ダミュロン・アトマイス

登録日:2011/08/31(水) 02:32:00
更新日:2023/08/31 Thu 20:00:14
所要時間:約 3 分で読めます





バンダイナムコゲームス(以下バンナム)が発刊している
“テイルズ・オブ・ヴェスペリア”
の番外編『虚空の仮面』に登場キャラクター。


本編から凡そ十年前位の時間枠で物語は進み、当時の騎士団やアレクセイをうかがい知れるのでファンは是非一読をお薦めする。



以下からは本編のネタバレを含みますので注意。






ギルド“天を射る矢”の幹部であり帝国騎士団の隊長主席であるレイヴン、またはシュヴァーンの本名であり過去にはとある隊の副官を勤めていた。


出身は東大陸イリキアの“ファリハイド”と呼ばれる帝国の高貴な者達が命脈を保つ歴史有る都市で、アトマイス家の次男坊としてダミュロンは生を受けた。


ファリハイドきっての名門であるアトマイス家であるが、貴族の次男坊というのは家督とは無縁だが豪華な生活で何一つ困る事は無い為に成人しても一人身でふらふらしていたらしい。


そんな息子と父親は折り合いが悪いのは必然であったのか、父であるスパルドは好き勝手に日々を生きるダミュロンに対して騎士団に入り規律を守る生活を送り、貴族としての品や振る舞いを覚えて欲しかった様だが当人はあっさりとその話を一蹴している。
だが、女性にだらしないダミュロンに少なからず恨みを持つ者も居るのに加え、スパルドが既に騎士団入隊を確定していたので追い出されるよりは自分の修行の為に出て行くと前向きに生まれ育った街を後にしている。



騎士団に入隊し暫くぶらぶら不真面目に任務をこなしていたがとある日、同じ隊の仲間と城下でナンパする運びとなりこの時のダミュロンはあまり乗り気ではなかったが断る事も出来ずに渋々同行する。
強引に事を進め拒絶されたら身を引こうと思案していたが、自身の目論見を崩すかのように飛来した矢により壁へと磔にされてしまう。そこで物言わぬ彼女――…キャナリに敗北感に似た感情を抱く。


それから約一ヶ月後のとある夜、酒が入りほろ酔い状態のダミュロンは下町に足を運ぶ。そこで聞こえてきた妙な音を頼りに音源の元へ行くと先日会ったキャナリと対面してしまう。酒の勢いも相俟ってダミュロンの一方的な口論に発展し騒ぎを聞き付けた下町の住人に目撃されてしまうが、彼女の機転によりその場を離れる事に。―――…たった一つの思いを胸に抱きながら。
その後同僚達と酒を飲み交わしている中、同病相哀れむの体で結託しキャナリに対し仕返しを企てる。しかし内心ダミュロンはそんな彼らに嫌悪感を覚える。

その内容と言う物が彼女の輸送隊護衛の任に就く彼女を待ち伏せし、魔物に輸送隊を襲わせその隙に荷物を奪い面目を欠くと言う物。

しかし、その仕返しが輸送隊に大量の魔物を群がらせてしまうという事態を引き起こす。
孤立したキャナリをダミュロンが助けに入るが数にものを言わせる魔物達に追い詰められるが、帝都からのキャナリが所属する援軍に二人は救助される。

倒した魔物達を持ち帰り下町へ食料や道具の材料として人々へ贈り感謝されるキャナリと部隊。
そんななかで、ダミュロンも人々から感謝され、人々からの感謝も悪くはないと満足感を感じるのだった。







追記、修正は頼んだわ。


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最終更新:2023年08月31日 20:00