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流星のロックマンシリーズ

登録日:2010/10/03 Sun 13:06:38
更新日:2026/08/17 Mon 01:37:26
所要時間:約 34 分で読めます






いま───「エグゼ」シリーズの遺伝子は、

ひとりの少年に───託された!!



流星のロックマン(Mega Man Star Force)とは、カプコンから発売されたゲーム作品のシリーズ。

【概要】

ロックマンシリーズ生誕20周年記念の作品を端とするシリーズ。
ニンテンドーDS用タイトルで、ジャンルは「ブラザーアクションRPG」

ロックマンエグゼシリーズが『6』で完結した後、ニンテンドーDSに本格移行した後継シリーズにあたる。
舞台も『エグゼ』と同じ世界の200年後という設定で、随所で時代を超えたクロスオーバーが描かれた。

シリーズを通して人と人の「絆」をテーマにしており、システム面でもブラザーバンドという形でプレイヤー間の交流を後押しする形になっている。

20周年となる2026年には『流星のロックマン パーフェクトコレクション』が発売となり、それに伴いアニメ無料公開などの連動展開が行われた。

【シリーズ作品】

流星のロックマン

シリーズ一作目。2006年12月14日発売。
レオドラゴンペガサスの3バージョンが発売され、それぞれで特定のボスと変身形態、入手可能なギガクラスカードが異なる。
言い換えればそれだけなので、一人で複数バージョンプレイする意味はあまりない。これは続編も同様。

発売前には新シリーズへの期待とともに、『エグゼ』から方向性を変えた雰囲気やバージョン商法の加速ととれる販売形態が悪目立ちしてしまう。
いざプレイしてみてもシリアスな空気が続くシナリオや、一度リセットを図ったのか簡潔な戦闘・カスタマイズなどもあって『エグゼ』プレイヤー層・新規層ともに取り込みは伸び悩んだ(余談の節も参照)。
発売後しばらく経っても販売店の棚やワゴンで本作を見かけた人も多いのではなかろうか。

だが、バトルシステムの基礎や世界観、「絆」をテーマにしたストーリーの方向性は確立されており、一本のゲームとしての完成度は決して低くない。
ストーリー構成の練り込みやテーマの一貫性の高さについては本作を推す声も多い。

『エグゼ6』から1年後の発売ということで、続編であることを意識させる要素が多め。
エグゼシリーズ本編のGBAカートリッジを用いたダブルスロットに対応しており、時空を超えたロックマンのわずかな交流イベントが発生する。
また、『ボクらの太陽シリーズ』とのコラボも継続。『ボクらの太陽 Django & Sabata』と相互に通信し、イベント発生やコラボカード入手などの恩恵が受けられた。。
ちなみにエグゼシリーズはダブルスロット絡みの例のセーブデータ消去バグの影響を受ける作品なので、流星1or2と当該作品を所持している場合は挿し間違いに注意。

【あらすじ】

西暦220X年。無線通信技術が発達し、あらゆる電子機器が電波によって繋がり、制御されている時代。
コダマタウンに住む小学生・星河スバルは、FMプラネットからやって来た宇宙人ウォーロックと出会う。
その後FM星人がおこした事件と遭遇したスバルは、ウォーロックと合体(電波変換)し、「ロックマン」として戦いに巻き込まれて行くことになる。

流星のロックマン2

2007年11月22日発売。
ゲーム内容としてはベルセルク, ダイナソー, シノビと引き続き3バージョンだが、
パッケージはベルセルク×ダイナソーベルセルク×シノビの2つと変わった形になっている。
同ソフト内の2バージョンは個別にプレイ・セーブが可能で、もう片方のバージョン仕様の「オートブラザー」を登録することで単体でも連携要素をある程度利用できる。

マップは現実と電波の一体感が増して広大化。前作では200年後にしては控え目だった未来的描写が増え、中盤以降は世界を股に掛けた冒険が繰り広げられる。
敵が『逆転裁判シリーズ』にでも出てきそうな単独の小悪党が多く、心の隙間に付け込む侵略者という前作の展開から毛色が変わったものの、
ライバルキャラクター「ソロ/ブライ」の登場や、スバルの勇気と仲間との絆を試される展開など、今作もストーリーの評価は高い。
アニメ版放送開始後の発売という事で、タイトルコールなどにパートボイスが導入されている。

バトルシステムは基本を踏襲しつつ、前作では粗が目立ったブラザーバンドや変身関連が改善された。
その分、対戦バランスはソロプレイヤーに厳しく、ウェーブコマンドカード*1禁止のルール指定ができず、一部の超強力カードのせいで大味になってしまった。
また、移動距離が長い割にエンカウント率が高いのが難点で、新しくなった戦闘開始音は嫌というほど耳にする。ウィィイン テンテンテンテレレー

今作も『エグゼ』のダブルスロットに対応。大人になった光熱斗の日記を追うイベントが発生する。
また、1987年の初代ロックマン発売から20周年を記念して、「ファーストロックマン」のブラザーデータが限定配信された。
FCドット絵まんまのアイコンと貫禄のキズナリョク1300(プレイヤーが到達できる最大値。作中人物で最も高い天地の倍)はインパクト抜群である。
ロックマンシリーズ恒例のボスキャラコンテストも開催され、優勝作品「メー・ゴート」改め「ゴート・カンフー」が作中に登場する。

