江戸川コナン誘拐事件(名探偵コナン)

登録日:2016/7/8(金) 1:12:00
更新日:2019/08/21 Wed 15:50:25
所要時間:約 5 分で読めます





そうよね?

一人息子の……工藤新一君



『江戸川コナン誘拐事件』とは、『名探偵コナン』のエピソードの一つ。
単行本第5巻・第6巻に収録されている。テレビアニメでは、第43話として1997年1月13日に放送された。


以下、ネタバレにご注意ください。


【あらすじ】
コナンの両親から海外に行ったまま連絡が来ないことを不審に思う蘭と小五郎。
コナンも「コナンの両親」について、何かしら手を打たないとと考え始めた時に、コナンの母親を名乗る女性・江戸川文代が現れた。
当然、コナンにとって見ず知らずの人物であり、車に無理やり連れて行かれてしまう。
文代の正体を探ろうとしたコナンだったが、逆に文代はコナンが工藤新一だと知っていた。
コナンは彼女も黒ずくめの男の仲間だと推測して、その場を逃げて阿笠博士に相談しようとする。
だが、コナンの行動パターンを文代たちに読まれて先回りされており、コナンはそのまま誘拐されてしまった。

誘拐されたコナンは、監禁場所で文代と一緒に現れた仮面の男の会話を聞き、自分を小さくした毒薬を使いまた誰かを殺そうとしていることを知る。
コナンは、殺人の阻止と、自分を小さくした毒薬を求めて、仮面の男たちと対決することになる――。


【関係者】

  • 江戸川文代(えどがわ ふみよ)
声:高畑淳子
コナンの母親だと名乗る少し太めの女性。
コナンを連れ出した後に、コナンの正体が工藤新一だと知っていることを話している。
薬の副作用で小さくなった可能性があるとして、組織の命令で組織に殺さずに連れて帰ろうとしていた。
ちなみに彼女の声を担当したのは、80年代、90年代は特撮やアニメで活躍していた女優の高畑淳子氏。

  • 仮面の男
声:田中秀幸
監禁場所にいた仮面を付けた人物。
非情な人物であり、逆らったら仲間であろうと容赦なく殺そうとする。
殺したはずの工藤新一が生きていたことで出向いてきたが、別件で組織と取引をしようとしている相手と会う約束をしており、取引が終了次第殺そうとしている。

  • 大柄な男
米花ホテルで仮面の男と取引しようとしている男。
大柄な人物であり、サングラスにマスクをしており顔は確認できない。


【レギュラー陣】

ご存知主人公。
両親が海外に行っているという嘘がばれそうになって別の手を考えようとした時、自分の母親だと名乗る文代が現れ、誘拐事件に巻き込まれる。
誘拐され監禁はされたものの、持ち前の行動力と推理力を生かして何とか脱出。
仮面の男たちが残した手がかりから、取引場所を米花ホテルだと推理して、殺人の阻止と、自分を小さくした毒薬を求めて米花ホテルへ向かうことになる。

ご存じ蘭姉ちゃん。
コナンの両親について不審に思っていたが、コナンの母親が現れたことで笑顔で見送っていた。
だが、別れ際は少し寂しそうだった。

ご存知おっちゃん。
コナンの両親について不審に思っていたが、コナンの母親が現れたことで笑顔で見送っていた。

ご存知天才発明家。
黒ずくめの男の仲間と思われる人物に接触したことで、コナンは阿笠博士に助けを求めようとしたが、会う前にコナンは誘拐されてしまう。


【以下、事件のネタバレ】

























取引先の場所を特定して、何とか潜入することができたコナン。
だが、仮面の男はドアの鍵穴にガムを入れて自動ロックを無効にしていることに気づき、コナンが潜入したことを確信。
クローゼットに隠れていたコナンは仮面の男に見つかってしまい、腕時計型麻酔銃で応戦しようとするも細工済みで使用できなかった。

さようなら…

高校生探偵…工藤新一!!

万事休すのまま銃で撃たれたコナンだったが、撃たれたものはおもちゃの矢で――。


まだわからないのか?オレだよオレ…

世界屈指の推理小説家…工藤優作だ!!!


仮面の男の正体は、新一の父・優作であった。
そしてこの衣装は自身の作品に出てくる「怪人 闇の男爵(ナイトバロン)」だったのである。


ゴメンね、新ちゃん…

コナンの母親だと名乗る文代の正体は、母・有希子だった。
顔から体型まで大きく変えており、自分の変装を見破られなかったことで女優としてまだまだやっていけると嬉しそうにしていた。


ワシじゃよ

  • 阿笠博士/大柄な男
そして、大柄の男の正体は阿笠博士である。


そう、この誘拐事件は優作と有希子、そして阿笠博士が仕組んだ芝居だったのである


  • 誘拐事件の真相
久々に日本に戻ってきた優作と有希子は、家に戻っても新一がいないため、阿笠博士から事情を聞いて息子が小さくなったことを知る。
そして、優作たちはコナンがどんな危険な立場に立っているかをわからせるべく、今回の芝居を計画したのである。
ちなみに、監禁場所に残した手がかりや、脱出するための方法、そして米花ホテルに来て最後は優作に撃たれるところまで、全部優作の想定通りだった。

誘拐事件の真相を話した後、新一に海外で安全に暮らし、ICPOにいる優作の友人たちに任せるべきだと言った。
(仮に海外に着いていった場合、コナンはパスポートがないので工藤新一として審査をしない限り行けないはずなのでどうしたのか…)
だが、コナンは自分の事件は自分で解くと拒否。コナンを心配する有希子は叱ろうとするが、優作は息子の意思を汲んでコナンに任せることにした。
そして、有希子はまた文代の格好になり、小五郎にコナンを預けることにしたのである。
最初は嫌々だった小五郎だったが、養育費に1000万円置いていくことで、簡単に了承した。
こうして、元の生活に戻ったコナンだったが……。



  • 工藤優作
  • 工藤有希子
実は原稿を放り出して日本に来ていたことが発覚。
そのまま海外一周旅行をしようと優作が言い出したが、旅客機に外国の雑誌社の人間が大勢詰めかけてきた。
そう、コナンは外国の雑誌社に優作が日本にいることを知らせており、父親にささやかな復讐をしていたのである。
こうして、優作はコナンに恨み言を言いながら、原稿を打つ羽目になったのであった。

2016年12月に放送された『エピソード“ONE” 小さくなった名探偵』で古い資料を取りに来るために帰国し、そのついでに本作の服装で新一の前に出て脅かそうとしていたが、新一と蘭の様子を見て次の機会にしようと辞めている。


追記・修正は監禁場所から逃げ出した後にお願いします。

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