流星のロックマンシリーズ

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&font(#6495ED){登録日}:2010/10/03 Sun 13:06:38 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(16,b,#000080){いま───「エグゼ」シリーズの遺伝子は、}} #center(){&sizex(6){&bold(){&color(orange,navy){ひとりの少年に───託された!!}}}} ロックマンシリーズ生誕20周年記念の作品及びそのシリーズ。ハードは[[ニンテンドーDS]]。 #openclose(show=●目次){ #contents() } *【概要】 [[ロックマンエグゼシリーズ]]の200年後という設定で世界観を共有しており、エグゼの続編を強調していた1の[[ゲーム]]作中では、各所にエグゼと同一世界である事を匂わせる描写が多く含まれている。 また、流星1&2ではロックマンエグゼシリーズの[[GBA>ゲームボーイアドバンス]]カセットをダブルスロット使用すると、専用イベントが発生。「時空を超えたロックマンのわずかな交流」「大人になった[[光熱斗]]が書いた日記」などののち、エグゼをイメージしたアイテムが手に入る。 エグゼ1のリメイク作品『ロックマンエグゼ オペレートシューティングスター(OSS)』では、200年の時を越えて二人のロックマンが共演した。 「1」では[[ボクらの太陽シリーズ]]ともコラボした。 *【シリーズ一覧】 **ナンバリングタイトル |タイトル名|対応機種|備考| |流星のロックマン ペガサス/レオ/ドラゴン|ニンテンドーDS|| |流星のロックマン2 [[ベルセルク]]×ダイナソー/ベルセルク×シノビ|~|| |流星のロックマン3 ブラックエース/レッドジョーカー|~|現時点でシリーズ最終作| **その他 |タイトル名|対応機種|備考| |ロックマンエグゼ オペレートシューティングスター|ニンテンドーDS|ロックマンエグゼの移植作に流星シリーズがコラボした作品| *【あらすじ】 西暦220X年。無線通信技術が発達し、あらゆる電子機器が電波によって繋がり、制御されている時代。 コダマタウンに住む小学生・星河スバルは、FMプラネットからやって来た[[宇宙人]]ウォーロックと出会う。 その後FM星人がおこした事件と遭遇したスバルは、ウォーロックと合体(電波変換)し、「ロックマン」として戦いに巻き込まれて行くことになる。 *【バトルシステム】 作品毎に細かい変更点はあるが、『時間が一時的に停止する「カスタム画面」で「バトルカード」を選択し、「アクション画面」で自陣を移動しつつ「ロックバスター」と選択したバトルカードを駆使して敵を撃破する』バトルシステムが共通にして最大の特徴。 トレーディングカードとアクションが融合したようなスタイル、現実と電脳(電波世界)を行き来する独自のゲーム性はエグゼシリーズから引き継ぎながら、とりわけ大きな相違点はバトルフィールド周りだろう。 #center(){ バトルフィールド概観 &font(#0000ff){■■■} &font(#0000ff){■■■} &font(#0000ff){■■■} &font(#0000ff){■■■} &font(#ff0000){■■■} 赤自エリア・青敵エリア } エグゼシリーズでは縦3マス×横6マスのサイドビュー式横長フィールドだったのが、流星シリーズでは縦5マス×横3マスのフロントビュー式縦長フィールドになっている。 その内自分が動けるのは、&font(b,#ff0000){一番手前側の横一列}のみ。 陣地を広げるエリアスチール的カードもなく(例外として一列詰めるエリアイーターはある)、この3マス内で移動・ロックバスター・バトルカード・シールドのアクションを使って戦闘を行う。 しかし3マスだけかよと思うなかれ。代わりに十字キー下で敵にカーソルを合わせてカードを使えば、「&bold(){ウォーロックアタック}」で自動的に間合いに入っての接近攻撃が行える。 [[獣化(ビーストアウト)]]時の動作が手動で出せると想像して貰えば分かりやすいか。このシステムに慣れれば移動範囲はすぐに気にならなくなる。 また、カード攻撃で"カウンター"を成功させると、敵が一定時間麻痺するまではエグゼシリーズと同じ。 エグゼでは[[フルシンクロ>ココロウィンドウ(ロックマンエグゼ)]]状態になって攻撃力2倍になったり、バトル後に[[バグのかけら>バグのかけら(ロックマンエグゼ)]]が手に入ったりしたが、流星では手札にボーナスカード(フォルダ内カードからランダムに選択)が追加され、追撃が可能となる。 