登録日:2025/11/12 Wed 14:41:26
更新日:2025/11/30 Sun 22:04:40
所要時間:約 3 分で読めます
【概要】
『悪食令嬢と狂血公爵 ~その魔物、私が美味しくいただきます!~』とは、日本のライトノベル。
『
小説家になろう』にて2019年11月29日から連載中。作者は星彼方。
書籍版は講談社Kラノベブックスfの創刊作品として2021年から刊行中。既刊3巻。イラストはペペロン。
「どんな状況でも強く生きる女性を描く」というレーベルコンセプトにあるように、ヒロインも最初からただ守られるだけではない芯の強さを持っているのが特徴。
また、タイトルからもわかる通り「食」をテーマにしており、出てくる食材は架空のものばかりにもかかわらず食欲をそそられる料理の描写も見どころ。
メディアミックスとしては、漫画版とアニメ版がある。
漫画版は『pixivコミック』の他、講談社『Palcy』『ARTEMIS by sirius』などでも連載中。
作者は水辺チカ。既刊11巻。
おまけとして『狂血令嬢と悪食公爵』という番外編も不定期に連載されている(内容はタイトルの通り)。
ストーリーはもちろん原作と同じではあるが、キャラクターデザインは変更されている。特にアリスティードは完全な別物になった。
アニメ版は2025年410月2日からTBS・BS11ほかにて放送中。
デザインはコミカライズ版に準拠している。
【あらすじ】
伯爵家の娘・メルフィエラは、誰にも理解されない趣味を持っていた。
それは、人間に害をもたらす魔物を美味しくいただくこと!
そうしてついたあだ名は「悪食令嬢」——。
ある日のこと、婚約者を探すために参加していた遊宴会で狂化した魔獣に遭遇してしまう。
絶体絶命な状況に思わず身をすくめるメルフィエラだが、そこに「狂血侯爵」と恐れられるガルブレイス侯爵が姿を表す。
その圧倒的な強さと美しさに息を呑むメルフィエラだったが、侯爵の顔に滴る魔獣の血が気になってしまい……!?
魔物を美味しく調理する「悪食令嬢」と心優しき「狂血侯爵」が織りなす美味しくて胸キュンな異食(異色)グルメファンタジー!
(テレビアニメ イントロダクションより)
【登場人物】
CV:中村カンナ
本作の主人公。マーシャルレイド伯爵の娘。愛称は「メルフィ」。
母親譲りのふわふわの赤い髪が特徴。
亡き母の研究を受け継ぎ、魔物から魔力を抜いて食べられるようにする研究を行っている。
しかし、魔物は本来は食べればその魔力によって中毒を起こす代物であるため一般的にはゲテモノ扱いであり、その話が広まって尾ひれがつき、魔物を貪り喰らい魔毒に侵されおかしくなったと噂され『悪食令嬢』と呼ばれていた。
顔立ちはかわいらしいが噂のせいで社交界では敬遠されていた。
アリスティードに助けられた際その強さと美しさに惚れこみ、その後魔物食談義で意気投合する。
アリスティードに求婚され最初は戸惑っていたが、やがてアリスティードの抱える思いを知りその力になりたいと望む。
明るく人懐っこい性格だが、一度こうと決めたら曲げない芯の強さも持っている。
かなり食い意地が張っており、魔物の話を聞くと真っ先にその味に意識がいき、調理法を考えることに夢中になってしまう。
アリスティードほどではないがコミカライズに当たりデザインが変更。
前髪が分かれて額が出るようになり、より明るさが増している。
CV:坂泰斗
もう一人の主人公。現国王の弟で、現ガルブレイス公爵。
魔物の巣窟であるエルゼニエ大森林との境界にあるガルブレイズ領の領主として日夜魔物討伐に明け暮れているため剣技の達人。
幼少期から魔力過多に悩まされており、自身の力を役立てるのと継承者争いを避けるためにガルブレイス公爵となった。
責任感の強さもあり魔物狩りに精を出していたが、その姿を恐れられ血を好む残虐非道な性格と噂され、『狂血公爵』と呼ばれる。
顔立ちは整っているが噂のせいもありメルフィエラ同様社交界では敬遠されている。
