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夢魔鏡(遊戯王OCG)

登録日:2021/10/19 Tue 00:28:35
更新日:2026/10/25 Sun 02:42:42
所要時間:約 16 分で読めます




鏡で繋がる夢現(ゆめうつつ)



光と闇が織り成す『夢魔鏡』の物語(ファンタジー)




『夢魔鏡(ゆめまきょう)』とはカードゲーム『遊戯王OCG』に登場するカテゴリの1つである。

【概要】

「WORLD PREMIERE PACK 2020」にて初登場した海外先行テーマ。
属するモンスターは光属性と闇属性に分かれており、メインデッキに入るレベル1・4・8のモンスターにそれぞれ1体ずつ存在する。
同じレベルのモンスター同氏は種族が共通し、攻守の値が反転している。
また、以下の共通効果を持つ。


このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが「夢魔鏡」モンスターの効果で特殊召喚に成功した場合に(~を対象として)発動できる。
(固有効果)
(2):フィールドゾーンに(「聖光の夢魔鏡」または「闇黒の夢魔鏡」)が存在する場合、
自分・相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに、このカードをリリースして発動できる。
デッキから(対応する同レベルのモンスター)1体を特殊召喚する。

(2)の効果はそのフィールド魔法が自分の場か相手の場かを問わず自身をコストにして発動するフリーチェーン効果。
そのためヴェーラーなどそのターン中効果を無効にする効果に実質耐性を持っており、また相手がバウンスや破壊を仕掛けてもそのまま対になる夢魔鏡モンスターにサクリファイス・エスケープすることが出来る。
また、自分のバトルフェイズにも発動できるため、直接攻撃する際夢魔鏡モンスターで攻撃後、リリースして対になるモンスターを出すことでそのモンスターも戦闘に参加できるため、相手にワンキル級の大ダメージを与えることが出来る。

以上から、2枚のフィールド魔法とそれに対応するモンスター効果で展開して攻めるのが基本戦術となる。

テーマは「鏡と夢の世界」で、前述の(2)の効果は「鏡をくぐることで別の自分に変身する」ことを再現している。
ステータスが反転しているのも鏡の要素を含んでいるからだと思われる。

「ザ・ヴァリュアブル・ブックEX」では更に詳しい設定が語られており、「ネイロス」が特別な鏡によって夢の世界「夢魔鏡」に誘い、己の力に変えている。
その夢に魅了されると鏡を壊さないとその夢から出られなくなるという恐ろしい設定も明かされた。
また、いくつかのカードには現実世界らしき描写が描かれており、兄妹らしき男の子と女の子、彼らの飼い犬が描かれていることから、
このテーマそのものが彼らの見ている夢なのだと思われる。

その夢では兄が「ルペウス」、妹が「イケロス」、犬が「パンタス」に変身しており、
鏡を通ることで光と闇、2つの存在に変身しているものと思われる。


【効果モンスター】

前述の通り、レベル3のモンスター以外は初期から同レベルで対となるモンスターが存在し、イラストには相方のモンスターが鏡越しに映っている。
ネイロイのみ光属性しかいなかったが、後に闇版が実装された。

下級モンスター

夢魔鏡の乙女-イケロス
効果モンスター
星1/光属性/天使族/攻 0/守 500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが「夢魔鏡」モンスターの効果で特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「夢魔鏡の乙女-イケロス」以外の「夢魔鏡」カード1枚を手札に加える。
(2):フィールドゾーンに「闇黒の夢魔鏡」が存在する場合、自分・相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに、このカードをリリースして発動できる。
デッキから「夢魔鏡の夢魔-イケロス」1体を特殊召喚する。

妹が夢の世界で変身した緑の三つ編みでマントを羽織り、杖を持った少女。
固有効果として夢魔鏡カードのサーチ効果を持つ。

サーチ効果は相方の《夢魔鏡の夢魔-イケロス》と相性がよく、フィールド魔法を張り替えた後、サーチしたモンスターをあちらの効果で特殊召喚することができる。
夢魔鏡モンスターから特殊召喚されればなんでもいいため、パンタスや対になる《夢魔鏡の夢魔-イケロス》から出してもサーチできる。

