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はだかのれおん

登録日:2012/04/21 Sat 16:47:11
更新日:2026/07/19 Sun 00:52:15
所要時間:約 3 分で読めます





はだかのれおん』とは、かでなれおんのオールカラー写真集である。 


【概要】

2004年、かでなが18歳になった年に発売されたヘアヌード写真集。
この発売タイミングは、発売元の朝日出版社から「少女から女へと変わる奇跡の一瞬を、シノヤマキシンのデジタルカメラがとらえた」と表現されている。

売り上げ部数は2008年時点で20万部を突破していたらしい。*1

ちなみに、本作より前の2003年に発売された写真集『HHH』では久紗野(くさの)水萌(みなも)名義であったため、かでなれおん名義としては本作が初の写真集となる。

+ 書誌データ
発売元:朝日出版社
発売日:2004年6月12日
モデル:かでなれおん
撮影:篠山紀信
価格:2,500円(税込)
ISBN:9784255002835
Cコード:C0072
ページ数:128ページ
判型:A4判変型


【特徴】

本作の大きな特徴は、全編がデジタルカメラによって撮影されていることである。
当時の写真集制作ではフィルム撮影が主流であり、商業作品をデジタルカメラのみで制作する試みはまだ珍しかった。
朝日出版社でも、日本における本格的なデジタル撮影写真集の先駆的な作品の一つであるとして紹介しており、写真業界からも技術的な挑戦として注目を集めた。

なお、篠山紀信はデジタル作品を発表する際、自身の名前を「シノヤマキシン」とカタカナ表記することがあり、本作でもその表記が採用されている。
これはフィルム作品との区別を分かりやすくするための工夫として知られている。

発売前にはカメラ・写真専門誌『アサヒカメラ』で一部の写真が先行公開され、写真愛好家や業界関係者の間で話題となった。
デジタルカメラによる新しい表現方法や画質への関心が高まっていた時期でもあり、本作は写真技術の進歩を象徴する作品として注目された。


【内容・評価】

作品全体は、モデルの自然な表情や雰囲気、光と影の演出、構図の美しさを重視した構成となっており、篠山紀信らしい作風が随所に見られる。
当時としては先進的だったデジタル撮影を全面的に採用しながら高い完成度を実現したことも、本作が評価される理由の一つとなっている。

一方で、掲載写真に対する評価が高かった反面、印刷に使用された紙質については改善を望む意見も見られた。
より高品質な用紙であれば写真の魅力がさらに引き立ったのではないかという感想もあり、装丁面には賛否があったものの、作品そのものへの評価は総じて高かった。


【余談】

  • 写真集制作までの事情
撮影当時のかでなは18歳になったばかりであり、写真集制作のオファーを受けた際には驚いたと語っている。
しかし、撮影を担当するのが篠山紀信であることから、写真家としての実績や表現力に信頼を寄せ、出演を決意したという。

そもそもオファーがあった経緯はよく分からないのだが、かでなは本作以前にも『週刊ポスト』において篠山紀信との共演経験があったようなのでその繋がりだろうか。*2

  • かでなれおんのその後
本作のヒット後も芸能活動を継続し、2008年にはオスカープロモーションへ移籍して活動の幅を広げた。

その更に後、2015年にはエムアップから『アカルクモナク、はだかでもない れおん』という、明らかに『はだかのれおん』を意識したのであろうタイトルのデジタル写真集が発売された。
ちなみにこちらを撮影したのは篠山紀信ではなく宮澤正明。
2022年には発売元が講談社に代わり、2026年現在も配信されている。

  • 篠山紀信の作品として
写真家・篠山紀信のデジタル撮影への取り組みを示す作品の一つとして語られており、日本の写真文化やデジタル写真の歴史を振り返る際には現在も取り上げられることがある。



追記・修正は革新的な技術を使ってグラビア撮影しながらお願いします。

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最終更新:2026年07月19日 00:52

*1 参照:https://www.cinematoday.jp/news/N0015305

*2 参照:https://shinoyama.net/d_pg/sbook/title/029knr1/index.html