登録日:2025/08/16 Sat 08:00:00
更新日:2025/08/16 Sat 10:53:13NEW!
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人肌のぬくもりも決して悪いものではありません
覚えておいてください
【プロフィール】
学籍番号:S01T004737
所属クラス:1年Aクラス→2年Aクラス(坂柳クラス)
性別:女性
身長:150cm
スリーサイズ:B70(A)/W54/H77
誕生日:3月12日
星座:魚座
趣味:
綾小路観察
特技:
チェス
好物:パスタ
苦手な物:汚いもの
部活動:無所属
自分の好きなところ:日々自己を高めること
自分の嫌いなところ:運動が苦手なところ
いつもいる場所:カフェ
CV:
日高里菜
【パラメータ】
学力:A |
身体能力:E |
判断力ːB⁺ |
知性:B⁻ |
協調性:B⁻ |
入学時 |
学力:A(93) |
身体能力:D⁻(25) |
機転思考力:B⁺(80) |
社会貢献性:B⁻(65) |
総合力:B(66) |
2年時(OAA) |
※OAA=『Over-All⁻Ability』の略称
【概要】
本作のヒロインの一人であり、高育の理事長を務める坂柳成守の娘でもある。
主人公
綾小路清隆と同学年の生徒では唯一、清隆のルーツ(ホワイトルーム出身)を知っている人物。
【人物・性格】
容姿は色白の肌と薄紫のセミロングヘアが特徴で、
堀北鈴音や
一之瀬帆波とはまた違うタイプの小柄な美少女。
名家の令嬢らしく誰に対して丁寧に話しお淑やかな雰囲気を醸し出しているが、その本性は非常に攻撃的な性格をしており、
自分に屈辱を与えた者には一切容赦しないなどプライドも非常に高い。
保守的な考えを持つ同クラスの葛城康平とは考え方が真逆なため対立しており、1年生編序盤はクラスリーダー争いをしていた。
しかし、1年生編の無人島試験や船上試験で葛城が連続で大敗を喫しクラスメートからの信頼を完全に失っている最中、坂柳が葛城の失態を埋める成果を出したことでリーダー争いで葛城に完勝しそのままAクラスを完全に掌握した。
それ以降同学年の龍園翔とは違った形で、恐怖政治&独裁政権を敷いており、Aクラスの絶対的な女王として君臨することになる。
自分の実力を『天才』だと絶対の自信を持っているため、内心ではクラスメートも駒としてしか見ておらず、自分以外の考えは一切受け入れないで自分だけで全て決めるなど独善的な一面が目立つが、唯一の例外が主人公の清隆で、彼にだけは一目置いて何かと気にかけておりストーリーが進むに連れてそれが恋愛感情だと気づいていく。
【能力】
天才の自負する通り超高校級の頭脳の持ち主。
学力や思考力は清隆や高円寺六助といった規格外の人物を除けば学年トップで、2年時のOAA学力部門では綾小路世代の学年一位を記録しており、清隆も彼女の頭脳面に関しては『ホワイトルームのような特殊な環境で学んだわけでもないのに大したものだ』と素直に感心しており高く評価している。
チェスの腕も清隆と互角に渡り合えるほどで、アニメ第3期11話の一年時学年末試験にて代理でチェス対決をしていた
橋本正義と堀北鈴音に『
おいおいお前らどんな思考速度してんだよ…。私達の戦いが情けなく見えるわね…。』と驚愕されており、フラッシュ暗算の最難関問題も清隆や高円寺と同じ造作もなく正解していた。
前述の通り、頭脳や思考力は綾小路とタメを張れる実力の持ち主だが、生まれつきの先天性心疾患を患い医者から一切の運動を禁止されており、歩行する際には杖を用いる必要があるなど身体的には障害を抱えているため、体育祭や無人島試験ような体力勝負は参加不能で常に見学を余儀なくされていることから身体能力では学年最低の評価を受けてしまっている。
彼女の能力を一言で言うと『学力&思考力は学年最高クラスだが身体能力は学年最低クラス』と両極端な能力の持ち主。
本人も自身の身体能力が弱点であることは自覚しており、側近には神室真澄、橋本正義、鬼頭隼など学力より身体能力の方が高い人物を置く傾向が強くそれでなんとかカバーしているが、清隆と共に新理事長月城の暴行を受けた際に清隆が有栖を庇ったことで清隆の足を引っ張ってしまっていた。
また自身の幼児体型にもコンプレックスを抱いているようで、高円寺から『リトルガール』と体型を揶揄われた際には、珍しく感情を露わにしてムキになって怒り否定するなど、年頃の女子高生らしい一面もないわけではない。
ちなみに同時に『ドラゴンボーイ』と高円寺に揶揄われた龍園は高円寺が坂柳に名付けた『リトルガール』のネーミングセンスを悪くないと感心していた。
【人間関係】