夢魔鏡の夢魔-イケロス
効果モンスター
星1/闇属性/天使族/攻 500/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが「夢魔鏡」モンスターの効果で特殊召喚に成功した場合に発動できる。
手札から「夢魔鏡の夢魔-イケロス」以外の「夢魔鏡」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):フィールドゾーンに「聖光の夢魔鏡」が存在する場合、自分・相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに、このカードをリリースして発動できる。
デッキから「夢魔鏡の乙女-イケロス」1体を特殊召喚する。

イケロスのもう1つの姿。髪は紫になり衣装も黒メインとなり、鎌を持っている。
固有効果として手札の夢魔鏡モンスターを特殊召喚できる。

前述のように《夢魔鏡の乙女-イケロス》でサーチしたモンスターをフィールド魔法を張り替えた後特殊召喚できる。
特に後述する夢魔鏡の黒騎士-ルぺウスとは非常に相性がよく、このカードを特殊召喚し、その後手札の《夢魔鏡の黒騎士-ルペウス》を出せば実質フリーチェーンの破壊効果を持つ強力モンスターになる。
まともに手札から夢魔鏡モンスターを特殊召喚できる唯一のモンスターだが、ご丁寧に「夢魔鏡の夢魔-イケロス」以外のなんて書いてあるため、手札に来ると通常召喚するしかなくなる。

《夢魔鏡の逆徒-ネイロイ》が来るまではこのレベル1の2枚がこのデッキが展開の起点だったため、《ワン・フォー・ワン》等が使われていた。
ちなみに《ワン・フォー・ワン》自体で特殊召喚しても効果は発動しない。

夢魔鏡の使徒-ネイロイ
効果モンスター
星3/光属性/天使族/攻1000/守1000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドに「夢魔鏡」モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、このカードを闇属性にできる。
(2):このカードが「夢魔鏡」モンスターの効果で特殊召喚に成功した場合に発動する。
フィールドに「聖光の夢魔鏡」が存在する場合、相手フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで持ち主の手札に戻す事ができる。
フィールドに「闇黒の夢魔鏡」が存在する場合、自分はデッキから1枚ドローし、その後手札を1枚デッキに戻す。

ピンク髪の天使。
フィールドに夢魔鏡モンスターがいれば自身を特殊召喚して闇属性になる効果。
夢魔鏡モンスターの効果で特殊召喚された場合、場のフィールド魔法の種類によりバウンス及び手札交換できる効果を持つ。

(1)の特殊召喚効果は条件が緩いため、展開は容易。
ちなみに属性変更は任意のため、光属性のままでいることも可能。

(2)の効果で《聖光の夢魔鏡》がある場合は相手の魔法・罠をバウンスできる。
再利用される恐れがあるが、そのターンは安全に攻めることができる。
《闇黒の夢魔鏡》があれば手札交換ができ、夢魔鏡モンスターは効果でリクルートが容易なので戻すカードも豊富にある。手札に来てしまったリクルート先の夢魔鏡モンスターを戻せるのも魅力。
自身も「夢魔鏡」モンスターなので(1)で特殊召喚するとそのまま発動できる。

このテーマの中でも特殊な立ち位置にいるようで、このカードのイラストには対となるモンスターが描かれていないが、公式Twitterには設定画が描かれており、
そこにはこのモンスターと似た黒髪のモンスターが描かれている。
また、夢を見る少女の枕元に鏡を置いたのはこのモンスターのようである。

夢魔鏡の逆徒-ネイロイ
効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻1000/守1000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「夢魔鏡の使徒-ネイロイ」1体を手札に加える。
その後、このカードを光属性にできる。
(2):自分フィールドの他の「夢魔鏡」モンスター1体をリリースして発動できる。
それとはレベルが異なる「夢魔鏡」モンスター1体をデッキから選び、選んだモンスターにカード名が記された「聖光の夢魔鏡」または「闇黒の夢魔鏡」1枚をデッキから手札に加え、
選んだモンスターを守備表示で特殊召喚する。

