AKIRA(大友克洋)

登録日:2012/04/06(金) 15:35:41
更新日:2025/01/16 Thu 21:58:55
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もう始まっている、もう止まらない…


AKIRA(アキラ)



AKIRA(アキラ)は週刊ヤングマガジンに1982年24号から1990年28号にかけて連載されていた大友克洋の漫画作品である。
本項ではこれを原作とし、大友克洋が監督した1988年の劇場版アニメ映画についても解説する。

【概要】

作中時点の近未来である、2019年の退廃した東京を舞台に繰り広げられるSFアクション。

作者の大友は1973年にデビュー。
高校卒業後に上京し、70年代は伝を辿って持ち込みをした後に晴れて掲載が認められた『漫画アクション』の関連誌に於いて、当初は文学作品の漫画化や、映画監督を志していた当人の趣味を反映した極めて実写的なアプローチを以て描かれたオリジナル作品等を発表しており、その(優れすぎて)異質な作風によりじわじわと知名度を挙げていた。

そんな中、編集部からは「SFはウケない」と言われつつも、当人の希望により発表されたのが『FIRE BALL』や『童夢』といった、大友の画力が発揮されまくった壮大なスケールのSF作品であった。

この二作により、一気に名前がメジャーになった大友。
そして、社会現象すら巻き起こした1983年公開の角川製作の『幻魔大戦』にてキャラクターデザインを務めるなど、SF界隈に於いても俄に注目を浴びる中で、その高まり続けていた創作意欲と周囲からの期待の中で『ヤングマガジン』の創刊にあたり、編集部からのたっての希望より世に登場したのが本作であった。

連載開始直後から、デビュー時より更に磨かれ続けていた圧倒的な画力と細かなディテールの作画、壮大なスケールのストーリーにより全世界から絶賛され、早い時期から海外で人気となった。
それまで児童向けと思われていた日本の漫画作品が海外輸出されるきっかけを作り、結果的には日本漫画という枠を越えて、世界的マンガ・オタク文化に於いて非常に重要な意味を持つ作品となった。
作中に登場する「金田のバイク」はおそらく全世界のバイクファンの憧れの的。

単行本はB5サイズの大判で全6巻。

連載開始前はもっと小規模でもっと早く終わる物語の予定だったというが、短編どころか読み切りが殆どの大友作品の中では珍しく長編連載となり、連載途中で作者自らが監督どころかアニメーターとして参加しての劇場アニメ化が実現している。ちょっと意味がわからんわ。
そのため、漫画は長期の連載休止期間が存在する。

【アニメ映画】

1988年7月16日に公開。制作は東京ムービー新社(現:トムス・エンタテインメント)。

製作期間3年。予算10億を注ぎ込み多数の優秀なアニメーターを集めて構築された圧倒的な作画もさることながら、芸能山城組による攻めすぎた方向性のサウンドトラックも印象的。その為に現在に於いてもオーパーツ的な作画で描き出されたジャパニメーションの代表作であり続けている。更に言えば、終盤にはアニメーターが足りなくなりやっとの思いで完成した劇場版に納得のいかなかった大友は追加で1億円を投じて修正版を完成させている。
なお、参加したアニメーターは相当キツかったようでとあるシーンでは彼等の愚痴が描かれている。

詳細は後述の各キャラクターの紹介にて記載していくが、原作者自らが手掛けたとはいえ、制作された時期が連載途中かつ尺の都合かつ物語の整合性と簡略化を図る必要があった為に原作漫画とは中盤以降の展開が大きく違っている(その所為か、アニメ版の方は中盤以降の展開が『FIRE BALL』と似ている)。
そのため、結末も方向性こそ一緒だが登場人物が減らされていたり役割を変えられていたりで最終的な評価としては全くの別物と呼べる。
なので、原作ファンからは少し残念がられていた。とはいえ、あの密度が濃すぎる原作をたった2時間でまとめるのは流石に無理がありすぎる。

