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おじゃマンボウ清掃会社(名探偵コナン)

登録日:2018/05/16 Wed 04:14:29
更新日:2026/05/31 Sun 12:20:07
所要時間:約 5 分で読めます





知らない家でも積極的におじゃまして仕事をもらおう
という意味から、なんでも屋おじゃマンボウと名乗ったんです


おじゃマンボウ清掃会社は、1997年4月28日に名探偵コナン第56話として放送された、当時日テレ系で放送されていた番組「TVおじゃマンボウ」とのコラボエピソードであり、原作にはないアニメオリジナルエピソード『おじゃマンボウ殺人事件』の舞台である。


【はじめに・TVおじゃマンボウとは】


「TVおじゃマンボウ」は1993年7月24日から2006年3月25日までの13年間、土曜の夕方5時から生放送されていた日本テレビの番組宣伝をメインとしたバラエティ番組*1で、日テレの番組をただ紹介するだけではなく現場に突撃取材して出演者に話を聞いたり、番組制作の裏側を見せたり、スタジオでは他局を含む視聴率や主題歌CD売り上げの週間ランキング紹介等いわば「見るテレビ情報誌」のような番組だった。
また、土曜夕方の生放送という事もあって東京ドームから巨人戦を中継する日には放送席と中継を結び、さらにベンチに当時現役選手だった元木大介に出てきてもらいスタジオと掛け合ってみたり*2*3、24時間テレビの日にはそれに関連した直前番組にするなど柔軟に対応していた。


今回は「おじゃマンボウ」のMCである中山秀征*4と麻木久仁子、レギュラーだった当時日テレアナウンサーの藤井恒久と角田久美子の4名が事件関係者の声優として出演しており*5、実際に「おじゃマンボウ」の番組内でアフレコの様子が放送された。

しかし、「おじゃマンボウ」自体は関東やその周辺の地域など10局前後しかネットしておらず、「コナン」を制作している読売テレビなど多くの地域では一切ネットされていなかった。
その為、ネットしていない関西地区などでは「おじゃマンボウ」という聞きなれない名前が出てきたり、急にタレントやアナウンサーがゲストに出てくる意味の分からない展開になってしまった。

また、同番組の視聴者であれば印象に残っているはずの「マンボウトトカルチョ」*6の進行役としてほぼ毎週出演していた「TVウォッチャー」ことコラムニストの堀井憲一郎氏は全く出演していない。



【おじゃマンボウ清掃会社 関係者】
  • 中山秀征(なかやま ひでゆき)
CV:中山秀征
おじゃマンボウ清掃会社の社長。29歳。
学生時代に藤井と妹の久美子と「なんでも屋おじゃマンボウ」を開き大成功。
2年後に「おじゃマンボウ清掃会社」を設立、社長のポストに就く。
新進気鋭の若社長で、本社前を常に清潔に保つため屋上に監視カメラを取りつけたり、
大きなマンボウのイラストが描かれて宣伝にもなる派手なトラック「マンボウ号」を作ったり柔軟な発想を見せている。

本人と違いなぜか色黒に描かれていた。


  • 麻木久仁子(あさぎ くにこ)
CV:麻木久仁子
中山の秘書。31歳。*7
昨年に会社を辞めた久美子の穴を埋める形でおじゃマンボウ社長秘書になった。来月に結婚を控えている。


  • 藤井恒久(ふじい つねひさ)
CV:藤井恒久(日本テレビアナウンサー、当時)
おじゃマンボウ専務で、東都営業所所長。27歳。
中山兄妹と共になんでも屋を開き、会社を立ち上げてからは専務として現場を仕切っていた。
しかし、近々独立して新たな清掃会社を設立する予定で、おじゃマンボウから優秀なスタッフを引き抜こうとしていたことで、中山とは衝突を繰り返していたという。
独立資金のスポンサーの令嬢と婚約している。

事件当日も中山に呼ばれ、営業所からすぐ近くの本社に向かう途中で殺害された。

演じているのはご存じ「チャラーン」の藤井アナだが、惜しまれつつも2020年秋に人事異動でテレビから消えてしまった。
なお、この時の台詞は「ん?これは…」という一言の後に鉄材が落ちてきて悲鳴を上げるだけ。

  • 中山久美子(なかやま くみこ)
CV:角田久美子(日本テレビアナウンサー。当時)
中山の妹。故人。
会社を立ち上げてからは社長である兄の秘書を務めていたが、昨年末に彼と大ゲンカし退社。1ヶ月後、バイト先である横浜の工事現場で落下した鉄材で頭を強打し、それが致命傷になって死亡している。

なお、久美子を演じた角田アナは『ジパングあさ6』などを担当していたが後に広報局への異動を経て現在、プロ野球中継のプロデューサーである。
台詞はBパートの一番最後で「お兄ちゃん…」と一言だけ。





【余談】
『おじゃマンボウ殺人事件』の脚本を書いたのは多くの劇場版コナンの脚本を担当した古内一成氏であり、今回のゲストである中山秀征氏の主演ドラマ「静かなるドン」の一部回の脚本を担当していた。

今回ゲスト出演した中山秀征氏と麻木久仁子氏は、この少し前のエピソード『ゴルフ練習場殺人事件』でそれぞれ警官役と女性従業員役で出演している*8





追記・修正は清掃後にお願いします。

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最終更新:2026年05月31日 12:20

*1 4月では無く7月末に番組が始まっているのは前の番組が打ち切りになり、おじゃマンボウは当初秋に次の番組が開始するまでのつなぎだった。その為レギュラーが若手タレントだった中山秀征以外は、まだ知名度が低かった麻木久仁子、入社直後の新人アナウンサー3人(今回出演している藤井・角田と山王丸和恵)だった。しかし、「テレビ番組を特集する」だけの簡素さと出演者同士の掛け合いが受けて結果的に13年間も続く長寿番組となり、麻木にとっては出世番組とも言える。

*2 放送当時、土曜日の巨人戦はデーゲームではなくナイトゲームが基本であり、現在はNHK総合で中継がある試合のみナイトゲームである。また、阪神甲子園球場や当時の広島市民球場などでのビジター戦の時はこのコーナーは無かった。

*3 元木の出演は中山自ら直接依頼して始まったものであると後に中山が著書で明かしている。

*4 『おじゃマンボウ』が2006年に終了した後も引き続き『ラジかるッ』→『(おもいッきり)DON!』→『シューイチ』と時間帯を変えながら2022年現在に至るまで途切れる事なく日本テレビで生番組の司会を務めている。

*5 角田以外同姓同名同年齢の役を演じているが本人役ではない

*6 まず4択などのクイズをVTRで出題し、VTR終了後に堀井氏が出てきて解説、出演者とゲストは4択の中から正解だと思う選択肢に自分のネームプレートを貼る。その後に正解が発表され、視聴者は正解した出演者の名前(全員不正解なら「正解者なし」)をハガキに書いて送るというシステムで、送った視聴者の中から抽選でプレゼントが当たる。ちなみに最初の頃は「誰が正解するかを予想してハガキに書いて送ってもらい、翌週に正解を発表する」形式だった。

*7 彼女のみ麻木本人と年齢が食い違うが、これは当時の麻木が年齢を詐称していた為。

*8 こちらも古内氏が脚本を担当している。