1年遅れで登場したネイロイのもう一つの姿。
着地時に使徒の方のネイロイをサーチし、自分は光属性にチェンジできる。使徒の方は場に夢魔鏡がいれば特殊召喚できるため、そのまま展開に繋げられる。

もう一つの効果は自分以外の夢魔鏡をコストに、レベルの異なる夢魔鏡をリクルートしつつ「そいつのテキストに書かれている夢魔鏡のフィールド魔法をどっちか1枚」サーチする効果。
ややこしいが、例えば下記の聖獣の方のパンタスをリクルート先に選んだ場合、そのテキストにある「闇黒の夢魔鏡」をサーチできるのである。
特殊召喚した夢魔鏡は守備表示だが効果は使えるので、さらなる展開を見込める。

要約すればデッキから《夢魔鏡の使徒-ネイロイ》を墓地に送り、フィールド魔法をサーチし、デッキから「夢魔鏡」モンスターをリクルートするという、
まともな初動がなかった【夢魔鏡】に投入された、俗に言うヤケクソパワカ。
しかもメインデッキの夢魔鏡モンスターで唯一通常召喚に対応している他、彼のみ「夢魔鏡」モンスターの効果で特殊召喚に成功した場合~ではなく普通の特殊召喚時にも発動できる。
一人でアドを稼ぎまくるこのデッキ最強の一枚初動だが、対象がデッキにいないと効果の発動自体ができない融通の利かない部分もある。

夢魔鏡の聖獣-パンタス
効果モンスター
星4/光属性/獣戦士族/攻 900/守1900
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが「夢魔鏡」モンスターの効果で特殊召喚に成功した場合、「夢魔鏡の聖獣-パンタス」以外の自分の墓地のレベル8以下の「夢魔鏡」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
(2):フィールドゾーンに「闇黒の夢魔鏡」が存在する場合、自分・相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに、このカードをリリースして発動できる。
デッキから「夢魔鏡の魔獣-パンタス」1体を特殊召喚する。

犬が夢の世界で変身した神々しい犬らしき動物。完全に四足歩行だが獣戦士族である。
固有効果として夢魔鏡モンスターの蘇生効果を持つ。

夢魔鏡モンスターは共通効果としてリリースによる特殊召喚効果があるので、蘇生先には困らない。
更に蘇生した夢魔鏡モンスターの効果を発動させることもできる。

夢魔鏡の魔獣-パンタス
効果モンスター
星4/闇属性/獣戦士族/攻1900/守 900
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが「夢魔鏡」モンスターの効果で特殊召喚に成功した場合に発動できる。
このターン、このカードは直接攻撃できる。
(2):フィールドゾーンに「聖光の夢魔鏡」が存在する場合、自分・相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに、このカードをリリースして発動できる。
デッキから「夢魔鏡の聖獣-パンタス」1体を特殊召喚する。

パンタスのもう1つの姿。邪悪な面構えの魔獣。
固有効果として直接攻撃できる効果を持つ。

下級モンスターとしては攻撃力は高めで、《夢幻の夢魔鏡》で強化すればかなりのダメージを与えられるが正直言って聖獣と比べるとかなりしょっぱい。
《夢魔鏡の聖獣-パンタス》で蘇生されればランク4エクシーズ召喚が狙えるため、こちらがメインになりがち。


最上級モンスター

夢魔鏡の白騎士-ルペウス
効果モンスター
星8/光属性/戦士族/攻1000/守2800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが「夢魔鏡」モンスターの効果で特殊召喚に成功した場合に発動できる。
このターン、このカードは戦闘・効果では破壊されない。
(2):フィールドゾーンに「闇黒の夢魔鏡」が存在する場合、自分・相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに、このカードをリリースして発動できる。
デッキから「夢魔鏡の黒騎士-ルペウス」1体を特殊召喚する。

