登録日:2030/07/12 Fri 2026/09/25 Fri 20:20:45
更新日:2026/09/25 Fri 22:20:27NEW!
所要時間:約 12 分で読めるよー!
ヤオヨロ~♪
ツクヨミの管理人・月見ヤチヨだよ。
この項目はアニメ映画「超かぐや姫!」の一部ネタバレを含んでるよ。
まだ映画を見てないwiki篭りのみんなは、閲覧する際には注意してね。
それじゃあ、当項目をご覧あれ~♪
かぐやは、Netflix向けアニメーション映画「
超かぐや姫!」の登場人物である。
酒寄彩葉と共に、本作のW主人公の一人。
CV:夏吉ゆうこ
【概要】
今は昔でもなければ超未来って程でもない、2030年7月12日金曜日の夜のこと。女子高生の酒寄彩葉は家出同然に一人上京、勉強にバイトに推し活に……と超絶多忙限界ギリギリな生活を送っていた。
夜、帰宅途中の彼女が自宅前で見つけたのは
もと七色に光るゲーミング電柱。あやしがりてよりてみた所、中には1人の赤子がいた。
相談しようにも状況が異質すぎ、かといって見捨てることもできず……といった具合で世話を見ていた彩葉。この不思議な赤子は短期間で成長し、彼女が見ていた動画などにも関心を示すように。
やがて週末最後の夜──空腹を訴える声で起こされた彩葉が見たのは……彼女と遜色ない10代の少女の姿であった。
月(?)から来たという彼女に、彩葉は何か知らないかと「
竹取物語」、即ちかぐや姫の絵本を見せる。話の筋書きを聞いた少女は、「かぐや姫は記憶を失って月に帰ってしまった」という超絶
バッドエンドの前に不満爆発。
こういう終わりなのだから仕方がないと冷めた雰囲気の彩葉に対して、彼女は高々と宣言する。
決めた!自分でハッピーエンドにする!
そんで、ハッピーエンドまで彩葉も連れてく!一緒に!
翌日、カフェで親友の芦花・真実に奢られていた彩葉の元に、留守番に耐えかねて尾行してきた例の少女が割り込んでくる。関心を示して名前を尋ねる二人に対し、彩葉は咄嗟に「かぐや」と名付け、彼女もすぐに気に入った。
その夜、彩葉と共にログインした仮想世界・ツクヨミにて、その管理人にして彩葉の推しである大人気ライバー・月見ヤチヨのライブを通し、ライバー活動に関心を持ったかぐや。彼女とのコラボライブ権を掛けたイベント「ヤチヨカップ」優勝のため、いろPこと彩葉と強引にタッグを組み、ツクヨミで配信の道へ進むことになる。
【外見】
強い日光に当たっても全く日焼けしない白い肌の持ち主。現実世界で成長した当初は麻色のロングヘアだったが、ツクヨミでのアバター作成後に気に入ったため金髪にした。ちなみに容姿はその場で変更可能であり、緑髪やピンク髪褐色肌に即座に変更するさまを見せて彩葉をドン引きさせている。
部屋着は彩葉が持っていた黒のTシャツで、腕には銀色のブレスレットを常に付けている。
ツクヨミではウサギモチーフのアバターを使用、赤ベースの丈の短い和装を模した衣装をまとう。三日月形の髪飾りや靴についているうさぎ型のチャーム、腹部の三日月形の模様に見せかけた肌見せ穴などがトレードマーク。
最初に見た彩葉曰く「金髪ギャルいかぐや姫」。
【人物】
天真爛漫で好奇心旺盛、わがままで破天荒、常に全力で元気いっぱい。
本人も自覚ありの「キュートな悪童」。ノリが良く喜怒哀楽が非常に豊かで、基本的にクールでツッコミ気質の彩葉とはバディものらしい好対照を示す。
遊ぶことが大好きで、同居人である彩葉には常に構ってもらいたがる。居候やライバー活動への協力を頼んだ時など、上目遣いで物事を頼めば、基本的に人がいいというかチョロい彩葉は断れず受け入れてしまう。
