登録日:2022/07/14 (木曜日) 22:34:23
更新日:2023/08/09 Wed 12:53:31
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<よし、これは使える。
<欲しい、私によこせ!
<あたしとニュートが使ってあげるよ!
概要
Apexの前作にあたる
タイタンフォール2(TF2)から続投された武器であり一見するとピストルのような特徴的なデザインをしており、ショットガンピストルとも呼ばれる。
ショットガンにしてはシンプルな見た目をしているがその強さは折り紙付であり、ユーザー及び運営から愛されているAPEXを象徴する武器と言える。
武器性能
装弾数は最低6発、マガジンを拡張すれば最大8発で1発のダメージはペレットフルヒットで90と非常に高く、まともに被弾すれば青アーマーを一発で粉砕する程に一撃が重く、連射速度もEVA-8と同程度の速さを誇る。
その上にショットガンでありながらADSをして狙えば敵から少し離れた距離でもダメージを出すことが可能なため近距離から中距離のお供として非常に有用なショットガンであり、他のショットガン達に引けを取らない強さを誇る。
これだけでも十分強いのだが、1番恐ろしい点はこれ程の武器性能を持ちながらケアパッケージ武器ではなく、通常武器として扱われており拾おうと思えばどこでも拾うことが可能な点であろう。
これらの点からこの武器はAPEXの象徴的な武器としてユーザーの間では良くも悪くもネタにされており、運営もその事を理解してか
エイプリルフールでは特別仕様のモザンビークが登場したり、シーズン7のカジュアルイベントではモザンビークを装備した状態で戦えるイベントが開催される等その存在感は言うまでも無い。
これからAPEXを始めようと言う方々は是非ともこの武器を手に取ってその強さを存分に味わってもらいたい。
追記・修正はモザンビークでハンマーバッチを獲得してからお願いします。
上記の武器性能は嘘ではない、但しそれは…
シーズン毎のモザンビーク
ここでは主にモザンビークに関する大きなイベントや調整が入ったシーズンを抜粋して記載していく。
シーズン0
サービス開始当初から存在しており、通常武器としてフィールドにドロップしていたためTF2を遊んだユーザーからはあのモザンビークをAPEXでも使えるのかと驚いたことだろう。
しかし、肝心の武器性能は悲惨の一言であり、はっきり言ってハズレ武器。
まず装弾数がたったの3発となっていて同期のピースキーパーは6発、EVA-8に至っては8発、マスティフですら4発も打てることを考えるととても少ないと言わざるを得ない。
それでいて弾速は遅い上に弾も当てにくく、ペレットが∴の形で飛んでいき・一つにつき15のダメージが入る仕様となっていて、至近距離ならともかく敵が少しでも離れた所にいるとペレットが大きく散らばって最大ダメの45はおろか下手したらカスダメの15すら出せるか怪しく仮に弾を3発ともフルヒットさせても最弱の白アーマーの敵すら倒す事が出来ないという体たらく。
そもそもの話EVA-8は最大63、ピースキーパーは110ダメ、マスティフに至っては144ダメを出すことが出来る上にモザンビークよりも取り回しがいいためモザンビークの存在意義は無いも同然だった。
一応EVA-8と同じくフルオート射撃が可能だが、お世辞にも連射速度は良好とは言えず3発しか撃てないためすぐに弾切れを起こし劣悪なリロード速度によって隙を晒してしまうことになるため数少ない長所も短所の多さに霞んでしまう有様で一部では「素手の方がマシでは?」とすら言われてしまう始末だった。
同じハズレ武器仲間としてP2020・RE-45が存在しているが、どちらも装弾数が遥かに多い上にライトアモを使用するため弾速・連射力共にモザンビークよりも上のため初動で使うにしてもこれらの方に軍配が上がってしまうためモザンビークは一躍APEXを代表する残念武器としてネタにされてしまった。
シーズン2 バトルチャージ
シーズン0から6ヶ月の時を経て漸く強化された。
専用アタッチメントの「ハンマーポイント」が追加され、装備した状態で撃てば「シールドが無い状態の敵に対して一発100近いダメージを出すことが可能となり」限定的ではあるがロマン武器として注目されるようになった。