更に強化変身中は、ボーナスカードが「○○フォースビッグバン」(○○は作品によって異なる)という専用[[必殺技]]カードに変化する。強力なものばかりなので、カウンターは積極的に狙いたい。 エグゼシリーズと比較すると、避けやすく当てやすい場所への「位置取り」の要素が弱まった一方、シールドやカウンターの「タイミング」を意識した操作がより求められるようになっており、似たような効果のカードでも使い勝手が大きく変化していることもある。 「1」「2」ではギガクラスカード[[ダークネスホール>ダークネスホール(流星のロックマン)]]が序盤から使いやすく凶悪さで有名。 「3」では「エリアイーター」「バトルカード画面改善によるメガクラス・ギガクラスカードのバランス調整」「ノイズシステムと[[イリーガルカード]]」などで戦略性が大きく拡大した。 その分、バトルカード「[[エドギリブレード>エドギリブレード(流星のロックマン)]]」・「[[ソードファイター>ソードファイター(流星のロックマン)]]」といった無属性のソード攻撃と、&s(){ボッチ}ブライノイズなどの組み合わせが猛威を振るった。 ボスキャラクターの強さは、EXやSPといった[[グレード>グレード(流星のロックマンシリーズ)]]でランク分けされている。 *【ブラザーバンド】 ゲーム版のキモとなるシステム。 他のプレイヤーを「ブラザー」として登録することで、 ・その相手が設定したお気に入りカードを戦闘中に使用可能 ・別バージョンの強化変身が可能に ・ロックマンの能力上昇(1) ・アビリティの装備コストの上限である「キズナリョク」の上昇(2・3) などの恩恵が得られる(1~3で細かい内容は異なるが、だいたい同じ)。 また周りに「流星」をプレイしている人がいなくとも、NPCとブラザーを結べるようになっている。 ゲーム中では結んだ相手との強い「絆」を表すとされており、絆を深めることで恩恵も強化される。 *【登場人物】 **◆スバルと仲間達 ◆&bold(){[[星河スバル]]} CV:大浦冬華 本作の主人公。宇宙と機械いじりが好きな小学5年生。 ウォーロックと電波変換しロックマンになる。 父が行方不明になったショックで不登校になっていたが、ロックマンとしての活躍を通じ、 いつしか[[ツンデレ]]委員長と国民的アイドルの両手に花状態に……。 引きこもってた割にトラックと併走できる程運動能力は高い。 「星座」「カードを使って戦う」という点では、[[ダンさん>馬神弾]]の大先輩。 流星1のスバルの性格は暗い暗いとよく言われるが、ブラザーバンドを絡めた主人公の成長をシナリオに組み込むために こういうキャラでないといけなかった、という旨を制作陣が語っている。 そういう点では流星3の成長したスバルは必見。 ◆&bold(){ウォーロック} CV:伊藤健太郎 遥か宇宙のFM星からやって来て、スバルと共に暮らす電波生命体。荒っぽい性格で、スバルに諌められることもしばしば。 流星3ではスバルのウィザード(エグゼでいうところのナビ)になる。&color(#ffffff){実は元々の出身はAM星。} 声は初代エックス。もしくは[[シャドーマン.exe>シャドーマン(ロックマンエグゼ)]]。 ◆&bold(){[[響ミソラ]]} CV:[[福圓美里]] 本作のヒロイン。絶大な人気を誇る少女シンガー。 マネージャーとのすれ違いに苦悩していた際にFM星人・ハープと出会い、ハープ・ノートに電波変換する。 ロックマンとの戦いを通してスバルと出会い、彼の最初のブラザーとなる。 新作ロックマンの開発決定時からスバルの相棒を務めるヒロインとして構想されていた。製品版はその身分や学校が違うゆえなかなかスバルらに会う機会が少なく、同じくヒロインである委員長に比べると少し影が薄い……。 どちらかというと戦える為ウォーロックに続く「スバルの相棒」ともいうべき部分のほうが強調されているのも理由ではあるが。 それでもOSSでの登場時の扱いを見るとやはり[[メインヒロイン]]である。 8月2日生まれ。 キャラソンがあるが何故かフルがない。スタッフェ……。 実はシリーズの[[オープニングテーマ]]曲を3作中で歌詞付きで歌ったことがある(音声はない)が、歌詞にはスバルへの思いが見える。 ◆&bold(){ハープ} CV:[[氷上恭子]] こと座のFM星人。主にミソラのファッションチェックなどをしている。 FM王の命令で地球にやって来たが、戦闘は得意ではない。ウォーロックをからかってよく怒らせている。 ウォーロックが『オンナはニガテ』という事を知っての事なので、ファンからはたまにウォーロックとの関係を推測されたりする。 流星3ではミソラのウィザードになった。 ◆&bold(){白金ルナ} CV:[[植田佳奈]] スバルの同級生であり、コダマ[[小学校]]5年A組の委員長を務める才媛。 金髪[[ドリル]]とテンプレお嬢様のような風貌だが、両親は一般家庭出身のエリートビジネスマン。貯めたお小遣いだけで海外旅行に行けるほどの財力はある。 事件に巻き込まれた際、ロックマンに助けられたことにより、ロックマンにメロメロになる。 中盤からスバルが気になりだし、ロックマン=スバルという正体を知ってからはツンデレに。 頭部に2つのギガドリルを装備した螺旋族でもある。 そのドリルっぷりは公式も認めるところ。 全作品共通して「スバルが守るべき女の子」というポジションである為攫われたり襲われたりすることが多い上、 各作品のパワーアップにも関わっているのもありミソラよりヒロインやってるという声も少なくない。 流星3ではモードというウィザードが登場。ルナのツンデレを理解してくれる良き理解者。%%あれ?オヒュカスは?%% アニメ版は豪邸に住むお嬢様に設定変更されている。 ◆&bold(){牛島ゴン太} CV:大畑伸太郎 ルナの腰巾着であり、力自慢の少年。 自分の居場所を失うことを恐れていた時にFM星人・オックスと出会い、オックス・ファイアに電波変換する。 以降もオックスの残留電波のせいで何度か暴走していたが、流星3ではゴン太自身の意思で電波変換可能になった。 実は真のヒロイン疑惑がある。 ◆&bold(){オックス} CV:[[檜山修之]](アニメ)、金光宣明(流星3) 炎を自在に操るおうし座のFM星人。 FM王の命令でウォーロックを追って地球に来た。 流星3では改心し、ゴン太のウィザードになった。なおベースが残留電波なので流星1に登場したオックスとは別人といえる。 雄牛のFM星人だが牛丼が好き。 ◆&bold(){最小院キザマロ} CV:儀武ゆう子 ルナの腰巾着であり、情報収集が得意な少年。 ロックマンに助けられて以来、ロックマンに憧れている。 背が低いことを秘かに気にしており、背を伸ばすために影で色々と努力を重ねている。が身長138cmから数年間変わってない…小5なのに。 流星3でぺディアという演算能力に特化したウィザードを持つ。 ◆&bold(){[[双葉ツカサ]]} CV:甲斐田ゆき スバルの同級生。 穏やかな性格の持ち主であるが、その実はゴミ集積所に捨てられた捨て子であり、両親を憎む気持ちが解離して二重人格になってしまった。 もう一つの粗暴な方の人格はヒカルという。 FM星人・ジェミニに唆され、二つの人格がそれぞれジェミニ・スパークとして電波変換する。初代プリキュア。 双子座の二重人格だが某聖闘士とは関係ない。 残念ながら流星3で%%リストラ%%転校してしまった。 **◆スバルの周囲の大人 ◆&bold(){星河大吾} CV:大西健晴 スバルの父親。 NAXAに所属する優秀な宇宙技術者だったが、3年前に宇宙ステーション「きずな」で起きた事故により行方不明になっている。 ◆&bold(){星河あかね} CV:[[木村亜希子]] スバルの母親。大吾がいなくなった後も気丈に振舞い、女手ひとつでスバルを育てている。 声はエグゼのロックマンだったりする。 ◆&bold(){天地守} CV:土田大 元NAXA職員で、大吾の後輩。宇宙科学の研究を行う「天地研究所」を設立し、その所長を務める。 スバルの良き相談役。 流星3ではWAXAのメテオG対策チームに参加する。 ◆&bold(){宇多海新佑} CV:森訓久 天地研究所に所属する研究者。 以前勤めていた会社で上司に手柄を奪われて以来、疑心暗鬼に陥ってしまった。 キグナスにその心の闇を突かれ、キグナス・ウィングに電波変換した。 流星3では天地と同じく、WAXAのメテオG対策チームに参加する。 ◆&bold(){キグナス} CV:神奈延年 はくちょう座のFM星人。 FM王の命令でウォーロックを追って地球に来た。 流星3では宇多海のハンターVGで再構築され、ウィザードとして発明のサポートや口下手な宇多海の代わりに交渉するなどして働いている。 再構築された存在なので、オックスと同じく流星1に登場したオリジナルのキグナスとは別人。 **◆ムー大陸の末裔 ◆&bold(){ソロ/ブライ} CV:泰勇気 流星2から登場した、古代人ムーの末裔。 人との繋がりやキズナを「馴れ合い」と称し、極度に嫌う孤高の戦士。 ムーの最後の末裔である事からムーのテクノロジーや遺産に対して強い執着を持っており収集している。 このことについては流星3ではスバルに『ムーとのキズナを大切にしている』と指摘されている。 生まれつき肉眼で電波を視認でき、ウォーロックのような電波体がいなくとも一人で電波変換することができる。 キャラや立ち位置からして(ブルース+フォルテ)÷2くらい。 実はツンデレ。 ◆&bold(){ラプラス} 流星3から登場したソロのウィザード。正体不明の電波生命体。 剣に変形することができ、[[ブライ]]の武器となる。 喋らないが、勝手にソロのゲームで遊んだりする(しかもデータを消して怒られる)辺り、意思はちゃんとあるらしい。 **◆サテラポリス ◆&bold(){暁シドウ} CV:[[柿原徹也]] サテラポリスのメンバーとして活躍するエース。陽気な性格。 アシッドのオペレーターで、アシッドとの電波変換によって「アシッド・エース」へと変身する。 しかし、体への負担が大きいため、長時間の電波変換は不可能である。 よく[[うまい棒]]を食べている。サクサクサク……。 ◆&bold(){アシッド} CV:相馬幸人 シドウのウィザード。 人間と電波変換するために造られた人工電波生命体で、高い演算能力と素早さを誇る。 ウォーロックとは仲が悪い。 **◆[[もう1つのミライ>もう1つのミライ(流星のロックマン)]] 「2」の裏ステージで、スバルたちとは異なる歴史を辿ったいわゆる平行世界。 **◆[[ディーラー>ディーラー(流星のロックマン)]] 「3」で登場する組織。[[世界征服]]を目論む。 ◆&bold(){[[ダイヤ・アイスバーン]]} 秘書ウィザード「アイス」が、ディーラーの特殊なノイズドカードによって凶暴化させられた姿。 *【アニメ版】 06年にはおはコロで『ロックマンエグゼBEAST+』の後継枠として[[アニメ化]]された。 2時期まで『流星のロックマン トライブ』とタイトル変更をして放映していたが、半ば打ち切りのような形でアニメ展開は終えてしまった。 最終作3を元にしたアニメ映像化は現在まで果たされていない。 日本国内でDVDなどのソフト化はされておらず、国内で正規の手段で視聴することは困難という苦々しい状況が続いていた([[イギリス]]ではDVD化されている)。 しかし、現在ではU-NEXTなどの一部の配信サイトで視聴が可能となったことで作品に触れる難易度は下がった。 ちなみに、配信サイトにおける紹介文ではパッケージ化されていないことに言及されていたりもする。 *【雑誌展開】 エグゼに続いてコロコロでの漫画展開も行われたが、同誌で『マスカレード』などを連載していた板垣雅也が担当した。 しかし、原作ゲームからかけ離れた展開・設定変更が多く、ファンからは[[黒歴史]]扱いされることも多い存在になってしまった。 流星がエグゼほど商業展開が上手くいかなかった原因の一つとまで扱われ、憎まれている事すらある。 ただし良い意味でコロコロ読者層に合わせた展開や、一部オリジナルの設定や展開面で評価する声もあるため、漫画版のファンという人も少なくない。 板垣氏は引き続き『2』のコミカライズも担当したが、何と唐突にこれまでのゲーム版準拠の漫画版の展開を終了。 『TRIBE 流星のロックマン 武闘外伝』という漫画に変更し、完全に別世界観設定で短期連載をすることにした。 内容は完全な[[ファンタジー]]物に近く、前作は設定改変が多かったとはいえ基本設定は守っていたので、この判断には多くのファンは困惑気味。 結果的に前作以上の[[賛否両論]]を巻き起こし、漫画版に肯定的だったファン層の間でさらに意見が分断される始末となった。 そもそも、流星のロックマンの作風と板垣氏の熱気溢れる作風は合っておらず、コロコロ編集部の判断ミスだと指摘する声も多い。 一応、公式でも邪険な扱いをされやすい舵真秀斗の[[ロックマンゼロ]]の漫画版とは違い、 こちらは公式のシリーズ周年イベントなどでは、歴代のロックマンシリーズの漫画版の一つとして取り上げられている。 最終作3のコミカライズは、エグゼの漫画版を担当した鷹岬諒が担当。 公式も板垣氏の漫画版が賛否分かれた反応だったことを受けてか、鷹岬諒がコミカライズをするという事を強くアナウンスしていた。 3が宣伝展開を縮小していた影響か前後編の短期連載だったが、内容はかなり好評を得ている。 しかし、こちらはこちらで単行本化していないため読むのが難しいという悲しい事態になっている。 *【余談】 **◆エグゼシリーズ続編として見た「流星のロックマン」 人気タイトル「ロックマンエグゼ」の後継作として制作された本作だが、 ・人間と宇宙人が合体してロックマンになるという設定 ・ロックバスターが左腕に付いたウォーロックの顔、というデザイン ・戦闘システムの大幅変更 ・3バージョン(続編からは2バージョン)商法 などから、エグゼファンからの発売前評価は厳しいものだった。 特に ・サイドビューからフロントビューになり、ロックマンが動けるのは左右のみ ・チップ(流星ではカード)コードの廃止による戦術性の低下(とはいえ、これはどっちもどっちである) という戦闘システムの大きな変更が、エグゼファン離れを招くことに……。 