あらすじ

FM星人との戦いから2か月後。夏休みを前に、ふとしたトラブル解決がきっかけでスバルたちは映画鑑賞に出かける。
そこに現れた謎の男・ハイドはFM星人とは異なる電波体・ファントムと電波変換し、電波ウイルスをばら撒く事件を起こす。
それはスバルとウォーロックの新たな戦いの幕開けだった。

流星のロックマン3

2008年11月13日発売。
バージョンはシンプルにブラックエースレッドジョーカーの2つ。
タイトルロゴやロックマンのデザインなどのビジュアルが刷新され、新章への突入を意識させた。

シナリオは降って湧いたような味方戦力や、ネットナビを彷彿とさせるウィザードの登場、過去作以上に実力行使中心の敵組織など、少々テコ入れ気味に作風が変化している。
といっても、大小の目的を共にし団結する人々や、敵味方を跨いだ人間模様、そして再びクローズアップされる家族……と、絆というテーマは健在。
クリア後の裏シナリオも充実しており、シリーズに区切りを付けるに相応しい作品となった。

スタイル/ソウル/クロスに相当する変身システム「ノイズチェンジ」や、プログラムアドバンスを継承した「ギャラクシーアドバンス」が満を持して登場。
カスタム画面関連の調整もあり、戦闘のテンポや戦術の多様性、対戦バランスが大きく向上した。
ウェーブインや依頼などのシステムにもメスが入り、『2』を超えるボリュームを誇りつつプレイ中のストレスは大きく低減されている。
一方で過去作に増して外部連動要素が多い。コンプリート画面こそソフト単体でも見れるが、一部のやり込みはリアル商品やWi-Fi対戦(と運)が必須だった。
ゲーム内では非公開の仕様も多く、対戦環境に着いていくハードルはエグゼシリーズに勝るとも劣らない。

開発時の状況や、ニンテンドーDSiへの移行も考慮してか、今作はダブルスロット非対応となっている。
今作でもボスキャラコンテストが開催され、優勝作品「ムーン・ディザスター」が作中に登場する。

あらすじ

ムー大陸を巡る戦いからしばらく経った頃、新たな実体化電波体・ウィザードが普及し、ウォーロックもまたスバルのウィザードに生まれ変わっていた。
そんなある日、スバルをロックマンと知る男、暁シドウが現れ、来るべき戦いに備えてロックマンの力を確かめようとする。
その矢先に、スバルの周囲でウィザードの暴走事件が繰り返し発生。
「ノイズ」と空に輝く赤い流星「メテオG」を巡る壮絶な戦いは、既に始まっていた。

流星のロックマン パーフェクトコレクション

2026年3月27日発売。対象プラットフォームはNintendo Switch/2, PlayStation4/5, Xbox SeriesX|S, PC(Steam)
シリーズ20周年を記念して発売された、『1』~『3』全7作のコレクション移植タイトル。
『OSS』こそ未収録だが、限定配信や外部連動要素も全て収録済み。

エミュレーションではなく、『バイオハザード7』以降のカプコン作品のゲームエンジンである「REエンジン」を用いた総移植版。
ゲーム内容はほぼ原作のままだが、タッチ操作はボタンに置き換えられている他、バスター強化やエンカウント率変更等の難易度調整が可能となっている。
そのため1にてウェーブイン誤爆の報告が多発する事態になったのはご愛敬

演出面ではキャラの顔やバトルカードグラフィックのイラスト表示、新規ボイス(1にも追加されている)、全BGMのアレンジ版などが追加されている。
本作自体のタイトル画面演出やホーム画面も必見。

オンライン通信にももちろん対応。ブラザーバンドは最大で100人と結べるようになっている(各作品内の枠は6のままで、任意に入れ替える方式)。

なお改めてレーティング審査が行われた結果、「犯罪」描写によりCEROレーティングがB(12歳以上対象)に引き上げられている。
心当たりがありすぎてどの描写が原因かわからない

ゲスト出演

ロックマンエグゼ オペレートシューティングスター

『バトルネットワーク ロックマンエグゼ』のNDS移植版。
200年の時を超えて2人のロックマンが共演するシナリオが追加されており、条件を満たせばS.S.ロックマンを使用可能となっている。
『流星』の時代の描写は僅かだが、『3』の後でありゲーム本編で最も後の時系列が描かれている。

ロックマンXOver

2013年~2015年に配信されていたロックマンシリーズのクロスオーバーゲーム。
ミソラやルナの描き下ろしイラストのメモリーが実装されていた。成長したカリンカの登場と並ぶ数少ない評価点の一つとして挙げられる。

ロックマンX DiVE

ロックマンXを中心としたシリーズお祭りゲーム。
『流星』からはS.S.ロックマン、ハープ・ノート、ブライが参戦した。

【バトルシステム】

作品毎に細かい変更点はあるが、『時間が一時的に停止する「カスタム画面」で「バトルカード」を選択し、「アクション画面」で自陣を移動しつつ「ロックバスター」と選択したバトルカードを駆使して敵を撃破する』バトルシステムが共通にして最大の特徴。

トレーディングカードとアクションが融合したようなスタイル、現実と電脳(電波世界)を行き来する独自のゲーム性はエグゼシリーズから引き継ぎながら、とりわけ大きな相違点はバトルフィールド周りだろう。