余りの作品のカリスマぶりに、本作の翻訳版が発売されて人気を得ていた米国、その娯楽産業のトップであるハリウッドでも幾度も実写映画化案が持ち上がっては頓挫を繰り返しており、下記の原作に忠実な形での再アニメーション化と同時に今度こそ……の実写映画企画がまたもや計画されていたのだがやっぱり頓挫してしまった。

結局は世界的なコロナ禍の影響で延期されてしまったものの2019年の東京オリンピック開催が決定した際には「それを予言していた」として、本作にも再注目が集まることに。*1
そして、翌年の2020年に4K UHD Blu-rayの発売と、時期未定だが原作版全6巻に忠実な再アニメ化が決定した。


【ストーリー】

「新型爆弾」の爆発により旧東京が壊滅したことを発端に勃発した第3次世界大戦から38年が経過した2019年━━━━。
爆心地東京は東京湾を埋め立て、そこに新たな大都市「ネオ東京」として再興し、繁栄を取り戻しつつあった。
そこの暴走族として練り歩いていた少年たち、その一人である鉄雄はバイクで疾走中、突然飛び出してきた老人のような少年と事故を起こしてしまう。
駆けつけた軍は少年と彼に接触した鉄雄を連れ去っていった。
その騒動下で金田は軍に対抗するゲリラと知り合い、軍との戦いに巻き込まれていく。

やがて金田は知ることになる。ネオ東京地下で眠る謎の存在「アキラ」と、それにまつわる世界を巻き込んだ陰謀を。
そして鉄雄の身と心にも大きな変化が及んでいた…


【登場人物】

※主要登場人物の名前の元ネタは『鉄人28号』である。

暴走族チーム

  • 金田正太郎
声:岩田光央
主人公にしてこの漫画の清涼剤。自称健康優良不良少年。チームのリーダー格。
作中では苗字しか呼ばれない。
さん付けはデフォ。ズボラでヤクを決め込む下半身にもだらしない天然不良優良児だが、人情には厚い。
原作では、鉄雄を病院送りにしたタカシ(26号)を甲斐、山形と共に危害を加えようとしたことで彼らナンバーズの超能力を知り、その後反政府軍隊の一人であるケイと仲間になったことで彼女と活動を始めるが、その後第一部3巻ラストのアキラによる二度目の大破壊により何処かに飛ばされてしまい暫く出番が無かった。
……このため、清涼剤が消えた4巻では終盤までギスギスした雰囲気になっている。悪運がかなり強く、死ぬような状況になっても結果的には生き残る
鉄雄に対して挑み続けたのは親友として“落とし前”を付ける為であり、ケイやミヤコの思惑とは無関係ながら金田もまた運命に導かれた存在であったと説明されている。(原作終盤には去りゆくキヨコ(達)から“友達”の一人として数えられている。また、金田から鉄雄への本心が見える場面は涙腺崩壊注意。)
「俺達ァ健康優良不良少年だぜ」という名言があるが、あなたちゃちな興奮剤めっちゃ使っているよねというのは言わない約束。

  • 島鉄雄
声:佐々木望
もう一人の主人公で、チームのスクラムハーフ。凸助。
作中では下の名しか呼ばれない。
金田の幼なじみで、孤児院時代から彼に守ってもらっていたが、慕っている一方で反面では金田に劣等感と嫉妬心を抱いていた。
タカシとの接触というか、それを避けようとしたバイクの追突事故により病院(軍の施設)送りとなるが、それによって眠っていた超能力の才能を開花させてしまうことに。
人知を超えた力を得たことによる興奮と苦痛に苛まされる中で、燻り続けていた金田への劣等感と相まってその超能力を暴走させてしまいネオ東京を混乱に追い込む。
その能力は、後発ながらもキヨコ達とは比較にならないどころかアキラに迫るとも評価される程で、41号のナンバーを与えられる。
そして、その力により封印されていたアキラを目覚めさせてしまい、二度目の大破壊によるネオ東京の壊滅を呼び込んだ。
原作ではアキラを保護した後に大東京帝国を設立し、自らが支配者となるも米国の介入やミヤコに導かれた者達による打倒を目指される。敵対している筈のミヤコらの導きもあってか本当にアキラに匹敵する程の能力を人格を残したままで解放するが最終的には人間としての形を保てなくなる程の存在に。しかし、その力の目覚めは全ての決着の為の切り札として使われる。