兄が夢の世界で変身した金髪イケメンの騎士。
固有効果として破壊耐性を持つ。
最上級故にまともに召喚できない上に、単体では自分の身しか守れない問題児。
《聖光の夢魔鏡》との組み合わせが前提と思われるが、融合モンスターが立つとその対象からすら外れる。

攻撃力も低いので相手の攻撃や除去に耐えつつ《夢魔鏡の黒騎士-ルペウス》に繋げることが主な仕事。

夢魔鏡の黒騎士-ルペウス
効果モンスター
星8/闇属性/戦士族/攻2800/守1000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが「夢魔鏡」モンスターの効果で特殊召喚に成功した場合、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
(2):フィールドゾーンに「聖光の夢魔鏡」が存在する場合、自分・相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに、このカードをリリースして発動できる。
デッキから「夢魔鏡の白騎士-ルペウス」1体を特殊召喚する。

ルペウスのもう1つの姿。全身真っ黒の騎士。
固有効果として除去効果を持つ。

夢魔鏡モンスターから出せば一枚カードを破壊できるため、相手ターンでの妨害や自分ターンで相手の守りを崩して露払いをするなど白騎士と違い頼りになる一枚。
このカードをどのタイミングでどのモンスターから出すのかが夢魔鏡の基本的な動きと言っても過言ではないため、発動タイミングは慎重に行いたいところ。


【融合モンスター】

夢魔鏡の天魔-ネイロス
融合・効果モンスター
星10/光属性/天使族/攻3000/守3000
属性が異なる「夢魔鏡」モンスター×2
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、このカードの属性は「闇」としても扱う。
(2):このカード以外の自分フィールドのモンスターがリリースされた場合、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
(3):このカードが相手によって破壊された場合に発動できる。
自分の墓地から「夢魔鏡の天魔-ネイロス」以外の「夢魔鏡」モンスター1体を選んで特殊召喚する。

《夢魔鏡の使徒-ネイロイ》に似たピンクの長髪を持つ神々しい天使。夢魔鏡における吉夢を支配する存在。
闇属性としても扱う効果と、自分のモンスターのリリースに反応する除去効果、破壊された場合に夢魔鏡モンスターを蘇生させる効果を持つ。

融合素材は属性の異なる夢魔鏡モンスター2体。後述する《混沌の夢魔鏡》の《闇黒の夢魔鏡》時の効果や《刻まれし魔の大聖棺》を使えば墓地融合できるので負担を軽くすることができる。
【夢魔鏡】は対のモンスターを揃えやすいため素材自体は簡単に揃えられる。

(2)の除去効果はリリースなら何でもいいので夢魔鏡モンスターの共通効果は勿論、《刻まれし魔の鎮魂棺》や《ダイナレスラー・パンクラトプス》といった自己リリース効果全般にも対応しているのでアドバンテージを稼げる。相手が壊獣や《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》でこのカード以外のモンスターをリリースしてくれば除去効果を使うこともできる。大体相手はこいつをリリースしてくるだろうが。

(3)の蘇生効果は相手依存なので、保険程度に思っておけばいいだろう。対になる《夢魔鏡の魘魔-ネイロス》を蘇生させればそちらの効果でEXデッキに存在する2枚目以降のこのカードを出すことが出来る。

どちらの効果もフィールド魔法に依存しないのは大きな利点。

夢魔鏡の魘魔(えんま)-ネイロス
融合・効果モンスター
星10/闇属性/悪魔族/攻3000/守3000
属性が異なる「夢魔鏡」モンスター×2
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、このカードの属性は「光」としても扱う。
(2):フィールドゾーンに「闇黒の夢魔鏡」が存在し、モンスターの効果が発動した時に発動できる。
その効果を無効にする。
(3):フィールドゾーンに「聖光の夢魔鏡」が存在する場合、このカードをリリースして発動できる。
EXデッキから「夢魔鏡の天魔-ネイロス」1体を守備表示で特殊召喚する。
この効果は相手ターンでも発動できる。

