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外伝ユニット(Deep One 虚無と夢幻のフラグメント)

登録日:2026/04/05 Sun 07:34:22
更新日:2026/04/05 Sun 20:22:19
所要時間:約 25 分で読めます




本項目はブラウザゲーム『Deep One 虚無と夢幻のフラグメント』の登場キャラクターのうち、外伝イベントにて実装されたキャラクター達について紹介する項目である。

概要


外伝ユニットはストーリー中に登場するレギュラーに分類されるキャラクターとは異なりユリアナやアーデルのように所属組織が異なる者やジルヴァラやギンバネのように幻夢境に生きる失想者(デブリ)である者、
またはマリナやユーのように作中現在では死亡している者…といったように事情はそれぞれだが現在ルルイエに在籍していないのが特徴となっている。
(ただしヴィー、ベアトリーサ、ゼノ、七羽らレギュラーに分類される失想者らもカードエピソードやルームエピソードはともかくストーリー上はルルイエではなく幻夢境を拠点としている)
そんな立場もあってか外伝イベント以外のイベントストーリーに関わってくることはあまりなかった…が、
ウルスラが取った唯一の弟子であるユリアナ、ダナの戦友でありサーシャの妹であるマリナといったように既存キャラの関係者という縁からストーリーに関わってくることが増えてきている。

こういった設定にちなんでか外伝ユニットは(所持、未所持に関わらず開放されているレギュラーユニットと異なり)ユニットを入手しないとルーム機能を開放出来ず、[はじまりの絆]も存在しない仕様になっている。
入手するには特殊なピックアップが行われる一部のガチャを除けばアナザーガチャと呼ばれる専用のガチャ(およびその復刻)かアナザーガチャ産のキャラに対応したセレクトチケットによる交換する必要がある。
通常の期間限定ユニットとは別の扱いなのでガチャを回す際には排出対象になっているか確認しておきたい。

レギュラー昇格

半年に一度行われる人気投票にて第7回から採用された制度。
基本的に外伝クエストで実装されるとそれっきりとなってしまい、衣装違いの追加が絶望的だった外伝ユニットの救済としてか外伝勢の中で人気投票最上位となったキャラに新衣装が実装される特典が追加されることに。
そしてこの発表の時点では告知されなかった裏の特典として、人気投票の順位が3位以内だった場合はレギュラーに昇格するというさらなるご褒美が用意されていた。

昇格の存在およびその条件は当初伏せられていたのだが第7回と第9回でそれぞれ2位に入賞したジュリアとメチルがレギュラーに昇格、一方第8回で4位だった紫陽花が新衣装のみだったことから条件が概ね予想され、
5周年直前生放送にて天の声として参加したシナリオライター兼ディレクターの森田氏がメチルのレギュラー昇格の発表時にその条件が3位以内入賞であることを明言している。
レギュラーに昇格すると扱いがレギュラーと同じになるため関連ユニット未所持でもルーム機能が開放されるようになり、合わせて[はじまりの絆]も追加される。

外伝キャラクター一覧


ユリアナ・メリアドク

cv.北見六花

外伝イベント『倫敦に残す想糸』から実装。
鐘撞き堂に所属している魔術士でウルスラが気まぐれに弟子にした少女。
『師の半世紀を超えた』とまで評されるずば抜けた才覚を持つが、彼女自身は変わらずウルスラを敬愛しており、それ故にウルスラの頭痛の種となっている。

実は幼少の頃魔術士による誘拐事件に巻き込まれた事があり、その際に認識阻害の魔術を無視してユリアナを認識したウルスラに救われた過去があり、
その際に預かったハンカチを長らく返却することも出来ず大事に所持していたが、外伝イベント『倫敦に残す想糸』にて紛失してしまった。
ウルスラはハンカチの件を覚えていない……と思いきやきっちり覚えており、実はハンカチも彼女が回収してご丁寧に補修していた。
……のだが、恥じらいから渡すに渡せずルルイエにまで持ってきてしまった。ウルスラの経歴から10年以上ハンカチを持ちっぱなしであることは確定で、
さらにユリアナ側からもアクションが無かったことが判明した際にはルイーズも呆れ果てることになる。
この師弟揃いも揃って面倒くさいな……

