名探偵コナン

登録日:2014/10/11 Sat 08:37:02
更新日:2022/06/25 Sat 10:10:23
所要時間:約 28 分で読めます





江戸川コナン……探偵さ!


『名探偵コナン』とは、『週刊少年サンデー』で連載されている青山剛昌原作の国民的推理漫画である。

●目次


概要


1994年5号から連載がスタート。国民的な人気と知名度を誇る大人気作品の1つで、様々なメディア展開がされている。

2019年時点でコミックの総発行部数は2億5000万部を突破した。
現在『サンデー』史上最長の連載期間を誇り、2017年8月にめでたく連載1000回目を突破し、更に2019年で連載25周年を迎えた

海外の人気も高いが、本作の海外人気は主にアジアが中心で、日本のアニメや漫画が大人気のイメージが強いアメリカやヨーロッパでの認知度は意外にも低い方。但し、英語版吹き替えを収録した劇場版DVDの発売実績もあり、まったく知名度が無いというわけでもない。


作品の概要


発生する事件を主人公の江戸川コナンが持ち前の推理力で解決していくのが基本となっている。
が、原作者である青山剛昌がこの作品を「殺人ラブコメ漫画」と称しているだけあり、恋愛漫画の側面も持ち合わせている。
ヒロインの毛利蘭との関係は勿論、少年探偵団、蘭の両親、コナンのライバルである探偵・服部平次とその幼馴染の遠山和葉、警視庁内で巻き起こる恋模様が書かれる事が多い。
ただし、恋愛に奥手かつ鈍感な男性陣が多いので、リアル時間で恋の成就に3~4年以上かかることが普通である。

基本的には殺人事件の解決がメインであるが、殺人が発生しない日常の謎や『シャーロック・ホームズ』のような冒険活劇、ハードボイルド風の話、暗号解読など、様々なミステリーのジャンルを扱っている。『刑事コロンボ』や『古畑任三郎』のように、最初から犯人が判っている、いわゆる「倒叙型」のシナリオで話が進むこともある。
なお、『コナン』ではテレビ局や雑誌、芸能などのメディア関係者が被害者になることが多いが、過去に罪を犯しているなど褒められた人物ではない場合が多い。

また、ほぼ毎回、殺人や強盗、麻薬取引に怪盗事件が起きるため、制作関係者・出演声優・ファンからは米花町(たまに杯戸町も)は犯罪都市とか言われている。実のところ、米花町以外が舞台になる場合も多いのだが。
主人公工藤新一が公的には行方不明や留年にならないよう、起きた事件数や日にちに対して設定上の作中経過時間は若干サザエさん時空化している(詳しくは後述)。


アニメ版


1996年1月8日には、日本テレビ系列でテレビアニメ版(制作は読売テレビとキョクイチ東京ムービー→トムス・エンタテインメント)が放送開始。
こちらは、日本テレビ系列において全国同時ネット放送の30分レギュラーアニメ番組としては最長寿作品*1となっており、2021年には放送1000話を突破した。

アニメでの字幕放送では、コナン(新一)が黄色、小五郎が水色、蘭が緑色、それ以外は白で表記されるが、金曜ロードショーなどで放送される劇場版では別のキャラが水色、緑色になる場合がある。

放送の時間帯に合わせ、「赤い血ではなく黒ずんだ血に変更」「遺体の瞳を閉じる*2」「首を吊った状態の遺体の顔を見せない*3」「焼死体は直接写さない」などの配慮がなされている。
ただし、どんな殺され方をしても遺体は眠っているように瞳を閉じている為、あるエピソードでは重大なネタバレになった事もあった。

なお、首無し死体やバラバラ死体と言った切断された遺体は『金田一少年の事件簿』においては変更される例がいくつかあるのに対し『コナン』ではトリックに関係する場合が殆どで変更しづらい為か、基本的に改変は少ないが切断部分は見せない形にしている。
他にも、原作で使われる「死体」という台詞もアニメ初期の頃はそのまま使用していたが、今は基本的に「遺体」に変更され、性関連の隠語など放送においてふさわしくないとされる表現は差し替えたり削除したりしているが、一部のエピソードではそのまま放送する場合もある*4