というか、実際にプレイした訳でもないエグゼ至上主義のユーザーに未だに一方的に叩かれている。 まぁそういった新旧シリーズ間の賛否は、初代ロックマンからX、ゼロ、ゼクスやDASHと、新シリーズが始まる度に毎度のことではあるのだが。 しかし、この大幅な変更が、逆に袋小路に陥ったエグゼシリーズとの差別化になったと言えるし、 シナリオもやや暗めの展開ではあるものの、主人公の苦悩と成長が上手く描かれており、完成度自体はかなり高い。 [[食わず嫌い]]をせずに一度手を伸ばしてみて欲しい作品である。 スバルは、きょうかアビリティ 「ツイキシュウセイ」を ゲットした!! #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,46) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }
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*【あらすじ】 西暦220X年。無線通信技術が発達し、あらゆる電子機器が電波によって繋がり、制御されている時代。 コダマタウンに住む小学生・星河スバルは、FMプラネットからやって来た[[宇宙人]]ウォーロックと出会う。 その後FM星人がおこした事件と遭遇したスバルは、ウォーロックと合体(電波変換)し、「ロックマン」として戦いに巻き込まれて行くことになる。 *【バトルシステム】 作品毎に細かい変更点はあるが、『時間が一時的に停止する「カスタム画面」で「バトルカード」を選択し、「アクション画面」で自陣を移動しつつ「ロックバスター」と選択したバトルカードを駆使して敵を撃破する』バトルシステムが共通にして最大の特徴。 トレーディングカードとアクションが融合したようなスタイル、現実と電脳(電波世界)を行き来する独自のゲーム性はエグゼシリーズから引き継ぎながら、とりわけ大きな相違点はバトルフィールド周りだろう。 #center(){ バトルフィールド概観 &font(#0000ff){■■■} &font(#0000ff){■■■} &font(#0000ff){■■■} &font(#0000ff){■■■} &font(#ff0000){■■■} 赤自エリア・青敵エリア } エグゼシリーズでは縦3マス×横6マスのサイドビュー式横長フィールドだったのが、流星シリーズでは縦5マス×横3マスのフロントビュー式縦長フィールドになっている。 その内自分が動けるのは、&font(b,#ff0000){一番手前側の横一列}のみ。 陣地を広げるエリアスチール的カードもなく(例外として一列詰めるエリアイーターはある)、この3マス内で移動・ロックバスター・バトルカード・シールドのアクションを使って戦闘を行う。 しかし3マスだけかよと思うなかれ。代わりに十字キー下で敵にカーソルを合わせてカードを使えば、「&bold(){ウォーロックアタック}」で自動的に間合いに入っての接近攻撃が行える。 [[獣化(ビーストアウト)]]時の動作が手動で出せると想像して貰えば分かりやすいか。このシステムに慣れれば移動範囲はすぐに気にならなくなる。 また、カード攻撃で"カウンター"を成功させると、敵が一定時間麻痺するまではエグゼシリーズと同じ。 エグゼでは[[フルシンクロ>ココロウィンドウ(ロックマンエグゼ)]]状態になって攻撃力2倍になったり、バトル後に[[バグのかけら>バグのかけら(ロックマンエグゼ)]]が手に入ったりしたが、流星では手札にボーナスカード(フォルダ内カードからランダムに選択)が追加され、追撃が可能となる。 更に強化変身中は、ボーナスカードが「○○フォースビッグバン」(○○は作品によって異なる)という専用[[必殺技]]カードに変化する。強力なものばかりなので、カウンターは積極的に狙いたい。 エグゼシリーズと比較すると、避けやすく当てやすい場所への「位置取り」の要素が弱まった一方、シールドやカウンターの「タイミング」を意識した操作がより求められるようになっており、似たような効果のカードでも使い勝手が大きく変化していることもある。 「1」「2」ではギガクラスカード[[ダークネスホール>ダークネスホール(流星のロックマン)]]が序盤から使いやすく凶悪さで有名。 「3」では「エリアイーター」「バトルカード画面改善によるメガクラス・ギガクラスカードのバランス調整」「ノイズシステムと[[イリーガルカード]]」などで戦略性が大きく拡大した。 その分、バトルカード「[[エドギリブレード>エドギリブレード(流星のロックマン)]]」・「[[ソードファイター>ソードファイター(流星のロックマン)]]」といった無属性のソード攻撃と、&s(){ボッチ}ブライノイズなどの組み合わせが猛威を振るった。 