登録日:2023/05/24 Wed 05:12:30
更新日:2025/04/29 Tue 22:19:50
所要時間:約 4 分で読めるのだ!
お~、ご機嫌麗しいなアフロディテ。
この通り、伝説の楽譜は我がマイナーランドが頂くぞぉ!
【人物】
敵組織・
マイナーランドの国王である長身の男性。顔色が非常に悪く隈が目立つ不健康そうな印象を受ける。
しかし性格は、ヒステリックに叫びまくったりボケ面や顔芸を披露したりする等、プリキュアのボスキャラ史上最も威厳が無く軽いボスと言われていた。
だって持っているのがペロペロキャンディだし…。
指揮官・上司にしても
カワリーノやアナコンディのような恐ろしさや、
サバーク博士のような威厳、
ゴーヤーンや
ノーザのような余裕が全く見られない…。
とはいえ改心しかけた
セイレーンを洗脳したり、
トリオ・ザ・マイナーをパワーアップしたりと悪ボスらしい活躍はしている。
彼もまたネガトーンを呼ぶことが可能で、セイレーンやトリオ・ザ・マイナーの個体よりはるかに強力である。
【真相】
29話にて魔境の森にヒーリングチェストを探しに行った際、闇の力に敗北し悪に染まったことが明かされた。
即ち、今まで悪の親玉にしては小物過ぎたのはそもそもメフィスト本人が悪人では無かったからである。
また、セイレーンと同様に悪のノイズが流れている耳当てを常時付けているという伏線も早い段階から張られていた。
以下、さらなるネタバレ注意
その正体は、メイジャーランドの国王で調辺アコの父親。
アフロディテの夫(入り婿)で、音吉さんは義父にあたる。
ちなみに、ハミィとセイレーンは住民だからメフィストがメイジャーランドの国王であることは当然知っていたが、ハミィがそれを伝え忘れるというドジを踏んだので、響と奏は36話まで知らなかった。
本来は優しい人柄だったが、ノイズの復活を阻止するためにヒーリングチェストを取り戻しに行く途中、ノイズによって洗脳。
別人のように豹変してしまい、マイナーランドの王にされていた。
34話ではいつまでたっても音符が集まらないので、業を煮やして人間界に侵攻し、自らネガトーンと化して世界中を不幸に染めようとする。
一時はプリキュアに倒されかけたが、キュアミューズに庇われ命拾いした。
二度目の侵攻時に、キュアミューズの正体がアコだと知って動揺し、洗脳が解けかかるが、ノイズにより再び悪人にされてしまう。
完全に正気を失って暴れ回るが、プリキュア達やアフロディテ、そしてキュアミューズ…アコの尽力により、今度こそ悪のノイズから解放され涙ながらに謝罪し和解した。
洗脳が解ける際に思い出したのは、幼いアコと遊んだ時の記憶だった。娘の愛が不幸のメロディを上回ったのである。
本作影の主役。時系列は36話と37話の間にあたる。
人間界でアコと仲良くしてくれた
南野奏太の顔を一目見ようと、朝早く
窓から南野家の一室をノックする。ご丁寧にスーツ姿で。
しかし、ノックしたのが
奏の部屋だったからえらいこっちゃ。
奏には叫ばれるわ、警察に通報されるわ、バットを持って奏を守ろうとする奏太に不審者と誤解されるわ、弁解中に梯子ごと倒れるわ、抵抗空しく連行されるわと、悪役時代以上の醜態を晒してしまう。
そして
このやり取りをバックにOPが流れたので、映画を観に来た観客達の腹筋は崩壊した。ある意味これは幸せのメロディ?
挙げ句、交番で取り調べを受ける際も頓珍漢に答えてしまい、娘のアコにフォローされる始末。上映開始数分で信頼と父親の威厳を失ってしまった。
メイジャーランドに来てからもアコの一番好きな歌を思い出せず機嫌を損ねさせたり、アコの単独行動を許した結果彼女がアフロディテに捕まってしまったりと良い所が無い。
だが、ここから彼の株が上がり始める。
心の歌を思い出すと、アコと一緒に歌って彼女を救出。
そして、正気を取り戻したアフロディテに剣を取って自分ごと中にいるハウリングを倒してほしいと懇願されるが、切ったのはアフロディテの拘束のみ。
次の瞬間、アフロディテを抱えて飛び降りた。このまま落ち続ければ、アフロディテや自分諸共ハウリングは死ぬ。
つまりこの漢、妻と共に最期を迎える決断を躊躇なくしたのだ。
命懸けの作戦は見事に成功し、ハウリングはアフロディテから分離した。
当然アフロディテからは怒られ、ポカポカと叩かれるが…
面と向かってこんなことを言われたアフロディテ様は、思わず雌の顔になってしまった。
この一件で、「アホの王様」「小物なボス」だったメフィストの印象は大きく変わり、彼を見直した幼女先輩や大友は多かった。
エピローグでは、人間界に残る決意をしたアコをアフロディテと共に優しく送り出したのだった。
【その後】
37話ではメイジャーランドからアコ達に連絡する。この頃には顔色も元に戻っていた。
義父の音吉に負けず劣らずアコが大好きであり、映画では潔く送り出したもののやっぱり相当寂しがっていた。
ただ、こんなのでもノイズに操られる前よりは国王らしくなった模様。
【余談】
担当声優の堀内賢雄は前作ハートキャッチプリキュアでは、コッペ(人間態)、花咲空を担当していた。
洗脳されていた際は短気な小悪党っぽい感じの甲高い声の演技が多かったが、正気に戻ってからは低音のイケボになっていてそのギャップと声優の本気がよく分かる。
wiki籠りの皆さん、どうかかわいいアコのかわいいアコのかわいいアコの(中略)項目を追記・修正してください!!お願いします!!
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最終更新:2025年04月29日 22:19