アニメでは大東京帝国のくだりは端折られ、能力を開花させた鉄雄がアキラに会いに行く中で鉄雄をアキラの再来と見なす多数の人々を巻き込みつつ起きる混乱が描かれている。特にラストシーンの、力が暴走したことで体が肉と機械が混ざったような醜悪で巨大な赤ちゃんに変貌するシーンは、多くの視聴者に恐怖を植え付けた。*2

  • 甲斐
声:草尾毅
チームのなかでも小柄なやつ。バイクテクニックは実は金田よりも上。アニメでは襲撃(レイプ未遂)されて服を破かれたカオリに自分のジャケットを掛けてあげている紳士。
原作でも二回目の大破壊の後でも生き残り、金田・ケイと共に鉄雄(及び米軍)と戦う。

  • 山形
声:大倉正章
チームメイトのノッポ。原作では暴走した鉄雄を止めようとするものの、金田に攻撃を加えたことに怒り、金田が落とした(その前にケイが金田に渡した)銃を手にして鉄雄を殺そうとするものの、先に鉄雄に超能力で頭を割られたことで死亡してしまう。アニメでも、場面は映さなかったが暴走した鉄雄に殺されてしまう。

反政府ゲリラ部隊

  • ケイ
声:小山茉美
ヒロイン。ケイとは『K』というあだ名であり本名は不明。
ゲリラ組織の一員で破壊活動にも参加していた。かなり顔が整っていて、
その美貌に惚れた金田に助けられたことで彼と行動を共にする。
…の割には裸に色気がない?仕方あるまい。4巻以降は、女に飢えた男達にセクハラをされまくっている不憫な人。
超能力者としての素質を持ち、どんどん深部に入り込む中で才能を開花。
漫画第6巻でミヤコ、マサル、キヨコ達の力を宿して、暴走直前の鉄雄に立ち向かう。アニメ版でも、ナンバーズの3人の力を宿して(というかキヨコ達が勝手に操っているようにも見える)鉄雄に立ち向かう。

  • 竜作(竜)
声:玄田哲章
ゲリラ部隊の前線部隊のリーダーで、ケイの兄貴分。
思想家だがそれが損になることが多かった。
原作では中盤以降は大破壊により仲間を失ったことによるショックで酒に溺れ、ヘタレで落ちぶれた姿を見せる“軽蔑すべき大人”となっていく。アニメ版では、軍隊による総攻撃により負傷し根津のところへ向かったものの、人間不信に陥っていた根津に銃で致命傷を受け、その後死亡した。

  • チヨコ
武器調達係のおばさん。
身長が2メートルはあり、普段はあだ名通りの割烹着&おばさんメイク(?)だが、実際にはゲリラ組織でも最強と思われる戦士であり、原作ではパンチ1つで顔面を粉砕している。素顔だとなかなかの美人。
(当人が)一騎当千の完全武装はお手の物である。
ゲリラに参加してはいたが理想家でも思想的に歪んでいた訳ではなく純粋に大人として若い金田とケイのことを気にかけるようになっていき、最終決戦でも少年達を守り抜く。

軍(アーミー)

  • 敷島大佐(大佐)
声:石田太郎
アキラプロジェクトの最高責任者。厳格でやり手の渋いおっさん。
冷徹な印象を持つが研究対象の子供に愛着を持つなど、情には熱い。
原作では二度目のネオ東京壊滅後はアーミーも壊滅しているために自身がゲリラのような立場となりつつも鉄雄とアキラを止めようと動き、金田やケイからも信頼を置かれている。
アニメではアーミーが壊滅しない為に対鉄雄の指揮官として大規模な作戦を実行……と全く印象が違う。
最後には暴走した鉄雄に巻き込まれそうになるも、アキラが放った光で鉄雄の動きが止まった間にキヨコが
安全な場所へテレポートさせたことで事なきを得た。