ボスキャラクターの強さは、EXやSPといった[[グレード>グレード(流星のロックマンシリーズ)]]でランク分けされている。 *【ブラザーバンド】 ゲーム版のキモとなるシステム。 他のプレイヤーを「ブラザー」として登録することで、 ・その相手が設定したお気に入りカードを戦闘中に使用可能 ・別バージョンの強化変身が可能に ・ロックマンの能力上昇(1) ・アビリティの装備コストの上限である「キズナリョク」の上昇(2・3) などの恩恵が得られる(1~3で細かい内容は異なるが、だいたい同じ)。 また周りに「流星」をプレイしている人がいなくとも、NPCとブラザーを結べるようになっている。 ゲーム中では結んだ相手との強い「絆」を表すとされており、絆を深めることで恩恵も強化される。 *【登場人物】 **◆スバルと仲間達 ◆&bold(){[[星河スバル]]} CV:大浦冬華 本作の主人公。宇宙と機械いじりが好きな小学5年生。 ウォーロックと電波変換しロックマンになる。 父が行方不明になったショックで不登校になっていたが、ロックマンとしての活躍を通じ、 いつしか[[ツンデレ]]委員長と国民的アイドルの両手に花状態に……。 引きこもってた割にトラックと併走できる程運動能力は高い。 「星座」「カードを使って戦う」という点では、[[ダンさん>馬神弾]]の大先輩。 流星1のスバルの性格は暗い暗いとよく言われるが、ブラザーバンドを絡めた主人公の成長をシナリオに組み込むために こういうキャラでないといけなかった、という旨を制作陣が語っている。 そういう点では流星3の成長したスバルは必見。 ◆&bold(){ウォーロック} CV:伊藤健太郎 遥か宇宙のFM星からやって来て、スバルと共に暮らす電波生命体。荒っぽい性格で、スバルに諌められることもしばしば。 流星3ではスバルのウィザード(エグゼでいうところのナビ)になる。&color(#ffffff){実は元々の出身はAM星。} 声は初代エックス。もしくは[[シャドーマン.exe>シャドーマン(ロックマンエグゼ)]]。 ◆&bold(){[[響ミソラ]]} CV:[[福圓美里]] 本作のヒロイン。絶大な人気を誇る少女シンガー。 マネージャーとのすれ違いに苦悩していた際にFM星人・ハープと出会い、ハープ・ノートに電波変換する。 ロックマンとの戦いを通してスバルと出会い、彼の最初のブラザーとなる。 新作ロックマンの開発決定時からスバルの相棒を務めるヒロインとして構想されていた。製品版はその身分や学校が違うゆえなかなかスバルらに会う機会が少なく、同じくヒロインである委員長に比べると少し影が薄い……。 どちらかというと戦える為ウォーロックに続く「スバルの相棒」ともいうべき部分のほうが強調されているのも理由ではあるが。 それでもOSSでの登場時の扱いを見るとやはり[[メインヒロイン]]である。 8月2日生まれ。 キャラソンがあるが何故かフルがない。スタッフェ……。 実はシリーズの[[オープニングテーマ]]曲を3作中で歌詞付きで歌ったことがある(音声はない)が、歌詞にはスバルへの思いが見える。 ◆&bold(){ハープ} CV:[[氷上恭子]] こと座のFM星人。主にミソラのファッションチェックなどをしている。 FM王の命令で地球にやって来たが、戦闘は得意ではない。ウォーロックをからかってよく怒らせている。 ウォーロックが『オンナはニガテ』という事を知っての事なので、ファンからはたまにウォーロックとの関係を推測されたりする。 流星3ではミソラのウィザードになった。 ◆&bold(){白金ルナ} CV:[[植田佳奈]] スバルの同級生であり、コダマ[[小学校]]5年A組の委員長を務める才媛。 金髪[[ドリル]]とテンプレお嬢様のような風貌だが、両親は一般家庭出身のエリートビジネスマン。貯めたお小遣いだけで海外旅行に行けるほどの財力はある。 事件に巻き込まれた際、ロックマンに助けられたことにより、ロックマンにメロメロになる。 中盤からスバルが気になりだし、ロックマン=スバルという正体を知ってからはツンデレに。 頭部に2つのギガドリルを装備した螺旋族でもある。 そのドリルっぷりは公式も認めるところ。 全作品共通して「スバルが守るべき女の子」というポジションである為攫われたり襲われたりすることが多い上、 各作品のパワーアップにも関わっているのもありミソラよりヒロインやってるという声も少なくない。 流星3ではモードというウィザードが登場。ルナのツンデレを理解してくれる良き理解者。%%あれ?オヒュカスは?%% アニメ版は豪邸に住むお嬢様に設定変更されている。 ◆&bold(){牛島ゴン太} CV:大畑伸太郎 ルナの腰巾着であり、力自慢の少年。 