お茶の子ΨΨ!わらしべ長者(斉木楠雄のΨ難)

登録日:2020/04/07 (火) 18:47:42
更新日:2020/05/23 Sat 16:40:13
所要時間:約 5 分で読めます




漫画『斉木楠雄のΨ難』のエピソードの1つ。原作では第75χ、アニメでは第87話にあたる。単行本8巻に収録。

◆【ストーリー】
超能力者の斉木楠雄は無類のスイーツ好き。
今日はファミレスで大好きなコーヒーゼリーといちごパフェを食べた。
が、食べ終わってからある事に気がつく。



楠雄(財布を家に忘れてきた)

あろうことか楠雄は財布を忘れるというサザエさんのようなミスをやらかしたのだ。
しかし、楠雄は超能力者。常人なら慌てふためくシチュエーションでも決して動じない。
解決策はいくらでもある。いくらでもあるのだが…


  • トイレで瞬間移動して財布を取りに行く→肝心のトイレが故障中

  • 透明化で店を後にする→楠雄は今日に限ってシマウマの模様のような派手なカーディガンを着ているので人目につきやすいので無理。

  • 解決策182個の内、174個は法やモラルに触れる。


ご覧の通り、安全策は全く無かったのだ。

次に思いついたのが、テレパシーで人を呼びお金を持って来させる方法だが、なるべく迷惑をかけたくない久留美、財布を忘れた自分を弄る國春、死んでも頭を下げたくない燃堂海藤、鳥束と肝心の人脈に恵まれていなかった。灰呂「僕もいるよ!」

そもそも楠雄は人に借りを作るのが大嫌いなので却下。
結局、最後に残った案はアポートでお金を調達することだった。
アポートはテレポートとセットになっている能力なので、送り付けるのは合計金額である980円と同価値の物でなければいけない。
±1割までの誤差は認められているものの楠雄の現在の手持ちは、1円硬貨×2枚、謎のバネ、丸めたレシート、輪ゴムと世紀末でも価値が低そうな物ばかり。

ならば衣服と交換しようと考えたが、ズボンはもちろんアウト。
さらに、厨房では楠雄の奇抜なコーディネートを見た店員達があだ名会議を行っており、カーディガンはおろかYシャツですら無くなったら不自然というレベルになっていた。店員、仕事しろよ。
その結果、楠雄はある衣服と500円玉を交換することに…

楠雄(…やはり少しスースーするな…)

























楠雄(靴下がないと)

楠雄(……ん?一体何と交換すると思ったんだ?自分のパンツと交換なんてマヌケな真似する訳ないだろ)

そして楠雄は500円玉を元手に、家の中にあるものでわらしべ長者を始めることに。

楠雄(アポート!!)




『500円玉→トランクス(550円)』


楠雄(…うん……アポート!!)


『トランクス(550円)→味噌(600円)』


『味噌(600円)→斉木楠雄のΨ難 EXTRASTORYOFPSYCHICS(650円)』


文庫本の宣伝をしつつ着実に交換を重ねていく楠雄。本棚は大惨事になったが。

ここで、家に651円から715円の物が無いことに気がついた。

楠雄(仕方ない。アイツらに迷惑かけるとするか。アポート!!)



【終焉社】

丁度その頃、國春は持ち込みに来た女性の対応をしていた。


國春「じゃあ早速原稿を…」


『文庫本(650円)→ベルト(690円)』


国春「見せてもらえるかな」←ベルトが消えたので、ズボンがずり落ちる


女性「…いや貴方のは見せてもらわなくて結構ですけど…」


楠雄(サクサクいこうアポート!!)



【燃堂宅】

丁度その頃、燃堂は買ってきたステーキ弁当を食べようとしていた。


『ベルト(690円)→ステーキ弁当(750円)』


燃堂「…お?かてぇ肉だなぁ」


…燃堂、それは肉じゃない。ベルトだ。


楠雄(冷めないうちにアポート!!)



【蒲生ゼミナール】

丁度その頃、海藤は塾で数学の授業を受けていた。πの置換積分の復習をしていた時…


『ステーキ弁当(750円)→教科書(800円)』


海藤「えっ!?あれ!?…はっ!?教科書は…?」


講師「こら海藤ォ!!お前何飯食おうとしてんだ!!まだでしょ!!」


楠雄(アポート!!)



【梵嚢寺】

丁度その頃、鳥束はエロ本を読んでいた。


鳥束「たまんねェな…このおっぱいもなかなか……」


『教科書(800円)→エロ本(840円)』


鳥束「ん?…おっπ!?」


楠雄(アポート!!)



【終焉社】

一方國春は、女性の前でパンツをさらけ出した変質者とみなされ窮地に立たされていた。
そこで、名刺を出すことで部外者ではないことを証明しようとする。


『エロ本(840円)→名刺入れ(920円)』


國春「ここの編集者だよ僕は!!」←エロ本を見せながら


女性「部外者じゃねーか!!」





楠雄(よし920円まで行ったぞ…最後のアポートだ!!)


『名刺入れ(920円)→千円札』


楠雄(やった…!わらしべ長者成功だ!)


その後、楠雄は店員達にはクソコーデと陰で呼ばれていたが無事会計を済ませて店を後にした。


楠雄(今回はアイツらも役に立ったな…今度何かあったら助けてやるか)


そして、早速例の4人から助けを求める声が。
鳥束は欲求不満で騒いでいるだけだが、残りの3人は洒落にならないトラブルに巻き込まれていた

國春は長らく終焉社に勤めていたにも関わらず、部外者扱いされ警備員に拘束、海藤は授業中に早弁したと教師に誤解されてしまい親を呼び出すと宣告され、燃堂に至っては、ステーキとベルトが入れ替わっていることに半分食べるまで気づいておらず、食中毒になってしまった。



誰か助けてくれ!!



楠雄(…やれやれ。これなら皿でも洗った方が楽だったな…)


お金を調達しようとした結果、深刻なトラブルが多発する事態になってしまったことを楠雄は後悔するのだった。


◆【余談】
普段は何かと楠雄に迷惑をかけがちな燃堂達だが、今回は楠雄に一方的に迷惑をかけられた被害者である

また、後の回でもアポート絡みで騒動を引き起こしており、次第にアポートの使用頻度は減っていった。

ある意味今回の元凶となったカーディガンは、久留美が楠雄に買い与えた物。しかしお察しの通り、センスは少々前衛的だった。

ちなみに財布を忘れたとしてもちゃんとそのことを申し出て、後から払いに来れば食い逃げにはならない。楠雄がこのことを知っていたかは不明。


鳥束「この項目エロが足りなーい!!誰か追記・修正してくれー!!」


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