1997年春からは東宝の配給で劇場版の公開が開始され、ゴールデンウィークの定番の映画シリーズとなっている。
2009年公開の『漆黒の追跡者』以降では一部の芸能人ゲスト声優もメインで起用するようになった。
2016年公開の『純黒の悪夢』を境に一作品あたりの興収が大幅に上昇していき、2018年公開の『ゼロの執行人』はテレビアニメを原作とする劇場版映画では当時史上最大の興行収入を達成した。
テレビアニメの劇場版史上初の興収100億円達成も時間の問題と思われていたが、2020年公開予定だった『緋色の弾丸』の公開が新型コロナウイルス感染拡大の影響により1年遅れで公開された影響*5もあり、この大台に初めて到達した作品は、同じ東宝の配給である『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』となった。
テレビアニメの劇場版では当たり前ともいえる入場者特典の導入は滅多に無いが(『純黒の悪夢』及び、『ゼロの執行人』と『紺青の拳』の4D版での再上映のみ)、映画冒頭に第1話のダイジェストや世界観の説明を挿入することで新規層が鑑賞しやすく、長年のファンからの支持も未だ厚く、2016年公開の『純黒の悪夢』以降はキャラクターファンを中心とした熱心なリピーターが増えたのも興収の上昇に繋がっている。

劇場版はアニメ版とは違い、血や遺体の表現が若干緩和されており、原作と同じように描写されている。
なお、劇場版に登場する建物は、爆破などで破壊されてしまう事が非常に多く、被害総額が『こち亀』クラスかそれ以上とファンから言われる事もあり、登場する犯人に関しても爆破が多い割には動機と釣り合っていない場合がほとんどである。
また、爆発の規模の割には事件関係者以外の死者が出る事は基本的にない。

今でこそ原作で3・4話分の話はアニメにおいて前後編で放送されるのが普通であるが、放送初期はそれらを1話完結で放送しており、その為か内容のカットや変更が多々あった。
同様に、現在のアニメでは3・4話で行うような原作の長編事件も、アニメでは前後編で描き切っていた。

また、放送当初はこんなに続くとは思われていなかった為、探偵団が原作では絡まない事件に登場したり、逆に黒の組織が登場するエピソードでは組織が絡まないという大幅な改変がなされている。

他作品でもあり得る事だが、アニメ化に伴って原作エピソードの順番が前後することも多々あり、アニメ化が遅れたエピソードは『月と星と太陽の秘密』のように灰原加入を踏まえた描写を入れたりと放送時点でのアニメ版に合わせた改変を行っている。
だがこれにはデメリットもあり、放送順によっては違和感のある時系列になったり前後のエピソードが繋がる描写の改変があるなど色々悩ましい問題があったりする。
そんなアニメ版基準の改変や補完描写だが、『コナン平次の推理マジック』辺りまでは真田一三と関わった順番がアニメ版基準だったりしたものの、『封印された洋窓』や『マリアちゃんをさがせ!』など原作通りの描写でアニメ描写部分が実質なかった事になっている例が見受けられるようになり、これは恐らく10周年を境に現在の方向性が決まったものと思われる*6

原作ではゲストキャラに何かしらの名前の法則性があるのに対し*7、アニオリ回では基本的に法則性がほとんどないが、話によっては法則性が存在する場合がある。
また、原作回ではゲストキャラのデザインが個性的なものが多めなのに対し、アニオリ回では目立った特徴がないor過去エピソードに登場したキャラを少し弄って登場させたキャラが多く、性格に関しても原作回に登場するゲストキャラより個性が強すぎるのも特徴である。

年に1回はJR西日本とのコラボ企画でミステリーツアーが開催されており、解答編に相当するエピソードがアニメ化されている。当初は殺人が殆どだったが、ここ数年は殺人以外の事件を扱っている。
最近のミステリーツアー回はコナン達の行動距離がものすごい事になっており、SNS上で指摘されることがある。
ミステリーツアー回以外でも全国各地に行くなど旅情ミステリーのようなエピソードが描かれる事もある。

