SCP-008-JP-J

登録日:2025/03/18 (火) 22:30:00
更新日:2025/03/20 Thu 23:12:21
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SCP-008-JP-Jは、シェアード・ワールドSCP Foundationに登場するオブジェクト。
タイトルにある-Jが示す通り、Joke区分のオブジェクトである。

オブジェクトクラスはNone。



【特別収容プロトコル】
なし



【概要】
ジョークオブジェクトとはいえ特別収容プロトコルがないとは珍しいかもしれないが、やむを得ない。
何しろこのオブジェクトは全宇宙を舞台に活動するプロレス団体なのだから。


この組織は「宇宙中央プロレス(Space Central Professional wrestling、通称SCP)」を名乗っており、財団の宇宙調査団により発見された外宇宙知的生命体の紹介によってコンタクトを取る事になった。
どうやら火星を拠点にしている全宇宙的な組織で、在籍するプロレスラーは外宇宙出身者で構成されているプロレスラーたちを擁して人気なのだそうだ。
レスラー達にはいわゆるグレイ種、無機物種、スライム種、クラゲ種等多様な外宇宙生命体が在籍しているとの事。


…スライムレスラーに打撃や関節技は通じるのだろうか。てか関節どこよ?
クラゲレスラーは複数の触手で同時にラリアットを繰り出してくるのだろうか?
無機物種って要するにウォーズマン?



相手側もSCP財団に対しては非常に友好的。
どうも太陽系をプロレスの聖地と認識しており、その中でも謎に包まれた第3惑星との接触を得られた事を喜んでおり、組織の本拠である火星にて年1回開催されるプロレスの祭典『宇宙プロレスチャンピオンシップ(Space Championship in Professional wrestling)、通称SCiP』での親善試合を申し込んできた程。
レギュレーションは無制限1本勝負、溶解液/体毒/サイコキネシスは禁止、それ以外は基本何でもOKというもの。
どう考えても人類には難易度が高いプロレスをしている様子。



この申し出に対して財団は、当初は危険として断るつもりでいたが、財団エージェントの中でも肉体派として知られていたエージェント松岡の強い希望により、この申し出を受諾。



こうして挙行された世紀の一戦は全宇宙規模を誇る大手放送局、ビックバン放送(BTV)による実況放送が行われた。
本家Wikiに放送内容の日本語訳版が掲載されているが、その強烈な打撃戦は銀河系の知的文明の間で大きな反響を呼んだらしい。





なお、今後財団と宇宙中央プロレスとの間で定期的にプロレスによる交流を行う予定。
参加を計画する場合、レベル3以上のセキュリティクリアランスを持つ職員の承認が必要との事。



追記・修正は外宇宙出身レスラーにフォール勝ちを収めた方にお願いします。


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最終更新:2025年03月20日 23:12