邪眼銃士アレクセイ候

登録日:2014/12/14 Sun 18:58:40
更新日:2024/01/01 Mon 07:53:09
所要時間:約 3 分で読めます





武士道など、我が騎士道の前では、あまりにも無力!



概要

邪眼銃士アレクセイ候とは、デュエル・マスターズのクリーチャー。
DM-28「戦国編(バトル・ギャラクシー) 第1弾」にて収録。レアリティはコモン。

対サムライ専用に作られたと言えるカード。

スペック

邪眼銃士アレクセイ候 C 闇文明 (4)
クリーチャー:ダークロード/ナイト 1000
S・トリガー
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにあるサムライまたはクロスギアを1枚、持ち主の山札の一番下に戻してもよい。

一目見れば分かるが、完全にサムライをマークした性能を所持している。
cip能力でサムライやクロスギアを山札の一番下に除去できる。
余談だが、バトルゾーンからカードを山札の下に送るカードの存在は、何気にこいつが初めてだったりする。
更にS・トリガーも持っているため、相手ターン中に除去を仕掛けることも可能。

クロスギアを多用するサムライデッキ相手には大暴れをする。
特にクロスギアのような非クリーチャー・呪文系のカードは一度除去されると回収がやや厳しいため、なおさら有効に性能が働く。
破壊ではない山札の下に戻す効果であるため、サーチカードなしでは再利用が困難になる。

除去するクロスギアに関してはサムライと指定されていないため、《バジュラズ・ソウル》《ノーブル・エンフォーサー》などの非サムライ強力クロスギアも退けられる。
進化クロスギアに関しても特に制限を強いる文章がないため、除去することが可能となっている。

S・トリガー持ちであることも嬉しく、シールドへ攻撃を仕掛けてきた強力なサムライを倒すことができる。
サムライはスピードアタッカーのように即座に攻撃が仕掛けられるカードが多いため《爆竜 GENJI・XX》などは良い除去対象となりうるだろう。

ちなみに、テキストの記載では自分のカードを選ぶ事もできる。
つまり、自分のクロスギアが何らかの理由で邪魔になった場合に退けさせることができる。
例えば山札が少なくなった場合にライブラリアウトを避けるためにあえて自分のクロスギアに除去を撃ちこんで山札を多少回復させる事も考慮できるか。
しかし、問題点としてはアレクセイ候とクロスギアが共存するようなパターンのデッキは考えにくいというところがある。

弱点としては、この手の特定の種族に対するメタカードの宿命でもあるが、サムライもクロスギアも搭載していないデッキ相手だと腐ること。
クロスギア自体があまり使用されるカードタイプではないため、腐る場面も多い。ノーブル・エンフォーサーなどの一部クロスギアは投入されていることもあるが。
対サムライについても、一時期の強力なドラゴンはサムライを伏せ持っていることも多いので有効に機能することもあるが、近年はサムライの新規増加は鈍っているのでやはり腐ることの方が多い。

それでもこの手の特定のカードや種族をターゲットにした部類のカードとしては有能なスペックとは言える。
ただし、再録もされていないことなどもあり、知名度は低い。

デュエル・マスターズ プレイス

邪眼銃士アレクセイ候 C 闇文明 (4)
クリーチャー:ダークロード/ナイト 2000
S・トリガー
バトルゾーンに出た時、相手のサムライ・クリーチャー1体またはクロスギア1枚を、山札の一番下に戻してもよい。

DMPP-10EX「魔帝剣征 -BATTLE OF GLORY-」にて収録。
TCG版との変更点としては、コストが同様の設定でありながらもパワー設定が上がったが、その代償なのか山札送りを自身のカードを対象にすることが不可能になった。
と言っても、TCG版ではこのカードを自身のクロスギアやサムライと組み合わせる戦法はあまり見られないため、総合的には強化された感覚と言える。

登場時点の環境で猛威を振るう《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》に対しては、同コスト域でS・トリガーということもあってカウンターとして機能する。
クロスギアメタとしては《超電磁工兵バ・キーン》と比較した場合、あくまでも山札送りなので《ボルット・紫郎・バルット》で対策される可能性がある点では劣る。
しかし、アレクセイ候はサムライクリーチャーも除去できることから、対クロスギア以外にも相手に痛手を与えられる可能性があると言う点ではバ・キーンに勝る。

サムライがいないデッキ相手ではバニラ化しやすいが、サムライが強い環境ならば価値が上がるというスペックはTCG版から変わっていないと言えるだろう。

漫画での活躍

漫画「SX」ではサドネスが天地戦で使用。

前のターンに召喚された《戊辰の超人》を除去した。
その際のサドネスの台詞「それがどうした。」はアレクセイ候がサムライに強いことを示した台詞ともいえる。

補足

元ネタはモスクワ・ロシアのツァーリであり、ミハイル・ロマノフの長男であるアレクセイ・ミハイロヴィチ。
ちなみにロマノフ王朝を元ネタにしたカードはもちろんあの《邪眼皇ロマノフI世》。

また、カード名の表記が侯爵の「」ではなく天候の「」になっている。

日本語としては誤りなのだが…エラッタは出ていない。
そのため、この表記を正式なものとして扱うこととなっている。
まあ、ゲームに影響が出ないから問題ないしね。ちょっと残念な感じではあるが。







誤字・脱字など、我が追記・修正の前では、あまりにも無力!

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最終更新:2024年01月01日 07:53