  • Dr.大西(ドクター)
声:鈴木瑞穂
アキラプロジェクトの研究指揮を務める科学者。
因みに、原作では中盤のアキラ復活の際に死亡している。
アニメ版では大佐同様にアーミーが壊滅しないこともあってか、大人達のやらかしを一手に引き受けたようなマッドサイエンティストになってしまっており、下手すると劇中でも最も嫌われるキャラになってしまっている。(原作では似たような立ち位置のアメリカ人の科学者が登場するし、ドクター本人は中盤でフェードアウトするわで、そこまで悪いことをしていたというイメージが無い。)
そして最後には周りの建物に押し潰されるという何気にカオリと似たようなグロい死に方をした。

ナンバーズ

軍の超能力開発研究で研究対象となった子供。元々は実験に失敗したものも含めて何十人もいたのだが、アキラの光にその大半が巻き込まれ、現在は数えるほどしかいない。
薬の副作用で肉体は老化しているが、精神は子供のままである。なお、声優は全員子役。

  • キヨコ(25号)
声:伊藤福恵
登場したナンバーズの中心的存在の少女(?)。未来予知を得意とする。
ベッドに寝たきりなほど体が弱い。
原作ではミヤコと共に最大限まで高めた鉄雄とアキラの力を相殺する計画を遂行するべく尽力する。

  • タカシ(26号)
声:中村龍彦
3人の中では一番精神的に幼く、気弱な性格。
序盤でラボを脱走し鉄雄と接触してしまい、結果彼を超能力に目覚めさせるきっかけを作ってしまう。漫画版では第1部終盤で死亡し、アキラが大破壊を引き起こす一つの原因となってしまっている。

  • マサル(27号)
声:神藤一弘
小児麻痺で浮遊椅子で移動する。
実験段階では健康体だったが超能力の開発計画の中でそんな身体になってしまった模様。
スーツでキメてるデブガキだが、影は薄い。原作ではキヨコと共にミヤコの助けとなる。

  • アキラ(28号)
声:なし
この作品最大のキーパーソンの少年。
ナンバーズの中でも別格と言える程のあまりに強力な能力を保持しており、それが覚醒時に旧東京を崩壊させる原因=大破壊の発生となった。
元々は普通の子供だったが、現在は感情が無いのは覚醒時に人格を吹き飛ばされてしまっている為で、言うなれば“力”の溢れ出す水門の様な存在となっている為。ただ、タカシが死んだときには悲鳴を上げている。本当に感情無いのか?
大破壊以降、ネオ東京の地下で冷凍保存されていたが、自分とよく似た力を持つ鉄雄に触発されるようにして自らを解放。
復活後、意識が繋がったタカシが殺されたショックから再び力を解放してネオ東京をも破壊してしまう。
その後は鉄雄に保護され“大覚様”と呼ばれ大東京帝国の生き神様として祭り上げられていた。
映画では大破壊後、原因究明の為に肉体をバラバラに解体された上で更に厳重に封印されていた。
鉄雄により封印を解かれた時点では死亡していると思われたが……。
原作ではミヤコの計画の要として、高まり続ける鉄雄の力を相殺する役目を期待されるが当人の意識がないこともあってか暴走気味。
しかし、最終盤にて再会したキヨコとマサル、更には死んだはずのタカシや既に死んでしまっていたはずの“仲間”達に導かれて力を解放……そして。