長期放送アニメの宿命か、ゲスト声優については何度も出演する事が珍しくない。中には十数回もゲスト出演したり、十数年ぶりのゲスト出演となったりする人もいる。何度も犯人役を演じたり、何度も被害者役を演じる人もいれば、被害者役と犯人役の両方を演じたという人も多数いる。また、ゲスト出演を経て本編における重要人物に起用される事も多い。

2009年春には日テレの編成の都合で放送時間が月曜日19時台*8から土曜日の18時台に移動。
これで、巨人戦の中継に伴う放送休止は回避できたが、同時に「民放のゴールデンタイムのアニメ番組」の灯を消しかけてしまう事になった。
なおその後、テレ東の木曜日とテレ朝の金曜日の19時台にアニメ番組が残っていたが、テレ東のほうは2018年秋に日曜日の夕方に移動し、唯一のゴールデンタイムとなったテレ朝も2019年秋にコナンと同じ土曜日の夕方(放送時間はコナンより少し早い)に移動した為、その火が一度は消えたものの、2020年秋にテレ東で再び放送される事になった。

2015年以降は原作の休載頻度が増加したこともあり、1年の放送で原作エピソードの放送数が少なく、デジタルリマスター版による再放送*9アニメオリジナルエピソードが増えている。
デジタルリマスター版で再放送された回の場合、新規挿入されたアバンタイトルでコナンが『古畑任三郎』の冒頭シーンのようにエピソードにまつわる話をする場合があり、その代わり初回で放送された本編の一部がカットされている。

オープニング曲によっては、歌詞テロップとスタッフクレジットの書体が変更される事があるが、再放送回の場合はスタッフクレジットの書体が従来のゴシック体になる場合がほとんどだが、最近は書体が変更されなかったオープニング曲も増えている。

2019年12月に公式YouTubeチャンネルが開設され、2020年1月から8月にかけて、毎日1話ずつ追加する形で第218話までを順次無料配信され、のちに一部エピソードも期間限定で無料配信された。
再生数の伸びが凄まじくすべての話が放送開始から1日以内に10万回を突破するお化けコンテンツとなっている。総再生回数も少なくとも30万回台、大半が50万回台とその人気が伺える。2020年12月を以って公開済みのエピソードが一旦配信停止となったが、2021年1月からは改めて第1話から順次再配信される。


ドラマ版


2006年には実写ドラマ化もされており、単発ドラマを経て、2011年には連続ドラマ『名探偵コナン 工藤新一への挑戦状』というタイトルで「木曜ミステリーシアター」枠で放送された。
なお、全ての作品で工藤新一が主人公となっている*10
連続ドラマ版は深夜枠で放送されている関係もあって大人向けの内容であり、原作やアニメ版ではほとんどなかった性的描写なども描かれており、原作やアニメ版には登場しないこのような施設も登場している。


あらすじ


「日本警察の救世主」「平成のホームズ」とも言われた高校生探偵・工藤新一は、
幼馴染の同級生・毛利蘭と遊園地でデートをしていた時、とある殺人事件に遭遇する。
難なく解決したものの、帰り道で容疑者の一人だった黒ずくめの男の不審な行動を目にした新一は、蘭と別れその男の後を追い、その先で怪しげな取引現場を目撃する。
取引を見るのに夢中になった新一は、背後から近づいてくるもう一人の黒ずくめの男の気配に気づかず、後頭部を殴打されて失神してしまった。しかも新一はその男に組織が新開発したという毒薬を飲まされ、口封じされてしまった。
…と思われたが、奇跡的に助かる。しかし、薬の副作用で神経組織を除く骨格、筋肉などの全ての細胞が退行し、小学1年生ほどの身体になっていた。
黒ずくめの組織に自分がまだ生きていると知られればまた命を狙われる立場となり、周りの人間にも危害が及ぶ。
阿笠博士の助言で正体を隠すことにした新一は自らを「江戸川コナン」と名乗り、父親の毛利小五郎が私立探偵をしている蘭の家に居候することに。
周囲で起こる難事件を持ち前の推理力で解決していきながら、謎に包まれた黒の組織を追う。


