登録日:2025/08/16 (土曜日) 02:29:24
更新日:2025/08/16 Sat 02:55:19NEW!
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ATLUS×ヴァニラウェアのSRPG「ユニコーンオーバーロード」の登場人物。
ヴァルモアの反乱の際、女王・イレニアから幼いアレインを託されたコルニア王国の騎士団長。
アレインをパレヴィア島で庇護しながら剣術と軍隊戦術の指南役として彼を指導し、
クライブと共に解放軍設立のための下準備に奔走した。
パレヴィア島にホドリック率いるゼノイラの手勢が乗り込んで来たのを機にアレインは解放軍として挙兵。
ジョセフもそれに従い、副官または軍師としてアレインと共に長きに渡る戦乱を戦い抜いていく事になる。
イレニアより前の代の王からコルニア王家に仕えており、自らを「王の剣」と称する忠義厚き老騎士。
軍人としての経験も豊富で、まだ若いアレインが人の上に立つ人間として
一時の感情に任せて短絡的な判断をしないよう、時に冷徹な助言も与えるなど性格は極めて冷静沈着。
しかし、守る事が叶わなかったイレニアの忘れ形見であるアレインの身を誰よりも案じている。
●ユニット性能
クラスはパラディン。
最初から上級職の、こうしたSRPGにおけるお助けユニットや俗に「ジェイガン枠」と呼ばれるキャラクター。
敵にも同じクラスのユニットが登場するので汎用職扱いではあるが、
最初から上級職扱いのユニーククラスなので、下級職からクラスチェンジするキャラクターが不在で、ストーリー中に砦で雇用する事も出来ない。そのため、実質的に専用クラスと言ってよい。
最初からLv20と高いレベルで加入し、能力も序盤の時点では高水準。
アレイン達のレベルが低いうちは戦力の中核を成す存在であり、
特に高難易度での序盤のボス撃破には大いに頼りになる。
彼自身は敵のレベルが追いついてくるまで経験値が雀の涙ほどしか入らないが、
同じ部隊に組み込んでいる他の味方にも問題なく入るため、育てたいキャラがいるなら
同じ部隊に組ませてガンガン戦わせてしまっても経験値泥棒になるような事はない。
欠点は、こうしたキャラの例に漏れず、成長率が低く将来性が無い事。
序〜中盤を越えてようやく経験値が入るようになっても能力があまり成長せず、
将来的にベンチ入りするのは免れないだろう。
などという事は無く、実はジョセフには他のキャラとは異なる特殊な成長曲線が設定されており、
Lv40に差し掛かるあたりから他のキャラに追いつくような急激な成長をし始め、
Lv50にカンストさせれば問題なくレギュラーとして使える能力値に仕上がる。
ただ、通常難易度であればそこまでレベリングをせずとも充分クリアは可能なので趣味の範囲。
しかし、それ以前にゲームシステムとして、多少のステータスの上下よりも
各々のクラスがその部隊内で役目を果たせているかの方が余程大きくなっている。
彼にかつての無念を晴らさせたいならば、是非ともしっかりと部隊編成を整えてガレリウスにぶつけてあげよう。
クラスの特性としては、味方への回復やダメージを軽減するバリアを張るサポート寄りの騎馬兵。
性質的にはホワイトナイトに近いが、あちらがスキルまで含めて魔法への対策に特化しているのに対して、
パラディンは物魔両方にある程度のレベルで対応できる。
前衛・後衛どちらもそつなくこなせるバランス型の能力だが、
魔法防御だけは極めて高く、スキルに頼らなくとも魔法に対する壁として機能する。
●スキル
◆アクティブスキル
敵1人を攻撃し、倒すとPPを+1する。
威力100の標準的なパラディンの基本攻撃。
PP補充の効果もあるので、倒しきれればパッシブでの補助や追撃の手数をさらに増やせる。
味方1人のHPを中回復する。クレリック系のクラスも使用する、こちらも標準的な回復スキル。
回復量は大きいがそのままだとわずかなダメージでも発動してしまうので
