bold(){&color(crimson){シャドーレッド}}専用機。 名前の意味はイタリア語と英語の混合で&bold(){&color(crimson){"深紅"}}といったところか。 速度を&font(l){[[三倍に>シャア・アズナブル]]}補う特殊移動&bold(){&color(crimson){『ターンダッシュ』}}が追加されている。それ以外は概ねワイズダックと同じ性能である。 敵としては登場せず、プレイヤー専用でチャレンジモード用の機体となっている。こちらも&bold(){&color(crimson){同キャラ対戦は出来ない}}仕様。 &bold(){&color(crimson){『紅いモノが嫌いになったかっ!!』}} **&color(gold,black){ダークパルシオン/シャドウパルシオン} パルシオンの色違いで性能差は無し(なんで!?)。ダークはプレイヤー機、シャドウはストーリーで登場する[[偽物>にせウルトラマン(ウルトラシリーズ)]]という&font(l){あまりない}差がある。 ダークを通しで使えるのはチャレンジモードのみ、パイロットはストーリーで記憶を取り戻し、&bold(){&color(gold,black){悪の心に目覚めたカイ}}。 こちらも&bold(){&color(gold,black){同キャラ対戦はできない}}。 **&color(orangered){ラファーガ(アムリッタ機)} 型式番号YF-38A。 DC版にのみ登場するオレンジ色のラファーガ。 サイモンの部下である&bold(){&color(limegreen){アムリッタ}}(CV:松本梨香)がパイロットを務める専用機。なおサイモン機と性能差は無い。 上記のコンパチ機群と違い、DC版で新たに追加された機体のためか&bold(){&color(orangered){同キャラ}&color(navy){対戦可能}}。 アーケードでも彼女は一部シナリオでCPU専用として登場していたが、そっちではサイモンと同じカラーリングの機体に乗っていた(DC版で全て専用機に変更)。 ナカト編ではサイモン隊長を殺された復讐としてディクセンの前に現れるも倒され戦死するという悲壮な展開。 &bold(){&color(blue){  ナカト「…女の人だったんだ… 戦って、倒すしかなかった…」}} 一方、ポリン編では&bold(){&color(hotpink){ジュンペイと喧嘩して家を飛び出したポリンの八つ当たり}}で襲撃され黒焦げになるというギャグオチである。 **&color(green){ディクセン(量産機)} 型式番号DX-001A。 緑色でコスト削減によりサテライト機能が省かれたディクセンで、開発をしたSHOT軍の正式採用機に当たる。CPU専用。 ナカト編では名もないパイロットが乗る敵機として登場。これが意外に強く、登場が条件が厳しめの分岐ステージ(カウントダウン付き)と言うこともあり、分岐をねらうプレイヤーをやきもきさせる難関ステージになっている。 ハルマ編には恋人が乗る機体で登場し「[[ここは任せて先に行け>死亡フラグ]]」と血路を開くが、見事生還するというこれまたXオマージュ。 **&color(red){&ruby(ヴァリアント・アーマー){強襲装甲} ブロディアIIカスタム} DC版での[[サイバーボッツ]]からのゲスト参戦。チャレンジモード専用。 元々はAC版時点の没キャラだったらしく、解析でもその存在が確認されていた。実質的にはDC版にて復活正式参戦となる。 パイロットは&bold(){&color(red){ジン・サオトメ}}(CV:[[うえだゆうじ]])。性格は[[マブカプ>MARVEL.VS.CAPCOM ]]寄りで、機体もボッツ後に開発されたブロディアⅡのジン専用カスタム機となっている。 (ちなみにマヴカプの時のブロディアはブロディアⅡ……ということは?) *余談 ラジオドラマ版も存在し、後にCDリリースもされている。 バランス的問題が祟ったか、大規模クロスオーバーのチョイ役以外での他作品での出番には恵まれていない。 そもそも巨大ロボットものなので出しづらい、という問題はあるだろうが。&font(l){パワードギアよりゃマシ} 今は亡き[[ゲーメスト]]誌での『長江仙鬼奇怪王』という伝奇武侠小説のような誤植は語り草である。 その反面でゲーメストムック『超鋼戦紀キカイオー魂』は開発資料などを盛り込んだ良書。表紙は河森正治氏による書下ろし。 [[ゲッP-X>70年代風ロボットアニメ ゲッP-X]]とはコンセプトが似通る。ゲーム性&font(l){や製作費}はまるで違うが。 #center(){&font(B){&sizex(5){銀河衝突―――}} &font(B){&sizex(5){星々は砕け、光の渦となって漂う。}} &font(B){&sizex(5){そこは、時間も空間も}} &font(B){&sizex(5){あるべき姿にとどまらぬ、&ruby(カオス){混沌}の狭間。}} &font(B){&sizex(5){そして今、超次元が生んだ無限のパワーが、}} &font(B){&sizex(5){神秘の&ruby(くろがね){鉄}となり彼らを包む。}} &font(B){&sizex(5){集え、奇跡の戦士たちよ!}} &font(B){&sizex(5){魂の叫ぶままに!!}} } //書き込め アニヲタ //荒らさぬものは コメと追記と修正と //りどみの力で書き込む者の名は WIKI篭り アニヲタ 次回予告 アニヲタに降り立つキカイオー記事! しかし情報が足りない!? 頼む、WIKI篭りのみんな、力を貸してくれ!! 次回、超鋼戦紀キカイオー 第XX話『追記・修正せよ!進めアニヲタ軍団』に、ヒィィィトブレイザァァァ!! #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 早くDC以外に移植してくれーーーーーー!!!!!! -- 名無しさん (2021-08-13 19:37:58) - もし続編が出ていればSD頭身のロボットとか勇者チックな合体ロボとか出てたのだろうか… -- 名無しさん (2021-08-13 20:05:11) - キカイオーの装甲は割とロボ界でもガチで凄い材質だったりする、「金属に見えるが、超次元エンジンにより作り出された物理法則の通用しないエネルギーの塊(ゲーム的な都合で攻撃は通じるが)」 -- 名無しさん (2021-08-13 20:10:14) - ワイズダックのバッドEDは一枚絵がエグすぎてDCで修正された -- 名無しさん (2021-08-13 20:37:03) - ゴルディバス倒せん!→ワイズダック裏ルートだとゴルディバスでないんだ!→ED後「…」 というゲーセンでの思い出 -- 名無しさん (2021-08-13 20:51:54) - CPUは強すぎ、対戦ツールとしてはムチャクチャ…と、割とゲームバランスは問題アリだったりする -- 名無しさん (2021-08-13 22:06:22) - 「朽ちたワイズダック」はダグラムのラストがオマージュ元じゃないかと -- 名無しさん (2021-08-13 23:27:40) - コメ一番上 同意する。ホント移植してくれないかな。 -- 名無しさん (2021-08-14 01:34:10) - ディアナ17はARIEL要素も入ってない? -- 名無しさん (2021-08-14 08:14:55) - どうあがいてもサイバーボッツのデビロット一味と被るためかタイムボカンシリーズのパロディは無い -- 名無しさん (2021-08-14 11:56:07) - パロネタをぶっ込んだロボゲーという面でガチャフォースとは精神的兄弟かもしれない。あっちはロボット以外にも手を伸ばしてるが。 -- 名無しさん (2021-08-14 13:32:28) - 未だにずっとやってる身の視点から色々と修正追記してみた。