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ばっどがーる

登録日:2025/08/16 Sat 00:04:08
更新日:2026/08/02 Sun 22:19:16
所要時間:約 4 分で読めます




出典:『ばっどがーる』オープニングテーマ
2025年7月~9月/ブリッジ/©肉丸・芳文社/ばっどがーる製作委員会

ワルぶってるけど全然ワルくない??

自称・不良でちょっぴりおバカな少女の奮闘を描く
学園コメディ!開校!(スタート)

ばっどがーる』とは、肉丸による漫画作品である。
「まんがタイムきららキャラット」(芳文社)より連載されている。
既刊6巻(2026年7月現在)


【概要】

まんがタイムきらら系列の4コマ漫画作品。
元々営業職に就いていた原作者が脱サラして漫画を執筆し、その中で「次にくるマンガ大賞2022年」にノミネートされた作品である*1

本作のポイントは、憧れの先輩に振りむいてもらいたい主人公が背伸びをして「ワル」い子になろうとしたところである。しかし、大体思いつく案がほのぼのとしたものであったり、空回って失敗してしまったりという、きらら系ならではの日常系ギャグが多く盛り込まれている。
また直接の言及は無いものの軽めの百合要素が散りばめられており、登場人物の大半は特定の人物に対して特別な感情を抱いている。
なお、作者は執筆の際はあまり「萌え」は意識してこなかったが、アニメで絵が起こされた際は、本作も「萌え」の要素があることを実感したという。
ワルを象徴するような言葉を台詞に盛り込むも、大体がズレた解釈や内容で終わってしまうことも多い。(例:暴力など)

なお、まんがタイムきららキャラットの表紙に本作が選ばれた際は、上述の「暴力」という言葉を何とか入れることができないかと編集側と思案したという。*2

ニコニコ静画にて番外編が連載。こちらは主にキャラ個人の深堀りが中心。
2025年7月クールにテレビアニメ放送、無事終了した、が……?(後述)

【あらすじ】

風紀委員長・亜鳥に憧れ、気を引きたい一心でなぜか不良を目指すことにした高校一年生・優。
しかしワルくてカッコいいところをアピールするはずが、天真爛漫で人たらしな亜鳥の言動に小動物のごとく翻弄される…!?
ぜんぜん悪くない不良少女の学園4コマ!

【キャラクター】

下の名前がひらがなである場合を除き、全員名字と名前には同じ漢字が含まれている。
  • 優谷(ゆうたに) (ゆう)
CV:橘杏咲
「今日から私は“ばっどがーる”!」
身長:145.5cm 体重:秘密 スリーサイズ?:84・57・83
本作の主人公の高校1年生。
同じ高校の先輩である亜鳥先輩が好き。好き過ぎて亜鳥先輩以外の人間に割く記憶リソースを最小限にする始末。
元々は品行方正で模範的な生徒であった。
しかし、没個性気味な見た目を気にしてか*3、風紀委員である先輩に振り向いてもらうために、「ワル」になることを決める。しかし元々品行方正故かワルになりきれず、故に完全に非行に走ったわけではなく、ワルとしての行動も校則ギリギリの内容で攻めているという『ファッション不良』。
(例:クリップのピアス、だぼだぼのジャージ、巨大消しゴムを用いての厚底シューズ)

ワルになろうと思案して行動に移しているが、そもそもワル観が変だったり、亜鳥が現れ挙動不審になるなどで不発に終わることが多い。
しかし功を奏してなのか不明だが亜鳥には構ってもらえている。その都度先輩には振り回されている。突拍子もないことを仕掛けられて「こひゅー」という呼吸音で卒倒してしまうことも多い。
涼のことは親友と認識しており、亜鳥に入れ込むようになってからもそれは変わらない……が、それが祟って涼の自分に対する思い入れにはあまり気付いていない。
対幼馴染限定ばっどがーる。

  • 水鳥(みずとり) 亜鳥(あとり)
CV:花宮初奈
「優ちゃんみーっけ!もう隠れるなんて悪いワンちゃんね!」
身長:164cm 体重:48kg スリーサイズ?:89・62・90
藤ケ咲高校の3年生で風紀委員長を務めている。
容姿端麗・スタイル抜群の学園のマドンナ的存在。
ただし絵だけは奇々怪々
男女問わず人気が高い。そして先輩に強いあこがれを持つ優が「ワル」の道に走ったのは先輩の存在が影響している。
お淑やかに見えるが気取る事は無く、ありのまま他人と接する天真爛漫な性格。
天然なところもあるのかどこかピントがズレており、会話がかみ合わないことも。
優に対しては後輩というよりは小動物として見ており(事実、首輪を所持し、優に犬耳を付けたこともある)、優の想いは今一つ伝わっていない。一方で涼からはライバル視されているが、モテを通り越して崇拝されがちな彼女にとってはツンツンした態度がかえって新鮮なせいで気に入っており、優と関係ない事柄でも絡みに行っている。
色んな意味で罪づくりな側面を持っているキャラクターである。
作中にて優を差し置いて最強のワル(キングオブイビル)の称号も得たりする彼女は真の「ばっどがーる」なのかもしれない…。