鐘撞き堂所属という関係上ルイーズとも交流があり仲のいい様子を見せるがウルスラの事を呼び捨てにするのは不満がある模様。

外伝キャラの中でもかなり特殊な扱いとなっており、キャラクターエピソードは主人公ではなくウルスラ視点、アダルトシーンはIFの未来という異例ずくめの仕様となっている。

余談だが、演じる北見六花は本家『Deep One -ディープワン-』『Deep One -領界侵犯-』では幼少期の斎野尚哉を演じている。

ソファス・アシュテレト

cv.榊原ゆい

外伝イベント『悪意に繋従せし隷雷』にて実装。
幻夢境に800年もの間住まうナコト原書に囚われた女性。
元々はナコト原書に対し自らを同化・浸透させることで乗っ取りを企てた優秀ながらも高慢な魔術師だったが、
ナコト原書という人の手に余る強大な魔導書には彼女の術式が全く通じず同化に失敗。
一度肉体が滅び、ナコト原書により絶対服従の奴隷として再構築された。
しかしナコト原書からすればソファスが勝手に自爆しただけで存在を認識すらしていないらしく、主のいない奴隷として800年間放置され続けた憐れな過去を持つ。

カードストーリーでは「失想者に限りなく近い」と失想者ではないかのような説明がなされている。
……のだが、その割にホームボイスでは自らのことを失想者と自称しており結局どちらなのか判然としない。
生前から連続性のある記憶を有しているのだが性格は生前から激変しており、生前の自分の事を黒歴史として認識している。

ナコト原書だけでなくナコト原書に連なる存在をも主として認識しており、外伝イベント『悪意に繋従せし隷雷』ではノルンを主と仰いで「お嬢様」と呼び、
カードエピソードなどでは主人公とフラウも主として扱っているほか、ナコト写本/アサカすら主としてカウントされている模様。
ナコト原書に連なる人間であれば、言葉として命令するとソファス自身の意思すら無視して忠実に実行してしまう。

ちなみに中の人である榊原ゆいは本作の1stOP「深刻のフラグメント」を歌っている。

+ 『悪意に繋従せし隷雷』およびメインストーリー4章以降ネタバレ注意
ノルンと接触したソファスがこれまで表舞台に姿を見せなかったのは彼女があまりにもナコト原書に近すぎる存在であったこと、
そしてナコト原書に連なる存在であれば誰の命令でも忠実に実行してしまうというノルンにとっては致命的と言えるソファスの性質を危険視したため。

実際にソファスはノルンが頑として口を閉ざしていたにも関わらず"母体錬成術式(バースオブイース)"におけるノルンの役割に言及しただけでなく、
術式が完遂された結果何が起こるか、そして術式を完遂させないためにナコト写本を利用してノルンが術式の破綻を狙っていることまで言い当てている。
ノルンは己の目的のためソファスに自分が許可を出すまでノルン以外の"母体錬成術式"の関係者との接触を禁じることに。
一方ソファスの境遇にも配慮してか同時に「たまに話し相手になってほしい」ともお願いしている。
なお、4章で登場した無限書架のルールについてノルンはソファスから知識を得ており、使い方についてのレクチャーも受けている。

ソファスの独白から、『悪意に繋従せし隷雷』におけるノルンとソファスの出会いは1章と2章の間であると思われる。
表舞台に立つ事を禁じられたソファスは以降のノルンの暗躍を裏で見届け続け、その計画の破綻と再起をその眼で見届けることになる。
さらに6章における崩壊しかけた"ゆりかご"の維持に陰ながら尽力していたことが明かされた。