自分の居場所を失うことを恐れていた時にFM星人・オックスと出会い、オックス・ファイアに電波変換する。 以降もオックスの残留電波のせいで何度か暴走していたが、流星3ではゴン太自身の意思で電波変換可能になった。 実は真のヒロイン疑惑がある。 ◆&bold(){オックス} CV:[[檜山修之]](アニメ)、金光宣明(流星3) 炎を自在に操るおうし座のFM星人。 FM王の命令でウォーロックを追って地球に来た。 流星3では改心し、ゴン太のウィザードになった。なおベースが残留電波なので流星1に登場したオックスとは別人といえる。 雄牛のFM星人だが牛丼が好き。 ◆&bold(){最小院キザマロ} CV:儀武ゆう子 ルナの腰巾着であり、情報収集が得意な少年。 ロックマンに助けられて以来、ロックマンに憧れている。 背が低いことを秘かに気にしており、背を伸ばすために影で色々と努力を重ねている。が身長138cmから数年間変わってない…小5なのに。 流星3でぺディアという演算能力に特化したウィザードを持つ。 ◆&bold(){[[双葉ツカサ]]} CV:甲斐田ゆき スバルの同級生。 穏やかな性格の持ち主であるが、その実はゴミ集積所に捨てられた捨て子であり、両親を憎む気持ちが解離して二重人格になってしまった。 もう一つの粗暴な方の人格はヒカルという。 FM星人・ジェミニに唆され、二つの人格がそれぞれジェミニ・スパークとして電波変換する。初代プリキュア。 双子座の二重人格だが某聖闘士とは関係ない。 残念ながら流星3で%%リストラ%%転校してしまった。 **◆スバルの周囲の大人 ◆&bold(){星河大吾} CV:大西健晴 スバルの父親。 NAXAに所属する優秀な宇宙技術者だったが、3年前に宇宙ステーション「きずな」で起きた事故により行方不明になっている。 ◆&bold(){星河あかね} CV:[[木村亜希子]] スバルの母親。大吾がいなくなった後も気丈に振舞い、女手ひとつでスバルを育てている。 声はエグゼのロックマンだったりする。 ◆&bold(){天地守} CV:土田大 元NAXA職員で、大吾の後輩。宇宙科学の研究を行う「天地研究所」を設立し、その所長を務める。 スバルの良き相談役。 流星3ではWAXAのメテオG対策チームに参加する。 ◆&bold(){宇多海新佑} CV:森訓久 天地研究所に所属する研究者。 以前勤めていた会社で上司に手柄を奪われて以来、疑心暗鬼に陥ってしまった。 キグナスにその心の闇を突かれ、キグナス・ウィングに電波変換した。 流星3では天地と同じく、WAXAのメテオG対策チームに参加する。 ◆&bold(){キグナス} CV:神奈延年 はくちょう座のFM星人。 FM王の命令でウォーロックを追って地球に来た。 流星3では宇多海のハンターVGで再構築され、ウィザードとして発明のサポートや口下手な宇多海の代わりに交渉するなどして働いている。 再構築された存在なので、オックスと同じく流星1に登場したオリジナルのキグナスとは別人。 **◆ムー大陸の末裔 ◆&bold(){ソロ/ブライ} CV:泰勇気 流星2から登場した、古代人ムーの末裔。 人との繋がりやキズナを「馴れ合い」と称し、極度に嫌う孤高の戦士。 ムーの最後の末裔である事からムーのテクノロジーや遺産に対して強い執着を持っており収集している。 このことについては流星3ではスバルに『ムーとのキズナを大切にしている』と指摘されている。 生まれつき肉眼で電波を視認でき、ウォーロックのような電波体がいなくとも一人で電波変換することができる。 キャラや立ち位置からして(ブルース+フォルテ)÷2くらい。 実はツンデレ。 ◆&bold(){ラプラス} 流星3から登場したソロのウィザード。正体不明の電波生命体。 剣に変形することができ、[[ブライ]]の武器となる。 喋らないが、勝手にソロのゲームで遊んだりする(しかもデータを消して怒られる)辺り、意思はちゃんとあるらしい。 **◆サテラポリス ◆&bold(){暁シドウ} CV:[[柿原徹也]] サテラポリスのメンバーとして活躍するエース。陽気な性格。 アシッドのオペレーターで、アシッドとの電波変換によって「アシッド・エース」へと変身する。 しかし、体への負担が大きいため、長時間の電波変換は不可能である。 よく[[うまい棒]]を食べている。サクサクサク……。 ◆&bold(){アシッド} CV:相馬幸人 シドウのウィザード。 人間と電波変換するために造られた人工電波生命体で、高い演算能力と素早さを誇る。 ウォーロックとは仲が悪い。 **◆[[もう1つのミライ>もう1つのミライ(流星のロックマン)]] 「2」の裏ステージで、スバルたちとは異なる歴史を辿ったいわゆる平行世界。 **◆[[ディーラー>ディーラー(流星のロックマン)]] 「3」で登場する組織。