  • 涼風(すずかぜ) (すず)
CV:松岡美里
「けんか売ってんのか、こいつ・・・」
身長:166cm 体重:46kg スリーサイズ?:78・54・81
優とは幼なじみの友人。優谷家のお隣さん。3人姉妹の末っ子。
金髪、黙っていたら不機嫌に見える目つき、所々見え隠れする柄の悪さから、周囲から不良と思われがちである。優曰く「ナチュラルボーン・アウトロー」。しかしそうした見た目とはギャップのある一面をしばしば覗かせるため、クラス内などに隠れファンが相当数いる模様。
そんな彼女であるが、面倒見は良く、優のおバカなワルの思い付きにため息付きつつも付き合ってあげている。
亜鳥先輩に熱を上げる優であるが、涼は優の事が好き。亜鳥とは異なりこっちは百合的な意味で。
亜鳥先輩絡みの迷走に付き合ってあげたり、相談に乗ってあげたりしているのは彼女の好意の感情からであることも自明の理である。
しかし、残念ながらそれらの思いは優には届いていない。
亜鳥に対しては敵視しつつも交流はしているが、皮肉なことにその態度を気に入られ積極的に絡んでくるというややこしい関係になってしまっている。涼自身も顔はいいと認めており、何なら好みの部類とのこと。
作者曰く「ヘタレ攻め」らしく、亜鳥の泣き顔に興奮しはじめるなど新たな性癖に目覚めている。

  • 瑠璃葉(るりは) るら
CV:花井美春
「そう!学園のアイドルである"るー"の前とはいえ・・・」
身長:146cm 体重:なし スリーサイズ?:93・不明*4・87
藤ヶ咲高校の2年生で動画配信者(ライバー)、自称「学園のアイドル」。デカい。
愛称は「しじみ先輩」、「胴」るー」。島根県出身。
亜鳥先輩に追いかけられた優を匿った時が初対面で、優が自分のファンなのかと思いきや亜鳥先輩一筋で一切靡かなかったことが気に食わず、それ以降、彼女を付きまとう半ばストーカーに近い状態になっていた。
映画を一緒に見たエピソードをきっかけに友達認定してもらったのがうれしかったようである。*5
その後優を同じバイト先に勧誘する、6人で出かける機会が増える、プリスタ仲間ができる、と順調に人間関係が広がっている。
ちなみに、担当声優は同時期に放送していた元ネタ作品でも歌唱をしている
配信者としての活動は短編(アニメだとED後のミニパート)で描かれており、チヤホヤされたいという願望とは裏腹にファンにいじられ通しである。
という呼称も配信のコメントによるもの。
4人姉妹の長女で呼ぶ際に「世界一かわいい」を付けさせる以外は面倒見のいい良い姉をしている様子。

  • 清木(すみき) (きよらか)
CV:Lynn
「他意はありませんよ♡」
身長:161cm 体重:44.5kg スリーサイズ?:81・53・83
藤ヶ咲高校の3年生で亜鳥の友人。図書委員長を務めている。
名前の通り才色兼備・品行方正・清楚に見え、その立ち居振る舞いはスズランに喩えられる程。
その一方で、大好物は女の子と豪語するほどのアブノーマルな百合思考の持ち主である*6
本命は亜鳥だが、「つまみ食い」してもいいよねと、優を狙い密室状態の図書室に誘導するなど女の子漁りに余念がない。
なんならそもそも図書委員になったのも図書室が自分好みの女の子を物色しやすい場所だったから。
加えて涼の気持ちに感づき優にそれを仄めかしてなお優を狙う辺りなかなか非道である。
そんななか水花だけは単独で狙った描写がなく純粋に可愛がっている模様*7
涼も着替えをガン見する程度のことはしているが、逆に言えばそのレベルでとどまっている。
なんなら亜鳥の扱い方をアドバイスしたりしているが、単に好みじゃないのか亜鳥の気持ちを察した上でなのかは不明。