バトルフィールド概観
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赤自エリア・青敵エリア

エグゼシリーズでは縦3マス×横6マスのサイドビュー式横長フィールドだったのが、流星シリーズでは縦5マス×横3マスのフロントビュー式縦長フィールドになっている。
その内自分が動けるのは、一番手前側の横一列のみ。
陣地を広げるエリアスチール的カードもなく(例外として一列詰めるエリアイーターはある)、この3マス内で移動・ロックバスター・バトルカード・シールドのアクションを使って戦闘を行う。
しかし3マスだけかよと思うなかれ。代わりに十字キー下で敵にカーソルを合わせてカードを使えば、「ウォーロックアタック」で相手に一気に近づいて接近攻撃が行える。
獣化(ビーストアウト)時の動作が手動で出せると想像して貰えば分かりやすいか。このシステムに慣れれば移動範囲はすぐに気にならなくなる。

また、カード攻撃で"カウンター"を成功させると、敵が一定時間麻痺するまではエグゼシリーズと同じ。
エグゼではフルシンクロ状態になって攻撃力2倍になったり、バトル後にバグのかけらが手に入ったりしたが、流星では手札にボーナスカード(フォルダ内カードからランダムに選択)が追加され、追撃が可能となる。
更に強化変身中は、ボーナスカードが「○○フォースビッグバン」(○○は作品によって異なる)という専用必殺技カードに変化する。強力なものばかりなので、カウンターは積極的に狙いたい。

エグゼシリーズと比較すると、避けやすく当てやすい場所への「位置取り」の要素が弱まった一方、シールドやカウンターの「タイミング」を意識した操作がより求められるようになっており、似たような効果のカードでも使い勝手が大きく変化していることもある。

「1」「2」ではギガクラスカードダークネスホールが序盤から使いやすく凶悪さで有名。

「3」では「常時縦横でのカード選択」「エリアイーター」「バトルカード画面改善によるメガクラス・ギガクラスカードのバランス調整*2」「ノイズシステムとイリーガルカード」などで戦略性が大きく拡大した。
その分、バトルカード「エドギリブレード」・「ソードファイター」といった無属性のソード攻撃と、ボッチブライノイズなどの組み合わせが猛威を振るった。

ボスキャラクターの強さは、EXやSPといったグレードでランク分けされている。


【ブラザーバンド】

ゲーム版のキモとなるシステム。今で言うフレンド機能。
他のプレイヤーを「ブラザー」として登録することで、
  • その相手が設定したお気に入りカードを戦闘中に使用可能
  • 別バージョンの強化変身が可能に
  • HP上昇・アビリティの付与(1)
  • アビリティの装備コストの上限である「キズナリョク」の上昇(2・3)
といった恩恵が得られる。

シナリオ進行で作中人物と契約する「NPCブラザー」、別プレイヤー(に相当するデータ)と契約する「リアルブラザー」の2種類に分かれる。
『1』ではNPCとリアルが同枠で、6枠中4枠が強力アビリティをくれるNPCで埋まる(イベント配布やコラボも合わせると全部埋まる)ため、リアルブラザーの存在感が非常に薄かった。
『2』ではNPCが別枠扱いとなり、キズナリョク制になったり変身に関わることで一気にリアルブラザーの重要性が増す。
『3』では対戦相手を簡易ブラザーのように登録する「ライバルノイズ」(今で言うフォロー)が加わり、リアルの周囲にプレイヤーがいなくともある程度恩恵を得やすくなった。


【登場人物】

◆スバルと仲間達

星河スバル
CV:大浦冬華
本作の主人公。宇宙と機械いじりが好きな小学5年生。
ウォーロックと電波変換しロックマンになる。
父が行方不明になったショックで不登校になっていたが、ロックマンとしての活躍を通じ、いつしかツンデレ委員長と国民的アイドルの両手に花状態に……。
引きこもってた割にトラックと併走できる程運動能力は高い。
「星座」「カードを使って戦う」という点では、ダンさんの大先輩。
流星1のスバルの性格は暗い暗いとよく言われるが、ブラザーバンドを絡めた主人公の成長をシナリオに組み込むためにこういうキャラでないといけなかった、という旨を制作陣が語っている。
そういう点では流星3の成長したスバルは必見。

ウォーロック
CV:伊藤健太郎
遥か宇宙のFM星からやって来て、スバルと共に暮らす電波生命体。実は元々の出身はAM星。
好奇心旺盛かつ荒っぽい性格で、スバルを振り回したり諌められることもしばしば。
流星3ではスバルのウィザードになる。会話できるようになったあかねやスバルの友人たちとはある程度事情を話したのか、スバルの相棒として受け入れられている。
声は初代エックス。もしくはシャドーマン.exe

トランスコード!
シューティングスターロックマン!!
スバルとウォーロックが電波変換した姿。
作中では主にロックマンと呼ばれる。
赤いバイザーによる顔の隠しやラバースーツのような見た目など全体的に特撮チックな外見。
左手のロックバスターは腕にウォーロックの顔がそのままついているという独特な見た目をしている。
1ではスターフォース、2ではトライブオン、3ではノイズチェンジなどと通常のロックマンから更に変身する強化形態があるのもおなじみの仕様。
3ではハンターVGで変身した結果、外見が変化。左腕はハンターVGをベースにしたものになり、射撃時にロックバスターに変形するようになった。