ネイロスのもう1つの姿。全体的に黒くなっている。こちらは『魘魔』の通り悪夢を支配する存在だろう。
光属性として扱う効果と、《闇黒の夢魔鏡》がある場合にモンスター効果を無効にする効果と、
《聖光の夢魔鏡》がある場合に自身をリリースして《夢魔鏡の天魔-ネイロス》をEXデッキから特殊召喚する効果を持つ。

融合素材は《夢魔鏡の天魔-ネイロス》と同じなので状況に合わせて使い分けられる。
だが(2)や(3)の効果からこのカードを優先的に出すことになるだろう。
また、悪魔族なので《夢魔鏡の逆徒-ネイロイ》を素材に出せる《刻まれし魔の大聖棺》で墓地融合できるので単純に天魔よりも出しやすい。

(2)の効果はフィールド魔法が必要だがノーコストでモンスター効果を無効にできる。
ただし、1ターンに1度なのでタイミングを見極めることが重要。
《夢魔鏡の逆徒-ネイロイ》初動の場合早めに立てられるので《原始生命態ニビル》をケアしながら動くことも可能。

(3)の効果は主にサクリファイス・エスケープとして使っていくことになるだろう。《サンダー・ボルト》などの全体破壊にチェーンすれば、あちらの蘇生効果で帰還することで実質的に耐えられる。
ただし守備表示で《夢魔鏡の天魔-ネイロス》を特殊召喚するため、バトルフェイズでの追撃には使えないのが注意。

どちらの効果もフィールド魔法に依存しているため、単体では何もできないのが欠点。


【魔法・罠カード】

聖光の夢魔鏡
フィールド魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに光属性の「夢魔鏡」モンスターが存在する限り、自分フィールドの「夢魔鏡」モンスターの内、レベルが一番高いモンスター以外の「夢魔鏡」モンスターは、
攻撃対象にならず、相手の効果の対象にもならない。
(2):自分・相手のエンドフェイズに、自分のフィールドゾーンのこのカードを除外して発動できる。
手札・デッキから「闇黒の夢魔鏡」1枚を発動する。

夢魔鏡の重要な鏡その1。光差す城が映されている。

光属性の夢魔鏡モンスターがいれば夢魔鏡モンスターを攻撃・効果の対象から守る効果と、
自身を除外して《闇黒の夢魔鏡》を発動する効果を持つ。

(1)の効果はレベルが一番高いモンスター以外が対象となるので、
例えば融合体がいない状態で《夢魔鏡の白騎士-ルペウス》を立たせれば他の下級モンスターを全て相手から守ることができる。
ただし一番守りたいネイロスが最もレベルが高く効果を受けられないので正直あまり頼りにならない。

(2)の効果は《闇黒の夢魔鏡》と交代できるが、自身は除外され再利用が難しくなるので、
《夢魔鏡の夢物語》のフォローが必須となる。


闇黒の夢魔鏡
フィールド魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに闇属性の「夢魔鏡」モンスターが存在する限り、相手がモンスターの特殊召喚に成功する度に、相手に300ダメージを与える。
(2):自分・相手のエンドフェイズに、自分のフィールドゾーンのこのカードを除外して発動できる。
手札・デッキから「聖光の夢魔鏡」1枚を発動する。

夢魔鏡の重要な鏡その2。闇夜に包まれた城が映されている。
闇属性の夢魔鏡モンスターが存在すれば相手は特殊召喚の度にダメージを受ける効果と、
自身を除外して《聖光の夢魔鏡》を発動する効果を持つ。

(1)はバーン効果だがダメージ量が少なすぎるため大概スルーされる。
27回も特殊召喚される前にこの鏡が叩き割られているだろう。

(2)の効果は《聖光の夢魔鏡》と同じである。

どちらのフィールド魔法も夢魔鏡モンスターの効果に必要となる重要なカードとなっているため、テラ・フォーミングやメタバース、盆回し、夢現の夢魔鏡などを使ってフィールドに揃えたいところ。