彩葉が夕食に買ってきてくれたオムライスのみならず彼女のタコライスまで平らげたことに始まり、彼女の貯金で勝手に12万円のスマコンや大量の食材を購入する、配信用の小道具でアパートを埋め尽くす、ガチ恋勢の求婚コメントに対し勝手に彩葉との対決を企画する……など、世間知らずも相まって傍若無人な性格をしている。
一方で、自分を拾ってくれた彩葉のことは大事にしており、彼女が風邪で倒れた後にはバイト先に休みの連絡を入れておき、食事を作ってあげるなど甲斐甲斐しく世話をした。
バッドエンドはたとえゲームでも嫌いであり、日々ギリギリで生きていた彩葉と一緒にハッピーエンドに向かうため、周囲を巻き込みながら動いていく。
携帯ゲーム機からバーチャルペットプログラムである「犬DOGE」を作成したり、彩葉の現金を勝手に使った後は「データを書き換えればお金を増やせる」と提案したりと、プログラミングに関しては非常に高い能力を持っている。
他には料理も得意。まともな食生活を送っていなかった彩葉のために味も栄養もエンゲル係数も完璧な夕食を作り、直前のスマコンも含めあまりの出費を前に心の冷え込む彩葉を満足させて黙らせた。それ以降も魚の解体から始める寿司づくりなど、たびたび本格的な料理を作っている。
新人ライバーながら様々な企画を通して短期間で最上位人気まで上り詰める、KASSENにすぐに適応しとっさの判断でプロゲーマーのブラックオニキス相手に奇策で善戦、彩葉の作った楽曲に即興で歌詞をつける……と、そのマルチな才能は本編中いかんなく発揮。
『「超かぐや姫!」の「超」担当』と言われるハイスぺ女子高生な彩葉の存在が目立つが、こっちもこっちで『「超」かぐや姫』というのがふさわしい多芸である。
ただ漢字を覚えるのは苦手だったのか、劇中でのメモは悉くひらがな・カタカナで書かれている。他には整理や洗い物も苦手で、配信用の道具や使用後の食器が散らばっている場面が少なくない。
KASSENでは竹束をあしらった形状のハンマーを使用。
質量を生かした打撃に加え、鰻ミサイルによる遠距離攻撃、ロケット噴射による攻撃力増加、さらには単体飛行も行えるマルチウェポンになっている。破壊力はあるが小回りの利きづらい重量級の武器とあって、小回りが利いて手数が多い分突破力を欠く彩葉とのタッグはバランス良好。
好物はパンケーキ。最初に食べたのは彩葉が粉と水だけで作った貧乏飯であり、味は「クソまじぃ……」と顔芸しつつ悪態をつくようなものだった。その後同日に尾行した彩葉から向こうに顔芸をさせつつつまみ食いしたカフェのパンケーキに感動。それ以降は彩葉がホットケーキミックスを買おうか考えている場面もあり、大好物になった模様。
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ネタバレ:そのルーツ |
その正体は自己申告通り、月から来た「月人」の一個体。ただ、月人の住まう「月」とは我々が知る地球の衛星とは別物であり、月人も生物というよりは思念体・情報生命体に近い存在である。ツクヨミが月の世界に似ている、という彼女の印象はこのことから。
多くの月人が礼をするなど敬意を見せていることを基にすると、月では重要なポスト、高貴な身分だったと考えられる。
月人は不死かつ争いもない平和な社会を築いていたが、他方では肉体が無いために温度や味、感情も存在しない。月人の中では例外的に豊かな感性を持つかぐやは、やがて同じことを繰り返し続ける月での生き方を退屈に思い始めた。
その中で覗いた地球とそこに生きる人々は、複雑で一度きりで自由なものに思えた。それで宇宙船を使って抜け出し、搭載されている肉体の実体化機能で彩葉と出会ったのである。
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【かぐやいろPチャンネル】
このボロアパートから伝説が始まる……!