響ミソラ
CV:福圓美里
本作のヒロイン。絶大な人気を誇る少女シンガー。8月2日生まれ。
マネージャーとのすれ違いに苦悩していた際にFM星人・ハープと出会い、ハープ・ノートに電波変換する。
ロックマンとの戦いを通してスバルと出会い、彼の最初のブラザーとなる。
新作ロックマンの開発決定時からスバルの相棒を務めるヒロインとして構想されていた。
製品版はその身分や学校が違うゆえなかなかスバルらに会う機会が少なく、同じくヒロインである委員長に比べるとその面では少し影が薄い……。
どちらかというと戦える為ウォーロックに続く「スバルの相棒」ともいうべき部分のほうが強調されているのも理由ではあるが。
その分、一発一発のイベントは濃いものが多く、外部出演の場合は彼女の独擅場。
キャラソンがあるが何故かフルがない。スタッフェ……。
実はシリーズのタイトル曲を3作中で歌詞付きで歌ったことがある(音声はない)が、歌詞にはスバルへの思いが見える。

ハープ
CV:氷上恭子
こと座のFM星人。
FM王の命令で地球にやって来たが、戦闘はあまり得意ではなく、ミソラ個人と地球を気に入ったことで任務を放棄。
以後は彼女の相棒として、ファッションチェックをしたり共に戦ったりしている。
会うたびにウォーロックをからかっては怒らせている。彼が『オンナはニガテ』という事*3を知っての事なので、ファンからはたまにウォーロックとの関係を推測されたりする。
流星3ではミソラのウィザードになった。

白金ルナ
CV:植田佳奈
スバルの同級生であり、コダマ小学校5年A組の委員長を務める才媛。
金髪ドリルとテンプレお嬢様のような風貌だが、両親は一般家庭出身のエリートビジネスマン。
貯めたお小遣いだけで海外旅行に行ったり、ポケットマネーでなんとかしようとするほどの財力はある。
FM星人による事件に巻き込まれた際、ロックマンに助けられたことにより、ロックマンにメロメロになる。
中盤からスバルが気になりだし、自身がFM星人オヒュカスに唆されてオヒュカス・クイーンとして暴走した事件でスバル=ロックマン様と知ってからはツンデレに。
頭部に2つのギガドリルを装備した螺旋族でもある。そのドリルっぷりは公式も認めるところ。
全作品共通して「スバルが守るべき女の子」というポジションである為攫われたり襲われたりすることが多い上、
各作品でスバルのパワーアップにも関わっているため非戦闘ポジションにおけるヒロイン度の高さは凄まじいものとなっている。
流星3ではモードというウィザードが登場。ルナのツンデレを理解してくれる良き理解者。オヒュカス?結果的に両親と和解するきっかけになったけど呼び起こしたいような相手でもないので……

アニメ版は豪邸に住むお嬢様に設定変更されている。

牛島ゴン太
CV:大畑伸太郎
ルナの腰巾着であり、力自慢で食いしん坊の少年。
自分の居場所を失うことを恐れていた時にFM星人・オックスと出会い、オックス・ファイアに電波変換する。
以降もオックスの残留電波のせいで何度か暴走していたが、流星3ではゴン太自身の意思で電波変換可能になった。
実は真のヒロイン疑惑がある。

オックス
CV:檜山修之(アニメ)、金光宣明(流星3)
炎を自在に操るおうし座のFM星人。
FM王の命令でウォーロックを追って地球に来た。
粗暴な性格だが、ウォーロックの秘密に薄々勘付いているなどただの脳筋ではない。
流星3での暴走の後、自我を得てゴン太のウィザードになった。自分の出自は理解しているようだが、実質元のFM星人オックスとは別人。
雄牛のFM星人だが牛丼が好き。

最小院キザマロ
CV:儀武ゆう子
ルナの腰巾着であり、情報収集が得意な少年。
ロックマンに助けられて以来、ロックマンに憧れている。
背が低いことを秘かに気にしており、背を伸ばすために影で色々と努力を重ねている。が身長138cmから数年間変わってない…小5なのに。
スバルの仲間たちと共に色々な事件に巻き込まれるが、電波体に取りつかれることはないまま終わった。代わりに毎作クリア後に鬼畜イベントを用意してくれる。
流星3でぺディアという演算能力に特化したウィザードを持つ。

双葉ツカサ
CV:甲斐田ゆき
スバルの同級生。
穏やかな性格の持ち主であるが、その実はゴミ集積所に捨てられた捨て子であり、両親を憎む気持ちから二重人格になってしまった。
両親と世界への憎しみを振りまくのは主にもう一つの粗暴な人格・ヒカルの方だが、ツカサの人格にも憎悪は確かに宿っている。
そこをFM星人・ジェミニに唆され、自らの意思で協力。2つの人格がそれぞれ体を持つジェミニ・スパークとして電波変換する。ひとりはプリキュア
双子座の二重人格だが某聖闘士とは関係ない。
残念ながら流星3でリストラ転校してしまった。

◆スバルの周囲の大人

星河大吾
CV:大西健晴
スバルの父親。
NAXAに所属する優秀な宇宙飛行士にして技術者。
3年前に宇宙ステーション「きずな」で起きた事故により行方不明になっている。

星河あかね
CV:木村亜希子
スバルの母親。大吾がいなくなった後も気丈に振舞い、女手ひとつでスバルを育てている。
料理上手で、白金母娘は間接的に彼女から料理を教わることになる。
アニメ版の声優はロックマン.EXEでお馴染み。こちらではルナに直接料理を教えるエピソードがある。

天地守
CV:土田大
元NAXA職員で、大吾の後輩。宇宙科学の研究を行う「天地研究所」を設立し、その所長を務める。
大吾を慕っていただけあってかなりのお人好しだが、ここぞという時は大人としての責任感を見せる。スバルの良き相談役。
流星3ではWAXAのメテオG対策チームに参加する。