夢幻の夢魔鏡
永続魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、デッキから「夢魔鏡」モンスター1体を手札に加える事ができる。
(2):フィールドゾーンに「聖光の夢魔鏡」が存在する限り、自分フィールドの全てのモンスターの攻撃力・守備力は500アップする。
(3):フィールドゾーンに「闇黒の夢魔鏡」が存在する限り、相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力・守備力は500ダウンする。

《夢魔鏡の天魔-ネイロス》が持つ鏡に眠っている少女と犬が映されている。
発動時に夢魔鏡モンスターをサーチする効果と、フィールド魔法に応じて自身のパワーアップか、相手をパワーダウンさせる効果を持つ。

(1)は状況に応じて夢魔鏡モンスターをサーチすることができる……が、ネイロイ以外のメインデッキのモンスターは対の存在をデッキから特殊召喚する効果を持つ上、手札から特殊召喚する手段は《夢魔鏡の夢魔-イケロス》ぐらいしかないので手札よりデッキで眠っていて欲しいモンスターである。
そのため、もっぱら初動となる《夢魔鏡の逆徒-ネイロイ》をサーチすることになるが、逆徒を実質6枚体制にできるというだけで非常に重要なカード。

(2)と(3)は戦闘をサポートする効果であり、両方あれば攻撃力の差を広げることができる。特に夢魔鏡モンスターはあまり打点の高いモンスターがいないため、出来れば両方のフィールド魔法を揃えて戦闘を有利にしたい。


混沌の夢魔鏡
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):「夢魔鏡」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを自分フィールドから墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
フィールドゾーンに「聖光の夢魔鏡」が存在する場合、手札のモンスターも融合素材とする事ができる。
フィールドゾーンに「闇黒の夢魔鏡」が存在する場合、自分の墓地のモンスターを除外して融合素材とする事もできる。

ひび割れた鏡に光と闇両方の世界が混ざって映っている。

フィールドのモンスターで夢魔鏡融合モンスターを融合召喚する効果と、フィールド魔法の有無により素材先を広げる効果を持つ。
現状は2体のネイロス専用の融合魔法となっている。

《聖光の夢魔鏡》があれば手札のモンスターを素材にできる。
……フィールド魔法要求してようやく《融合》並の範囲と言う反応に困る代物。速攻魔法という利点こそあるがほとんどオマケ。
《闇黒の夢魔鏡》があれば墓地のモンスターを素材にできる。
こちらが本命で夢魔鏡モンスターはリリースを多用するので、素材に困ることはないだろう。

速攻魔法のため、追撃に用いてネイロスを出してダメ押しすることも可能。


夢現の夢魔鏡
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):「聖光の夢魔鏡」「闇黒の夢魔鏡」をそれぞれ1枚ずつ手札・デッキから選び、
その内の1枚を自分のフィールドゾーンに、もう1枚を相手のフィールドゾーンにそれぞれ表側表示で置く。

鏡越しに見つめ合う2人のイケロス。

夢魔鏡における重要カードの一つ。
《聖光の夢魔鏡》《闇黒の夢魔鏡》をお互いのフィールドゾーンに置く効果を持つ。
要するに夢魔鏡専用の《盆回し》とでもいうような効果であり、これにより張り替えなしでこの2枚を必要とするカードの効果をフルで使用できる。そのためトラップトリックなどでなるべく速やかに発動したい。
ただし、相手側に置かれた方は相手のフィールド魔法張り替えで除去されてしまうのには注意。


夢魔鏡の夢物語
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドに「夢魔鏡」モンスターが存在する場合、除外されている自分の「聖光の夢魔鏡」「闇黒の夢魔鏡」を1枚ずつ対象として発動できる。
そのカードをデッキに戻し、フィールドのカード1枚を選んで除外する。
(2):自分フィールドの「夢魔鏡」カードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりに墓地のこのカードを除外できる。

夢の世界で夢魔鏡の鏡に飛び込もうとする少女。

夢魔鏡モンスターがいる場合に除外された《聖光の夢魔鏡》《闇黒の夢魔鏡》をデッキに戻してカードを除外する効果と、
墓地から除外して夢魔鏡カードを破壊から守る効果を持つ。

