ふしぎ遊戯 白虎仙記

登録日:2024/09/27 Fri 02:15:19
更新日:2025/03/29 Sat 03:59:21
所要時間:約 3 分で読めます




ふしぎ遊戯 白虎仙記』は、渡瀬悠宇による漫画作品である。
大ヒット漫画『ふしぎ遊戯』のスピンオフ作品である。
*1
2017年より「月刊flowers」より刊行されている。
既刊2巻(2024年8月現在)

略称は『白虎』『白虎編』

《概要》

ふしぎ遊戯」と言えば今の時代でいう「異世界転移」の要素を盛り込み、
ファンタジックな内容と時折ギャグを差し込みつつ、メインキャラの恋愛模様を楽しむ作品として人気を得てきた。
本作も設定などを踏襲しているが、本編の作品と比較するとその作風の違いにギャップを感じた読者もいるとされている。

作者の体調不良により、2018年より休載状態であったが、
2024年より連載が再開されている。

《あらすじ》

大正12年 9月1日 
関東大震災の混乱の最中、幼い鈴乃(8)は
父の持つ本『四神天地書』の世界に吸い込まれる
鈴乃が降り立った砂漠で寧蘭とカサル カルムの兄弟と出会う。
そこで鈴乃は自分が七星士の共にこの地を救う「白虎の巫女」だと知る
寧蘭に殺されかけて元の世界に戻った鈴乃。
本の中での記憶を失うが十年後その記憶が蘇る
神獣に喰われる巫女の宿命を知りながらも彼女前に再び現れた
「四神天地書」の中へ

寧蘭が白虎の巫女として身を清めている中、鈴乃は再び現れる
偽巫女とされ逃げ惑う中、近衛兵であるランヴァの助けを受け再び
カサル・カルム兄弟と再会を果たす
一方その頃寧蘭も術師ニルシャと再会する
この両方の再会がのちに国家を揺るがす波乱の幕開けとなり

白虎召喚から90年の時を経て、婁宿と鈴乃は同時刻に天へと召される時に現実世界で一緒になる


《登場人物》

・大杉鈴乃
白虎の巫女になった本作の主人公。
幼い頃玄武の巫女である 奥田多喜子 の事を姉のように慕っていた
小学校の美術の先生になりたく頑張る
絵を描く事は得意だが料理は苦手
幼い頃に関東大震災によって四神天地書に吸い込まれ
寧蘭とカサル・カルム兄弟と出会うがすぐに別れてしまう


関東大震災の4日後に現実世界に戻って来て及川先生の所で生活をするが四神天地書の事を一時的に記憶を失う
震災孤児で及川先生の元で血の繋がらない男兄弟の中で育つ


その10年後、奥田永之介が父孝雄へあてた手紙で神獣に喰われる事をしる
再び現れた「四神天地書」の中に吸い込まれる

近衛兵ランヴァ=ハムに救い出され再びカサルとカルム(12)兄弟に再会する
鈴乃(18)と別れてまだ7日しか経たずお互い戸惑いながらも交流を深めるが寧蘭とニルシャの刺客によりカサルが鈴乃を庇い死亡
悲しみにより婁宿へと覚醒したカルムの心を癒しながらも少しずつ
お互いに惹かれ合う

最初は巫女になる事を嫌がっていたが、婁宿の覚醒と同時期に巫女になる決意をする

物事をしっかりとみる力がある 

白虎召喚のあと離ればなれとなるが、同時刻に亡くなった婁宿が現実世界に来たことで一緒に召される事となる


白虎七星士

・婁宿
本名 カルム=ツォニエ→カサル=ツォニエ
白虎七星士の1人である。元々の名前は「カルム」である。


例え離ればなれになると分かっていても
生涯ただ一人鈴乃を愛す
兄弟揃って天然タラシ

文字は右手の甲 植物を操る

鈴乃と出会った当時、故郷を地震と砂嵐で街全体が壊滅状態になり一族も失い兄と旅へ出る

関東大震災の直後の混乱し戸惑いながらも懸命な笑顔を向ける
鈴乃の強がっている姿を見抜く
砂漠の遺跡を探検しながら、鈴乃に寄り添い心を癒す
元気になった鈴乃の笑顔に白虎の巫女と確信する