ジルヴァラ

CV:杏子御津

外伝イベント『人忌む黒翼と愚者』から実装。
幻夢境に生きる失想者の1人。黒い片翼と角を有するが、本人は吸血鬼を自称している。
異端審問、魔女狩りの類によって命を落とした生前の記憶から極度の人間不審を拗らせており、吸血鬼を自称するのも自分があんな存在でありたくないという想いに由来するもの。

人間不信の延長からか他の失想者とも殆ど交流を持たないため彼女を知るゼノも思う所がある模様。
逃げ足が異常に早く、エデルガルドとアンナの2人がかりでなお影すら踏ませないほど。一方ゼノは容赦なく雷撃で叩き落とした。

なお、あくまで自称であるため本物の吸血鬼ではない。血を吸わないどころか見るのも苦手とカミングアウトしている。なんなら血よりもお菓子の方が好きとのこと。
『人忌む黒翼と愚者』では吸血鬼なのに血を飲まないジルヴァラに(勝手に)ショックを受けたアンナが話をややこしくするのを避けるため
エデルガルドがとっさに「吸血鬼なのに吸血しないロックな生き方をするロック・吸血鬼」と口からでまかせでアンナの説得を試み、成功してしまった。
あんまりにもあんまりなあだ名とそれを真に受けるアンナにジルヴァラもキレて思わずぶっ飛ばしてしまった。愚者(アンナ)。

根が良い子なので嘘は言えないタイプ。ジルヴァラは吸血鬼は嘘をつけないと自称している。
温厚だが押しの強いベアトリーサを相手にするとグイグイ押し切られてなし崩しに受け入れてしまう。
生前はピアノの演奏が得意だったようでルームエピソードにて華麗に演奏をこなすが、連鎖的に過去を思い出して苦しむ一幕も。


ギンバネ

cv.歩サラ

外伝イベント『永遠を飄流する風肖』から実装。
『最古の失想者』と評される空を飛ぶことが好きな古株の失想者。
過去にはエンリル、ゼピュロス、志那都比古、エエカトル、窮奇…といった風にまつわる様々な神格の名で呼ばれていたが現在は背中に生えている翼からギンバネと呼ばれている。
ちなみに翼は任意で無くすことも可能。飛行能力を有するが実は飛行において翼は別に必要ない。

自分の名前にも他人の名前にも非常に無頓着で、ソファスの事をソルベやソファーと呼んだり、教わったばかりのフラウの名前すらフライやクラウと間違えるほどの有様。
ただし、どうもワザと間違えているようで「名前を間違えると怒る」という理由から項羽の名前は正しく呼んでいる。
また多くのキャラに甘い対応をさせることが多いフラウに対しても容赦がないことに定評があり、
空を飛んでみたいとおねだりするフラウに対し「え、やだ、おもいし」とすげなく拒否している。
なおゼノによれば過去にはヴィーを抱えて音速で飛んだことがあると語り、後の外伝イベント『虚威纏う厭勝の薄蝶』にて再度実践してみせたことからただ単にギンバネがやりたくない気分だっただけの模様。

記憶の欠落が激しく失想者としては末期と言える状態。現在はもう「空が好き」という思いと「なにかを探していた」ということぐらいしかまともに思い出せない。
一方戦闘能力は非常に高く、外伝イベント『永遠を飄流する風肖』にて強力な虚像に囲まれて苦戦していたジゼルとアルマをフォローした際には、
無数の虚像を一撃で一掃してみせた上にジゼルをもってしても急に出現したように錯覚するほど高い隠密能力をうかがわせている。


ティサ

cv.木村あやか

外伝イベント『虚威纏う厭勝の薄蝶』から実装。
ゼノが纏めているコミュニティでは最も新しく失想者として自我を得た少女。悪魔のような尻尾が特徴的。
失想者になりたてのためか良くも悪くも自分が失想者であるという自覚が薄く、想索者に対しても特に悪印象を持っていない。

