しあわせのお星さま(ドラえもん)

登録日:2021/02/28 Sun 07:33:55
更新日:2021/03/04 Thu 22:34:51
所要時間:約 3 分で読めます




「しあわせのお星さま」とは漫画『ドラえもん』のエピソードの1つ。
てんとう虫コミックス第18巻に収録。


【あらすじ】

もはやお約束と言っても過言ではない寝そべりながら漫画を読むのび太
ドラえもんも多くの読者と同じ気持ちであるらしく


いままでに何べん同じことをいったかしれないが……。

やはりいわねばならぬ。

よくまっ昼間からグウグウねられるね。

ねむいんだもの。

はやく夜にならないかな。

ぐーたらのび太は続けて「昼間が長すぎる」と文句を言うが、ドラえもんは地球の自転によるものだから仕方がないと返し外で遊ぼうと誘う。
しかし、のび太は階段から足を踏み外し盛大に転落してしまった。
のび太は地球に引力があるせいで転んだと嘆き、さらに冬の寒さにも耐え兼ね…



地球なんかに生まれてそんした。

そうだ、もっとすみよい星へ行こう。

夢の中でしあわせのお星さまをさがそう。

うまいこといってまたねる!

ドラえもんはどこまでもだらしないのび太に呆れつつも、「じゃ、ほんとに行くか。」と予想外の発言をする。
曰く「火星と木星の間から適当な小惑星を選び自分好みの星に造る」とのこと。
早速、酸素ボンベを鼻の穴に詰め、宇宙クリームを体に塗ってどこでもドアで小惑星に向かう。
その星は引力がかなり小さくちょっとしたはずみで飛び出してしまう為、お世辞にも住めるとは言えないが、2人による改造が始まる。

まずは植物を育てるために、水と空気と日光を用意する。
水は自宅から、空気は引力が小さい星でも溜まりやすい特殊な物を用いる。
すると海と陸ができ、空気が光を反射し日光が出てきた。
続いて種まきを行う。
のび太は「やたら引力が少なくって スイスイうごけらあ!!」と言わんばかりに海をひとっ飛びしあっという間に一周する。
また、ドラえもんは星の中に火をつけて火山を噴火させる。
そして、海面から水蒸気が登って雨雲ができた。

いつもころんでるぼくには、実にすみよい星だなあ。

引力が小さい為、転んでも痛くない星にのび太も満足する。

その後、降った雨が地面を流れ、やがて川になり海に注ぎ、地面から草木が生えてくる。
こうしてたちまち美しい緑の星となった。
さらに、ドラえもんは海の水に動物の素スープを溶かし、三葉虫等の古代生物を誕生させる。
インスタントだから、すぐに魚まで進化した。
自転も地球より遥かに早く、2時間で一回りするため、2人は一旦地球に帰ってまた明日来ようとするが…



まだ明るい!!

四時だもの。

いいお天気だから外で遊んでらっしゃい。

地球はじれったい星だなあ。

翌日、学校から帰ったのび太は1人であの星に行く。
そこは、昨日とは比べ物にならない程文明は発展しており、街中で小さな人々が目まぐるしく動いていた。
すると、のび太はのび太そっくりの子供を見つける。
様子が気になり窓から彼の部屋を覗くと


はやく夜にならないかなあ。

グウ。

案の定、この星ののび太そっくりの子供も真っ昼間からゴロゴロしてこの星のドラえもんそっくりの青いタヌキに叱られており、そんな自分の姿を客観視して困惑するのび太だった。

【登場するひみつ道具】

〇酸素ボンベ
1本で六時間息ができる小型ボンベ。
鼻の穴に詰めて使う。

〇宇宙クリーム
体に塗っておくと宇宙服の役目をするクリーム。
ドラえもんはロボットなので塗る必要はない。

〇顕微望遠鏡
遠い場所をミクロの倍率で見ることができる万能スコープ。

〇動物の素スープ
これを海水に溶かすと生物が発生する。
インスタントなので進化は非常に早く、生物のいない惑星に使用すると、翌日には人間による文明ができ上がっている。
発生した生物は通常のものより非常に小さい。

【アニメ版】

〇大山版「しあわせのお星さま」
1980年6月9日放映。

追記・修正は星を改造してからお願いします。

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最終更新:2021年03月04日 22:34