宇多海深佑
CV:森訓久
天地研究所に所属する研究者。
以前勤めていた会社で上司に手柄を奪われて以来、疑心暗鬼に陥ってしまった。
キグナスにその心の闇を突かれ、キグナス・ウィングに電波変換し事件を起こすも、自分を信じた天地の姿を見て自らキグナスの支配を打ち破った。
流星3では天地と同じく、WAXAのメテオG対策チームに参加する。残留電波から復元したウィザードとしてのキグナスと電波変換することが出来る。

キグナス
CV:神奈延年
はくちょう座のFM星人。やたらと美しさにこだわる男。
FM王の命令でウォーロックを追って地球に来た。
シタッパーというアヒル白鳥のヒナのような手下を操る。
流星3では宇多海のハンターVGで再構築され、ウィザードとして発明のサポートや口下手な宇多海の代わりに交渉するなどして働いている。
「裏切りこそこの世の本質」などと嘯いていた元のキグナスとは全くの別人の模様。

アニメ版ではウォーロックとの因縁が強調されており、一期前半の宿敵ともいえる存在になっている。

育田道徳
CV:浜田賢二
スバルが籍を置くコダマ小学校5年A組の担任。
教科書の知識だけにとらわれない自由な教育方針を掲げるが、進学校化を目指す校長と対立。
家族と生徒の間の板挟みに悩んだところをFM星人リブラに付け込まれ、リブラ・バランスと化して事件を起こす。
だが、自身を慕う生徒たちの姿を見て、安易に道を選ぶのではなく信念を貫く覚悟を決めた。

余談だがこのコダマ小学校、公立のはずなのに元理事長がいたり、校長が入学金収入を気にしたり、その校長が急にクビになったり……
と、秋原小学校に負けず劣らずツッコミどころの多い学校である。

アニメ版ではスバルたちの担任ではなく、フリーの科学講師になっている。リブラ・バランスの事件を起こすのは同様。

南国ケン
バトルカードショップ「BIG WAVE」の店長。
昔は旅するサーファーだったらしく、店の内装なども南国のビーチをイメージしたものになっている。
『3』で手にしたウィザード、サーフもサーフボードと太陽がモチーフ。
今でも度々店を閉めてはサーフィンに出かけている。

モデルはプロデューサーを務めた堀之内健氏。パイナップルヘアーも当時のご本人の再現らしい。

尾上十郎
CV:稲田徹
FM星人ウルフと意気投合した植木職人の青年。電波変換してウルフ・フォレストになる。
満月を見る等すると闘争本能を露わにする狼男のような気質の持ち主。ウルフの反応からして彼は関係なく、十郎の生来のものらしい。
『1』では任意で戦う相手だったが、『3』ではコダマ小学校に雇われてストーリー中に登場した。
夢は最強の植木職人。どの意味での最強かは不明。

◆FM星人

FM星(FMプラネットとも)から来た電波の体を持つ異星人。

ケフェウス
CV:村井かずさ
FM星を治める王。斃れた部下を再生させるなど強大な力を誇る。
疑心暗鬼に囚われており、宇宙ステーション「きずな」による交流のための発信を侵略と認識して地球侵略に乗り出した。

ジェミニ
CV:私市淳
FM王の腹心。策謀家としても戦士としても優れる狡猾な男。
『1』における一連の事件の元凶。

リブラ
CV:白熊寛嗣
オヒュカス
CV:茂呂田かおる
オックス、キグナス、ハープ、ジェミニと共に、ウォーロック追討を命じられたFM星人。

キャンサー
CV:中村大樹(本人)/水田わさび(千代吉およびキャンサー・バブルの姿)
ウルフ
CV:川島得愛
クラウン
CV:宗矢樹頼
ゴート
地球を訪れるも、侵略には参加しなかったFM星人たち。
本人が登場するのは『3』のウルフのみで、他は電波変換後の姿のみが登場。

アニメ版ではキャンサー、ウルフ、クラウンも侵略に参加しており、電波変換前の本人も直接登場する。
キグナスが宇多海に造らせた電波変換装置により、一度電波変換した人間の姿に擬態(声はキャンサー以外FM星人のまま)したり、単独で電波変換が可能になった。

ヴァルゴ
コーヴァス
FM星史上最悪と言われる犯罪者コンビ。
地球で更なる破壊を求めてディーラーに加担する。

◆新・ムー帝国

流星2に登場。ムー大陸の技術を利用して世界を支配することを企む。

ドクター・オリヒメ
CV:折笠愛
ムー大陸の技術について研究し、マテリアルウェーブ技術を生み出した科学者。優れた者が愚かな者を支配するべきという思想を持つ。

エンプティー
CV:千葉一伸
オリヒメの腹心。詳しくは個別項目参照。

ハイド/ファントム・ブラック
CV:松本大
オリヒメの部下。詳しくは個別項目参照

ファントム
イエティ
ブラキオ
コンドル
オリヒメが持ち出した古代ムーのスターキャリアーに残されていた電波体。
ファントムはハイド、他3体は各地の人間に与えられ、ムー大陸復活やロックマンへの私怨を晴らすため利用される。
古代ムー大陸では無尽蔵に生み出され、諜報や戦闘に用いられていた。


◆ムー大陸の末裔

ソロ/ブライ
CV:泰勇気
流星2から登場した、古代ムー人の末裔。
人との繋がりやキズナを「馴れ合い」と称し、極度に嫌う孤高の戦士。
ムーの最後の末裔である事からムーのテクノロジーや遺産に対して強い執着を持っており、自ら確保あるいは利用されるぐらいならと破壊して周っている。
このことについては流星3ではスバルに『ムーとのキズナを大切にしている』と指摘されている。
生まれつき肉眼で電波を視認でき、ウォーロックのような電波体がいなくとも一人で電波変換することができる。
キャラや立ち位置からして(ブルース+フォルテ)÷2くらい。
実はツンデレ。