高慢なメスガキ系少女でその小柄さに反し基本的に態度は大きめ。
言動的にはタバサに近く、そのせいか『虚威纏う厭勝の薄蝶』ではタバサと絡んでお互いがお互いを煽り合っている。なお胸のサイズもどっこいどっこい。
ゼノのコミュニティでは可愛がられて?いるらしく、特にヴィーはティサのリアクションを面白がって遊んでいる模様。
想索者達にティサのことを紹介しておいたと語るヴィーにゼノは一抹の不安を覚えた。

戦うこと対する強い忌避感を抱いており、虚像に襲われてもとにかく逃げて誰かに追い払ってもらっている。
一方ティサを見極めるために放ったタバサの不意打ちをとっさに魔術で相殺出来る辺り本来の実力は高いと思われる。
この忌避感の由来は断片的な生前の記憶にあり、戦いの裏で生まれる悲しみや憎しみを極度に恐れていることに由来している模様。


マリナ・オドネル

cv.飴川紫乃

外伝イベント『遠く夢刻む約束』から実装。
過去にダナとチームを組んでいた想索者。同じチームのリーダーだったジン・ポートマンとは恋人未満の間柄。
ダナの姉貴分という前情報やメイン4章ボス『憧哭に糾する喪切』における彼女の姿に反しその容姿はちんちくりんのちびっ子。ジン兄貴そういう趣味なんですか?
しょっちゅう女性にセクハラしたり余計なことを言うジンの事をよく杖で殴っていたようで、ダナの印象にも残っている。

元は代々続く魔術師の家系の三女だったが、マリナ本人が「大した家格ではない」と語る小さな家だったことからラヴクラフト財団へと身売りされた過去を持つ。
そういった過去から自分の居場所というものに漠然とした不安を持っていたが、ルルイエで出会った仲間達…特にジンに自らの居場所を見出す。
だが肝心なところで芋を引くジンの態度にはやきもきしており、かといって自分から距離を詰める勇気もないことを自虐している。
当時新人の想索者だったダナのことは「気難しい子」として気にかけている。ちなみに当時の切れたナイフのようだったダナに抱いている印象は

本編では既に故人、かつジンと両思いという設定からかルームエピソード及びカードエピソードはアダルト含め全てジン視点というユリアナ以上に異例の扱いになっている。
主人公どころか現状唯一マリナと接点があるダナすら登場しないという徹底ぶり。ただしホームボイスなどでダナが話題に上がることは多い。


項羽(こうう)

cv.鈴谷まや

外伝イベント『幻世に覇を謳う王威』から実装。
紀元前の中国において「西楚の覇王」と呼ばれた英傑…と同じ名を持つ謎の失想者。項羽を名乗る不審者。
ゼノとは別の失想者達のコミュニティを束ね、自らが統べる領域にて覇王として君臨している。

自らを絶対の強者として認識しておりとにかく傲岸不遜。強大であるがゆえに横暴で自由な振る舞いが許されると自負している。
一方「強者にとって、弱者とは愛でるもの」と語るように非力な存在(と項羽が認識した相手)を庇護するのは強者の役目とも考えており、
『幻世に覇を謳う王威』では蝶を追いかけて偶然項羽の領域に迷い込んだフラウを「蝶追い」と呼んで保護している。
なお自身のカードエピソードで遭遇した主人公のことは雑魚と呼んでいる。下郎に勝るとも劣らぬ凄まじいあだ名が誕生した瞬間である。

配下である失想者達は項羽に対し絶対の忠誠を誓っており、項羽が首を刎ねると言えば率先して首を差し出す様はさながら狂信者。
しかもゼノによれば暴力や恐怖による統治の結果ではないらしく彼女自身のカリスマ性のみで多くの失想者を従えている模様。
その実力も非常に高く、覇王に仕える部下に相応しい実力を得るため数百年もの単位で研鑽を詰んだ凄腕が並ぶ。

その独特な在り方を指してゼノからは覇王理論と評されており、極力項羽には関わらないようにしている。
ゼノをして「幻夢境で敵に回してはならない存在のひとつ」とまで言わしめる項羽の存在は失想者の間では有名なようでソファスなどもその動向を警戒している。


