登録日:2024/02/07 Wed 21:40:49
更新日:2025/05/02 Fri 23:57:37
所要時間:約 15 分で読めます
概要
『ヘイトフル・エイト』(原題:The Hateful Eight)は、2015年12月25日にアメリカで公開されたサスペンス映画。
日本では2016年2月27日に公開。
監督は
クエンティン・タランティーノ。
前作『
ジャンゴ 繋がれざる者』では分かりやすい勧善懲悪を描いていたが、本作はメインキャラ全員悪人かつ、密室での腹の探り合いという
原点回帰とでも言うべき内容になっている。
そこに南北戦争後の歴史が絡み、各々が抱える憎しみがあらわになっていく様は、アメリカ社会の縮図を思わせる。
得意の会話劇はさらに洗練され、無駄話と見せかけて後にほぼ全て回収されるという円熟の技の域に達している。
しかし本作の出だしは良いものでなく、脚本が流出したことによりタランティーノは激怒。映画化をやめて小説にすると公表していた。
流出したのは下書きだったとはいえ、トリックやキャラクター同士の複雑な関係に重きを置いた作品だけにこれは痛恨の出来事だっただろう。
その後脚本は大幅に書き直され、ロサンゼルス・コミュニティ芸術博物館が毎年行うライブ朗読の一環として、朗読劇が上演された。
上演後はスタンディング・オベーションを送られる大好評を博し、タランティーノはその場で映画として永遠に残すことを決めたのだった。
また、本作は1966年の『カーツーム』以来、約半世紀ぶりにウルトラパナビジョン70によって撮影された映画である。
ウルトラパナビジョン70とは、「シネラマ方式」を横幅の広い65mmフィルムを装填した一台で簡略化させるために整備されたカメラのこと。
つまり、一般のシネマスコープサイズや、通常の70mmサイズと違い、アナモルフィックレンズを使って左右を圧縮して撮影するため、横幅の広い映像を記録することが可能。
これにより、圧倒的な広大さを誇る雪山の描写、情報量満載でありながらも息苦しさを感じさせないセット、画面の手前と奥で同時進行するシナリオという具合に見事な撮影を拝むことができる。
しかし、本作以前ですらわずか
10本の映画に使われただけで、約半世紀もの間使われていなかった技術である。
当然このまま上映できる映画館は現存していなかったのだが、パナビジョン社とコダック社の全面協力を経て、全米100館と世界各地の映画館で上映できるよう機材を導入。
この
3時間7分のノーカット版は、2015年12月25日にロードショーとして二週間限定で公開、その後の一般公開時にはデジタルに変換した167分の短縮版が上映された。
『
グラインドハウス』でB級映画館の体験を復活させたタランティーノだが、こちらはまさに往年の超大作をじっくり味わえる映画体験と言えるだろう。
なお、日本では残念ながら対応できる映画館がなかったため、短縮版で上映された。
そのためタランティーノはこの上映環境にいたく失望して、プロモーション来日もしなかった。それだけ本作は上映形式にまでこだわり抜いた作品なのだ。
そして、タランティーノ作品として
初の全編オリジナルスコアで構成された作品であり、担当したのは彼が敬愛してやまない映画音楽の巨匠、
エンニオ・モリコーネ。
しかし2013年、ローマで映画学校の学生に質問された時に「統一性に欠ける使い方だ」と答えたと報道されたことから不仲説が流れていた。
が、本作の脚本を気に入ったことで正式に夢のタッグが実現。
第88回アカデミー賞では