登場人物



主要人物


準主要人物


警視庁

●上層部
  • 小田切敏郎
●捜査一課
●捜査二課
●交通部
●殉職者

府県警

●大阪府警
●静岡県警
●神奈川県警
●群馬県警
●長野県警
●京都府警

法曹界

●弁護士
●東京地検
  • 九条玲子

FBI


公安警察

●警察庁警備企画課
●警視庁公安部

黒の組織


帝丹小学校


棋士


その他の登場人物




事件リスト


※多くあるので個別項目のあるもののみ記載(アニメ特別編、劇場版除く)。以下ネタバレ注意。






関連項目




豆知識


  • 作中の登場人物の名前
登場人物の名前は、世界の名探偵や推理作家の名前をもじったものが多い。
作者が『機動戦士ガンダム』の大ファンであることから劇中にもガンダムを元にした登場人物が存在する。また、武将が元ネタとなっている登場人物もいる。

「真実はいつもひとつ!」というのがコナンの決め台詞のように思っている人も多いだろうが、今現在コナンは原作中で一度も使用していない
(『外交官殺人事件』で新一に戻った時や『コーヒーショップ殺人事件』で似たような台詞を言う場面はある)。
実際に決め台詞として使われているのは「江戸川コナン、探偵さ」でありこの名乗りをするにはやや無理のある場面でも使われている。
劇場版では冒頭のキャラクター紹介の後に「小さくなっても頭脳は同じ 迷宮無しの名探偵。真実は、いつも一つ!」と締めるのが定番となっている。


◆連載に至るまで

作者によると、サンデーで連載されていた『YAIBA』が終了してから次は何にしようか考えていたところ、
当時週刊少年マガジンで『金田一少年の事件簿』が連載されており、「探偵ものは好きだし自分もやってみよう」という理由で連載が開始された。
当初は『探偵物語』のような少しハードボイルドなコメディを考えていたらしい。

掟破りな漫画を作りたいと思っていたらしく、少年誌の主人公でメガネは当時では珍しかったのでコナンはメガネをかけるようになったらしい。
漫画のネームも他に比べて多く、ネームの多い漫画は少年誌ではウケないというのが当時の定説だった。
また、『未来少年コナン』と被るから、当時の編集長から『ドイル君』にしろと言われた事も。

当初は「せいぜい数か月、長くて半年程度で終わるだろう」と考えており、黒の組織についても適当にデザインしたというが、現在は20年以上も連載が続いているので「こうなるとは思わなかった」と明かしている。
作者の以前の作品は作品完結しないで終わることもあったが、本作の最終回のプロットは、作者自身の頭の中ですでに出来上がっていると話している。

◆話作り

最も苦労することはトリックではなく犯行の動機を考えることらしい。
犯行に至った動機が過去の窃盗、強盗、詐欺事件というケースなどはあるものの、少年犯罪に関しては他のミステリー作品とは違い『コナン』ではほとんど扱っておらず、原作やアニオリ回に登場した19歳以下の犯人と被害者も数えるほどしかいない*13
性犯罪に関しても、コナン(新一)の年齢、ファン層、少年誌かつサンデー連載作品の傾向等という点もあってか非常に少なく、ほとんどが犯行の動機か未遂で終わっており、アニオリ回では一度も扱っていない。

公式ファンブック『コナンドリル』でのインタビューによると
怨恨が多いんだけど、いつもじゃ面白くないし。
かといって無差別殺人みたいなのはイヤですし。
たとえば暑かったから、ムシャクシャしたから人を殺したとか、そういうのは後味が悪いでしょ。
それはやりたくないんです。
との事。

アニオリ回を含めて多くの事件を扱っているが、作者のポリシーとして犯人にちゃんと罪を償ってほしいというものがある。その割には、どう考えても罪を償いそうにない犯人もたまにいるが。
その為、基本的にこの漫画では「犯人を死なせてはいけない」というスタンスをとっており、他の推理作品では扱う事のある「推理で追い詰められて犯人が自殺するという結末」は、四半世紀以上の連載でとある事件だけであり、他の漫画やドラマなどの作品でこの結末が発生すると本作と比較される事が非常に多い。
ただし、『コナン』の場合は比較対象の作品とは違って、阿笠の発明品や運動能力の高いキャラクターがいたからこそ犯人の自殺を阻止できた事もあり、比較対象の作品も『コナン』と時代背景が大きく異なる場合もある為、自殺を阻止できなかったと言ってそれらの作品を揶揄する事は、トラブルの元にもなりかねないため控えるべきである*14