ラプラス
流星3から登場したソロのウィザード。正体不明の電波生命体。
剣に変形することができ、ソロ/ブライの武器となる。
喋らないが、勝手にソロのゲームで遊んだりする(しかもデータを消して怒られる)辺り、意思はちゃんとあるらしい。

もう1つのミライ

「2」の裏ステージで、スバルたちとは異なる歴史を辿ったいわゆる平行世界。

◆サテラポリス

五陽田ヘイジ
CV:志村知幸
サテラポリスの警部。まげのようなパトランプ付ヘッドギアが特徴。
FM星人による事件を切っ掛けにロックマン=スバルの近辺を幾度も調査する。
捜査能力・緊急事態への対応力ともに優れているのだが、当のスバル&ウォーロックやミソラ&ハープの妨害もあって証拠は得られず、結局、『3』で登録され長官から聞くまで正体は掴めなかった。

アニメ版では「御用だ御用だ!」と言いながら登場するのがお約束。何気に同作での「ロックマン」という名前を定着させた人物。

暁シドウ
CV:柿原徹也
サテラポリス特殊部隊のエース。陽気な性格。
アシッドのオペレーターで、アシッドとの電波変換によって「アシッド・エース」へと変身する。
その実力は激闘を潜り抜けてきたロックマンにひけをとらない。
しかし、体への負担が大きいため、長時間の電波変換は不可能である。
よくうまい棒を食べている。サクサクサク……。

アシッド
CV:相馬幸人
シドウのウィザード。
人間と電波変換するために造られた人工電波生命体で、高い演算能力と素早さを誇る。
理知的だが慇懃で自信家なところもあり、直情的なウォーロックとは馬が合わない。

ディーラー

「3」で登場する組織。世界征服を目論む。
ミスター・キング
ディーラーのボスであり、優れたノイズ技術を持つ科学者。
ノイズドカードなどのディーラーの戦力となる技術はすべて彼の開発したもの。
表向きは慈善団体キング財団のオーナー「ドクター・キング」としての顔も持つ。

ジョーカー
ディーラー幹部。キングへ絶対の忠誠を誓っている。
生身にしか見えないが、バトルウィザードを圧倒する戦闘能力を発揮。更に戦闘形態グレイブ・ジョーカーへの変身能力を持つ。
「弱者に生きる価値はない」という考えを持ち、その思想の基づいた彼の白金ルナに対する所業は同じディーラーであるジャックからも「狂ってやがる」と評された。

クインティア
ディーラー幹部。ジャックの姉。
冷静沈着な性格であり、暁シドウとはとある因縁がある。
FM星人ヴァルゴとクイーン・ヴァルゴに電波変換する。

ジャック
ディーラー幹部。クインティアの弟。
粗暴な性格であるが、スバルたちとの雑談に興じ「パンツやぶり」などの戯れにも応じるなど相応に子供らしい一面も。
FM星人コーヴァスとジャック・コーヴァスに電波変換する。

ハートレス
ディーラー幹部。
キングの側近として彼を支えているが…

暴走ウィザード

ディーラーが用いる「ノイズドカード」によって改造・暴走させられた実験台兼尖兵。
特に強力なものにはトランプのスートに因んだ称号が与えられる。

スペード・マグネッツ
元はコダマ小学校科学部のロケット制御ウィザード「マグネッツ」

ダイヤ・アイスバーン
元はミソラと同期のアイドル・スズカのマネージャーウィザード「アイス」

クラブ・ストロング
元はシーサーアイランドの環境管理ウィザード「ストロング」

その他

レオ・キングダム
CV:古澤徹
ドラゴン・スカイ
CV:大川透
ペガサス・マジック
CV:安井邦彦
地球の電波通信を支える3大人工衛星の管理者たち。
FM星の近隣惑星・AM星出身で、その知恵と力で繁栄をもたらし「AMの三賢者」と呼ばれる。
AM星がFM星に侵略される前に地球に移っており、そこで陰から電波社会の発展を促していた。
かつて大吾と交流しブラザーバンドを生み出し、その息子スバルがFM星人の侵略に立ち向かえるよう導き力を貸す。

『1』のエンディングで地球を去り、3大サテライトは役目を他の設備に移譲していった。

レジェンドマスター・シン
「レジェンド」という口癖と、童顔にしいたけ目が特徴の青年。略してLM・シン。
ビジライザーを自作したり、『1』でサテライト未所属だったりする謎の人物。伝説の伝道師……らしい。
コンボをカード化してくれたり、『2』では暗号メールの引き換えを担当したり、『3』ではテレビで解説員として出演していた。
本人はバトルが得意でない……かもしれないらしいが、イベント限定配布のブラザーデータは強力。

モデルは本シリーズで企画やシナリオを担当した児玉真佑氏。ご本人もLMの格好でイベントMCやコロコロでのPRなどを務めた。

用語

  • ブラザーバンド
直訳すると「義兄弟の契り」のような言葉になるが、そこまで重い話ではなく、秘密を共有した深い友人関係的なもの。
個人の端末間で設定され、結んだブラザー同士は直通のやり取りや一部個人情報の共有が行われる。
場合によってはアイディアや個人情報の窃取なども出来てしまうため、契約にあたっては信頼が何より重要。
本質は人と人の心の繋がりであることが作中で幾度も述べられており、システム上のブラザーバンドはあくまでそれを形にしたものと言える。
端末の更新やアップデートでリセットされるし