ボロアパート言うな
かぐやと彩葉による劇中におけるチャンネル。
記念すべき最初の動画は不協和音のジングルにかぐや画伯のイラストと共に自己紹介しただけで終了、最後は切り方が分からず顔バレと散々なものであった。直後に彩葉をプロデューサーの「いろP」として巻き込み、彼女の作曲や演奏の元共同で活動することに。直接顔出しを嫌った彩葉はきつねの着ぐるみで登場していたが、ブラックオニキスとの試合で初顔見せ。
活動スタイルは彩葉作曲の歌動画やライブの他、お悩み相談に顔出しでのゲーム配信、SNSでのダンス動画、チャレンジ動画、バラエティ出演など、とりあえず思いついた物をやるかの如く自由自在。そのフリーダムなスタイルから人気を集め、ごく短期間でグッズ展開なども行われる人気ライバーに。
彼女のファンになった帝アキラ率いるブラックオニキスから挑まれたKASSEN対決にこそ敗北したが、いろPの顔出しや白熱した試合展開もあり、直後の結果発表において彼らを抜きヤチヨカップ優勝を飾った。
活動による莫大な収入の結果、生活に余裕が出るどころか、家賃月額35万のタワマン上層階を借りれるほどの富を得るに至った。どうやら流れ星への願いは叶ったようである。
開始の挨拶は「かぐやっほ~!」。本編では未登場だが終了時は「おつかぐ~」とのこと。
プロモーション施策として、現実のYouTubeでも活動を行った。
【人間関係】
家主兼友人……兼母親?
わがまま放題で困らせる一方で、多忙な環境のせいで思いつめがちだった彼女を結果的に救う形となった。出演したバラエティ番組では「無人島に持っていきたいもの」としてうっかり本名を出しながら挙げていた。
最初は避けたがっていた彩葉も、生来の人の良さもあってかなし崩し的に受け入れていき、仲を深めていく。とある場面では「もう結婚しちゃおうかな」と冗談交じりで言うかぐやに対して「食事代折半してくれるなら」とまんざらでもない反応を示した。
彩葉の推しライバー。
彩葉が彼女のミニライブにかぐやを連れて行ったのがツクヨミとの出会いの契機となった。ライバー活動の動機は彩葉を魅了する彼女への嫉妬や対抗心という側面も強い。
ほわほわしていて若干テキトーなヤチヨに対してはツッコミに回ることも多いが、そこも込みで割と好きだった模様。
ヤチヨが連れているウミウシ型のマスコット。かぐやと彩葉に対してはなぜか辛辣な物言いが目立ち、かぐやの方も思いっきり握るなどして反撃している。
彼女が作り上げたペットプログラムで、ツクヨミにも連れて来れた。劇中だと絡むシーンは少なめではある。
トップゲーマーかつ彩葉の兄。
配信を見てかぐやの破天荒ぶりのファンになったらしく、突如求婚を巡ってKASSENを繰り広げることに。尤もファン内でも「いつものこと」みたいな扱われ方をしていたし、当の本人も無理やり奪うつもりはなかったので、共演の口実だったのだろう。
彩葉の友人たちで共にインフルエンサー。
カフェでの初対面で「築地生まれの彩葉の従姉妹」と紹介されてから可愛がっており、メイク、食事、ゲーム配信、KASSENなど一緒に活動することが多かった。
【歌唱楽曲】
オリジナル楽曲。彩葉が初めて作った曲にかぐやが歌詞を付けたデビュー曲。初期のヒットソングとなったようで、劇中内でもファンによる「踊ってみた」と思しき映像が流れている。
タワマン転居後の彩葉との日常シーンにて使用。
コラボライブにて披露。ヤチヨとの即興で本家MVを模した演出も。
コラボライブにて披露。本作のメインテーマ。
オリジナル楽曲。シチュエーションもあってか明るさと切なさを備えた楽曲。
オリジナル楽曲。彩葉が父親と共に作っていたものの未完成のままだった楽曲で、かぐやの頼みを受けたもののワンコーラスまでしか作り切れなかった。Rememberと一部のメロディが似ているが……?