更にショットガンボルトレベル3に敵を見やすくしてくれるデジタルスレット(通称デジスコ)が標準装備され、おまけとばかりにハンマーポイントまで搭載してある「金のモザンビーク」がフィールドにドロップする様になったが、装弾数や弾の拡散などの基礎性能はそのままだったのでこれまでと比べれば多少はマシになっただけでネタ武器としての扱いは依然として変わらなかった。
同時期に追加されたオルタネーター専用アタッチメントの「ディスラプター弾」を装着したオルタネーターとハマーポイントを装着したモザンビークが組むことで爆発的な強さを発揮することができた。
ディスラプター弾を装着したオルタネーターはシールドに対して通常の3倍近くのダメージを与えることが出来るようになるので、赤アーマーでも3〜4発当てればシールドを破壊することが可能となる。そしてシールドを削り切った後はハンマーポイントを装着したモザンビークを使えば簡単に体力を削り切って敵をダウンさせることが出来たので、お手軽火力セットとしてカジュアル・ランクを問わずに大暴れをした。
当然ながらゲーム性を破壊するこんな組み合わせが許されるはずもなく、最終的にディスラプター弾が削除される形で幕を閉じモザンビークは元の鞘に戻ることとなった。
後にディスラプター弾はシーズン10にてケアパッケージ武器として復活を果たすのだが…
シーズン3 メルトダウン
このシーズンでは遂にモザンビーク本体に調整が入り、ペレットの拡散が多少抑制されるようになった上に射撃後の硬直時間も短縮され、シーズンの途中では弾の判定が大きくなったことでだいぶ当てやすくなりこれまでのシーズンと比べれば幾分かは使いやすくはなった。
しかし肝心の装弾数は相変わらず3発だったためやっぱりネタ武器の扱いは変わらなかった。
一応ハンマーポイントを付けた際により確実に敵を倒しやすくなったため、ハンマーポイントに
ロマンを求める人達からはそこそこ喜ばれたそうな。
シーズン4 アシミレーション
2020年4月1日…
前シーズンでの強化内容はそのままに連射力やダメージが強化された上に装弾数が怒涛の9発へと増大したモザンビークがワールズエッジへと降り立つ!
EVA-8以上の連射力から繰り出される9発×57ダメの弾丸はサブマシンガンやアサルトライフルに引けを取らないDPSを叩き出し、射程距離に入ったら最後高レベルのアーマーを着たジブラルタルですらあっという間に倒せる程。
これによって誰もがモザンビークを求めてワールズエッジを彷徨い、最終ラウンドではマスティフとモザンビークが鎬を削り合うと言うシーズン0ではあり得なかった光景を生み出ことになった。
この革新的な強化によってモザンビークはTF2時代の力を取り戻したと言っても過言ではなく、彼の最弱伝説は今度こそ終止符が打たれた。
1日だけの束の間の夢だがな!
上記の日付を見て察した方も多いとは思うが、この化け物みたいなモザンビークはエイプリルフールイベント限定で用意された特別仕様のモザンビークであり、多くのユーザーが運営に投げかけた「TF2時代のモザンビークを返してくれ」という声に対する運営なりの回答と言える。
そして体力が多いAPEXといえどもTF2時代のモザンビークをそのまま続投したらゲームバランスに支障をきたす事実を多くのユーザーに突きつけた1日でもあった。
余談ではあるが、1年後の2021年シーズン8 メイヘムでもエイプリルフールイベントが開催され、キングスキャニオンに前述のモザンビークと同様に化け物性能になったP2020が登場し、みんながモザンビークとP2020を手にし最終ラウンドでもモザンビークとP2020の銃声が鳴り響くという「騒乱」の名前に違わないカオスな光景が生み出されることとなった。
シーズン6 ブーステッド
このシーズンではようやく装弾数にテコ入れが入り最大3発から4発へと上方修正がされた。遅ぇよ
ぶっちゃけてしまえばそれだけでハズレ武器の汚名が晴れるわけではないが、素の状態では弾をフルヒットさせても白アーマーの敵すら倒せないというあまりにも酷い状況からは脱却する事が出来たので初動での戦いにおいては全くの役立たずということは無くなった。
一応4発になったことでハンマーポイントをつけている状態であれば、赤アーマーの敵も理論上では倒せるようにはなったのでロマン武器としての存在感はより大きくなったと言える。
シーズン9 英雄の軌跡
なんとここに来てシーズン2で追加されて以来モザンビークを支えてきた盟友とも言えるハンマーポイントがスカルピアサーと共に削除されてしまった。
これによって
ロマン武器としてのモザンビーク
ついでにP2020もの存在感は無くなってしまった。