ラフィン

cv.唯香

外伝イベント『排奉する断過の祈り』から実装。
何かを求めること、欲することを極端に忌避し、自分のすべてを捧げる相手を探し続ける失想者。
自分は何も持ってはいけないという強迫観念じみた思想から、肉体の自由すら放棄しており、他人に自分を丸ごと捧げてしまいたいという願いを抱いているが、今のところ彼女を引き受ける者は現れていない。

そういった精神性が格好にも現れている…のだが、両腕がベルトで拘束されいる一方で下半身はベルトと下着らしき紐と後ろ半分しかないスカートぐらいという露出度の高さで、
「排奉する断過の祈り」にてラフィンを探していた七羽がたまたま出くわしたリンやロゼットにその容姿を説明した際リンは言葉を選んで「独特な人」とコメント。
七羽は面白がって変態だと言いたいのならそう言えばいいと笑い、ラフィンは怒って飛び出してきた。なおカードエピソードによれば以前は足も縛っていたとか。

知人である項羽はその有り方を面白がって「芋虫」と呼んでいる。
どう聞いても罵倒の類だが曰く「道化であっても愚者ではない。己の矛盾に気付いていた上で、足掻いている」として項羽的には見世物として気に入っている模様。
同じく知人である七羽もまた「いらないと思うものを押し付けられて喜ぶものがどこにいる」とラフィンの矛盾を指摘しているが、
ラフィンもこの点は理解しており、得たくないから捧げたいのに捧げるためには得なければならないという矛盾を嘆いている。
そして七羽はその場に居合わせたリンやロゼット、フラウ達に(互いが平行線なら)あとはお前たちの想いを押し通すしかあるまいと焚き付けた。
なお張り切ったリンがいきなりウッカリをやらかして不意打ちのタックルをぶちかまし失神するハメに。

その願望からわかる通りドMだが、他者に支配されることを欲する精神的Mであり、肉体的苦痛を快楽に感じるタイプではない。他の失想者には単純にドMとだけ思っている者も多く(というか恐らくMっ気の区分が理解できず)、アイアンメイデンなどの拷問器具を贈られたりしているが、断っている。
一方、精神面のMっ気の深度はかなり深く、首輪を贈られ喜んだり、項羽が流石に受け入れられないほどの屈辱だろうと考えた扱いにむしろ喜んでどん引かせたりしている。

ちなみにアダルトシーンでは本作では珍しい喘ぎ声…いわゆるオホ声が混じるため苦手な方は注意。


イリア

cv.みたかりん

外伝イベント『忌労示す睡惰なる察看』から実装。
労働や役割を忌避し、日がな一日お昼寝や日向ぼっこを満喫している失想者。
勘が非常に鋭く、なんとなくで吉凶を言い当てることができるらしいが、本人が労働を嫌うためその力が振るわれるのは稀。

生前は直感に由来する予言のようなことをしていたが、これがよく当たったことから多くの人から求められ、
その人々に答えるために多くの言葉を伝えようと努力していたが、予言は常に完璧ではなかったが故に最後は人々により処断されてしまった。
そういった出自から働かなければ良かったという後悔を抱き、現在のイリアはとにかく「働きたくない」「労働は悪」というニート気質の性格になってしまった。
もっとも失想者にとって労働は必要なものではないためゼノもこの点は特に問題視していないようで、基本的には彼女に頼み事をしないようにしている。

失想者になった現在も予言のようなことが出来るのだが、具体性に乏しく大雑把なものなため『忌労示す睡惰なる察看』にて遭遇したウルスラは否定的な反応を見せている。
ただし予言自体は当たったと言える範疇で、ウルスラによくないことが起こるというイリアの言葉の後、実際にウルスラはいつも通り虚像に追いかけられていたティサに追突されている。
おまけにティサに絡まれるわ直前に大見得を切っていたせいでルイーズにも煽られるわで中々散々な目にあっている。ただし虚像の処理はルイーズに押し付けた。