有栖にとって清隆は『ずっと会えなかった幼馴染のような存在』で本編開始の8年前、有栖が7歳の時に成守に連れられてホワイトルームを見学し、そこでチェスや難関の課題を淡々と容易くこなす綾小路に目を奪われ、以後『天才とは教育で決まるものではなく、生まれた瞬間に決まっているもの』という自身の考えを証明するために、人工施設『ホワイトルーム』で作られたその最高傑作、打倒綾小路清隆を誓い彼にライバル意識を抱く。
当初は綾小路が高育に入学していることに気づいてなかったが、綾小路が体育祭で堀北学とリレーで互角に渡り合ったことがきっかけで存在を認識し、以後は彼を気に掛け『もっと清隆のことを知りたくて仕方がない』と考えるようになり、やがて恋愛感情まで抱くようになるが‥。
二年生編最終盤の学年末試験での龍園との直接対決にて綾小路が以後戦いたい相手が自分ではなく龍園だったことを悟ったことで自ら敗北する道を選び、龍園VS坂柳は負けた方が自主退学するという条件であったことから坂柳は二年生限りで高育を去ることになり、自身が去った後のクラスを清隆に託し物語からフェードアウトすることになる。
ちなみに有栖は清隆がクラス移籍を計画していることを二年生編の時点で気づいていたたった二人のうちの一人である(もう一人は高円寺)。
側近の一人。
彼女のことは『真澄さん』と呼んで比較的気に入っており、有栖曰く神室は『高育での友達1号』らしい、神室が万引きをしていた場面を目撃したことで有栖は彼女を脅して自分の派閥に加えた。
当初はただの駒のような扱いであったが、二年生編終盤の『生存と脱落の試験』で神室が退学になってしまった際には思う所があったようで、有栖も神室を紛れもなく友人だったと実感するのであった。
側近の一人。
綾小路とのチェス対決で彼を起用していることから坂柳も橋本の実力はある程度は認めている。
しかし物語が進むに連れて橋本は坂柳に不信感を徐々に抱いていき、橋本が提案した綾小路の引き抜きを坂柳が拒否したことが決定打になり完全に決裂。
橋本は龍園に情報を流す裏切り行為を行ったことで間接的に側近の一人の神室の退学を招くことになってしまう。
隠し玉。
山村の存在感の薄さに目をつけた坂柳は他クラスの情報収集や尾行といった諜報活動を彼女に命じており、坂柳からも『
クラスで頼りになるのは山村さんあなただけです』とまで言われている。
これまで仲の良い友人もいない所謂『
ぼっち』だった山村にとって坂柳は自分の価値を初めて認めてくれた相手であるため、しぶしぶ従っている神室や面従腹背の橋本とは異なり純粋に坂柳に信頼を置いている。
入学時から考えた方が合わないことから派閥争いをしていた同クラスの男子。
葛城が一年時の試験で立て続けに大敗した失態を有栖が取り返したことで派閥争いは有栖の完勝で終わる。
有栖に完敗した葛城はその責任を取って一年時クラス内投票で退学を受け入れるつもりであったが、有栖は優秀な葛城を退学させるつもりは毛頭なく、彼女が退学者に指名したのは葛城を慕っていた側近の戸塚弥彦であった。
これは有栖が葛城派についた者の悲惨な末路を他のクラスメートに知らしめる見せしめの意味もあったことから、葛城は有栖のやり方に大きく怒りを抱いて後の龍園クラスへの移籍へと繋がっていく。
他クラスのリーダーを務める男子。
有栖は龍園のことを清隆には遠く及ばないと考えているが、保守的な葛城や一之瀬と比べると厄介な相手との認識はあり彼の勝つために手段を選ばないスタンスには一理あると考えている。
物語が進むに連れて実力をつけてきた龍園を綾小路に次ぐ好敵手と認めるようになっていく。
ちなみに高円寺が命名した龍園のあだ名『ドラゴンボーイ』は有栖の笑いのツボはまったよう。
二年生最終盤の学年末試験の結果、学校を去ることになった有栖は1対1で龍園と会話して今後の対綾小路のアドバイスを送り『あなた一人では彼(清隆)に勝てないと知るべき』と坂柳なりの最大の助言を龍園に与えて学校を去り、龍園もこの助言を神妙に聞いていた。
他クラスのリーダーを務める女子。
表面上では仲良くしているが、正攻法でしか戦わない一之瀬は対戦相手としては内心物足りないと考えている。
とはいえ彼女の善人さや人徳、人望の厚さといった一之瀬の長所は有栖も自分にはないものだと素直に高く評価している。
他クラスの男子。
混合合宿の際に山内が有栖を転ばせたことで接点が生まれ、その際に山内がロクな謝罪もせず有栖に対して『鈍臭い』と無礼な態度を取ったことでしっかり根に持たれることになる。
この一件で有栖も山内に対しては報復の機会をうかがっており、クラス内投票にて坂柳の口車に乗せられた山内は最終的に退学に追い込まれることになり、有栖の山内への報復は無事に成就するのであった。
私は、追記修正を好きになっている
最終更新:2025年08月16日 10:53