作者の周辺には専門性の高い分野を扱う人物が何人かおり、彼らからコナンを描く際に様々な専門知識や助言を受けているとのこと。例を挙げると、作者の兄は科学者、上の弟は車のエンジニア、下の弟は医者である。また、従兄弟は小学校の教師、アシスタントの義父は県警の警視である。
その為、作中では様々な専門用語や雑学が登場し、中には専門知識がないと素人では思いつかないようなトリックも存在する。

サザエさん時空

作中ではコナンや蘭などはずっと同じ学年であり、作者はこの事について「サザエさんと同じ」と語っている。
季節のイベントを軸にしたエピソードは原則として一度しか使用しないように決めているらしい。
しかし、アニメオリジナルや劇場版も含めると、バレンタインデーと七夕と体育の日は2回行われていたりする(『バレンタイン殺人事件』と『バレンタインの真実』、『暗闇の道殺人事件』と『漆黒の追跡者』、『探偵団サバイバル事件』と『最悪な誕生日』)。
また、1話が1月13日である事を考えると、全てが1年以内の出来事とすると時系列がおかしい所もちらほら見受けられる。
(例として、園子と京極が初めて出会ったのが夏休みなのにバレンタインの数日前にバレンタインチョコを作る、新一と蘭が付き合い始めたのは秋の修学旅行後なのに夏休みに入るなどがある)

長期のミステリー物にありがちな「探偵の行く先々で殺人事件が発生する」という問題を作中でネタにすることが多く、目暮は連載初期からよく小五郎のことを「死神」または「疫病神」と呼んでいる。
だが、最近は小五郎が登場しないエピソードも増え、本当の死神がコナンということに気がついている様子。

新一が小さくなってからまだ半年くらいしか経過していないらしい。劇場版『探偵たちの鎮魂歌』のパンフレットによると、新一がいなくなってまだ半年しか経っていないということを考慮しながら声優陣はアフレコを行っている。
後から追加されたキャラクターの設定を考えると「事件数」と「日数」が明らかに合っていないような気もするが。

◆アニメ版・アニメオリジナルエピソード

アニメのアフレコでは方言に力を注いでおり、ミステリーツアー回などでは現地出身の声優を起用したり、方言指導の先生を呼んだりするほど。
しかしあまりにきつい訛りだとNGになることもあるらしく、やや不自然でも視聴者に伝わるように妥協している部分もあるらしい。
また外国語を話す外国人キャラクターの場合は、外国人や海外への滞在経験のある声優を起用する事もある*15

『コナン』は基本的にそれぞれの事件が本筋から独立しており、オリジナルエピソードを挟みやすい作品となっており、
番組開始当初から現在に至るまでかなりの本数のオリジナルエピソードが登場していることもあって、多くの脚本家がアニオリ回の脚本に関わっている。
推理力や戦闘力の高いキャラも基本的に登場しない為、原作以上にコナン達も一種の弱体化に近い形となっている。

初期のエピソードでは、アニオリ(展開も含む)と原作回の繋がりが描写されることもあったが、原作の長期連載とアニオリ展開の設定の齟齬が大きくなってきた為か、近年では原作回とアニメオリジナルエピソードは完全に切り離している場面が多い。

アニメでは次回予告の後、「Next Conan's HINT」として、次の事件のキーとなるアイテムを紹介する10秒ほどのコーナーがあるが、これが非常にカオス
初期は主に元太と高木刑事を演じる高木渉がタイトルを読み上げていたが、「ネクストコナンズヒィィィント!」と妙にテンションが高かったり、「さあみなさんご一緒に!」と煽ったりとやりたい放題。
高木氏だけでなく様々な声優陣が交代で読み上げるようになってからはキャラに近い声色で読み上げられることが多いが、何故かやたら色っぽい声色で大谷育江が読み上げたりとフリーダムな回もあるれば、ゲストキャラが登場する事もある。
そしてヒントの後はコナン役の高山みなみを始め、様々な出演声優陣が短いコントを繰り広げ、視聴者の腹筋を殺しにかかってくる。
元太と高木刑事の掛け合いと言う名の高木渉による一人芝居が繰り広げられる回も。