  • 電波体
電波で構成され、意思を持つ存在の事。
人間からは原則特殊な機器(ビジライザー)を通さないと視認できないが、波長が合う、時たま発生する可視化領域(ビジブルゾーン)に入る、特殊電磁波の影響などで可視化されることがある。
こうして時々人の目に映った電波体・デンパくんが妖精や幽霊と誤認されていたりする。
上述の通りソロは自力で目視できる他、ミソラもハープの影響かウィザード化前からウォーロックが常時見えていると思しき描写がある。
電波体の方からは現実空間が見えているが、お互い通常は触れたりすることは不可能。

中でも生物として生まれた者や、後天的に電波体になった生物を「電波生命体」と呼ぶ。
生物としてみると、実体動物のような食事や質量の概念はないらしく、宇宙空間を数年彷徨っても活動に支障はない。
電波生命体から割と気軽にウィザードに転身しているあたり、体感的な差は小さいようだが、アシッドがわざわざ「人工電波生命体」と称されるあたり明確な違いはあるらしい。

  • 電波空間
電波が飛び交う空間……つまり現実の空間そのものなのだが、作中では電波体が活動する領域が区別されこう呼ばれる。電波世界とも。
電波の通り道「ウェーブロード」が現実の上空に伸びており、電波体が行き交う。やはり常人には見えない。
ロックマンは物質と電波が重なった空間の歪み「ウェーブホール」から「ウェーブイン」して現実とここを行き来する。
シリーズを追うごとに電波技術の発展により現実空間との境目が薄まり、『2』ではウェーブロードが地続きに、『3』ではウェーブホールがなくなりどこでも電波変換可能になっている。
旧来の通信は縮小したのか「インターネット」は作中だと歴史用語と化しているが、施設や機器の電脳空間は健在。

  • 電波変換
電波体と人間等が融合し変身すること。元の電波体単独よりも力が増す。
実行できる電波体は限られており、更に人間との相性関係もある模様。
この中でもある程度力を持った電波体だと固有の姿を持ち実体に自由に干渉できるが、ウイルス等の低級の存在だと「ジャミンガー」になってしまう(『1』のみの描写)。
一般人から普通に見えたり、電波体同様に特定条件下でしか見えていなかったり、
電脳空間内で解除すると現実に弾き出されたり、機械内部で実体化する危機に陥ったりと、細かい描写はシステムやシナリオの都合でまちまち。
変身後の姿は書籍やアニメのあらすじでは「電波人間」と称されるが、作中では用いられず一種の電波体として扱われる。

  • 携帯端末
『エグゼ』ではPETという呼称のままモデルチェンジしていたのに対し、毎回基本名称からして異なる端末になっていた。
『1』では(ウェーブ)トランサー、『2』ではスターキャリアー、『3』ではハンターVG*4
前腕の大部分を覆うゴツさの割りに少なくとも3年は使われていたトランサーに対し、スターキャリアーは半年足らずで主流から外れてしまったことになる*5。合掌。
トランサーとスターキャリアー(およびアニメ版の中間端末「ウェーブスキャナー」)は現実でも電子玩具として商品化された。

  • ナビ/マテリアルウェーブ/ウィザード
人間をサポートする疑似人格プログラム。
『1』ではナビが登場。昔と違って一人が複数体持つと作中語られており、個別機能に特化したものをカードとして必要に応じて所有し使い分ける形。ウェーブロード上にも運搬や事務のナビが行き来していた。
かつてのナビは「ネットワーク・ナビゲーションプログラム」の略だったが、インターネットが死語の本シリーズで語源がどのように認識されているかは不明。
『2』では入れ替わりに多様化したデンパくんと、人格を持ち実体化させられる電波プログラム「マテリアルウェーブ」が登場。
『3』ではかつてのネットナビに近い立ち位置の実体化電波体「ウィザード」が普及している。アダプターを介して外付け化(貸し借り)が可能。

  • バトルカード
電波・電脳空間に出現する電波ウイルスの駆除用プログラムのカード。
ロックマンはこれを取り込んで武器として使用しているが、通常は端末から攻撃として直接出力したり、ウィザードに装備させて使用するもの*6
『1』のころは近年現れたばかりの電波ウィルスによる被害に慣れていない人も多く、コレクションカードとして用いる人が目立っていた。
『3』ではカード自体も実体化電波、つまり物理カードではなく全て端末内のデータとして用いられるようになった。

  • サテラポリス
一般の警察の手に余る電波犯罪の捜査を担う組織。装備には市井に出回らないオーバーテクノロジーが用いられている。
電波変換関連は『2』までは対応が追い付かずかなりやりたい放題を許していたが、『3』では秘密裏に進んでいたことになった対策により端末が正式に電波変換に対応。
サテラポリスから電波変換の識別番号「トランスコード」が発行され管理されるようになった。


【アニメ版】

06年にはおはコロで『ロックマンエグゼBEAST+』の後継枠としてアニメ化された。
2時期まで『流星のロックマン トライブ』とタイトル変更をして放映していたが、半ば打ち切りのような形でアニメ展開は終えてしまった。
3を元にしたアニメ映像化は現在まで果たされていない。
日本国内でDVDなどのソフト化はされておらず、国内で正規の手段で視聴することは困難という苦々しい状況が続いていた(イギリスではDVD化されている)。