鈴乃とわかれたが、1週間後再び再会し成長した鈴乃に戸惑いを隠せないでいた
寧蘭の刺客に狙われた鈴乃を助けるために庇った兄を失う
ショックで婁宿に覚醒する
ツォニエ家ではカサルと言う名前は長男が襲名するため
カルムからカサル=ツォニエとなる

一時的に心を閉ざしていたが、兄の死ぬ間際の笑顔と砂漠化している西廊国に緑を増やしたいと言う意思を引き継ぎで
婁宿として鈴乃を守り生きる事を誓う
そして、少しずつ鈴乃に惹かれて行く事になる
觜宿の玄武七星士と多喜子の昔話と鴉の民ジャマルによって鈴乃への自分の気持ちを自覚する事になり告白をする

なお七星士と巫女が夫婦と言う言葉が気になるよう

この時12歳である  

婁宿として覚醒したてのため植物を上手いこと使いこなせなく
コントロールの練習をする
90年後には熟練した使い方をしている
白虎召喚の際に鈴乃が持っていた手鏡を新座宝として
仲間の術により青年の姿で守り続ける
鈴乃とは同時刻に天へと召され迎えに行く

・奎宿
ランヴァ=ハム
配達屋→近衛兵→脱走兵
逃げ戸惑う鈴乃を白虎七星士の直感で感じ取り助ける
鈴乃とツォニエ兄弟が再会するのと共に白虎七星士としての旅に出ることになる

幼い婁宿に女の子の扱い方について英才教育をしているとかなんとか

生まれた時から左頬に字があり
父親に巫女を守るための稽古をしていたが
鴉の民により村が襲撃され逃げる時に瞬間移動があらわれる
觜宿によって鴉の民について知る事となる

女の子大好きだがもともと面倒見がよく婁宿と鈴乃のいい兄貴分
そして鬼宿の師匠でもある

戦いの最中に昴宿と恋に落ち白虎召喚後に一緒になるが、
100歳超えても女好きはいっこうに治らない模様 
なお初対面では酔った勢いで抱き着いたため第一印象は悪い

・昴宿
奎宿と結婚後 ドゥリン=ハムとなる

これを書いている時点で 朱雀青龍 編の90年後は出てるが
現役時代に関しては登場したてなので
旧姓など色々と不明

旅芸人の一座の踊り子水袖舞(すいしゅうまい)の使い手
先祖の冤罪で都から離れた元貴族
太陽の腕は持っていたため判明する

作中トップクラスのグラマナスな少女
お団子にロングヘアにしている

のちに奎宿の妻になる。
文字の位置は左胸に生まれた時からあり 時間を操る
あと何かがあるハズ

・觜宿
アクイル=リク
七星士最年長の110歳
鴉民の元頭領だったが引退している
左腕に觜の文字がある

記した文字や絵を実現化することが出来る
子孫のメフル曰く1日しか持たないとのこと。
宮廷の文人の子
父のあとを継いで文人として使節団へ 
四生国をまわる
玄武七星士と会い影響を受ける
視察のあと西廊国を自ら歩きまわり国としての綻びを見つけ王に手紙をしたためるが法皇一族により追われる事となる
逃げる途中に貧しい人や苦しんでいる人を助けるうちに
鴉の民へとなる

琵琶などの音楽にも明るい




・参宿
全てはまだ分からない

・畢宿
全てはまだ分からない

・胃宿
全てはまだ分からない

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最終更新:2025年03月29日 03:59

*1 同じ世界観の作品として『ふしぎ遊戯 玄武開伝』というものがある。