あまりパロのことばかり推されるの嫌だから色々消しちゃったけど、問題があるところがあったら他の方頼んます。↑の方、ガチャフォースはキカイオー→パワーストーン→連ジの流れ的にキカイオーの後継作に当たるよ -- 名無しさん (2021-08-15 08:26:21) - 大人になったセシルがパイロットでフォボスとかもゲスト出演して欲しかったなぁ>DC版 後、サイドアームズとかも。 -- 名無しさん (2021-08-15 10:25:05) - ブロディアの復活参戦ってソースが格ゲーwikiくらいしか確認できないんだけど、大本のソースわかる方います?とりあえず、ムックにもDC版攻略本も書いてなかったと思うんだよね -- 名無しさん (2021-08-16 18:26:54) - ↑確かにソースないですねコレ。消しときます -- 名無しさん (2021-08-16 18:57:29) - デビロットがPXZで呼び出してたね -- 名無しさん (2021-08-16 19:13:14) - ディクセン・エクスペリメントでもファイナルアタックがファイナルシュートのままなので、池田秀一ボイスでラストシューティングのパロディをするという更に手の混んだパロディに。 -- 名無しさん (2021-08-17 01:13:21) - アケアカ配信とかもしてない辺り、版権周りで何か問題抱えてるんだろうか…? -- 名無しさん (2021-08-17 01:45:31) - 又聞きなので信憑性はないけど、企画会議で移植とかの話は出るけど毎回お流れになってるとかなんとか。版権はぬえと話し合えばいいだけだからハードルは全く高くない -- 名無しさん (2021-08-21 07:34:48) - またブロディアのAC版のボツ機体だったって説明が復活してる。基板の解析でって言ってもそのソースがどこにも無いなら消したままにした方が良いんじゃない? -- 名無しさん (2022-10-15 16:04:33) - ↑チーとか何かでアケ版で使えるようにした動画のアドレスがしたらばの方に来てたね -- 名無しさん (2023-02-28 09:14:35) - DC以外の移植出ないのはぬえの持込企画だったせいなんかね -- 名無しさん (2023-08-01 08:53:44) - ワイズダックは河森さんじゃなくて宮武さんデザインですね。あと、量産型ディクセンで分岐が発生するのはワイズダックで、タイムカウントは無いですね。 -- 名無しさん (2024-12-09 02:54:34) #comment(striction) #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2021/08/13 (金) 19:28:04 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 17 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &sizex(5){&font(B){5:59}} &sizex(5){&font(B){6:00}} #center(){&font(B){&sizex(5){企画原案 &sizex(6){河森 正治}}}} #center(){&image(TITLELOG.png)} #center(){&size(30){&font(B,I,#008cff){超鋼戦紀!}} &size(40){&font(B,#ff7800){キカァァァイオォォォッ!!}}} 『超鋼戦紀キカイオー』(英名:Tech Romancer)は1998年9月リリースのアーケード格闘ゲーム。開発・販売はカプコン。企画はあの老舗アニメスタジオ『スタジオぬえ』の持ち込み企画である。 #contents(){} *概要 奥行きのある3D格闘であり、『巨大ロボットもの』であり、&font(l){パロディまみれの}オマージュ作品である。そして、メカデザインはスタジオぬえの河森正治&宮武一貴。 一言で言えば『&bold(){ロボットアニメ番組同士の格ゲー}』。 2000年1月にはドリームキャスト版が発売、通信対戦が可能なバージョン『for Matching Service』が2001年1月に発売されている。(通信対戦は2003年9月1日にサービス終了) 本稿ではアーケード版を主として記述する。 操作は8方向レバー+4ボタン+スタートボタンで、格ゲーとしては単純なコマンドのみとなっている。ゲームスピードも緩やか。 難易度は比較的普通だが、ラスボスで一気に跳ね上がるため一部を除き初見でのクリアはかなり辛いものがある。 ルールは『ヴァンパイアセイヴァー』などに近い、体力を削り切ると一本取るが自分の体力はそのままという仕様。 体力の他に「アーマー」があり、ガード時にゲージが減少していき0になると破壊されガード性能が激減する。 あと一本で勝利という状況で相手体力をある程度減らすと『ファイナルアタック』が使用可能。当たれば即決着。 しかしこのファイナルアタックは機体ごとにかなり癖があり、ワンパンから確定状況を簡単に作れるという[[世紀末>北斗の拳(2D格闘)]]仕様の物もあれば、当たり判定の発生がかなり遅く当てる事すら困難なものまである。 一応の救済措置として共通のハイパーアーマー突撃技『スチールダッシュ』が設けられており、これをHITさせればファイナルアタックを始めどんな技でも入れ放題になる。HITすればの話だが。 戦闘フィールドには建造物が配置されており、破壊するとアイテムが出現することがある。 内訳は体力回復、アーマー回復、スペシャルゲージ増加、武器三種(機体によって中身は変化)、ヒーローモード発動。 逆に"壁"は存在せず、差し合い的意味で完全に追い詰められる状況は存在しない。 ゲームモードはストーリーモードとチャレンジモードの二種類。 前者は読んで字のごとく、ロボットアニメ(一部例外)のようなストーリーに沿って戦う。基本6戦。 後者は12連戦でのスコアアタック。こちらでのみ使用可能な機体もいくらか存在する。 *機体 通常の格闘ゲームでいうキャラクターに相当するが、それぞれに番組名のような名称(とロゴ)がつけられているのが特徴。 ステージ合間にタイトルコールが入るので印象に残りやすい。また、話数カウントがそれぞれ違う。 また、キャラクターたちはスターシステム的な扱い方をされており、登場するストーリーによって設定も性格も変わることがある。 なお、パロディ、オマージュばかり取り沙汰される本作だが、登場する機体は全て『スタジオぬえがかかわった作品をもとに』している。 そう、紛れもなく本物に関わったデザイナーが本気でリ・デザインしている『本物である』と言うことを覚えておいてほしい。 ちなみに、世間的にパロディと呼ばれている部分は大体『カプコン側の悪ノリ』である。この頃のゲーム会社は大体こんなかんじなんだよ。 **&bgcolor(#11114d){&color(gold){鋼鉄巨神}&color(orangered){キカイオー}} 頭頂高:19.5m 総重量:49.7t 装甲素材:オリハルコン合金 所属:巽テクノドーム 制作者:轟 源三博士、轟 守博士 兵装:ロケットブロー×2    キカイオーボンバー    ヒートブレイザー    キカイオーハリケーン    覇王剣 パイロット:轟ジュンペイ 本作の主役メカ。いかにもスーパーロボット然としたマッシブなデザイン。レバーやペダルに音声入力も併用という操作系。 武装も定番の[[ロケットパンチ]]・&bold(){『ロケットブロー』}、胸から熱線を放つ&bold(){『ヒートブレイザー』}、竜巻を発生させる&bold(){『キカイオーハリケーン』}など、実に[[マジンガーZ>マジンガーZ(機体)]]。 ヒーローモードも飛行能力発動とそれらしい&font(l){罠}。なお、DC版からヒーローモードに超必ゲージが無限になる機能が追加された。 