登録日:2014/2/27(日) 22:17:46
更新日:2024/10/17 Thu 21:55:05
所要時間:約 3 分で読めます
スチームワールド ディグとは、
ニンテンドー3DSから2013年11月20日に配信されたDLゲームである。
発売元はインターグロー、価格は800ニンテンドーポイント(=800円)。
◯ストーリー
蒸気で動く「スチームロボ」が存在する世界。そのスチームロボであるラスティは、ある日突然、叔父ジョーの鉱山を相続し、その鉱山町で有るタンブルトンを訪れる。しかし落盤事故により辿り着いた地底で、叔父の遺体を発見してしまう。
何故叔父は死んだのか?ラスティはタンブルトンの住人の頼みもあり、町の復興と真相の追及を求め、金銀財宝と危険なバグの眠る鉱山地底を掘り進む。
◯概要
「2Dスクロール採掘アクション」と銘打たれた本作、基本的な進行は地底を掘り進みながら、地下に眠る鉱石や自分を強化するアイテムを手に入れながら地底深くを目指すというものである。この地底の状況は一定ではなくプレイごとに変化していく。言うなればメトロイドにミスタードリラーの要素をプラスした、というのがわかりやすいかもしれない。
ただ、何も考えずに掘り進みゃあいいわけではない。このゲームの特徴として、どこまで掘り進むか、いつ戻るかの駆け引きが大きい。
まず、ラスティの持っているランプは常時油を消費するため、明かりを確保するためには適時地上に戻らなくてはならない。(帰還すれば自動で回復する。)また、装備を強化するための資金は鉱石の換金によって得るが、持てる数にも限りがある。
また、後述するアクションに必要になってくる水分は地上に戻るだけではダメで、地底に偏在する水場から逐一補給しなければならない。そのため、戻る時に手間取らない、または水分を手軽に補給できる環境を整えながら掘り進む事が求められる。最悪の場合水分も明かりもなく、帰還もできない状態だと自滅せざるを得なくなる。
因みに死亡ペナルティは所持金半減➕持っていた鉱石をその場に撒き散らす。回収の手間もありクリア評価も下がるので絶対に避けたいところ。
そうした駆け引きを考えながらなるべく多くの鉱石やオーブ(アイテム強化に使うもの。第二の資金と言えばいい。)を集めながら地底を目指して行く、その試行錯誤の過程が本作の醍醐味と言える。
◯主なアイテム
叔父の遺体から拝借。基本的に採掘力は最低で、ドリル入手後はお払い箱だが、水分を必要としないメリットがある。
ピッケルよりも段違いに採掘力がUPし、圧倒的に効率が高まる。メインアイテムとなるが、この頃から水分のやり繰りが始まってくる。
ロボットパンチ…ではないが、まあ似たようなもん。水分の消費がややキツイが、遠距離攻撃できる上にバグへの攻撃力が高い。
爆弾。時間差で爆発が発生する投擲物。基本攻撃用。
地底のあるポイントから自在に地上に戻れるスグレモノ。中盤から携帯タイプが登場し、(オーブ消費)採掘の自由度がかなり高まる。これの維持が好スコアへの第一歩となる。
◯評価
海外で先に配信されていた本作、既に多くのレビューサイトでかなりの好評を得ており、日本でも期待の声は大きかった。その前評価通り、本作はかなり粒ぞろいでもある3DSのDLゲームの中でも珠玉の完成度となっており、多くの人に進められる作品で在ると言える。(ただ、ローカライズだけは甘い)
3DSでしっかりとしたアクションゲームをやりたいという人は是非プレイして欲しい。800円という比較的お手頃価格なのも◎。
クリア評価でオール金を取った人、追記修正お願いします。
- 乙 -- 名無しさん (2014-03-01 23:26:26)
最終更新:2024年10月17日 21:55