実は雷と幽霊が大の苦手だが、百合の波動を感じると元通りになる。
なお作者曰く「一番やばい奴」らしく、担当声優にも「一番ヤバい感じでお願いします」と伝えたらしい。

  • 水鳥(みずとり) 水花(みずか)
CV:前田佳織里
「私のは警備です!!お姉ちゃんに変な輩(以下略)」
身長:149.5cm 体重:43kg スリーサイズ?:72・56・79
亜鳥の妹で優と涼のクラスメイトで、筋金入りのコミュ症。だが三人とも亜鳥絡みで知り合うまで互いのことを認識していなかった(後述)。
度を越したシスコンで、休み時間ごとに一眼カメラ片手に警備あ鳥見んぐに出かけるため中々教室に居なかった様子。
また姉の匂いやオーラから謎のクスリ物質「アトリニウム*8」を錬成する謎の技術を見せたことも*9

姉のことが大好きで独占欲が強く、優に対しては姉を狙う存在として敵視していた*10
しかしぼっち友達には飢えており、姉のことを語り合える貴重な相手でもある優と利害の一致で協力することもある。
家でも姉を観察しているが、姉の心を掴むため料理も担当してる。掴めたのは胃袋だけだが。
そして本人も痩せの大食いだが目立つエピソードはない。
また、清のことは昔からの付き合いもあってか姉のようになんなら本物の姉より姉として慕っている。


  • 小鞠() まりあ
CV:堀江由衣
優や亜鳥が生徒会行事で訪問した幼稚園の園児。
亜鳥を崇拝しており、同い年の信者を集めてADC(亜鳥様大好きクラブ)を結成した。
そして優は何故か最高幹部として迎え入れられた。会合ではまりあは優の膝に座っている。
ちなみにADCの園児たちには多くのアニメでメインヒロインを務めた実績を持つ豪華声優陣がキャスティングされた。*11


  • 涼風(すずかぜ) (ふう)
CV:堀籠沙耶
涼の姉で長女、社畜(プログラマー)。
最近のきらら姉妹誌に居がちなカスキャラだがずっと素面な上、
味の違う酒をつまみに酒を飲む、フルコース料理に見立てて何種類もの酒を飲み続ける、と先達に勝るとも劣らない個性を持つ。

【テレビアニメ版】

2025年7月から9月にかけてTOKYO MX・BS11・AT-X・北海道テレビ・中国放送にてテレビアニメが放送された。
アニメーション制作はブリッジ。シリーズ構成は米村正二、監督は古田丈司。ナレーションは立木文彦
るー先輩など原作での初登場が遅めのキャラクターも初回からモブとして登場している。
なお、原作者も端役で出演しており、全てのアフレコ回にお邪魔して、毎回全国各地のお菓子を取り寄せてお土産として渡していったそうである。

そして、放送終了直後には即再放送のお知らせが発表され10月からTOKYO MXとBS11にて放送された。
その再放送も12月末には終わり遂にお別れ…と思いきや今度はBS日テレ・テレビ神奈川・テレビ埼玉・千葉テレビにて2026年1月からの再々放送が決定。なぜか3クール連続で放送されることに。

  • OP:「すーぱーびっぐらぶ!」
作詞:烏屋茶房
作曲・編曲:ヒゲドライバー

天狼群*12によるオープニング。
メインキャラたちが踊ったり活発な動きをしたりなぜか脱いだりそのまま草原に寝っ転がったりしているのが印象的なOPである。


  • ED:「BAD SURPRISE」
作詞・作曲・編曲:ZAQ

同じく天狼群によるエンディング。OPとは打って変わってBAD感を押し出したヘヴィな曲調になっている。本編では着ないようなクールでワルそうな衣装に身を包んだ4人にも注目である。



追記・修正は、ちょっと背伸びしてワルになりたいときにお願いします。

この項目が面白かったなら……\bad girl/

最終更新:2026年08月02日 22:19
添付ファイル

*1 それまで複数の作品を執筆してきたが、転職後、絵を描く技術がほとんどない中でのスタートだったので悪戦苦闘の日々だったという

*2 結局、疑問形の「暴力?」という形で決着となった。

*3 同じ高校の女生徒からは「ちっちゃい」「中学生?」と言われる始末。これはイメチェン後も変わっていない

*4 作者のXの返信によると秒単位で変化しているらしい。

*5 本人は友達と呼べる存在がいない・・・

*6 ちなみにスズランは時に死に至ることもあるほどの強烈な毒を持っていたりする。

*7 あっさりしたものが食べたい気分の時(意訳)とのセリフがかぶったコマに優と共にいるため予断を許さない状況ではある

*8 放送終了後クラフトコーラ、香水として発売された。もちろん危険性はない。

*9 後述のADCも何故か同様の技術がある。

*10 アニオリで先行登場した際も姉の話題に反応していた

*11 雨宮天、佐倉綾音、上坂すみれ、早見沙織、内田真礼、鬼頭明里の6名が演じている

*12 それぞれ優・亜鳥・涼・るらを演じた橘杏咲・花宮初奈・松岡美里・花井美春の4人から成る声優ユニット。