深道信彦(エアマスター)

登録日:2011/11/19 Sat 15:42:36
更新日:2025/01/03 Fri 22:09:13
所要時間:約 3 分で読めます





兄キがスゴイとイヤでもこう呼ばれるよ

“深道弟”って




深道信彦とは柴田ヨクサルの格闘マンガ「エアマスター」の登場人物の一人であり、作中きっての常識人である。
変態レイパーやら変態ホモストーカーやら、その他いろんな変態が大集合のエアマスターにおいて、彼の普通っぷりは読者に癒しと爆笑、そして一抹の憐れみをもたらしてくれる。
もちろん噛ませ。

作中での愛称は「深道弟」「アホの方の深道」など。読者からは「アホ道」と呼ばれることもある。

花火を使うストリートファイターであり、爆竹やロケット花火を弾幕のように張り巡らせ、相手を撹乱する。
またムエタイを使うのか、接近戦では膝蹴りを多用する。

兄キが主宰する賭け格闘組織「深道ランキング」のランク付けでは第7位。
深道ランキングにおける一桁ナンバーは作中でも強さの目安の1つであり、属するファイターのレベルは極めて高い。

なので深道弟も当然普通に強いはずなのだが……。
実際、格下の相手を完全に圧倒するなど実力は確かなのだが、作中においてやたらと対戦相手が悪く、すぐ噛ませになる。

戦闘では好戦的な台詞も飛び出すが、性格はごく普通の若者といった感じ。
それゆえ、凄まじい頭脳を持ち、超有名アイドルでもあり、しかも戦闘も強い兄キとは比較されがち。
そんな立場にも既に諦めがついているらしい。
以下一部エピソードを抜粋。勿論ネタバレ注意。


坂本ジュリエッタが、“エアマスター”の父、佐伯四郎と飲んでいる所に登場。



自己紹介の最中にジュリエッタに一発蹴られ、勢い良くアーケードの屋根に突き刺さる。そのまま敗退した。

「新キャラなのに出た直後に負ける」という斬新さを披露してくれた。(「坂本さんに0.001秒で負けた奴」by月雄)

直後、ジュリエッタは続けて、浸透勁を使うファイター「屋敷」と戦闘するが、深道弟はその間も刺さったまま放置。
戦闘の終了とともに、特に触れられずにフェードアウトした。刺さりながら。
坂本ジュリエッタの異常な精神性を象徴するかのような一戦(?)であり、久々の登場ということもあって読者に改めて坂本の強さを印象付ける結果となった。
……要するにお手本のような噛ませ。

ちなみにアニメでのタイトルは、「しゃべらせろ!深道(弟)」おい
深道弟は開始30秒で早々と刺さっていた。タイトルに偽りなし。
VS 相川マキ(1回目)

まさかの主人公との戦闘。(1回目)となってるのは勿論2回目があるからだが、それはまた別のお話。

カラオケの合コンにてマキと同席、紆余曲折あってビルの屋上で戦闘することになる。
「これで負けたら大道芸人にでもなるさ」と、自信満々なのか、強気なのか、半ばやけくそなのか良く分からない台詞を繰り出した。

事前に各所に花火を仕掛けており、戦闘開始とともに一斉に着火、視界が完全に妨げられる程の弾幕を展開した。
他にも先端に花火が付いたムチなどの武装で、上手く身動きのとれないマキを追い込み善戦する。


……が、空気の流れを読む、という作中屈指の謎チート能力を身に付けていたマキには通用しなかった。
弾幕の嵐の中速攻で位置を悟られ、武装をあっさり掻い潜られ、事も無げなふうに相対される。
「俺の膝蹴りで鼻血の海に沈んでみるか」と噛ませの極みみたいな台詞を放ちながら、慌てて自慢の膝蹴りを喰らわせようとするも、先にマキの攻撃を受け一発でダウン。
そのまま敗退した。
(「大どう芸人になれ」byマキ)


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最終更新:2025年01月03日 22:09