「元太くんのせいよ!責任取ってね!(歩美)」「何をしたぁ!?(光彦)」「元太くんピーンチ(高木)」
「高木刑事、手袋を反対から行ってみると?(元太)」(ぺち)「あ痛!何も言ってないよ!(高木)」

アニメ版のオリジナル回には実在の人物が登場する事もある。
コナン役の高山みなみがボーカルを担当する音楽ユニットのTWO-MIX(これは原作にもあるストーリー)、上戸彩、市川海老蔵などが登場している(本人役(配役)の項目も参照)。
また、ネクストコナンズヒントの掛け合いに登場したゲストもいた。

他作品との関わり


今でこそコナンのライバルとして認知されている怪盗キッドだが、彼は『まじっく快斗』からのゲストキャラである。
作中に何度か登場するうちに現在では準レギュラーのような扱いになってる。
(ただ、まじっく快斗の世界では魔法や悪魔のようなオカルトが実在する世界なので、世界観的にはパラレルと思われるが、最近ではコナンの登場人物もまじっく快斗にがっつり関わる場合もあるので変わったのかもしれない)
他にもまじっく快斗からは中森銀三や白馬探など様々なキャラが登場しているが、中森青子や本物の魔法使いである小泉紅子はほとんど関わっていない。
他の青山作品からだと、『YAIBA』や『4番サード』のキャラクターも登場していたりする。

青山作品以外だと、同じ推理漫画の『金田一少年の事件簿』とゲームで、国民的人気の泥棒『ルパン三世』とアニメ特別編映画で共演している。
また、青山氏原作である『AKB48殺人事件』にはコナンが1コマだけ登場し、当時AKB48のメンバーだった前田敦子と電話で会話するシーンがある。
推理漫画以外では、映画『鍵泥棒のメソッド』の登場人物とはアニメ特別編で、小説『謎解きはディナーのあとで』とは同小説の特別編で共演を果たしている。
放送局繋がりで「世界一受けたい授業」を舞台とした事件が起こった事もあった


Next Conan's HINT『追記・修正

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最終更新:2022年06月25日 10:10

*1 30分レギュラー放送でローカルセールスを含めた場合は『それいけ!アンパンマン』が最長寿作品となる。

*2 眼鏡をかけた人物の遺体の場合は眼鏡を光らせて目を見せないといった演出もある。

*3 遺体を降ろした後なら顔を見せる場合がある。

*4 例として、マティーニやリベンジポルノなどのワードが変更されたのに対し、激しい運動や女体盛りなどのワードはそのまま放送されているのでその基準は不明である。また、一部のアニメオリジナルエピソードでも性関連の言葉が登場した事がある。

*5 大幅な延期に至った理由としては、近年の作品で一気に跳ね上がった興収面への影響や、東京オリンピック(こちらも1年遅れでの開催)を意識した内容を考慮したという見方が強い。

*6 過去にはアニメの放送日に合わせて事件発生日を原作とは別の日にした回もあったが、こちらも近年は原作通りにしている。

*7 ただし、苗字や名前を当て字的にしたキャラは基本的に登場しておらず、現実にある珍しい苗字もたまにある。

*8 2008年9月までは19時台後半、2008年10月から2009年3月までは19時台前半だった。

*9 エンディングでのキャスト順も放送当時のままで、初期のエピソードで元太が登場している回だと高木の名前がない事があれば、元太と高木の名前がセットになっている事もある。また、放送当時と芸名が異なる声優も当時の名前で表記されている。

*10 コナンも出たことはあるが、子役の台詞は声優による吹き替え

*11 通算話にも含まれている。

*12 こちらも通算話にも含まれている。

*13 特別編ではそのような人物が原作やアニオリ回より多い。

*14 極稀だが、コナンが真相にたどり着いた時点で犯人がすでに自殺していたり、複数犯だと犯人同士が仲間割れをして殺し合いをしていたなどの例もある為、厳密に言えば「コナンの目の前で犯人を死なせない」が正しいかもしれない。

*15 近年は原作やアニオリ回よりも劇場版のほうに外国人キャラクターは登場している。