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エフゲーニャ・アンドレーエヴァ/アンナ(ゴルゴ13)

登録日:2018/09/01 (土) 13:00:00
更新日:2023/08/19 Sat 19:00:05
所要時間:約 8 分で読めます







ペニス、ペニス、ペニス!!
わたし吐き気がするわっ、男なんて!!




エフゲーニャ・アンドレーエヴァ(アンナ)とは、『ゴルゴ13』の第58巻・184話に収録されたエピソード「テレパス」に登場するゲストキャラクター。
作中では基本的にアンナの名前の方で呼ばれることが多い。

概要

ソビエト連邦の女性でKGBの超能力研究所によって育成された本物のエスパー
ソ連の武官「ボリス・ゴドノフ大尉」の暗殺を狙うCIAの刺客の対策を担当している。
表向きは超能力者育成計画は中止となっていたため、CIAは事前にアンナの存在を把握することは出来なかった。

相手を念じることで対象に心臓麻痺を発生させて死亡させるというとんでもない能力を持ち、これでCIAの暗殺者を殺害した。
アンナの上司であるスミルスキーは「テレパシーで図面を送信」、「敵の施設の偵察」、「テレパシーによる催眠術で核ミサイル基地の兵士に精神錯乱を起こさせる」といった壮大な計画を練っていたため、こういった能力もやろうと思えば使えるようになったのかもしれない。
更に殺気を察知することができ、CIAが口封じのためにソ連の武官「ボリス・ゴドノフ大尉」を狙撃するという依頼を受けたゴルゴの狙撃を失敗へと追い込んだ。
一度殺気を経験するとその殺気の持ち主を以後も感知できるらしく、3キロ以内にゴルゴが接近しただけでゴルゴの存在を感知できるようになっていた。
しかも対象の視界に映っている景色をある程度見ることも可能になっている。

上述の能力の内容だけ見ると無敵(というかゴルゴ作中では間違いなく最強クラス)だが、万能という訳でもない。
あくまでもアンナの能力は人間だけに作用するものであり、銃弾の弾道を逸らすなどといったような創作物のエスパーにありがちな芸当は不可能。

しかも能力のせいで余計なことまで感じ取ってしまうようで、「男なんてペニスのことしか考えていない」と極度の男嫌いでもある。
一方で男性という存在を罵倒している際には妙な表情でゴルゴを思い出すシーンがあり、推測するにゴルゴのような性欲を感じ取れない男を相手は例外になるようだ。
登場する立場次第では、ゴルゴとまぐわっていたかもしれない

年老いた母がいるが、こちらはエスパーのような能力を見せることはなく、病気により療養生活を余儀なくされている。
アンナはエスパーで男嫌いと言っても親への愛情は人並み以上にある普通の感性の持ち主であり、今回の任務を終えたら最高の設備のある病院へ転院させようとしていた。
一方で母親は能力ゆえに男嫌いと化して普通の女としての幸せを掴めないアンナを案じており、娘がろくなことにならない予感は薄々察していたようである。
こういう人物の存在は死亡フラグである

劇中の活躍

ゴドノフを狙ったゴルゴの銃撃を2度に渡って回避させ、ゴルゴの依頼を失敗に追い込む。
ところがゴルゴとCIAが再会するとゴルゴの非を認めながらも逆ギレのような提言で正体がCIA側に露呈。
このようなゴルゴの一流たる交渉術でCIAが期限が5日間の再依頼を行い、アンナとゴルゴの対決は継続することになる。

いよいよ決行の日、ゴルゴがモスクワに現れ、CIAの現地のエージェントも総動員で出される。
アンナはゴルゴの居場所を特定するが、KGBのエージェントは返り討ちにあう。

ゴドノフはモスクワ河に浮かぶ船に監禁されており、アンナは護衛任務を行っていた。
ところが今度はCIAがちゃんと仕事をしたようでゴルゴはそのことを知っており、河のほとりに座ったまま脳研究所で獲得した自己催眠状態の技術で待ち構えていた。
船が近づくと用意していたブザーでゴルゴは瞬時に覚醒、船が狙撃されてしまう。

アンナがゴルゴの存在に気づくが、睡眠状態でギリギリまで殺気を消す手法に対して時すでに遅し。
船は爆発炎上してアンナ達は重傷を負ってしまい、護衛対象だったゴドノフも既に生を諦めていたことでその場に立ち上がってゴルゴに殺害された
アンナはゴルゴの技術と精神力に驚嘆し、母のことを想いながら事切れていった。

ゴルゴを失敗に追い込んだ女

上述したように、歴代のゴルゴのライバルとしては数少ない己の実力でゴルゴの依頼を一度失敗に追いやった人物である。
ゴルゴは過去にも『アクシデンタル』で一度ミスファイアをしているため、狙撃の失敗例としては初めてではないが。

狙撃を失敗させられたことについては作中でも衝撃の出来事として扱われており、依頼主のCIAはゴルゴ失敗の報を聞くという貴重な体験をしたことになる。
ゴルゴに何度も痛い思いをさせられたソ連側のアンドロポフ議長などはゴルゴの経歴を汚せたことに上機嫌だった。

一方でアンナはゴルゴの能力については以下のような評価をしている。
  • (ゴルゴが日本人かと質問して)彼には禅の心得がある。でなければ彼自身がエスパー
  • 確実に誰か来るとわかっていながら、発射の直前まで彼の気配をとらえられなかった
  • 照準に際し、強い意志と思念を狙撃対象に集中させる。撃発の瞬間、無心になり、急に意志力は失われる

最終的にゴルゴに敗れ去ったが、殺気の感知以外などにも異常な能力を発揮していることもあって最強クラスの敵として見る声も少なくない。
スパルタカスイクシオンのような歴代の強敵とはまた違った種類の相手なのも印象的。
逆に言えば作品の世界観から微妙に浮いているとすら言える超常現象的な能力の持ち主でないとゴルゴには対抗できないという証明とも言えるが。







追記・修正はゴルゴの狙撃を阻止してからお願いします。

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最終更新:2023年08月19日 19:00