6度目のノミネートで悲願の作曲賞を受賞した。
「映画音楽・作曲家のレベルを超えている!彼はモーツァルトであり、ベートーヴェンであり、シューベルトなのだ!」
タランティーノはこう賛美してやまない。それに対してモリコーネは、
「それが分かるのは200年後だ」
この返しこそ、巨匠たる言葉ではないだろうか。
あらすじ
南北戦争終結から数年後、猛吹雪が迫るワイオミング州の山中。
1台の駅馬車が、行く手を阻む一人の男の前で停まる。
彼は北部の元騎兵隊で今は賞金稼ぎのマーキス・ウォーレン。
倒したお尋ね者をレッドロックに運ぶ最中、寒さと長い距離で馬が死に立ち往生してしまい、誰かが通りかかって拾ってくれるのを待っていたのだ。
馬車の客は、同じく賞金稼ぎのジョン・ルース。
腕にはめた手錠の先には、連行中の女盗賊デイジー・ドメルグがつながれている。
迫り来る猛吹雪から避難するため、彼らはレッドロックまでの中継地であるミニーの紳士服飾店へ向かうが、途中でもう一人、クリス・マニックスを乗せる。
マニックスは新任保安官としてレッドロックへ向かう途中だと主張するが、彼が黒人殺しの南部の略奪団の一員だと知っているルースは信じない。
ミニーの店へ着くと、ボブと名乗る見知らぬメキシコ人が現れた。
曰く、母親に会いに行ったミニーの代わりに店番をしていると言う。
店には、3人の先客が吹雪で閉じ込められていた。
まずは紳士的だが、腹の底が読めない絞首刑執行人のオズワルド・モブレー。
カウボーイのジョー・ゲージは無口で何を考えているのかわからない。
そしてサンディ・スミザーズは、大勢の黒人を虐殺した南部の元将軍。
こうして猛吹雪の中閉じこめられた8人のクセものたち。
疑心暗鬼で張り詰めた緊張をほぐすため、または互いを探り合うため、他愛ないやりとりを交わす面々。
しかしついに最初の殺人が起き、店内は壮絶な修羅場と化すのであった……!
登場人物
元・北軍騎兵隊少佐の黒人賞金稼ぎ。
かのリンカーン大統領と文通していたとのことで、その手紙を白人の警戒心を解くためのお守りとして常に大事に持っている。
当然南軍のマニックスからは信用されていないが、そのことを問い詰められるとあっさり偽物だと認めた。
「お前には分からんだろう。アメリカで黒人がどんな思いをしてきたか。安全でいられるのは、白人が丸腰の時だけだ」
ウェレンベックの捕虜収容所に入れられたときは放火して北部に脱走。南軍の兵士43人の犠牲を出した。
以降南軍の賞金首になったものの、これまで全員返り討ちにしてきたのだという。
しかし脱走した際に北軍捕虜37人を巻き添えにしており北軍からも危険視されたが、数々の手柄を立てていたため除隊のみで済んでいる。
彼がスミザーズ将軍を射殺する直前に何者かによってコーヒーポットに毒が混入されていたが、ルースとO.B.はこれを飲んでしまい、あり得ない量の吐血をしながら死んでいった。
逆にコーヒーに口をつける直前に惨劇を見たマニックスは命拾いをしている。
ドメルグの銃を奪ったウォーレンは自分以外の男達を壁に立たせてドメルグの共犯者を探し始めるが、この事件の無罪が確定したマニックスにも銃を持たせて彼らを牽制する。
一週間もミニーが店を開けているはずなのにシチューの味が変わらない。これは今朝ミニーが作っていたとしか思えない!
ミニーと共に外出したスイート・デイブはなぜ専用の椅子を持って行かなかったのか?それどころか、この椅子にはデイブの血痕がついている!
そしてボブはミニーの店で働いていると言っていたが、そのミニーは他でもない大のメキシコ人嫌いだった!
