サンゴッド(ロックマンギガミックス)

登録日:2012/02/04 Sat 19:37:35
更新日:2025/10/28 Tue 09:30:58
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太陽神 サンゴッド降臨



有賀ヒトシの漫画『ロックマンギガミックス』に登場した、アースが召喚した戦闘用ロボットにして、本作最後の敵である。


【基本】
一応、スペースルーラーズの一員だが、その力はアースら9体とは別次元の物を持つ。
暗黒の月「ダークムーン」が一定の絶望を食らう事により孵化し、その中から現われたのがサンゴッド。
容貌は原作ゲームに近いが、関節部から炎を常に噴出しており、そのせいで顔に陰がかかり全く表情がうかがえない外見になっている(ラフ画には目付きの鋭い青年の姿が描かれている)。

一見、ロボット戦士にも見えるが、その実態はロボットでもましてや生命体でもなく、人型に具現化したエネルギーの塊ともいうべき存在。
スペースルーラーズを製作した異星文明の面々は、超エネルギー元素(以下、SEE表記)を最大限に抽出するには「心」が必要と判断*1
アースを神子として、心を集める器「ダークムーン」により大量の心を集め、それを大きな力に変える計画を建てた。
しかし、当のアースたちは「手っ取り早く集めれるのは恐怖といった負の想念」と判断し、結果、現代に出現させたダークムーンから生まれたのが負の心の集合体とも言うべきサンゴッドだったワケである。
つまりは本作における彼はSEEを引き出す力の門が人の形をしているという、トンデモな存在なのである。


【能力】
◆バスター
右腕の主武装。
ロックマンのソレより大口径。
エネルギー結晶体を装備した事でアースの防御力場を貫けるまでに至ったロックマンのバスターを遥かに上回る威力を誇り、地球をコレで攻撃した際に、ロックバスターで相殺出来ず、逸すので精一杯であった。
が、真の恐ろしさは威力に非ず。
なんとロックバスターで細かい光条になった光が地球に降り注いだ事により、世界中で天変地異が発生。
震災、津波等々……最早オカルトである。


◆炎
体中の炎を相手に放つ技。
前述のバスター程の威力はないものの、広範囲をカバー出来る故、回避は困難である。


【まとめ】
その出現条件から、彼はロボットという範疇を超えた存在であると言える。
それこそアースが言うように【神】と呼ぶべき存在なのかもしれない。
……が、喋らない特性や登場期間の短さもあり、アースらルーラーズ程キャラ立ちが出来て無いのが非常に残念でならない。むしろ数分で世界中から集まった戦闘ロボットを単独で殲滅したアースの方が……。
能力的にはサンゴッドの方がとんでもないのに。
まぁ一番とんでもないのはジュピター・アース戦後、すぐにサンゴッドとタイマン張って勝ったロックマンか

最後はロックマンとの死闘の末、敗北。
なんだかんだで分かり合えた原作とは違う顛末となった。(コミュニケーション取れる相手でもないが)




追記・修正神 wiki籠り降臨

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最終更新:2025年10月28日 09:30

*1 後にワイリーも同じ結論に達している。