しかし、悪い事ばかりではなくこのシーズンでは久方ぶりにモザンビークの性能に調整が加えられ弾の拡散が更に狭まることとなり、多少敵との距離が離れていてもADSをして撃てばフルヒットの45ダメが出やすくなった。
更に装弾数にも調整が入り、最大4発から6発へと強化され初動でこれしか武器がなかったとしても白・青アーマーならばなんとか闘えるし、仮に紫アーマーを拾われたとしても上手く弾を当てれば6発以内に倒す事が出来るようになったため、使用感としては全体的な性能を一回り落としたEVA-8と言った塩梅になった。
但し、依然として弱武器であることは覆らないので、モザンビークの横に他のショットガン達が落ちていたらそっちを拾った方がいいのは変わらないが、シーズン0の散々な性能を思えば十分に救済されたと言える。
バトロワでの扱いは相変わらず不遇気味だが、シーズン9から追加された新モードアリーナでは少し事情が違ってくる。
アリーナはバトロワと違い材料を支払い好きなアイテムやアビリティ等を入手出来るシステムであり、自分の好みの武器やアイテムを「買って揃える」必要が出てきた。
即ち、武器を選ぶ際の判断基準として性能に加えてコストパフォーマンスという要素が生まれたのだ。
そんなアリーナでのモザンビークのコストはなんと0となっており、今シーズンの強化によって無料の割にはそれなりに戦える武器として扱えるので使えるコストが少ない序盤のラウンドはもちろん、コストがそれなりに潤沢になった中盤のラウンドでもメイン武器のカスタムやアルティメットの購入等にコストを割きたい場合にはサイドアームとして選ばれるためアリーナにおいてはちょっとした人気武器となっている。
但し試合が長期戦になると必然的に使えるコストが増えていき、必要なものを全て買い揃えてもコストが余るようになるため流石にそこまでくると他のショットガン達の出番となってしまう。
とはいえ嘗ては初動ですら見向きされるか怪しかったモザンビークが、別のモードとはいえ多くのプレイヤー達から必要とされるようになった光景は古参であればあるほど感慨深く感じられるだろう。
シーズン12 デファイアンス
3シーズン振りにモザンビークの盟友たるハンマーポイントが復活を果たした。
代わりにディスラプターオルタネーターは消えてしまったが
但しシーズン9でモザンビークが強化されたためハンマーポイント自体に弱体化が入っており、体力に対するダメージ上昇率は40%程に下がっておりペレットをフルヒットさせても60ダメージが限界となってしまいワンショットキルは難しくなってしまった。更に弱武器仲間のRE-45にもハンマーポイントが付けられるようになってしまい連射力やDPS的にそちらが優先されやすいのが向かい風となっている。
一応モザンビークは他のショットガンよりも中距離でもペレットのフルヒットが狙いやすくフルオート射撃も可能という強みはあるため初動でハンマーポイントが落ちていたらサイドアームとして検討しても良いだろう。
因みに上位互換だった筈のEVA-8は環境武器として暴れすぎたことで手痛い弱体化を受け、モザンビーク並かそれ以下の性能となってしまったのは内緒である。
追記・修正はモザンビークを使ってAPEXプレデターズに到達した人にお願いします。
- 遂に個別項目作られちゃったか -- 名無しさん (2022-07-14 22:59:01)
- モザンビークヒア!(訳:掃除が甘い) -- 名無しさん (2022-07-14 23:47:10)
- なんなら今はエバハチより使いやすい気がしてる -- 名無しさん (2022-07-15 21:02:34)
- マギーに持たせるとレレレが速くなってなかなか侮れない -- 名無しさん (2022-07-15 22:18:02)
- ↑×2 今のEVA-8はレベル3のボルトをつけてやっとまともな運用が出来るレベルだし、モザビ比べてADS時の銃身の跳ね上がりも酷いからマジな話ピスキが苦手ならモザンビークを持った方が良い。 -- 名無しさん (2022-07-17 14:56:42)
- ↑でもなんかエバハチ今度はヤケクソアッパー+ダブルタップ追加で最強格に躍り出たから、またモザビがキツい気もする ハンポモザビの確殺力とかは魅力的なんだけど -- 名無しさん (2022-08-24 13:13:18)
- お互い肉(シールド無し)同士でディボーションで轢き殺せると思って仕掛けたらハマポ装着のモザンに撃ち負けたのは苦い思い出。 -- 名無しさん (2023-08-09 12:53:31)
最終更新:2023年08月09日 12:53