事件の真相に近づきボブを射殺するウォーレン、毒を盛ったことを自白するゲージ。
しかしその地下には共犯者が隠れており、ウォーレンのタマをぶち抜いた!そしてマニックスとモブレーも撃ち合いの末に倒れるのだった……
演:カート・ラッセル
吹替:菅生隆之
ウォーレンと同じく賞金稼ぎで知り合い。
だが、普通の賞金稼ぎとは違い、刑執行人の仕事を奪わないよう、狙った賞金首は生け捕りにして絞首台まで送るのをポリシーにしている。
そのため、“首吊り人”の異名で呼ばれている。
用心深く疑り深い性格であり、周りから銃を取り上げまくっていた。
そしてミニーの店の怪しい先客たちを見て、「あの中に正体を偽っているドメルグの共犯者が少なくとも一人はいる」と確信。ドメルグもそのことを認める。
また、「蜜が垂れるようにゆっくり来い」など独特の言い回しをする。
演:ジェニファー・ジェイソン・リー
吹替:入江純
ルースの手錠につながれている女盗賊で、1万ドルもの高額賞金がかけられている。
そんな立場だが常に不敵で不遜な態度であり、しょっちゅう殴られている。
意外にもギターと歌が上手く、ミニーの店ではオーストラリア民謡「ボタニー湾のジム・ジョーンズの歌」を披露した。
この歌は、密猟の罪でオーストラリアに流刑となった男が脱獄し復讐を誓うという内容の歌だが、最後の部分はルースを挑発する内容に変えていた。
そしてその直後、本格的に惨劇の幕が上がるのだった……
演:ウォルトン・ゴギンズ
吹替:後藤敦
レッドロックの新任保安官を名乗る男。
その正体は、南軍くずれの兵士ばかりで結成された“マニックス略奪団”のボスの末息子。
当然その前歴からルースから疑われているが、O.B.を言いくるめて馬車に乗せてもらった。
名前を間違える癖があり、ルースのことを「ボブ」と呼ぶ。
南軍の敵であるウォーレンとはいがみ合いまくっていたが……
演:デミアン・ビチル
吹替:楠見尚己
ミニーの店の留守を預かっているメキシコ人で、4ヶ月前からここで働いているという。
馬の世話もできるしピアノも弾けるという器用さだが、彼の淹れたコーヒーは吐くレベルでマズい。
ルース曰く、「履き古しの靴下でも入れたか?」
しかし普段のミニーや店番のスイート・デイブのことを知っているウォーレンからは疑われている。
演:ティム・ロス
吹替:大滝寛
絞首刑執行人を名乗る英国紳士。
執行人として各地を巡回しているが、吹雪に見舞われてここに来たという。
ルースとドメルグに、文明社会の正義と西部の正義の違いについて語る。
「偏見のなさこそ、正義というものの神髄だ。偏見のままに下された裁きは、常に“正義にはなり得ない”という危険をはらむ」
冷静かつ腹の底を見せない態度で、ミニーの店で勃発したウォーレンとスミザーズ将軍の争いを止め、店内を北軍と南軍、中立地帯の3つに分けることを提案する。
演:マイケル・マドセン
吹替:宮内敦士
店の片隅に鎮座していた、武骨で無口なカウボーイ。なぜか自伝を書いている。
クリスマスを過ごすために、母親の実家に帰省しようとした途中で吹雪に見舞われたのだという。
演:ブルース・ダーン
吹替:勝部演之
南軍の将軍だった老人。
マニックスは父からその活躍を聞かされており、彼に出会えて大喜びしていた。
息子のチェスターは数年前にレッドロックで死んでおり、墓碑に刻む言葉を職人と相談するためにそこを訪れる予定だった。
バトンルージュの戦いでは黒人を虐殺していたが、ウォーレンは対話に乗り出す。
そしてウォーレンは、彼の息子が死んだ日について語るのだった……
チェスターが死んだ日、それは彼がウォーレンと出会った日でもあった。
賞金首のウォーレンを狩ろうとして返り討ちに遭い、命乞いと身元を明かした結果……
全裸で雪山の中を歩かされた挙句、彼の黒くて大きなイチモツを四つん這いでしゃぶらされるという最大級の屈辱を受けながら死んでいった。