(1)の効果は自身の効果を除外した《聖光の夢魔鏡》《闇黒の夢魔鏡》を再利用しつつ相手のカードを除去できる。

(2)の効果により発動後も防衛手段として役立つ。


夢魔鏡の夢語らい
永続罠
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、自分フィールドの「夢魔鏡」モンスターが自身の効果を発動するためにリリースされる場合、墓地へは行かず持ち主のデッキに戻る。
(2):自分・相手のメインフェイズに、魔法&罠ゾーンの表側表示のこのカードを墓地へ送って発動できる。
自分の墓地のカード及び除外されている自分のカードの中から、「聖光の夢魔鏡」または「闇黒の夢魔鏡」1枚を選んで自分のフィールドゾーンに表側表示で置く。
その後、置いたカードのカード名が記されたモンスター1体を手札から特殊召喚できる。

兄妹と犬が朝食で夢について語っている所。兄は《夢魔鏡の黒騎士-ルペウス》について触れている。

夢魔鏡モンスターのリリースでデッキに戻す効果と、《聖光の夢魔鏡》《闇黒の夢魔鏡》を再利用し、それに関連したモンスターを特殊召喚する効果を持つ。

(1)はリクルート効果の多いこのデッキには有用であり、デッキ切れを防ぐことができる。
ただし、カオスモンスターや《混沌の夢魔鏡》の墓地効果と相性が悪く、
さらに《夢魔鏡の魘魔-ネイロス》の(3)を使おうとすると勝手にデッキに帰還し《夢魔鏡の天魔-ネイロス》の蘇生効果も使えなくなるなど、デメリットも多数ある。構築する際に採用するかはよく考えること。

(2)はフィールド魔法を再利用しつつ展開できるのだが、《夢魔鏡の逆徒-ネイロイ》以外のモンスター効果の発動条件には「夢魔鏡」モンスターの効果で特殊召喚に成功した場合などとふざけたことが書いてあるため、罠のこのカードで特殊召喚しても効果が発動しない。


夢魔鏡の夢占い
カウンター罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):以下の効果を発動できる。
●フィールドゾーンに「聖光の夢魔鏡」が存在し、相手が魔法・罠カードを発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
●フィールドゾーンに「闇黒の夢魔鏡」が存在し、相手がモンスターを特殊召喚する際に発動できる。
その特殊召喚を無効にし、そのモンスターを破壊する。

枕元に置かれた鏡からの光で照らされて眠る少女と犬。

フィールド魔法の有無によって魔法罠及び特殊召喚を無効にし破壊する効果を持つ。

《聖光の夢魔鏡》なら魔法・罠、《闇黒の夢魔鏡》ならモンスターの特殊召喚を無効にでき、
前者なら除去カード、後者なら相手のEXデッキのモンスターを封じれるが、モンスター効果の発動を止められないのが難点。


【相性のいいカード】

ご存じ光と闇の混合デッキ。
夢魔鏡は光属性と闇属性が混在し、リリース効果により墓地に溜まりやすいので相性がいい。
フィールド魔法を参照する効果を持つ《カオス・ダイダロス》や、除外したモンスターをデッキに戻せる《混沌の創生神》が有力。
ただし、夢魔鏡の夢語らいとは相性が悪いので注意。

ご存じ2024年の問題児テーマ。
《夢魔鏡の逆徒-ネイロイ》が効果を使うと光・悪魔になるため繋げられる。
《刻まれし魔の鎮魂棺》の効果がリリースなので《夢魔鏡の天魔-ネイロス》の発動条件を満たし、
《刻まれし魔の大聖棺》が悪魔族ならOKなので《夢魔鏡の魘魔-ネイロス》を融合できるなど相性がよく、盤面Wネイロスすら容易に可能。
EXデッキを大量に占拠するが、そもそもEXのモンスターがネイロス2種しかいない【夢魔鏡】では影響も少ない。
ただしその逆徒は効果を通さないと闇属性なので手札誘発で止められるとデモンスミス展開できないこと、
墓地やデッキでは光・悪魔ではないため融合素材にならず《刻まれし魔の詠聖》でのサーチもできないなど純粋な光・悪魔に比べると欠点も多い。