しかし、現在ではU-NEXTなどの一部の配信サイトで視聴が可能となったことで作品に触れる難易度は下がった。
ちなみに、配信サイトにおける紹介文ではパッケージ化されていないことに言及されていたりもする。


【雑誌展開】

エグゼに続いてコロコロでの漫画展開も行われたが、同誌で『マスカレード』などを連載していた板垣雅也が担当した。

しかし、原作ゲームからかけ離れた展開・設定変更が多く、ファンからは黒歴史扱いされることも多い存在になってしまった。
流星がエグゼほど商業展開が上手くいかなかった原因の一つとまで扱われ、憎まれている事すらある。
ただし良い意味でコロコロ読者層に合わせた展開や、一部オリジナルの設定や展開面で評価する声もあるため、漫画版のファンという人も少なくない。

板垣氏は引き続き『2』のコミカライズも担当したが、何と唐突にこれまでのゲーム版準拠の漫画版の展開を終了。
『TRIBE 流星のロックマン 武闘外伝』という漫画に変更し、完全に別世界観設定で短期連載をすることにした。
内容は完全なファンタジー物に近く、前作は設定改変が多かったとはいえ基本設定は守っていたので、この判断には多くのファンは困惑気味。
結果的に前作以上の賛否両論を巻き起こし、漫画版に肯定的だったファン層の間でさらに意見が分断される始末となった。

そもそも、流星のロックマンの作風と板垣氏の熱気溢れる作風は合っておらず、コロコロ編集部の判断ミスだと指摘する声も多い。
一応、公式でも邪険な扱いをされやすい舵真秀斗のロックマンゼロの漫画版とは違い、
こちらは公式のシリーズ周年イベントなどでは、歴代のロックマンシリーズの漫画版の一つとして取り上げられている。

3のコミカライズは、エグゼの漫画版を担当した鷹岬諒が担当。
公式も板垣氏の漫画版が賛否分かれた反応だったことを受けてか、鷹岬諒がコミカライズをするという事を強くアナウンスしていた。
3が宣伝展開を縮小していた影響か前後編の短期連載だったが、内容はかなり好評を得ている。
しかし、こちらはこちらで、2022年に復刊ドットコム『鷹岬 ロックマンワークス SSR』で書籍化するまで単行本化していないため読むのが難しかったという悲しい事態になっていた。

パーフェクトコレクションを記念した『3』の後日談となる「流星のロックマン〜(Re)Birthday〜」も担当している。

【音楽】

本作のBGMはエグゼシリーズから引き続き主に青木佳乃氏が手掛けている。
メインテーマであり、毎回アレンジされている「Shooting Star」を筆頭に人気曲が多い。
通常戦闘曲である「Ride On」やボス戦曲である「Wave Battle」は毎回曲が変わっておりどれも根強い人気がある。
中でも3のラスボス曲である「Last Battle(Ver.RR3)」では疾走感と熱さを両立したうえで終盤にはShooting Starの旋律が使われるという非常にカッコイイ構成。

ただし1と2のサウンドトラックはニコイチで発売されたものの、3のサウンドトラックは長年発売されていなかった。せっかく神曲に溢れているのに。
2018年には123セットのサウンドボックスが発売されたことでようやく音源化が実現した。

【余談】

◆エグゼシリーズ続編として見た「流星のロックマン」

人気タイトル「ロックマンエグゼ」の後継作として制作された本作だが、
  • 人間と宇宙人が合体してロックマンになるという設定
  • ロックバスターが左腕に付いたウォーロックの顔、というデザイン(3ではデザインが変更されている)
  • 戦闘システムの大幅変更
  • 3バージョン(続編からは2バージョン)商法
などから、エグゼファンからの発売前評価は厳しいものだった。

特に
  • サイドビューからフロントビューになり、ロックマンが動けるのは左右のみ
  • チップ(流星ではカード)コードの廃止による戦術性の低下(とはいえ、これはどっちもどっちである)
という戦闘システムの大きな変更が、エグゼファン離れを招くことに……。
というか、実際にプレイした訳でもないエグゼ至上主義のユーザーに未だに一方的に叩かれている。彼らのそうした行いが売上低下の最大の原因となったのは間違いない。
まぁそういった新旧シリーズ間の賛否は、初代ロックマンからX、ゼロ、ゼクスやDASHと、新シリーズが始まる度に毎度のことではあるのだが。

しかし、この大幅な変更が、逆に袋小路に陥ったエグゼシリーズとの差別化になったと言えるし、
シナリオもやや暗めの展開ではあるものの、主人公の苦悩と成長が上手く描かれており、完成度自体はかなり高い。
食わず嫌いをせずに一度手を伸ばしてみて欲しい作品である。


スバルは、きょうかアビリティ
「ツイキシュウセイ」を ゲットした!!

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最終更新:2026年08月17日 01:37

*1 改造カードe+に相当する強化要素。ただしカードにパンチされたパターン通りにタッチすれば良いので実物は必須ではない

*2 強力なカードはサイズが大きく、上に乗った他のカードを使用してからでなければ使えない

*3 と言いつつニガテ云々言うのはハープ相手だけで、オヒュカスやヴァルゴ相手には平常運転

*4 冒頭でOSアップデートしてハンターVGになるので、前身にあたる端末も存在すると思われる

*5 ウィルスバスティングの重要性が高まってしまったため仕方ないとはいえるのだが。

*6 そのため『2』までの一般人がパネル変化カードなどをどう使っているかは謎。