他にも上空から竜巻で動きを止めてから[[きりもみ回転キック>きりもみ回転(技)]]である超必殺技&bold(){『超絶トルネードキック』}なんてことも可能なのでいろいろ混じっている。 ゲーム的には[[やや癖のあるパワータイプ>アレックス(ストリートファイター)]]。投げ技である&bold(){『大旋風投げ』}も持ってるし。 ファイナルアタックはウィングを[[大剣]]・&bold(){『覇王剣』}に変形させて連続斬りを繰り出す&bold(){『覇王雷鳴斬』}。 ***ストーリー &font(I,B){「見てくれ、じっちゃん!! キカイオーは無敵だぜ!!」} 主人公は高校生の少年・&bold(){轟ジュンペイ}(CV:遠近孝一)。 ゴルディバス軍団の侵攻を受け祖父・源三が死亡、その際に託されたキカイオーでゴルディバス軍団に立ち向かう。 主役機だけあって最も分岐が多く複雑で、乱入ステージまで存在するためにステージ数も最大7と最も多い。 『ゴルディバスを撃破し大団円』『行方不明の父も救出できたベストエンド』『ゴルディバスを倒すも未帰還』とエンディングも三つ存在する。 他のストーリーでも設定は変わらないが、主役ではないので一歩引いた扱いになる。 **&color(red){夢幻}&color(blue){合体}&color(red){ツイン}&color(blue){ザムV} 頭頂高:22m 総重量:52t 装甲素材:超合金 夢幻V 所属:? 制作者:? 兵装:ファイヤーアーム(ツインザム1)    ファイヤーブラスター(〃)    ファイヤートマホーク(〃)    プラズマドリル(ツインザム2)    プラズマブラスター(〃)    プラズマハンマー(〃)    プラズマミサイル(〃) パイロット:ユメノ大地(ツインザム1)       ユメノ空(ツインザム2) 2機のマシンが合体変形するロボ。 &bold(){&color(red){ツインザム1}}は赤い"ブラックオックス"系の頭で巨大な斧&bold(){&color(red){『ファイヤートマホーク』}}が武器。両手にエネルギーを集めて放つ光弾&bold(){&color(red){『ファイヤーサンシャイン』}}も使う。ファイナルアタックはファイヤートマホークで[[Vの字に斬り裂く>超電磁マシーン ボルテスV]]&bold(){&color(red){『ファイヤースラッシャー』}}。 &bold(){&color(blue){ツインザム2}}は烏帽子のように伸びた青い頭で両腕に内蔵された[[ドリル]]・&bold(){&color(blue){『プラズマドリル』}}とメイス&bold(){&color(blue){『プラズマハンマー』}}が武器。両肩からは&bold(){&color(blue){『プラズマミサイル』}}も発射する。ファイナルアタックはボコボコに殴り倒した後ドリルでプラズマドリルでVの字でえぐる&bold(){&color(blue){『プラズマドリルインパルス』}}。 おおよそ[[ゲッターロボ>ゲッターロボ(機体)]]だが、技術的理由で二機合体に減らされてしまったとのこと。それでも合体機構は当時としては割と複雑。 変形が超必殺技扱いという機体ではあるが、変形技の性能がかなり高いため、慣れればコンボに混ぜたり対空に使ったり、戦闘をしながら変形する様はまさに元ネタの如しと言えるだろう。 スタジオぬえ的には後の[[アクエリオン>機械天使アクエリオン]]の前身とも言える戦闘機と合体機構になっている。 そして、当時の河森正治に『あんなもんが飛べるわけが無いだろ』と言う考えを改めるきっかけを作った。 ***ストーリー &font(I,B,#FF0000){「すげえ夢だったんだぜ~」} &font(I,B,#0000FF){「その夢なら、あたしも見たわよ」} &bold(){&color(blue){ユメノ空}}(CV:[[飯塚雅弓]])・&bold(){&color(red){ユメノ大地}}(CV:[[松本梨香]])の姉弟は夢を見ていた。どちらが見ている夢なのかはわからないが、巨大ロボットに乗って戦う夢だ。 夢の中の世界はゴルディバス軍団に侵略されていると言うのだが…… 戦闘終了時の形態によってどちらの夢であるかが入れ替わるシナリオ。ツインザム1であれば大地、ツインザム2は空の夢となる。 大地ルートでは見事ゴルディバスを撃破しジュンペイから&bold(){「たとえ夢だとしても忘れるな」}という言葉を胸に、少し成長した大地は目覚める。 空ルートでは明晰夢であることを逆手に取り、空は亡き母との再会を果たす。それを大地に話し「姉ちゃんだけずるい」とぼやかれる微笑ましい結末。 夢の中の存在である都合上、他のストーリーには&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){ほぼ}}登場しない。 ちなみに大地の中の人は[[あるロボットアニメ>絶対無敵ライジンオー]]で主人公を演じていたが、その作品の主題歌も&bold(){『夢』}を&bold(){『切り替える』}という意味だったため、これも恐らく元ネタの可能性もあるだろう。 **&color(silver,red){戦え! パルシオン} 頭頂高:20m/22m(角含む) 総重量:48t 装甲素材:不明 所属:不明(ゴルディバス軍団?) 制作者:不明? 装備:パルショルダー    グランドエナジーストーン    生体リアクティブアーマー 技:パルシオン光線   パルスレイ   パルスクリーン パイロット(?):カイ/ケイ ロボットではなく生体鎧という設定の[[ウルトラマン]]と[[エヴァンゲリオン]]を足したようなキャラ……にみえるが、元々は[[テッカマン>テッカマンブレード]]のようなアーマー装着タイプのキャラである((そもそもエヴァンゲリオンはウルトラマンのオマージュなので、正確にはウルトラマンとテッカマンを足したキャラになる))。 ヒーローモードで飛び掛かって乱打するし、武器アイテムがナイフに槍に両刃剣。必殺技は徒手空拳で相手を打ちのめす[[&bold(){&color(silver,red){宇宙空手}}>ウルトラマンレオ]]や両肩アーマー・パルショルダーを展開し光球を生成し攻撃する&bold(){&color(silver,red){『ボルテックスフィア』}}。他にも、両手を合わせて放つ[[スペシウム>スペシウム光線]]……もとい&bold(){&color(silver,red){『パルシオン光線』}}、[[八つ裂き光輪>八つ裂き光輪(ウルトラスラッシュ)]]の&bold(){&color(silver,red){『パルスレイ』}}といった光線技も使う。 性能的には固めの鬼。上級者が操るとあっさりアーマーも体力も削り取られる。あとは空手のワンチャン狙いとか。 ファイナルアタックは&bold(){&color(silver,red){『オーバー・ザ・ギャラクシー』}}。宇宙に運び去り全力光線で爆散させる、実にウルトラな技。 ***ストーリー 主人公は&bold(){&color(skyblue){カイ}}(男・CV:[[子安武人]])・&bold(){&color(skyblue){ケイ}}(女・CV:長沢美樹)の二人がいる。 どちらも&bold(){&color(skyblue){地球防衛隊BIT(Beast Intersept Team)}}の隊員だが、カイは記憶喪失・ケイは異星人の自覚ありという差異がある。 表ルートは共通で、『[[史上最大の侵略>パンドン]]』をモチーフとした"ゴルディバス軍団との激戦の末に力尽き宇宙へ帰る"話。 夕日に向かって飛び去るパルシオンの姿が切ない。 &font(I,B,#87ceeb){「パルシオンは…意思を持つ鎧、僕の分身…僕は地球人じゃない…」} カイ裏ルートは「自らがゴルディバス軍団の尖兵であること」を思い出し暴走する((この間は色違いの『ダークパルシオン』に変化))も、人の心を持ち直しゴルディバスと対決。 