作戦設定で一定以上のダメージでは発動しないようにしておきたい。
敵1人を攻撃し、命中するとバフを全て解除、倒すとPPを+1する威力50の2回攻撃。
パラディンの必殺技的な位置づけだが、AP2消費で実質威力100と火力は心許ない。
追加効果は優秀なので、ウォーリアやマーセナリーなどのバフを主軸とするクラスへの対策に。
◆パッシブスキル
味方が攻撃される前に発動。
ダメージを50%軽減し、状態異常を無効化する。
同じくバリアを貼るホワイトナイトとの最大の差別点で、こちらはダメージを無効に出来ないかわりに
物魔両方に対応でき、状態異常も無効にする。
自身が前後衛どちらにいても腐る事が無く、アレインを始めとしたタンク型ユニットの延命、
防御に不安のある火力担当のユニットの援護と、運用の幅が広い汎用性に富んだスキル。
自身が物理攻撃をされる前に発動。
攻撃を中ガードで防ぎ、デバフを無効化する。
こちらもホワイトナイト同様のガードスキル。
物理に対する最低限の防御性能を確保しつつ、それに付随するデバフも無効にして動きが阻害されるのを防ぐ。
味方が攻撃した後に発動。
敵1人に追撃する。
ハンター系のクラスが覚えるのと同様の追撃スキル。
同じ騎馬系のクラスと組ませれば火力アップスキルの恩恵を受けたり、他のスキルの誘発にも使える。
◆ブレイブスキル
指定した味方ユニットのHPを50%回復する。
クレリックの頭数が揃っていない序盤は特に貴重な回復スキル。
距離が離れていても使用できるが、騎馬ユニットゆえの機動力の高さで
そのままでは届かないほど離れた位置からでもすぐに味方のいる場所へ急行する事も可能。
●関連キャラクター
忠誠を誓っていたコルニアの女王。
ヴァルモアの反乱の際に自ら出陣し、幼いアレインを託して戦場に散った。
ジョセフはその無念を秘めながらパレヴィア島で雌伏の時を過ごす事になる。
現在の仕えるべき主君。
イレニアに託された時から、ジョセフは臣下として仕えるだけでなく養父として彼を育て上げた。
アレインもジョセフには全幅の信頼を寄せており、剣技や軍隊戦術の師としてだけでなく、
幼くして両親を亡くした自分にとっては父親も同然の人物として大切に想っている。
パレヴィア島の漁師の息子。
アレインと歳が近いため稽古の相手として騎士に取り立てた。
アレインとは互いに王族と平民という垣根を越えて同じ目線で接する事が出来る親友であり、
そのまっすぐな性格をジョセフも高く評価している。
アレインの従者を務める少女。
ジョセフの友人の娘であり、解放軍に従軍する以前からの顔見知り。
イレニアの姪。
両親を亡くしたアレインにとっては唯一の血の繋がった身内であり、2人が再会した事を喜んでいた。
かつての同僚であった将軍・ヴァルモア。
フェブリス大陸全土を恐怖に陥れた元凶。イレニアの仇として、ジョセフもまた
アレイン同様にその打倒を強く決意しており、そのためには時に冷徹とも言える判断をアレインに促す事もある。
ヴァルモアのみならず、それに呼応してコルニアを裏切った将も数多く、
ジョセフもまた、かつては同じ旗の下に集った仲間達と剣を交えねばならないという過酷な運命にある。
●その他のパラディン
元コルニアの騎士でかつてのジョセフの同僚。
だが、その本質は血に飢えた人斬りであり、さらなる戦いを求め、ヴァルモアの反乱に呼応して
コルニアを裏切った背信の聖騎士。
ガレリウスが大陸を制圧した後はアルビオン教国を管轄し、レーニスが所属する反ゼノイラを掲げる
抵抗勢力を潰そうとしていた。
駆けつけた解放軍によって討たれるが、かつての同僚の変心に落胆するジョセフをよそに
最高の死合いが出来たと満足し、死亡する。
ちなみに専用グラフィック持ちであり、クリア後に雇用出来るのもこのタイプである。
「殿下、いかがなさいますか?」
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最終更新:2025年08月16日 02:55