ご存じ闇属性リリースで飛び出す魔王竜。
闇属性夢魔鏡の自己リリース効果で一緒に特殊召喚できる。
更に《夢魔鏡の天魔-ネイロス》の効果発動のトリガーにもなれる。

EXデッキのモンスターをサポートするヒツジ。
ネイロスを融合召喚すれば下級夢魔鏡モンスターを蘇生できる。

  • テラ・フォーミング、メタバース、盆回し
ご存じフィールド魔法サーチカード。
フィールド魔法が重要なこのデッキでは重要なキーカードとなる。

  • トラップトリック
夢現の夢魔鏡を発動できれば夢魔鏡カードの性能をフルで発揮できるため、通常罠をデッキから直接セットし、そのターンで発動することができるこのカードも採用が視野に入る。

  • 強欲で金満な壺&金満で謙虚な壷
EXデッキのカードを取り除いてデッキからドローしたりカードを加える壷たち。
純構築はネイロス以外のモンスターに依存しないため、気軽に採用することが出来る。

【戦術】

《夢魔鏡の逆徒-ネイロイ》初動の動きは高い展開力を持つ。
《夢魔鏡の天魔-ネイロス》《夢魔鏡の魘魔-ネイロス》や《夢魔鏡の黒騎士-ルペウス》で制圧しつつ、
バトルフェイズには夢魔鏡モンスターたちのリリース効果で一斉攻撃を仕掛けるテクニカルなコントロールデッキ。
どこでどの夢魔鏡モンスターを出して妨害を仕掛けるかが重要なため、プレイヤーのプレイングが問われるデッキである。
相手ターンでもサクリファイス・エスケープが使えるため、対象を取る除去には強め。
また、展開の途中でモンスター効果無効を持つ《夢魔鏡の魘魔-ネイロス》が立てられるため一部の誘発にも強く出られる。

【弱点】

初動が細い。このデッキのまともな初動は《夢魔鏡の逆徒-ネイロイ》とそれをサーチする《夢幻の夢魔鏡》のみなのでとにかく手札事故が頻発する上、手札誘発にも弱い。
逆徒以外のメインデッキのモンスターの性能はお世辞にも良いとは言えず、逆徒以外を通常召喚しても何も起こらない。
かと言って他のテーマやカードにも頼ろうにもデッキに必要なカードが多いため構築の幅も狭い。

《夢魔鏡の魘魔-ネイロス》さえ立ってしまえば相手の手札誘発を弾きながら展開できるが、初動の逆徒自体に手札誘発が効いてしまうため、ここを止められただけで負けてしまうことも多い。
そして何より素引きNGのカードがとにかく多い。
大半の夢魔鏡モンスターや夢魔鏡フィールド魔法は単体では何もできないどころか、デッキにいなくなると逆徒の効果発動すらできなくなる。

そして相手フィールドに送り付けた鏡は、適当なフィールド魔法で張り替えられただけで潰されてしまう。

また、実質フリーチェーンとは言え《夢魔鏡の天魔-ネイロス》や《夢魔鏡の黒騎士-ルペウス》の除去効果はワンテンポ遅いのも難点。フィールド魔法や永続魔法の発動時の効果は止められない。

耐性面でも《聖光の夢魔鏡》やサクリファイス・エスケープなど対象を取る効果には強いが、全体除去は防げない。
《夢魔鏡の白騎士-ルペウス》こそ破壊耐性があるものの単体性能が低く、それ以外は聖光がある時の《夢魔鏡の魘魔-ネイロス》が実質的な破壊耐性を持っている程度のため
《ライトニング・ストーム》や《サンダー・ボルト》が直撃すると致命傷を受ける。
テーマ内での魔法罠無効も条件付きの《夢魔鏡の夢占い》しかなく、これらの対策も考えたいところ。


追記・修正は夢の中で遊んでからお願いします。

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最終更新:2026年10月25日 02:42