自分を恐れないメルフィエラにほとんどひとめぼれで求婚した。
メルフィエラ同様に食い意地が張っており、メルフィエラの話を聞いて興味を持った魔物肉の料理を躊躇なく食べる豪胆さも持っている。
メルフィエラから初めての魔物食であるスカッツビットの干し肉を食べて以来魔物食が好物になった。
即断即決で婚約を決めたくせに、いざとなると恋愛に関しては不器用になる意外な一面も。
デザインが小説単行本版とコミカライズ版で最も大きく変更されたキャラクター。
前者は多すぎる毛量・土気色の肌・顔の濃い陰影と、これでもかと言うぐらい陰気な風貌で笑い顔はもはやホラーに近かった。
が、後者では毛髪の量が大きく減り、ちゃんと少女漫画らしい爽やかなイケメンになった。笑顔が怖いというのも、嗜虐的な笑い方というものになっている。
小説単行本版からコミカライズ版に引き継がれた要素と言えば、目と毛髪の色ぐらいなものである。
CV:近藤隆
アリスティードの補佐官。
内政も魔物も幅広くサポートする逸材。
幼少期からアリスティードに忠誠を誓っており、強い信頼関係で結ばれているが、兄弟のように育ってきたためしばしば遠慮のないツッコミをアリスティードにくらわせる。
最初は魔物食に懐疑的であったものの、その味を知って考えを改める。
主人同様に食い意地が張っており、アリスティードを出し抜いて魔物食を独り占めしようとしたこともある。
CV:岡本信彦
アリスティードに仕える騎士の一人。
童顔で温和な性格だが実力は高く、若くして騎竜隊の隊長を任されており、アリスティードからの信頼も厚い。
他のキャラの例に漏れず彼も食い意地が張っており、魔物食もすんなり受け入れた。
- マクシム・ド・リヴァストール・ミルド・ラングディアス
CV:木村良平
ラングディアス王国の第29代国王で、アリスティードの実兄。
現在でもアリスティードを気にかけているが、気にかけすぎて本人からは少々ウザがられている。
アリスティードがなかなか結婚を決めないことにヤキモキしていたため、メルフィエラとの婚約を喜んで認めた。
【用語】
魔法を使うためのエネルギー。人間の体内にもあるが、人間は体外から取り込んだ魔力を吸収できない。
大地には魔力が川のように流れる魔脈があり、流れる魔力が鉱石や結晶として蓄積された魔鉱石・魔結晶は魔法を使う際に自身の魔力に代わるエネルギー源となる。
魔力を持つ人以外の生き物。
そのまま食すと魔力や魔毒によって腹を壊すため、一般的には魔物を食べるというのは完全にゲテモノ食いの扱いとなっている。
しかし、きちんとした処理をして魔力や魔毒を抜けば問題なく食べることができ、メルフィエラはそうした魔物食の研究を行っている。
魔物の体内の魔力が凝り魔毒化することで魔物が狂暴化する現象。
人間は脆弱なので体内の魔力が魔毒になると狂化する前に死ぬ。
魔力の多い人間が稀に持つ特殊な目。視線に魔力を乗せられる。
物語の舞台となる国。17年前に国全体で大干ばつと大飢饉が起きた。
アリスティードの領地。
魔物が溢れるエルゼニエ大森林を有しており、魔物が他の領地へと溢れ出さないように領主率いる騎士や魔法師たちが日々魔物を狩っている。
魔物が多い一方で土地は痩せており作物が育ちにくく、また魔物以外の動物も少ない過酷な土地であり、そのためメルフィエラの魔物食の研究はガルブレイス領の救世主となれる可能性がある。
ラングディアス王国北方の伯爵領。
ティールブリンク王国と接しており、その影響が色濃く出ている。
ラングディアス王国の隣国。精霊信仰が盛ん。
魔物を不吉なものと考える宗教。
追記・修正は魔物食を食べながらお願いします。
この項目が面白かったなら……\どんな魔物も食材に…/
- アニメ見ているが、頭の中で「この世のすべての食材に感謝をこめていただきます」が鳴りやまない。 -- 名無しさん (2025-11-12 20:06:53)
- またカンナが令嬢キャラやっている -- 名無しさん (2025-11-13 11:12:30)
最終更新:2025年11月30日 22:04