その他

  • ミヤコ
声:北村弘一
信仰教団「ミヤコ教」の教祖の老婆。他者の視覚を共有する能力を持つ。
実はアキラやキヨコ達よりも前の世代のナンバーズである「19号」……。
能力を解放する実験の途中で長期に渡る仮死状態に陥り廃棄され、アキラの目覚めによる第二幕破壊が起きた後に自我を取り戻し、その期間に見たヴィジョンに従いミヤコ教を設立した。
封印されたアキラによる再びの大破壊を警戒し根津を利用しつつ監視をさせていたが、鉄雄の登場や根津の野心による暴走により結局は再度のアキラの復活と二度目の大破壊を目撃することに。
ネオ東京崩壊後はキヨコとマサルを保護しつつ、鉄雄の支配を打破するための指導者として奮戦する。
原作では、仮死状態の中でアキラや鉄雄、金田やケイといった運命に導かれた存在の姿を見ており、災厄を防ぐべくいち早く事態の解決を志し、主要人物たちの多くに助言を与え、尚且つ自らも命を懸けて世界の平定に乗り出し、そしてネタバレになるので詳細は避けるがクライマックスでも命をとして金田とケイ、キヨコやマサルを導くなど、ほぼ裏主人公的な活躍を見せていた。が……映画版ではただのモブキャラ。どうしてこうなった……。
原作では女傑すぎてマジミヤコさま。

  • 根津
声:大竹宏
国会野党のトップにある政治家。
同時に、ケイや竜達ゲリラのスポンサーでもあり実質的な指導者でもあった。
ミヤコ教から援助されつつ政界に入り込みアキラの存在を探っていた。
その名前と風貌からミヤコから「ネズミ」と呼ばれる。
しかし、徐々にアーミーがひた隠しにしていたナンバーズやアキラの存在が明らかになる中で、ミヤコを裏切り自らがアキラの力を背後に付けようと野心をむき出しにした結果、自業自得な最期を迎えた。原作でネオ東京が壊滅したのはこのドクズのせい。
アニメ版では、中盤で自身が患っていた心臓病によって亡くなっている。

  • カオリ
声:渕崎ゆり子
大東京帝国時代、鉄雄の侍女として働いた少女。
元々は食糧配給に並んでいた所を捕まえられた鉄雄の慰安用の使い捨ての少女だったが、本人も意図しない偶然から生き残り鉄雄に気に入られる。
以来、鉄雄に誠意を尽くした他、アキラの世話役も任せられる等、鉄雄にとっては唯一本心から頼れる存在となっていく。
映画では最初から鉄雄のガールフレンドとして登場したが、肉塊と化した鉄雄に押し潰されるというトラウマ級の最期を迎えた。

  • ジョーカー
金田のチームと敵対する暴走族「クラウン」のボス。デブ。
映画では出番は少しだったが漫画では後半に再登場。意外にもメカに強く、チームのバイクのメンテナンスは自分でやっていたらしくアーミーから奪ったフライングプラットフォームも修理してしまった程。
その能力を見込まれて、口喧嘩こそやまなかったものの金田の頼れる相棒格となる。

  • 隊長
原作にのみ登場。本名不明。大破壊の後に偶然アキラを見つけ、手なづけた(と本人は言っている)ことで大東京帝国の隊長になることができた、かなり運の良い人。4巻から登場し、外面は鉄雄に忠実なのだが、鉄雄に何も言わずにミヤコ教団の神殿を襲撃したりと自分の身を守るために独走することも。
そして、鉄雄の力が暴走し始めると鉄雄の導きにより“力”に目覚め始めていた手勢を率いて自分達だけは生き残る道を探ろうとするなど、汚い本性を露にしてゆく。
……原作にてカオリを殺したのは、鉄雄に自分達の裏切りが知らされるかもと思った、このドクズの仕業である。(おまけにカオリ自身は隊長達の裏切りにショックを受けて鉄雄の身を案じて走り出しただけ。)
最後は、アメリカ軍の刺客が鉄雄を狙って放った細菌ガスの巻き添えで死亡した。ざまぁ






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最終更新:2025年01月16日 21:58

*1 結局、時期がずれたので予言は外れた━━と思いきや、漫画でも“AKIRA”の目覚めのせいで開催は延期されているという説が今度は流れることに。

*2 原作でも巨大な赤ん坊の姿になるが、人の形を無くす程に高まった能力の具現化という描写で機械は取り込まれていない。