労働中毒のルイーズの有り方に対し、もう少し自分を大切にした方がいいんじゃないでしょうかと口を挟むイリアだが、
「誰かに何かをしてあげたいって思うのってわりと普通のことじゃない?」「例えば、友達に手を貸すとか、恩人が困ってるなら協力するとか。私にとっての仕事て、そういうのと同じかなって」とルイーズは返し、
「働くってことにもいろいろあるし、働かないってことにもいろいろある。それだけじゃない」と横で聞いていたティサが大雑把にまとめている。
それでも納得がいかない様子のイリアだったが、主人公の問いかけにより本当に働きたいと思える何かがあるなら知りたいという想いを抱いた…が、とりあえず天気がいいので昼寝を続けることにした。


ユー

cv.夏野こおり

外伝イベント『巡り継ぐ花蕾の揺籃』から実装。
ラヴクラフト財団の強化魔術士計画の一環で生み出された魔術士。

優秀な魔術士を生み出すために母親が優秀であるべきという理論から生まれた強化魔術士計画に付随する『ウテルス計画』の被験者。
ウテルス計画とは大雑把に言えば優秀な魔術士を産み出すためには母体も優秀であるべきという優生思想を元にしたもので、
その被験者であるユーは優秀な魔術士の親に相応しい能力を得るためトレーニングなども行っており、魔術士としての能力は高い。
この計画は人の生殖には時間がかかり非効率で成果がすぐに出ないため凍結され、財団所属のエージェントとして任務をこなして過ごしている。

そして『巡り継ぐ花蕾の揺籃』ではひょんなことからある大規模テロを目論む組織を潰すため財団と鐘撞き堂、防疫修道会の三組織がそれぞれの思惑の元に手を組んだ共同殲滅戦に参加。
この時ユーは鐘撞き堂から派遣されたユリアナ、防疫修道会から派遣されたロゼットとチームを組んで全拠点同時制圧のうちの一端を担うことになる。
この縁から2人とは友人関係であり、連絡先も交換してる模様。

カードシナリオではもしユーが想索者としてルルイエに来ていたら、というifになっており、
「まるで整合性のない夢みたい」「でも……悪い夢じゃ、ない」と想索者となった現状を表現している。
なおそんな状況でも役割は忘れておらず、出自も相まって主人公の事を繁殖の相手として注目している。

+ 外伝イベント『巡り継ぐ花蕾の揺籃』およびメインストーリー第二部ネタバレ
凍結されていた計画であるがメイン第一部終了後に思わぬ形で彼女に母体としての役割が求められることになる。
その役割とは受精卵の生育環境としての母体提供。明言はされていないが恐らくタイプヴェナティオ――ソーカとアイカ2人の代理母である。。

2人の名前をつけたのはユーであり、遺伝子上のお母さんの名前から一文字貰い、「綺麗に咲く花みたいな子になってほしい」と語っていることから、
ソーカとアイカは漢字で書くと「想花」「愛花」といった字になると考えられる。
これらに加えAファクターの設定を踏まえるならばほぼ間違いなく"遺伝上の母親"とは亜紗花の事を指している。

ユーは子どもには会えないことを自覚しており、わずか数ヶ月で想索に投入するために肉体の急速成長を前提とした2人の代理母となったユーは恐らく第二部開始時点では死亡しているか廃人になっている可能性が高い。

「無理に産まれて、無理に育てられて、きっと命も限られることになるだろうけど、それでも……幸せを見つけて欲しいな」
彼女の祈りはアイカとソーカに届くのか。


鬼橋(きばし) 紫陽花(あじさい)

cv.蒼乃むすび

外伝イベント『陽輪に傍咲く四葩』から実装。
レギュラーに昇格したため本家記事を参照。


サクラ・オズボーン

cv.藤崎紗矢香

外伝イベント『往憶を辿る追景』から実装。
少数なれど精鋭揃いの武装集団、メアリー・ウォーレン魔術傭兵団を率いて戦った初代団長。
「戦狂わせの魔女」なる異名を持つその正体は、傭兵団を率いる長には似つかわしくない穏やかな女性。