当然スミザーズ将軍は親としてこの挑発に耐えられるはずがなく銃を構えようとしたが、ウォーレンの方が早く銃を抜き射殺。
そしてウォーレンは、向こうが先に撃とうとしたのだから正当防衛に当てはまると自信満々なのだった。
……しかし射殺する40秒前、誰もがウォーレンに釘付けになる中、何者かがコーヒーポットに毒を入れたのをドメルグは見ていた。
演:ジェームズ・パークス
吹替:高杉義充
バターフィールド・オーバーランド駅馬車会社の御者。
ミニーの店に着いた後は、猛吹雪の中、店と馬小屋と便所を繋ぐロープをマニックスと共に張っていた。
その後もルースから便所に銃を捨てに行くことを命じられたりなど苦労が絶えない。
演:チャニング・テイタム
吹替:北田理道
地下に隠れてウォーレンのタマを撃った張本人。
そしてデイジー・ドメルグの弟にしてドミングレ・ギャング団のボスで、かけられた賞金は破格の5万ドル。
彼と仲間たちはデイジー奪還のため、彼女を連行するルースがミニーの店に立ち寄ると予測して待ち伏せ計画を立てており、スミザーズ将軍以外の店にいた者たちを全員殺害。
死体を井戸に投げ込み、残されたスミザーズ将軍は計画に利用されることになった。
最終章では姉と対面を果たすが……ウォーレンにあっさり射殺された。
演:デイナ・グーリエ
吹替:風村綾乃
惨劇の舞台となった紳士服飾店の女主人。
自分の店に何日も居座っているスミザーズ将軍を追い出したがっていた。
また、店を開いた2年半前、バーの上に「犬とメキシコ人お断り」の看板を掛けていたが、犬を入れるようになったため半年ほどでその看板を下ろしていた。
これによってボブはウォーレンに、デイジー・ドメルグの共犯者であることを見破られる。
演:ゾーイ・ベル
吹替:山口協佳
事件の起きた日の早朝にミニーの店にやって来たニュージーランド・オークランド出身の御者。
女性ながらも六頭立ての馬車を操ることができ、“六頭馬”の異名を持つ。
そして彼女が乗せていた客は……オズワルド・モブレー、ジョー・ゲージ、ボブ、そしてジョディ・ドミングレだった。
つまりウォーレン一行が店に来る前にいた5人はスミザーズ将軍以外、全員がデイジー・ドメルグの共犯者だった。
演:ジェニファー・ジェイソン・リー
吹替:入江純
デイジー・ドメルグの本名。
弟を殺されボスになった彼女は、日が昇ったらレッドロックで待機している手下15人が町を破壊し、自分たちを助けに来ると脅迫。
そしてマニックスに、ウォーレンを殺せば死んだ仲間の懸賞金を分け与えるという取引を持ちかける。
ウォーレンはモブレーとゲージを殺害し、デイジーにも銃口を向けるが、そこで弾切れを起こしてしまう。
頼みの綱のマニックスも、デイジー側に寝返った……
と思いきや、毒入りコーヒーの件を根に持っている上、彼女の言うことは全て保身のための嘘だと断じた。
それはよかったのだが、よりによってこのタイミングでマニックスは貧血を起こしてぶっ倒れてしまう。
その隙に、デイジーは繋がれていたルースの腕を切断し反撃に出ようとするが……間一髪でマニックスの意識が戻り、彼女を撃った。
こうして白人と黒人、北軍と南軍の壁を越えて奇妙な絆が芽生えた二人は、首吊り人ルースへの敬意として、残された力を振り絞ってデイジーを店の梁に吊るして刑に処するのだった。
余談
〇黒人賞金稼ぎが主人公ということで、前作『ジャンゴ 繋がれざる者』との共通点がある本作だが、実は元々続編として企画されたものだった。
そのため、ジャンゴの使っていた鞍や、着ていた緑のコーデュロイのジャケットといった小道具が登場する。
〇ノーカット版には第4章に入る前に15分ほどのインターミッションがあった。
観客がトイレ休憩を終えて再び映画を観始めると、「あれから15分ほど時が過ぎた……」と、いきなりタランティーノによるナレーションが入る。
つまりメタ要素を入れた、ちょっとしたギャグになっているのである。
〇本作の舞台となる「ミニーの紳士服飾店」は、名前とは裏腹に旅籠に近い店。
