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マリオ(ゴルゴ13)

登録日:2014/05/20 (火) 11:27:18
更新日:2026/05/27 Wed 12:53:24
所要時間:約 4 分で読めます






ガリンペイロを……ガリンペイロの野郎どもを、み、みな殺しにしてくだせえ!




マリオとは、『ゴルゴ13』の42巻・160話のエピソード(テレビアニメ化もされ、第21話として放送された)「ガリンペイロ」に登場するゲストキャラクター。

CV:小形満

概要

ブラジルに住むインディオの男性。かなりの太い眉が特徴的な容姿をしている。
インディア保護区にある小さな村がで暮らしていたが、「ガリンペイロ*1」とされる片目の大男*2が率いる20人以上の集団の襲撃を受けて壊滅するという悲劇に襲われる。
マリオは偶然狩りに行っていたために生き残ることに成功するのだが、彼の女房と娘は直ぐに殺されずにアジトの近くでなぶり殺しにされるという末路を歩んでしまう。

復讐に燃えるマリオは村を荒らしたガリンペイロに敵討ちに行くも、返り討ちに遭い瀕死の重傷を負う。
因みにその時の武装が鉈と弓矢二本だけ。無謀すぎませんか?
しかし、偶然彼らが話していた「ゴルゴ13」の情報と奪い取った小さなクズダイヤ五つで彼に依頼を出す。
ゴルゴもなぜ自分の存在を知っていたかマリオに訪ねているが、マリオはその経緯について素直に話している。
ちなみに何故かガリンペイロであるにも関わらず一味の一人がゴルゴの名と連絡方法を知っていた理由は作中で明かされることもなく永遠の謎なのだが、結果としてガリンペイロ側からすればゴルゴへの連絡方法を把握していたことが逆にマリオの最期の反撃を作るという不幸を招く結果になってしまった。

劇中の活躍

瀕死の重傷を負いながらもマリオはガリンペイロの抹殺を依頼するが、二束三文にしかならないダイヤという報酬の低さからか警察にまかせろ、と切り捨てるゴルゴ。
だが、警察は信用出来ない、だからゴルゴしか頼れない、とマリオは縋り付いた。
何故ならば公安隊も警察なのに農場や牧場を荒らした挙げ句にガリンペイロの仕業にする外道集団でガリンペイロからすらも「鬼の公安隊」と呼ばれて恐れられているクズだったためである。
必死に頼むマリオだったが、ついに傷が開いたことで力尽きてしまった。

「た、たのみますだ!た、たのみ、たのみ……」
「ぐふっ!」
「た……た、の、み、……」

「………………」

ところが、ついさっきまでは切り捨てようとしていた相手に何を思ったのか、息絶えたマリオを見たゴルゴはダイヤを手にしてその場を立ち去った。
つまり、マリオは命と引き換えにとんでもなく安い報酬での依頼に成功したのである。本人はその成果を知ることはもうなかったが。

後日、ゴルゴは兵器会社から装甲車と大量の兵器を買占めてアマゾンへと送り届けた後に、何故か飛行機をハイジャックして150万ドルを要求。
ゴルゴを知るFBI部長のリーガンは相手がゴルゴと知ると態度を一変して直ぐに身代金を用意し、ゴルゴがこんな事をするのか質問しながら150万ドルを渡すも、ゴルゴは何も言わず人質と共に謎のアタッシュケースを解放。
乗務員と共に何所かへと飛び立つゴルゴを尻目にケースを開けたリーガンは、何と身代金と同額の150万ドルが入っていたことを知る。

飛び立ったゴルゴはブラジルに針路を変え、アマゾン上空で150万ドルと共に飛び降りたことで「ハイジャック犯がアマゾン上空で150万ドルと共に飛び降りた」というニュースが出回ることに。
当然、このニュースを聞いた公安隊とガリンペイロは我先にと金目当てでゴルゴに襲撃をかけるが、あらかじめ用意した兵器でガリンペイロと公安隊の大半を一掃して全滅、実力の差を知ったガリンペイロの残党は逃げ出すも、先回りしていたゴルゴに殲滅されたことでマリオの依頼は果たされた。

後日にFBIにいたリーガンはガリンペイロと公安隊が戦闘して全滅したニュースを聞いてゴルゴの企みに気づいたが、リーガンにもわからないことが1つだけあった・・・

「一体誰が彼にアマゾンの掃除を依頼したんだ?」

世界一の男を動かした人間が1人の貧しき村人であったことを知る者はこの世でただ1人だけである…

マリオの依頼に関するゴルゴの経費について

マリオのゴルゴに対する依頼だが、細かく考えると
  • 降ろされた乗客の振替便の手配。貨物の積み下ろし
  • 昏倒させられたスカイマーシャルは念の為に精密検査
  • アマゾン往復の燃料費etc……と
身代金と同額を貰っても大損害かつ大赤字な結果になっている。

結果として、マリオはゴルゴにかなりの金銭的負担を与えると同時にかなりの低予算で依頼を受けさせた人物の例としてよく名前が挙げられる。
ただし、ゴルゴは明らかに働きに見合わない費用でも依頼を受注することは度々あり、マリオの依頼だけ特別だった訳でもない。
だが、ゴルゴが依頼の遂行に関して単純な額の大きさやコストパフォーマンスなどを計算して行うタイプのテロリストではないことを示す代表例とも言えるだろう。



なんという……
なんというやつなんだ!追記修正という男は……!

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最終更新:2026年05月27日 12:53

*1 本来ブラジルで「ガリンペイロ」と言うと、ゴールドラッシュ時に肉体労働をしていた金鉱採掘者達を指すことが多い。本作の彼らも表向きは金や天然ダイヤ掘りを本業とする山師なのだが、警察に追われた凶悪犯罪者が多いため、実態は山賊と変わりない。アニメ版では現実のガリンペイロが誤解されないように、ファルカン達は「警察に追われアマゾンに逃げ込んだ、ガリンペイロの名を騙るゴロツキ」に変更されている。

*2 アニメでは「ファルカン」という名前