「争いが本当の意味でなにかを与えてくれることなんてない」として紛争を嫌っており、
背景にある金銭的・政治的事情を理解はしつつもそんなものがなくても人は生きていけるはずであると信じている。
しかし大多数の人間がそうではない以上、それならば自分も同じ舞台に立つ…争いを以て争いを淘汰し、武力にて争いの火種を駆逐する矛盾した在り方を決断し、傭兵団を立ち上げた。

そういった気質であるためサクラ本人は戦闘よりも話術による交渉を得意としており、
『往憶を辿る追景』では諸事情からルイーズを襲撃し、巻き込まれたエデルガルドによって撃退された敵集団と対話。
彼らが抱えていた情報を短時間で引き出した手腕を指しエデルガルドからは「天然自白剤」と評されている。

副団長のエリザは幼馴染、旺華とは親友の間柄だが両者の中が悪いことについては悩みの種。
ちなみにSSR旺華[鬼の咆哮]のカードエピソードではサクラとエリザの仲が悪いと語られているが旺華視点ではそういう認識なのか設定が変わったのかは不明。

経緯は不明だが旺華が不在だったタイミングで何者かによって暗殺されている。この暗殺については謎が多く『往憶を辿る追景』でも触れられることはなかった。
そして後任としてエリザが団長の座に就いたが、以降のメアリー・ウォーレン魔術傭兵団はその方針をより先鋭・過激化させたものへと変質しサクラの理想から離れていくことになる。
旺華はあまりにもスムーズなエリザの団長就任の流れから暗殺の首謀者はエリザではないかという疑念を抱いているが…?

カードエピソードは旺華視点。アダルトエピソードはやはり主人公とのIFとなっている。
主人公と出会った経緯が不明なほか、アダルトエピソード2では傭兵団の事務仕事をしている描写があるためルルイエに合流したのかは曖昧になっている。

余談だが、名前の元ネタはおそらくセイラム魔女裁判において最初に魔女として告発された女性の1人であるサラ・オズボーンだと思われる。
彼女はエリザベス・ハバードらによる告発により魔女とされ犠牲となったが……。


ユーファ

cv.青葉りんご

外伝イベント『寡斯切捧の星慧』から実装。
リンが姉のように慕っていた少女。
高い戦闘能力を持つ『道具』を作り出すことにとりつかれたある魔術師のもとで様々な実験を受けてきた。

元々の素質が高かったことに加えて魔術や薬物による肉体改造にも適合できたためリンの当初比2倍3倍ほどの力が出せる。
その片鱗として『寡斯切捧の星慧』では熊一頭を軽々引き摺れるほどの膂力を披露している。
素体として優れた素養を持っていたため魔術師からは(あくまで道具としてだが)大切にされていたようである程度の自由が保証されていた。
ユーファがリンを大切にしていたことでリンもまたユーファを縛る首輪として魔術師も価値を見出していたほど。
もっともユーファが狩りに行く際には非常時には囮にするよう告げてユーファを苛立たせている辺りあくまで本命はユーファだったと思われる。

なお、リンのカードエピソードやイベント等で語られていた通り、そして自身も想像していた通り実験に実験を重ねすぎたことにより最終的にユーファは暴走。
魔術師や彼が連れてきた子ども達を皆殺しにし最後は自らリンによって止められることを望み息の根を止められた。

ユーファ実装から1年半ほど前に開催されているお盆イベント『去影が囁映する奥心』の報酬であるSRリン[蛍火導く再逢]のカードイラストにはユーファと思しき少女が(白い布を被っており顔の大部分が隠されているが)先行して描かれており、
当イベントも(当時はまだ名前が明かされていなかった)ユーファとの関連性が非常に強いリンとロゼットを中心としたストーリーとなっている。