[[世界征服]]を目論む。 ◆&bold(){[[ダイヤ・アイスバーン]]} 秘書ウィザード「アイス」が、ディーラーの特殊なノイズドカードによって凶暴化させられた姿。 *【アニメ版】 06年にはおはコロで『ロックマンエグゼBEAST+』の後継枠として[[アニメ化]]された。 2時期まで『流星のロックマン トライブ』とタイトル変更をして放映していたが、半ば打ち切りのような形でアニメ展開は終えてしまった。 最終作3を元にしたアニメ映像化は現在まで果たされていない。 日本国内でDVDなどのソフト化はされておらず、国内で正規の手段で視聴することは困難という苦々しい状況が続いていた([[イギリス]]ではDVD化されている)。 しかし、現在ではU-NEXTなどの一部の配信サイトで視聴が可能となったことで作品に触れる難易度は下がった。 ちなみに、配信サイトにおける紹介文ではパッケージ化されていないことに言及されていたりもする。 *【雑誌展開】 エグゼに続いてコロコロでの漫画展開も行われたが、同誌で『マスカレード』などを連載していた板垣雅也が担当した。 しかし、原作ゲームからかけ離れた展開・設定変更が多く、ファンからは[[黒歴史]]扱いされることも多い存在になってしまった。 流星がエグゼほど商業展開が上手くいかなかった原因の一つとまで扱われ、憎まれている事すらある。 ただし良い意味でコロコロ読者層に合わせた展開や、一部オリジナルの設定や展開面で評価する声もあるため、漫画版のファンという人も少なくない。 板垣氏は引き続き『2』のコミカライズも担当したが、何と唐突にこれまでのゲーム版準拠の漫画版の展開を終了。 『TRIBE 流星のロックマン 武闘外伝』という漫画に変更し、完全に別世界観設定で短期連載をすることにした。 内容は完全な[[ファンタジー]]物に近く、前作は設定改変が多かったとはいえ基本設定は守っていたので、この判断には多くのファンは困惑気味。 結果的に前作以上の[[賛否両論]]を巻き起こし、漫画版に肯定的だったファン層の間でさらに意見が分断される始末となった。 そもそも、流星のロックマンの作風と板垣氏の熱気溢れる作風は合っておらず、コロコロ編集部の判断ミスだと指摘する声も多い。 一応、公式でも邪険な扱いをされやすい舵真秀斗の[[ロックマンゼロ]]の漫画版とは違い、 こちらは公式のシリーズ周年イベントなどでは、歴代のロックマンシリーズの漫画版の一つとして取り上げられている。 最終作3のコミカライズは、エグゼの漫画版を担当した鷹岬諒が担当。 公式も板垣氏の漫画版が賛否分かれた反応だったことを受けてか、鷹岬諒がコミカライズをするという事を強くアナウンスしていた。 3が宣伝展開を縮小していた影響か前後編の短期連載だったが、内容はかなり好評を得ている。 しかし、こちらはこちらで単行本化していないため読むのが難しいという悲しい事態になっている。 *【余談】 **◆エグゼシリーズ続編として見た「流星のロックマン」 人気タイトル「ロックマンエグゼ」の後継作として制作された本作だが、 ・人間と宇宙人が合体してロックマンになるという設定 ・ロックバスターが左腕に付いたウォーロックの顔、というデザイン ・戦闘システムの大幅変更 ・3バージョン(続編からは2バージョン)商法 などから、エグゼファンからの発売前評価は厳しいものだった。 特に ・サイドビューからフロントビューになり、ロックマンが動けるのは左右のみ ・チップ(流星ではカード)コードの廃止による戦術性の低下(とはいえ、これはどっちもどっちである) という戦闘システムの大きな変更が、エグゼファン離れを招くことに……。 というか、実際にプレイした訳でもないエグゼ至上主義のユーザーに未だに一方的に叩かれている。彼らのそうした行いが売上低下の最大の原因となったのは間違いない。 まぁそういった新旧シリーズ間の賛否は、初代ロックマンからX、ゼロ、ゼクスやDASHと、新シリーズが始まる度に毎度のことではあるのだが。 しかし、この大幅な変更が、逆に袋小路に陥ったエグゼシリーズとの差別化になったと言えるし、 シナリオもやや暗めの展開ではあるものの、主人公の苦悩と成長が上手く描かれており、完成度自体はかなり高い。 [[食わず嫌い]]をせずに一度手を伸ばしてみて欲しい作品である。 スバルは、きょうかアビリティ 「ツイキシュウセイ」を ゲットした!! #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,46) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }

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