食料や日用雑貨品、武器弾薬まで売っている不思議な場所で、ドラッグストアでもあり、酒瓶が2~3本しかないバーであり、メニューがシチューしかない食堂でもある。
脚本によれば、「置いてないのは紳士用品だけ」とのこと。
本作で美術監督を務めた種田陽平氏曰く、前作ではせっかく作ったのに使われなかったセットも多かったため、今回は基本ワンセットで成立させることを前提に作ったという。
また、この店自体がある意味主人公なだけあってタランティーノの細部へのこだわりはすさまじく、種田氏からは「いきなり小津安二郎になっちゃった感じでした」と評されている。
〇タランティーノは、本作に大きな影響を与えた映画に自作の『レザボア・ドッグス』の他、『
遊星からの物体X』を挙げている。
どちらもカート・ラッセル出演、極寒の地における疑心暗鬼の人間ドラマであり、さらに本作にはモリコーネが『遊星からの物体X』のために作曲した未使用楽曲も使われている。
〇極寒の吹雪に囲まれた密室でのやり取りがテーマの本作。
ところがロケ地のコロラド州テルライドはロケ中好天が続き、スタッフは試行錯誤を続けていたが、ついに雪が溶けてしまい製作は一時中断。
そこでタランティーノとキャスト陣は地元の雪乞いの祭り「スキーバーン」に参加し、雪の神にお供えをした。
するとそのご利益は覿面で、無事に大雪が降ったのだった。
〇劇中でデイジーが演奏していたギターは、マーティン・ギター博物館から貸し出された1870年代の非常に貴重なビンテージ品だった。
ルースが壊すシーン用に6本のレプリカが作られていたが、手違いによりオリジナルのギターを壊してしまった。
デイジー役のジェニファー・ジェイソン・リーはこのことに本気でショックを受けていた。つまり、作中のリアクションは演技でなかったのである。
当然博物館側は大激怒し、二度と映画撮影にはギターを貸し出さないと発表したが、代わりにそのギターの破片が出演者らのサイン入りで展示されることとなった。
親愛なるwiki籠り。
君がこの手紙を受け取るころ、元気でやってくれていればいいが。
私は順調だ。ただ、一日に時間がもっとあればと思う。
そう、追記・修正の仕事が多すぎる。
時はゆっくりだが、確実に変わっている。
そして君のような人間が世間に影響を与えるのだ。
アニヲタwikiで君が挙げた功績は、君だけでなく、閲覧者への信頼にもつながる。
君の活躍を聞くたびに私も誇らしい気持ちになる。
ゴールはまだ道のずっと先にあるが、手を携えて、たどり着こうではないか。
覚えておいてくれ。君はいつも、私の心の中にいる。
願わくば、将来ぜひとも君と会いたい。
その日まで、君の友でいられたらと思う。
メアリー・トッドが呼んでいる。
どうやらもうベッドに入る時間らしい。
敬意をこめて。
- 予告を見て「今回は本格ミステリ仕立てなのか」と思ってたらいつものクズ同士の殺し合いで安心、みたいな。 -- 名無しさん (2024-02-07 22:02:32)
- 映画だと雪山のシーンはモザイクなかったけど円盤だと18禁バージョンでもモザイク入りだったな -- 名無しさん (2024-02-08 01:01:02)
- 正直ノーカット版そんだけ長くした理由がわからんかった。無駄に長い -- 名無しさん (2024-02-08 22:32:46)
- 参考文献にある映画が恋した音楽家みた印象だと、モリコーネは職人だからタランティーノの印象が悪くても、まじめに仕事をしただけのように思える。モリコーネがリスペクトしたのはレオーネとトルナトーレくらいで終始一歩引いていた印象がある。 -- 名無しさん (2024-02-08 22:55:29)
- この映画もラストのスカッと感全振りみたいな所ある。黒幕の正体にはビビったけど。最後のクリスはカッコよかったわ。 -- 名無しさん (2025-05-02 23:57:37)
最終更新:2025年05月02日 23:57