1週間限定上映開始1か月後の4月期間の上映ではRayの代わりにMVが上映されている。
本作のエンディング。原曲はBUMP OF CHIKENによる初音ミクを交えた楽曲であり、現実と電子が交わる物語の締めとしては最適なセレクトと言えるだろう。
MVはある意味本作の真のエンディングとも言える。
ボカロ史を代表する一曲のカバー。Rayの後にスペシャルトラックとして流れる。
本編以外ではYouTubeにて「竹取オーバーナイトセンセーション」「夢をみる島」をカバーしている。
ヤチヨとのコラボライブ直後、ライブ会場に姿を現した不気味なアバターたち。
管理人であるヤチヨの介入でアバターたちは撤退してその場は収まったものの、彼らとの接触により、かぐやは自分の出自を思い出し、月人は仕事を放り出してきた彼女を連れ帰りに来たことを知る。
彩葉に誘われた花火大会で語らう2人。彼女を引き留めようとする彩葉だが、かぐやは帰る覚悟を固めていた。
もっとやりたいことがあったとしても、逃れられない運命は受け入れて覚悟する。そして最後まで楽しく運命へ向かっていく──最初の夜に彩葉が語ったことを、不死の月人と違って有限で一度きりの人生を生きている人間の綺麗さを、自分も行動で示すように。
配信者卒業を発表したうえで、月人が迎えに来る満月の2030年9月12日、卒業ライブに臨む。
ヤチヨからエールを受けてステージに進んだ先には、連れ帰りに来た月人を撃退せんと集まった芦花・真実・ブラックオニキスの面々、そして彩葉の姿が。ハッピーエンドのため抗っているその姿にに思わず泣き笑いしながら「みんな自由だー!!」と叫んだ。
ヤチヨのプロデュースで最後のパフォーマンスを繰り広げ会場が盛り上がる一方、それを彩る演出のように月人の軍勢に対して抗戦する彩葉たち。
月人たちが攻勢を強めるのと時を同じくするように、本物のかぐや姫を彷彿とさせる十二単風の衣装に切り替えた彼女は、彩葉が作ってくれた最後の曲でパフォーマンスを始める。
プロゲーマーであるブラックオニキスが信用を失う覚悟で行ったチートも通じず、月人はかぐやのいるステージにたどり着いて包囲する。それでも眼前に来たリーダー格のボサツ型に対して、地球の暮らしは楽しかったと報告。
ファンに感謝を伝えながら、月人たちと共に離れていくかぐや。
最後は、電子の世界では離れていても、現実では一番近くの場所にいる一番のファンに、改めて自分の思いを伝える。
おとぎ話をなぞるかのように、羽衣を着せられた彼女からは感情が失われ、月人たちとツクヨミの空へ昇り、消えていった。
彩葉がログアウトした時、かぐやの姿はもう影も形もなかった。昔使った分の埋め合わせであるウォレット送金が、彼女が確かにいた名残のように残っていた。
しばらく失意に沈んでいた彩葉だが、いつも通りの日常が戻ってきた。
ひと夏のかけがえのない出会いと別れ。この思い出を胸に、彩葉は前に進む。
ハッピーエンドではなくとも、普通の十分結構なエンディングがそこにはあった。
余談
- 向かい側の彩葉が食事しているのを鏡写しに覚えたため、利き腕は左腕。実際に冒頭でオムライスを食べているシーンでは左手側にスプーンを持っている。一方で右手側に箸を持っている場面も。
- 「私は、わたしのことが好き。」のMVでは「誕生日は7月5日」と表記されていたが、実際に地球に降りてきたのは7月12日。ミスか、或いは誕生日と降りてきた日が別なのかと言われていたが、後に山下監督の公式Xから正式に7月12日が誕生日ということが明言された。理由は「かぐやが単純に誤認していたから」とのこと。
決めた!自分で追記・修正する!
そんで、良項目まで彩葉も連れていく!一緒に!
- 私、かぐやとの思い出を胸に、前に進むよ! --168P
「ハッピーエンドはいらない、普通のエンディングでいい」。
かつて自分が語っていたそれは、愚直により良い方向に向かおうとし続けたかぐやと過ごした時間の中で、彩葉がたどり着きたいものではなくなっていた。
もう一度会いたいと願いつつ、彩葉はバイトに休みを入れ、栄養ドリンクとカップ麺を積み上げ、母親相手にも歩み寄る機会を得ながら、不眠不休で未完成だった曲を完成させる。
貰ったブレスレットを片手に、彩葉は完成させた歌、彼女と過ごした時間への返信を歌う。それは宇宙を、次元を超え──彼女の耳にもたどり着いた。
大事な記憶、大切なメロディを思い出したその眼にはまた光が灯る。
- ヤチヨの方も近日中に立てようと考えております -- 作成者 (2026-09-25 20:33:38)
- なかなか立つのが遅いなと思ったけど十五夜を待ってたからなのか -- 名無しさん (2026-09-25 20:45:30)
最終更新:2026年09月25日 22:20