パルシオンはゴルディバスと相打ちとなったが、地球人カイは生き延びることができた。 &font(I,B,#87ceeb){「わたしには、黙って見ているなんてできなかった…!」} ケイ裏ルートは『[[ノンマルトの使者>ノンマルト]]』モチーフ。ゴルディバスは地球先住民・トレムノンの残留意識体として登場する。 パルシオンはそれを降し地球人を守ったが、それは本当に正しい事だったのか……? 他のストーリーでの登場は少なめ。ラファーガ編でのメッセンジャー役(パルシオン名義)が印象的か。 **&color(gold,hotpink){&ruby(アーマードエンジェル){機鋼天使}ディアナ&ruby(セブンティーン){17}} 頭頂高:19m/21m(スタビライザー含む) 総重量:22.2t 装甲素材:ネオバイオメタル 所属:天宮財閥 制作者:天宮財閥 装備:ソニックブレード×2    スタビライザー    サイドスカート    シャボンランチャー    アトラクティブシャワー パイロット:天宮レイカ 巨大美少女ロボ。操作系は[[モーショントレース>機動武闘伝Gガンダム]]。 若干[[美少女戦士>美少女戦士セーラームーン]]も入っているが。 挙動の速さに加え当身技・&bold(){&color(gold,hotpink){『マジックジャッジ』}}も持つためゴルディバスへの対処が最も楽な機体だが、ストーリー本編では二度当たる。 超必殺技は空中から巨大なエネルギー球を投げつける&bold(){&color(gold,hotpink){『エメラルド・ティアー』}}と連続攻撃後ドリルキックで相手を打ち上げる&bold(){&color(gold,hotpink){『ダイアモンド・ロード』}}。 ファイナルアタックは乱舞技&bold(){&color(gold,hotpink){『ダンシング・エンジェル・エボリューション』}}。他と比べると演出がとても地味。 機体性能のおかげで確定状況が多いのが救い。 ***ストーリー &font(I,B,#ff69b4){「人呼んで美と正義の使者! ディアナ17!」} お嬢様学校に通う女子高生・&bold(){&color(hotpink){天宮レイカ}} (CV:根谷美智子)。彼女は巨大ロボ・ディアナ17に搭乗すると強気な正義のヒロインに変貌する。 なお、レイカ自身は普段の日常では「おしとやかなお嬢様」を演じているため、基本的に自身の正体を隠して「ディアナ17」として活動している。 あちこちに声をかけてゴルディバス軍団への抵抗勢力として導き、最後にはゴルディバスを討ち果たす。 &font(l){あわやMIAという状況で無条件に帰還する辺り、ジュンペイより技量が上たることをうかがわせる} 裏ルートではジュンペイに考える時間を与え学園に戻るも、そこへ襲撃をかけられ戦闘になる。 辛くも敵怪獣を退け級友を救ったところで入る&font(b){次回予告}。ご丁寧にも次週の放送時間変更のテロップまで表示されるカオス。 両ルートが一本のストーリーラインの上にあることを示す演出でもあるのが面白いところ。 他のストーリーでも同じようにメッセンジャーとして登場することが多いが、その内容はさまざま。正義感が行き過ぎて過激な立ち位置になりがち。 パルシオン編に至っては(一応パイロットこそレイカなものの)、機体自身が&bold(){&color(gold,hotpink){『ディアナ』という超常的存在}}のように扱われており、まるで女神のような神秘的能力を見せている。 **&color(hotpink,blue){魔法の国のポリンちゃん} 機体名:ボロン 頭頂高:16.2m 総重量:108t 装甲素材:魔法の複合材 所属:魔法の国 制作者:ポリン 装備:ショベル    鉄球    銭湯    湯船    バス    看板    電車    ビル    ガスタンク パイロット:ポリン 唯一&bold(){番組名がロボットの名前ではなくパイロット名}。&s(){[[魔法少女]]ものだから仕方ないね} 愛機「ボロン」は町中の様々なモノを魔法で吸い寄せて組み上げた代物で、ガスタンクやら銭湯やらビルやらの塊。銭湯の番台から口頭命令で操作する、らしい。元ネタは[[タイムボカンシリーズ]]か『マジンガーZ』の[[ボスボロット>ボスボロット(機体)]]だろう。 動きは鈍いがボタンの長押しで距離が延びる鉄球攻撃&bold(){&color(hotpink,blue){『鉄球ストレート』}}、当たれば六回ヒットする&bold(){&color(hotpink,blue){『破壊ドリル』}}、スタン効果もある[[火炎放射]]・&bold(){&color(hotpink,blue){『逆噴射煙突』}}など強力な技を持つ。 特に武器アイテムの&bold(){&color(hotpink,blue){『ぼーそーしんかんせん』}}が強く、セットプレイでガード崩しからの超必殺技が決まるという凶悪ぶり。 そんな超必殺技は全身を鉄球に変えて突撃する&bold(){&color(hotpink,blue){『巨大鉄球転がし』}}と相手の頭上に鉄球を落とす&bold(){&color(hotpink,blue){『巨大鉄球落とし』}}。[[自爆]]技(&bold(){&color(hotpink,blue){『愛は道連れ』}})もあるよ! ファイナルアタックは&bold(){&color(hotpink,blue){『わくわくボロン劇場』}}。 側転のようなモーションで殴りかかり、ヒットすると&bold(){&color(hotpink,blue){『六畳間のセットで小芝居を打ち、ちゃぶ台返しでノックアウト』}}という無茶苦茶な演出になる。 さらには各機体・キャラでポーズや台詞が変わるという凝りよう。&font(l){&bold(){&color(#00b359){「好きで悪役やってるわけじゃない!」}}とか&bold(){&color(crimson,black){「やっとれんな……」}}とか} なぜ全力を尽くしたのか。 ***ストーリー &font(b){ここより入る者、すべての希望を捨てよ}  &font(l){※ストーリー冒頭のテロップなのだが、『設定を捨てよ』の間違いでは} &font(I,B,,#ff69b4){「愛の力はムテキなのよ! おとなしくかんねんしなさい!!」} &bold(){&color(hotpink){魔法少女ポリン}}(CV:こおろぎさとみ)が轟ジュンペイの元に現れ、なんやかんやでハーレムが形成されていくドタバタギャグ。 &s(){そして毎度お約束のようにジュンペイがラッキースケベに陥り、ガールフレンドの巽サオリに誤解されては泣かれまくる。} ポリン以外の全員がキャラ崩壊しまくりであり、&font(l){パパあるいはママ}ゴルディバスすら例外ではない。 他ルートでは「ゴルディバス軍団の尖兵として登場する謎の悪役ロボット」としてチョイ役になる程度。 ポリン自身が顔出しで暴れるのもディアナ17編の番外編ルートのみ。 また番組名が「ポリンちゃん」なので、敵機体のキャッチコピーが出るパルシオン編では「侵略機械ボロン」といういかにも敵役らしいネーミングがされている。 ドラマアルバム版ではしれっとジュンペイ一行の仲間入りをしており、サオリが恋のライバルのような扱いとなっている。 &s(){こっちではゴルディバスの娘だという設定には一切触れられない。} さらにはおまけのボーナストラック『ポリンのラブラブルーム!』ではなんと主役を張っている。 **&color(gold,navy){STRATEGIC VARIABLE FIGHTER ラファーガ} 型式番号:YF-37 頭頂高:17.5m/21m(ブレードアンテナ含む) 総重量:15.8t 装甲素材:ニューチタン合金 所属:SHTO(南半球条約機構軍)空軍 制作:新島インダストリー 兵装:ガンポッド    4連ミサイルランチャー×2    20㎜バルカンキャノン    エアインテーク 飛行モード:ファイターモード(Fighter Mode) 高機動モード:スピナーモード(Spinner Mode) 白兵戦モード:ソルジャーモード(Soldier Mode) パイロット:サイモン・ハーバード ソルジャーモード(ロボモード)・ファイターモード(航空機)・スピナーモード(中間形態)の三段変形。 カンポッドは&bold(){&color(gold,navy){『3WAYショット』}}や&bold(){&color(gold,navy){『ツイスターレイ』}}を発射、そのまま殴りつけることも可能。&bold(){&color(gold,navy){『マイクロミサイル』}}や飛行機雷&bold(){&color(gold,navy){『フロートシーカー』}}も発射し様々な戦術も組みだせる。 必殺技は[[エネルギーを集めた鉄拳>VF-19 エクスカリバー]]を繰り出す&bold(){&color(gold,navy){『ピンポイントブレイクパンチ』}}(ソルジャーモード)、。 どう見ても[[バルキリー>VF-1 バルキリー]]です。でもデザインが河森正治自らなので何も問題はない。いいね? 実際には&bold(){&color(gold,navy){「ローターのないヘリコプター」}}という感じの外見であるため、一見しての印象はかなり異なる。 ご多分に漏れぬであろう、三形態を使い分ける高速機であり慣れを要する。 ファイナルアタックは&bold(){&color(gold,navy){『トランスフォームタクティクス』}}。 スピナーモードで突撃して相手をつかみ、腕を出したままファイターモードへ変形→上昇、ロボモードで乱舞→地面へ叩きつけ→全弾発射。 ***ストーリー &font(I,B,#ffd700){「お前のそういう態度には、もううんざりだ! たまには笑ってみせろ!」} SHTO(南半球条約機構軍)空軍少佐&bold(){&color(gold){サイモン・ハーバード}}(CV:子安武人)は"英雄色を好む"を地で行くエースパイロット。 ある日所属不明機を撃破した彼は、そのパイロットと思しき少女イエールを拾い、自室に匿ってしまう。 バレれば軍法会議モノの行為、当然のごとく上層部にも怪しまれ、虚実も曖昧な中サイモンは追い込まれていく……。 なお、二戦目で速攻を決めればバレずに済むルートに突入し、問答無用のハッピーエンドを迎える。 各話タイトルはカタカナ英語で[[(初代)マクロス>超時空要塞マクロス]]風だが、流石にストーリーは&font(l){三角関係不成立につき}別物のラブコメ。部下のアムリッタやオペレーター等女性が多いのも特徴。とあるステージでヒーローモードを発動させるとイエールのカットインが見れる。 ちなみに中の人も[[マクロスにてバルキリー>マクロス7]]に乗るキャラクターを演じていたが……。 他ルートでも立場は変わらない(たまに連合軍所属になる)が、キカイオー編での『乱入ステージ』扱いが特異だろうか。 そしてお互い様な一蹴され具合。ジュンペイは伏線になるだけマシというものだが。 **&color(cyan,blue){特務機兵ディクセン} 型式番号:FX-004S 頭頂高:18m 総重量:32.8t 装甲素材:ルナニウムコンポジット 所属:連合軍 制作:ドーバー&ウェストリッチ社 装備:フィクサーキャノン    レーザーライフル    パワーバズーカ    レーザーサーベル    ハンドグレネード パイロット:ハルマ・フロックハート/ナカト・ファーランド いかにも&bold(){&color(cyan,blue){『量産機の原型ないし発展形』}}なビジュアルのリアルロボット系。 &font(l){ジムスナイパー2似} 右手は[[中型光線銃>ビームライフル]]&bold(){&color(cyan,blue){『レーザーライフル』}}・実弾式バズーカ&bold(){&color(cyan,blue){『パワーバズーカ』}}・光学式近接装備&font(l){[[ビームサーベル>ビームサーベル(ガンダムシリーズ)]]}&bold(){&color(cyan,blue){『レーザーサーベル』}}の持ち替え、左手にシールド、右肩に[[大型ビーム砲>ガンダムX]]&bold(){&color(cyan,blue){『フィクサーキャノン』}}、[[浮遊>ビット(ガンダムシリーズ)]][[砲台>ファンネル(ガンダムシリーズ)]]&bold(){&color(cyan,blue){『A-サテライト』}}と、これまたいかにもな装備。 見たまんまで素直すぎるせいか、後の研究でも掘り下げるところが無かったという話があったりする。 ファイナルアタックは&bold(){&color(cyan,blue){『ファイナルシュート』}}。掬うように真上に投げ飛ばし、ライフルで撃つ。 カメラワークとポーズの都合上、[[頭部と左腕が欠けたように見える>劇場版 機動戦士ガンダム]]。 ***ストーリー -&bold(){ハルマ編} &font(I,B,#800080){「それも強制的に飛び級をさせて…フェアじゃありません」} こちらの主役は天才少女&bold(){&color(purple){ハルマ・フロックハート}}(CV:鷹森淑乃)。 未知の敵&bold(){『自動機械群』}と戦うガチSFで、兵士育成学校での訓練から"女王アリ"撃破まで一気に駆け抜ける。『宇宙の戦士』や『[[トップをねらえ!]]』に近いか。 各話タイトルは『[[ガンダムX>機動新世紀ガンダムX]]』風に台詞を切り出したものとなっている他、訓練校の教官であるトンプソンがどう見ても[[ジャミル>ジャミル・ニート]]。 他のストーリーには%%ギャグ時空であるポリン編以外は%%登場しない。流石に設定が違いすぎるか。 -&bold(){ナカト編} &font(I,B,#0000ff){「自分の言葉でしゃべれよ! ぼくとお前の勝負だろ!?」} SHTO宇宙軍の訓練生、&bold(){&color(blue){ナカト・ファーランド}}(CV:中原茂)は新鋭兵器ディクセンを強奪し、敵である連合軍に投降した。 しかしその相手は避難民まで乗り込んでいる練習艦。ナカトは早速戦力として組み込まれてしまう。 次々かかる追手、暴露されるナカトの素性――SHTO首相の息子。果たして彼の運命やいかに…… ラスボスは両ルートともシャドーレッドであり、ゴルディバスと当たらない。 中盤でのシャドーレッド戦でルート分岐するのだが、ストレート勝ちしたルートの[[ガンダム>機動戦士ガンダム]]具合は見ものである。 もう一方のルートでも最終戦におけるナカトの啖呵(先述)は[[富野>富野由悠季]]節を思わせる切れ味。中の人も[[富野作品>聖戦士ダンバイン]]で[[主人公>ショウ・ザマ(聖戦士ダンバイン)]]を演じていた事もあるだけになおさらである。 寝返ったお偉いさんの息子という辺りがちょっとだけ[[ダグラム>太陽の牙ダグラム]]。 他ルートの出番としては、ワイズダック編にチョイ役として登場し戦死するのが印象的。 主役でなければあっさり死んでしまうのが戦争モノらしいところか。 **&color(#739926){重装甲陸戦兵器ワイズダック} 型式番号:GZ-56 頭頂高:16.5m 総重量:64.8t 装甲素材:ニューチタンセラミック複合材 所属:SHTO陸軍 制作:菱井重工 装備:240mm3連マシンキャノン    フォトンスピア    アイアンクロー    マルチプルラウンドシーカー    マルチプルディフェンサー 戦車に手足を付けたような重厚な外見のメカ。どう見てもデストロイドモンスターだが、河森正治自らのデザインなので何も問題はない。 そこに[[ボトムズ>装甲騎兵ボトムズ]]やダグラムとかの[[高橋良輔>高橋良輔(アニメ監督)]]作品の『むせる』要素を足した感じか。 &bold(){&color(#739926){『重装甲陸戦兵器』}}の名は伊達じゃなく、左手の鉤爪&bold(){&color(#739926){『アイアンクロー』}}や右手のレールガン&bold(){&color(#739926){『フォトンライフル』}}が武器。フォトンライフルは[[パイルバンカー]]のごとく突き刺すことも可能。 ジャンプ不能なのが欠点だが、その代わりに地雷設置機能がある。射撃武器が豊富だがその真骨頂はスーパーアーマーを利用した接近戦にあり、[[&bold(){&color(#739926){地雷がらみのセットプレイも強烈}}>ユダ(北斗の拳)]]。 設定上五人乗りで、豪快で強情だが信心深い隊長&bold(){&color(#804012){ゴンザレス}}(CV:[[郷里大輔]])・理論派の操縦手&bold(){&color(khaki){トーマス}}(CV:子安武人)・無口な通信手&bold(){&color(#003300){ヘルマン}}(CV:[[池田秀一]])・チャラい砲手&bold(){&color(burlywood){リッキー}}(CV:遠近孝一)・格闘担当の新兵&bold(){&color(darkorange){アービン}}(CV:中原茂)という構成。 ファイナルアタックは&bold(){&color(#739926){『フルメタルハンター』}}。左手で掴みかかりゴンザレスの&bold(){&color(#804012){「全砲門開け!」}}の命令で空中に放り投げ、&bold(){&color(#804012){1カメ「発射!」2カメ「発射!」3カメ「発射!」}}の命令で全開射撃。 ***ストーリー 血と泥と油と硝煙の匂い漂う『戦争もの』。 初めての戦闘で&bold(){&color(darkorange){「少年兵を殺してしまった」}}事実におののき、前線近くの村で女の子と交流して和むアービン。 そんな折、彼に下された命令は&bold(){『敵拠点化を防ぐために村落を破壊せよ』}。端的に言って&bold(){民間人の殺戮}である。 人間であることを捨て軍人であることを選ぶのか、それとも―― #region(「自分は…軍人であります。逆らってすみませんでした…」) 上官に反発したため、『ハゥ・トー・キル』を口にしながら再訓練を余儀なくされるアービン。 『軍人』と『人間』の間で揺れ動く彼だが、ある晩同僚に叩き起こされた。 ゴンザレスは言う。&bold(){&color(#804012){「掃討作戦に出る我が軍を急襲する! あの子を死なせたくはなかろう?」}} ゴンザレス隊の面々は『人間』を選び、戦う。その最中に不可思議な存在が現れ、人間の愚かさを断罪した。 守るべきものはあるとアービンは吠える。&bold(){&color(darkorange){「撃て!! 神だろうと悪魔だろうと、ヤツは俺たちの敵だ!!」}} 謎の存在を討ち果たしたアービンは、[[数十年後>プライベート・ライアン(映画)]]朽ちたワイズダックのもとへ訪れる。 [[鉄の腕は萎え、鉄の脚は力を失い、埋もれた砲は二度と火を噴く事はない。 >太陽の牙ダグラム]] かつての上官も戦友も死に、生き残ったアービンも今や老いた身。あの村の少女は成長し、母親になっているという。 &bold(){&color(darkorange){「あの敵は何だったのかわからないままだが、我々は人間として戦い、勝ったのだ」}}、というモノローグと共に彼はワイズダックに酒を注ぐ。 砂漠に芽吹いた若葉の絵で、物語は幕を閉じる……。 #endregion #region(「自分は人間です。こんな命令には従えません」) 抗命を口にしてしばらく後。アービンが目を覚ますと、隊の面々も困惑した様子だった。直後に襲ってきた奇妙な機体に乗っていたのは……''猿''。 砂漠化した地球を闊歩する猿。あるいは自分たちは時間転移したのか……? 思い悩む暇もなく、知性化した猿との戦いが続く。 ゴンザレスは言う。軍人が正義の味方をやって悪いという法はない、人間のために腕を見せてやれ―― そして&font(#333333){彼}&font(#555555){ら}&font(#777777){は}&font(#999999){勝}&font(#AAAAAA){利}&font(#CCCCCC){し}&font(#EEEEEE){た} アービンは倒れ、瞳孔が開いていた。抗命を口にした瞬間にゴンザレスに殴り殺されていたのだ。 正義の戦いは、死に際の夢でしかなかった。アービンは逃亡兵として処理され、死体は打ち捨てられる。 &bold(){&color(khaki){「おやすみアービン、いい夢を。次は戦いのない時代に生まれてこいよ…」}} ……という、ショーンどころではない無残な[[バッドエンド>バッドエンド(ゲーム)]]も存在する。 ちなみに、このエンディングではAC版では&bold(){&color(red){血塗れ}}で倒れ顔を布で隠されたアービンの遺体が映るというショッキングなもの。 DC版ではレーティングの関係上、このセリフを呟いたトーマスが「アービンといっしょに肩を組んで楽しそうな笑顔で映った写真」を眺めるという画像に差し替えられている。 分岐条件がそれなりに厳しく、さらに選択肢で回避できるのが救いか。&font(l){ラスボスが&color(#cccccc){妙な配色(2P)の}キカイオーな分クリアは楽なのだが} ご丁寧なことに、"猿の惑星への転移"直後に現れる機体は&font(B){ツインザムV}。巧妙な[[夢オチ]]の[[伏線]]である。 #endregion 他ルートでも立場は変わらないが、序盤で行きずりのやられ役になりがち。&font(l){人操作でなきゃ名の通りカモ} **&color(crimson){&ruby(まりょうしょうぐん){魔霊将軍} &ruby(ゴウライ){轟雷}} 頭頂高:19.5m 総重量:50.4t 装甲素材:超魔鋼 所属:ゴルディバス軍団/SHTO宇宙軍(ディクセン・ナカト編) 制作:轟マモル/徳河重工(ディクセン・ナカト編) 装備:雷鳴角    ショルダーキャノン    アーマー    斬鋼剣    ウエストアーマー パイロット:シャドーレッド 真っ赤な鎧武者のような姿の中ボス機体。パイロットは&bold(){&color(crimson){シャドーレッド}}(CV:[[池田秀一>シャア・アズナブル]])。 性能は全てにおいて強力無比。高い機動力で一気に懐に飛び込み、&bold(){&color(crimson){『斬鋼剣』}}という[[日本刀]]でアーマーゲージをあっという間に斬り刻む。 更に空中B攻撃中にJボタンで2段ジャンプ、ジャンプ中↓+Jボタンで急降下機動搭載でヒット&アウェイ戦法もお手の物。さらにさらにガード崩しとスタンを兼ねた中距離まで届くチート技と、AAAからつながり相手を吸い寄せながら多段ヒットし最大3発まで重ね当て可能な超必殺技&bold(){&color(crimson){『闇虚空弾』}}を装備。(通信対戦版ではAAAからつながらず、2発以降はカス当たりするように修正された) さらにさらにさらにヒーローモードを発動すると無敵化する。 さらに×4(しつこい)出は遅いものの射程距離無限かつ当たると魔法陣から無数の魑魅魍魎が現れ自機を蹂躙するファイナルアタック&bold(){&color(crimson){『冥界陣』}}を搭載と、強さに関してあげたらきりがない程の実質このゲームの最強機体である。正に悪!! アーケードではタイムリリースの隠しキャラかつチャレンジモード専用。 いいか、対戦では使うんじゃないぞ?絶対だぞ? ***ストーリー(DC版のみ) シャドーレッドこと轟マモル博士はゴルディバス軍団の将軍に身をやつし、復讐の機会をうかがっていた…… 他ルートでも基本的にゴルディバス軍団の将軍として登場。 ディクセン・ナカト編ではSHTO軍大佐として登場、ナカトのライバルとしてラスボスも張る。 **&color(green,khaki){巨大宮殿ガムダ} 頭頂高:32.4m/34m(肩含む) 総重量:256t 装甲素材:魔導石 所属:ゴルディバス軍団 制作:不明 組成:王家の森    神殿    従者の魂    腕    嘆きの&ruby(ほとり){辺} パイロット(?):アレクシム 巨石を積み上げて作られたゴーレムのような機体(?)。パイロットは亡国の王子・&bold(){&color(#00b359){アレクシム}}(CV:[[中尾隆聖]])。 挙動は鈍いが、胸部の瞳からのレーザーや自在に大きさを変化する腕などで攻撃のリーチやテレポート能力などで補っている。 そのためかパターンにハメやすく、敵専用機としては弱い部類と侮ると、痛い目を見る。 全キャラ最強を誇る超パワーでワンパンされたり、常時発動しているスーパーアーマーがあるので油断をしてはいけない。 アレクシムは&bold(){&color(#00b359){「故国復活のためにゴルディバスに従う面従腹背の輩」}}という設定なのだが、上記シャドーレッド編以外ではそういう素振りは見せず、 キカイオー編のバッドエンドルートに至っては一矢報いるために差し違えを狙う忠臣ぶりまで発揮する。そしてバッドフラグごと倒される悲哀の忠臣。 **&color(gold,#27224d){異次元生命体クヴァール} 頭頂高:0~40m 総重量:24.5t 装甲素材:未知の生体組織 所属:ゴルディバス軍団 制作:不明 組成:思念波輪    イミテイト    プラズマトゥース等 パイロット(?):イエール 光る輪を持つ巨大なくらげ。一口に言えば円盤生物+使徒のような何か。生物だがアンドロイド・&bold(){&color(gold,red){イエール}}(CV:鷹森淑乃)によって制御されている。 ガムダと似た鈍い挙動を飛び道具で補っているタイプだが、攻撃範囲や誘導性の都合上あちらより厄介。恐らく最初の壁となる相手。 ディクセン・ナカト編では例外的に機動兵器であるかのような扱いを受けている。&font(l){ぶっちゃけ[[エルメス>エルメス(MA)]]の[[ララァ>ララァ・スン]]役。} イエールは接点のない敵役かヒロイン役かの両極端。そのため顔グラフィックも感情の有無で二系統用意されていたりする。 **&color(crimson,black){魔神大帝ゴルディバス} 異形の人型物体(CV:[[大塚周夫]])。パイロットは存在せず、ゴルディバスという&bold(){&color(crimson,black){『実体化した悪意』}}であるらしい。 苛烈な攻撃に加えテレポートによる奇襲(スーパーアーマーつき)、とどめに形態変化で体力ゲージが実質倍という、正にラスボス。 形態変化ごとに一度ずつファイナルアタックを使用可能(アーマーも回復する)なのが救い……にならないレベル。 ストーリー上では基本的にラストボスで、登場しないのはディクセン・ナカト編(双方)とワイズダック裏ルートのみ。 しかし、その設定は、地球侵略軍団の長から地球先住種の残留思念、神のごとき超存在、果てはポリンの父or母まで幅広い。&font(l){やっとれんな} *その他 おおよそタイムリリースの隠しキャラ群。 **&color(navy,lightgray){ディクセン・エクスペリメント} 型式番号FX-004EX。 [[黒くなり>ガンダムMk-Ⅱ]]頭部デザインが変更された&font(l){二つ目でブチ穴つきでしゃくれた[[悪人面の>ガンダム試作2号機]]}ディクセンの&bold(){&color(crimson){シャドーレッド}}専用機。 通常のディクセンから全面的な攻撃力上昇はもちろん、&bold(){&color(navy,lightgray){空中ジャンプがさらに1回増え}}、手榴弾は&bold(){&color(navy,lightgray){ノーマルディクセンのヒーローモード時に使用するパワーアップ版をデフォで使い}}、サーベルの長さが&bold(){&color(navy,lightgray){約2倍}}になり、&bold(){&color(navy,lightgray){1周りも太いフィクサーキャノンを発射}}する。 更に超必殺技の&bold(){&color(navy,lightgray){『ハイパーフィクサーキャノン』}}に至っては光学干渉攻撃力が&bold(){&color(navy,lightgray){キカイオーの超絶ヒートブレイザーを押しのけ最強}}となっている。なんなんだよこの魔改造機体。 ストーリー上はナカト編の裏ルートのラスボス、ハルマ編ではラスボスの前哨戦としてステージ5に登場する。 プレイヤーは一人プレイではチャレンジモードでのみ扱え、対戦ではなんと&bold(){&color(navy,lightgray){同キャラ対戦ができない!}} &bold(){&color(navy,lightgray){『計算の出来ん奴を、阿呆と言うのだっ!!』}} **&bold(){&color(crimson){ワイズダック・オルソロッソ}} 型式番号GX-56R1。 赤くなり角が生えたワイズダック。当然&bold(){&color(crimson){シャドーレッド}}専用機。 名前の意味はイタリア語と英語の混合で&bold(){&color(crimson){"深紅"}}といったところか。 速度を&font(l){[[三倍に>シャア・アズナブル]]}補う特殊移動&bold(){&color(crimson){『ターンダッシュ』}}が追加されている。それ以外は概ねワイズダックと同じ性能である。 敵としては登場せず、プレイヤー専用でチャレンジモード用の機体となっている。こちらも&bold(){&color(crimson){同キャラ対戦は出来ない}}仕様。 &bold(){&color(crimson){『紅いモノが嫌いになったかっ!!』}} **&color(gold,black){ダークパルシオン/シャドウパルシオン} パルシオンの色違いで性能差は無し(なんで!?)。ダークはプレイヤー機、シャドウはストーリーで登場する[[偽物>にせウルトラマン(ウルトラシリーズ)]]という&font(l){あまりない}差がある。 ダークを通しで使えるのはチャレンジモードのみ、パイロットはストーリーで記憶を取り戻し、&bold(){&color(gold,black){悪の心に目覚めたカイ}}。 こちらも&bold(){&color(gold,black){同キャラ対戦はできない}}。 **&color(orangered){ラファーガ(アムリッタ機)} 型式番号YF-38A。 DC版にのみ登場するオレンジ色のラファーガ。 サイモンの部下である&bold(){&color(limegreen){アムリッタ}}(CV:松本梨香)がパイロットを務める専用機。なおサイモン機と性能差は無い。 上記のコンパチ機群と違い、DC版で新たに追加された機体のためか&bold(){&color(orangered){同キャラ}&color(navy){対戦可能}}。 アーケードでも彼女は一部シナリオでCPU専用として登場していたが、そっちではサイモンと同じカラーリングの機体に乗っていた(DC版で全て専用機に変更)。 ナカト編ではサイモン隊長を殺された復讐としてディクセンの前に現れるも倒され戦死するという悲壮な展開。 &bold(){&color(blue){  ナカト「…女の人だったんだ… 戦って、倒すしかなかった…」}} 一方、ポリン編では&bold(){&color(hotpink){ジュンペイと喧嘩して家を飛び出したポリンの八つ当たり}}で襲撃され黒焦げになるというギャグオチである。 **&color(green){ディクセン(量産機)} 型式番号DX-001A。 緑色でコスト削減によりサテライト機能が省かれたディクセンで、開発をしたSHOT軍の正式採用機に当たる。