魔術師の研究成果を目当てに定期的に通っていたダフネとは知り合いで『寡斯切捧の星慧』ではお互いに皮肉を飛ばしながら会話していた。

カードエピソードは設定上故人のキャラとしてはユー以来となる主人公視点。
リンと共にルルイエに合流したIF設定になっている…のだが、身体の成長が止まってしまったらしく色々な意味で大きくなったリンに反しユーファは小柄なままとなっている。


アーデル・ルイス

CV:葵時緒

外伝イベント『喪却の刃に想馳せし情焔』から実装。
防疫修道会に所属している司祭。
異端の魔術師からロゼットを保護し教育していた人物。おじさんじゃなかったんだ。

かつてヴィクティムによって家族を失い、それによる怒りと復讐心により防疫修道会に所属した。しかし、復讐心は晴れず、いつしか戦いに虚しさを覚えていた時にロゼットと出会い、それ以降は防疫修道会にしては珍しい穏健派となっている。
熟練の司祭であるため戦闘力は高く、ロゼットが稽古で一本も取れていないほど。

ロゼットのことは娘のように可愛がっており、ロゼットに着せるための服を買い込んで箪笥を埋めていたり、メインストーリーの1部と2部の間の時期と思われるロゼットからの手紙が来た時は歓喜していた。なお、直後に主人公(男)の存在を匂わされ動揺していた。

密かな趣味として日本の官能小説を嗜んでいるらしく、ロゼットの出自不明だった寝室語録は彼女の本からだと思われる。
当人も当然、寝室ではそこから得ただろう知識を持ち込み、大胆な隠語を用いるが、ロゼットほどの突き抜け具合は無い。是非、ロゼットとの3P寝室で弟子の成長ぶりに刺激を受けていただきたい


ジュリア・メルローズ

CV:天知遥

外伝イベント『白景に清糾する贖跡』から実装。
レギュラーに昇格したため本家記事を参照。


メチル・メルキュリィ

CV:東シヅ

外伝イベント『侈情に決す患難抹恕』から実装。
レギュラーに昇格したため本家記事を参照。


ユエ

CV.桃井いちご

外伝イベント『戚因に憫諒する些心』から実装。
アジア圏で頭角を現す若き才媛。
中国を拠点として様々な事業で成功を収めてる実業家だが同時に裏では虎女士と仇名される情報屋としての顔も持っている。

実は中国にて急速に勢力を伸ばしている蛇虎幇(シェーフーバン)の首領の娘。
ただし愛人との間に産まれた子供で、何らかの理由により母子共々手切れ金と共に縁を切られることになる。
そして身を崩した母により売られてしまうが隙をつき逃亡。その後は自らの悪徳の才能により情報屋として、そこで得た金を元手にさらに表の世界で実業家として成り上がった。
しかしその過程において多方面に敵を作ってしまっておりルームエピソードではユエを巡って敵同士で揉め事に発展した逸話が語られている。

ユイとは異母姉妹の間柄だがユイはユエという義姉の存在を知らず、ユイの影は彼女の未来にて一度だけ顔を合わせたことがある。
ジゼルの影にユイの影の討伐依頼を懇願したのもユエだがその真意はよく分かっておらず、その後明かされたユイの影との会話では「生きることに苦しまないで」とユイの影に同情的であったと描写されている。

『戚因に憫諒する些心』では偶然知ったユイとその暗殺計画を妨害しようとして失敗するも、ある目的から同じ組織を狙っていたユーとメチルに救われ彼女たちと共闘することになる。

自身の素性から小さな子供は甘やかすタイプ。
表の顔とはさらに別に匿名で世界中の養護施設に寄付活動を行っている。
このことをリィンに知られた際は「どうせ子どものころに母親に自分が捨てられた記憶を慰めるための代償行為ですよ!」とギャグ顔でキレ散らかしている。





追記・修正よろしくお願いします。


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最終更新:2026年04月05日 20:22