登録日:2025/08/16 Sat 00:04:08
更新日:2025/08/16 Sat 01:28:07NEW!
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2025年7月~9月/ブリッジ/©肉丸・芳文社/ばっどがーる製作委員会
『ばっどがーる』とは、肉丸による漫画作品である。
「まんがタイムきららキャラット」(芳文社)より連載されている。
既刊5巻(2025年7月現在)
【概要】
まんがタイムきらら系列の4コマ漫画作品。
元々営業職に就いていた原作者が脱サラして漫画を執筆し、その中で「次にくるマンガ大賞2022年」にノミネートされた作品である。
本作のポイントは、憧れの先輩に振りむいてもらいたい主人公が背伸びをして「ワル」い子になろうとしたものの、大体思いつく案がほのぼのとしたものであったり、空回って失敗してしまったりという、きらら系ならではの日常系ギャグが多く盛り込まれているところである。
なお、作者は執筆の際はあまり「萌え」は意識してこなかったが、アニメで絵が起こされた際は、本作も「萌え」の要素があることを実感したという。
ワルを象徴するような言葉を台詞に盛り込むも、大体がズレた解釈や内容で終わってしまうことも多い。(例:暴力など)
なお、まんがタイムきららキャラットの表紙に本作が選ばれた際は、上述の「暴力」という言葉を何とか入れることができないかと編集側と思案したという。
ニコニコ静画にて番外編が連載。
2025年7月よりテレビアニメ版が放送中。
【あらすじ】
私立藤ヶ咲高校に通う高校一年生、優谷優は、教師からの評価もすこぶる良好なとってもいい子。しかし、憧れの風紀委員長、水鳥亜鳥の気を引きたい優は、不良の中の不良を目指して"ばっどがーる"に生まれ変わることを決意する!通学中のバスで、偶然亜鳥と乗り合わせてしまい狼狽える優。亜鳥の前で何か悪いことをしようと焦った優は、幼馴染の涼風涼にスマホで助けを求めるが…。
【キャラクター】
(主要人物)
CV:橘杏咲
「今日から私は“ばっどがーる”!」
本作の主人公の高校1年生。
同じ高校の先輩である亜鳥先輩が好き。
元々は品行方正で模範的な生徒であった。
しかし、没個性気味な見た目を気にしてか、風紀委員である先輩に振り向いてもらうために、「ワル」になることを決める。しかし元々品行方正故か、完全に非行に走ったわけではなく、ワルとしての行動も校則ギリギリの内容で攻めているという『ファッション不良』。
(例:クリップのピアス、だぼだぼのジャージ、巨大消しゴムを用いての厚底シューズ)
ワルになろうと、様々思案するも、大体不発に終わることが多い。
しかし、功を奏してなのか不明だが、亜鳥先輩に構ってもらえることになった。その都度先輩には振り回されている。突拍子もないことを仕掛けられて「こひゅー」という呼吸音で卒倒してしまうことも多い。
CV:花宮初奈
「優ちゃんみーっけ!もう隠れるなんて悪いワンちゃんね!」
藤ケ咲高校の3年生で風紀委員長を務めている。
容姿端麗・スタイル抜群の学園のマドンナ的存在。
男女問わず人気が高い。そして先輩に強いあこがれを持つ優が「ワル」の道に走ったのは先輩の存在が影響している。
お淑やかに見えるが、どこかピントがズレており、会話がかみ合わないことも。
優に対しても可愛い後輩として愛でている節があるが、どうもやり取りをみていると彼女を「犬」のような目で見ているのではないかという疑惑がある(事実、首輪を所持し、優に犬耳を付けたこともある)。
色んな意味で罪づくりな側面を持っているキャラクターである。
CV:松岡美里
「けんか売ってんのか、こいつ・・・」
優とは幼なじみの友人。優谷家のお隣さん。
金髪、黙っていたら不機嫌に見える目つき、所々見え隠れする柄の悪さから、周囲から不良と思われがちである。優曰く「ナチュラルボーン・アウトロー」。
そんな彼女であるが、面倒見は良く、優のおバカなワルの思い付きにため息付きつつも付き合ってあげている。
亜鳥先輩に熱を上げる優であるが、実は涼自身も優の事が好き。
付き合ってあげたり、亜鳥先輩絡みの相談に乗ってあげたりしているのは彼女の好意の感情からであることも自明の理である。
しかし、なかなかそうした思いは優には繋がっていない。
CV:花井美春
「そう!学園のアイドルであるるー」の前とはいえ・・・」
藤ヶ咲高校の2年生で
動画配信者、自称「学園のアイドル」。
デカい。
愛称は「
るー」。
亜鳥先輩に追いかけられた優をかくまった時が初対面である。
優も自身にふりむいてくれると思いきや、そうならず。
亜鳥先輩一筋な彼女には眼中になかったのが気に食わず、それ以降、彼女を付きまとう、半ばストーカーに近い状態になっている。
その後、映画を一緒に見たエピソードをきっかけに友達認定してもらったのがうれしかったようである。
(その他)
CV:
Lynn
亜鳥の友人で図書委員を務めている。
清楚な先輩に見えて、その実は結構なアブノーマルな百合思考を持つ先輩。
本命は亜鳥だが、「つまみ食い」してもいいよねと考え、優を2人きりの図書館に誘導するなど、余念がない。
なお作者曰く「
一番やばい奴」らしく、担当声優にも「一番ヤバい感じでお願いします」と伝えたらしい。
CV:前田佳織里
亜鳥の妹。亜鳥と同じ髪型をしている。
姉のことが大好きで独占欲が強い。
CV:
堀江由衣
優や亜鳥が生徒会行事で訪問した園児である。
亜鳥を崇拝しており、同い年の信者を集めてADC(亜鳥様大好きクラブ)を結成した。
そして優は何故か最高幹部として迎え入れられた。会合ではまりあは優の膝に座っている。
ちなみにこのクラブ会員ADCの園児たちだが、出演している声優は深夜アニメではメインヒロインで見たことのある人気声優が担当している。
【テレビアニメ版】
2025年7月よりテレビアニメが放映されている。
アニメーション制作はブリッジ。シリーズ構成は
米村正二、監督は古田丈司。
なお、原作者は全てのアフレコ回にお邪魔して、毎回全国各地のお菓子を取り寄せてお土産として渡していったそうである。
OP:「すーぱーびっぐらぶ!」
天狼群によるオープニング。
メインキャラたちが踊ったり活発な動きをしたりしているのが印象的なOPである。
ED:「BAD SURPRISE」
天狼群によるエンディング。
追記・修正は、ちょっと背伸びしてワルになりたいときにお願いします。
- 幼稚園児組の豪華声優陣よwww -- 名無しさん (2025-08-16 00:17:55)
- キャラが濃すぎて毎回胸やけ起こしながら見ている。 -- 名無しさん (2025-08-16 00:26:06)
- 涼ちゃんとしじみ先輩の声がまさかの現役プリキュアコンビ(しかも向こうでは現状不仲)という… -- 名無しさん (2025-08-16 01:27:19)
- 現状のアニメ放送範囲内だとクソレズさんがヤバ過ぎて、逆にるらパイセンはメイン4人のうちの1人にも関わらず不遇気味という印象 -- 名無しさん (2025-08-16 01:28:07)
最終更新:2025年08月16日 01:28