CPU専用。 ナカト編では名もないパイロットが乗る敵機として登場。これが意外に強く、登場が条件が厳しめの分岐ステージ(カウントダウン付き)と言うこともあり、分岐をねらうプレイヤーをやきもきさせる難関ステージになっている。 ハルマ編には恋人が乗る機体で登場し「[[ここは任せて先に行け>死亡フラグ]]」と血路を開くが、見事生還するというこれまたXオマージュ。 **&color(red){&ruby(ヴァリアント・アーマー){強襲装甲} ブロディアIIカスタム} DC版での[[サイバーボッツ]]からのゲスト参戦。チャレンジモード専用。 元々はAC版時点の没キャラだったらしく、解析でもその存在が確認されていた。実質的にはDC版にて復活正式参戦となる。 パイロットは&bold(){&color(red){ジン・サオトメ}}(CV:[[うえだゆうじ]])。性格は[[マブカプ>MARVEL.VS.CAPCOM ]]寄りで、機体もボッツ後に開発されたブロディアⅡのジン専用カスタム機となっている。 (ちなみにマヴカプの時のブロディアはブロディアⅡ……ということは?) *余談 ラジオドラマ版も存在し、後にCDリリースもされている。 バランス的問題が祟ったか、大規模クロスオーバーのチョイ役以外での他作品での出番には恵まれていない。 そもそも巨大ロボットものなので出しづらい、という問題はあるだろうが。&font(l){パワードギアよりゃマシ} 今は亡き[[ゲーメスト]]誌での『長江仙鬼奇怪王』という伝奇武侠小説のような誤植は語り草である。 その反面でゲーメストムック『超鋼戦紀キカイオー魂』は開発資料などを盛り込んだ良書。表紙は河森正治氏による書下ろし。 [[ゲッP-X>70年代風ロボットアニメ ゲッP-X]]とはコンセプトが似通る。ゲーム性&font(l){や製作費}はまるで違うが。 #center(){&font(B){&sizex(5){銀河衝突―――}} &font(B){&sizex(5){星々は砕け、光の渦となって漂う。}} &font(B){&sizex(5){そこは、時間も空間も}} &font(B){&sizex(5){あるべき姿にとどまらぬ、&ruby(カオス){混沌}の狭間。}} &font(B){&sizex(5){そして今、超次元が生んだ無限のパワーが、}} &font(B){&sizex(5){神秘の&ruby(くろがね){鉄}となり彼らを包む。}} &font(B){&sizex(5){集え、奇跡の戦士たちよ!}} &font(B){&sizex(5){魂の叫ぶままに!!}} } //書き込め アニヲタ //荒らさぬものは コメと追記と修正と //りどみの力で書き込む者の名は WIKI篭り アニヲタ 次回予告 アニヲタに降り立つキカイオー記事! しかし情報が足りない!? 頼む、WIKI篭りのみんな、力を貸してくれ!! 次回、超鋼戦紀キカイオー 第XX話『追記・修正せよ!進めアニヲタ軍団』に、ヒィィィトブレイザァァァ!! #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 早くDC以外に移植してくれーーーーーー!!!!!! -- 名無しさん (2021-08-13 19:37:58) - もし続編が出ていればSD頭身のロボットとか勇者チックな合体ロボとか出てたのだろうか… -- 名無しさん (2021-08-13 20:05:11) - キカイオーの装甲は割とロボ界でもガチで凄い材質だったりする、「金属に見えるが、超次元エンジンにより作り出された物理法則の通用しないエネルギーの塊(ゲーム的な都合で攻撃は通じるが)」 -- 名無しさん (2021-08-13 20:10:14) - ワイズダックのバッドEDは一枚絵がエグすぎてDCで修正された -- 名無しさん (2021-08-13 20:37:03) - ゴルディバス倒せん!→ワイズダック裏ルートだとゴルディバスでないんだ!→ED後「…」 というゲーセンでの思い出 -- 名無しさん (2021-08-13 20:51:54) - CPUは強すぎ、対戦ツールとしてはムチャクチャ…と、割とゲームバランスは問題アリだったりする -- 名無しさん (2021-08-13 22:06:22) - 「朽ちたワイズダック」はダグラムのラストがオマージュ元じゃないかと -- 名無しさん (2021-08-13 23:27:40) - コメ一番上 同意する。ホント移植してくれないかな。 -- 名無しさん (2021-08-14 01:34:10) - ディアナ17はARIEL要素も入ってない? -- 名無しさん (2021-08-14 08:14:55) - どうあがいてもサイバーボッツのデビロット一味と被るためかタイムボカンシリーズのパロディは無い -- 名無しさん (2021-08-14 11:56:07) - パロネタをぶっ込んだロボゲーという面でガチャフォースとは精神的兄弟かもしれない。あっちはロボット以外にも手を伸ばしてるが。 -- 名無しさん (2021-08-14 13:32:28) - 未だにずっとやってる身の視点から色々と修正追記してみた。あまりパロのことばかり推されるの嫌だから色々消しちゃったけど、問題があるところがあったら他の方頼んます。↑の方、ガチャフォースはキカイオー→パワーストーン→連ジの流れ的にキカイオーの後継作に当たるよ -- 名無しさん (2021-08-15 08:26:21) - 大人になったセシルがパイロットでフォボスとかもゲスト出演して欲しかったなぁ>DC版 後、サイドアームズとかも。 -- 名無しさん (2021-08-15 10:25:05) - ブロディアの復活参戦ってソースが格ゲーwikiくらいしか確認できないんだけど、大本のソースわかる方います?とりあえず、ムックにもDC版攻略本も書いてなかったと思うんだよね -- 名無しさん (2021-08-16 18:26:54) - ↑確かにソースないですねコレ。消しときます -- 名無しさん (2021-08-16 18:57:29) - デビロットがPXZで呼び出してたね -- 名無しさん (2021-08-16 19:13:14) - ディクセン・エクスペリメントでもファイナルアタックがファイナルシュートのままなので、池田秀一ボイスでラストシューティングのパロディをするという更に手の混んだパロディに。 -- 名無しさん (2021-08-17 01:13:21) - アケアカ配信とかもしてない辺り、版権周りで何か問題抱えてるんだろうか…? -- 名無しさん (2021-08-17 01:45:31) - 又聞きなので信憑性はないけど、企画会議で移植とかの話は出るけど毎回お流れになってるとかなんとか。版権はぬえと話し合えばいいだけだからハードルは全く高くない -- 名無しさん (2021-08-21 07:34:48) - またブロディアのAC版のボツ機体だったって説明が復活してる。基板の解析でって言ってもそのソースがどこにも無いなら消したままにした方が良いんじゃない? -- 名無しさん (2022-10-15 16:04:33) - ↑チーとか何かでアケ版で使えるようにした動画のアドレスがしたらばの方に来てたね -- 名無しさん (2023-02-28 09:14:35) - DC以外の移植出ないのはぬえの持込企画だったせいなんかね -- 名無しさん (2023-08-01 08:53:44) - ワイズダックは河森さんじゃなくて宮武さんデザインですね。あと、量産型ディクセンで分岐が発生するのはワイズダックで、タイムカウントは無いですね。 -- 名無しさん (2024-12-09 02:54:34) #comment(striction) #areaedit(end) }

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