登録日:2026/10/25 Sun 14:29:55
更新日:2026/10/25 Sun 14:30:21NEW!
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『ポリスアカデミー(Police Academy)』は米国のコメディ映画シリーズ。
1984年の第1作から1994年の第7作まで、足掛け10年で全7作と、かなりのハイスペースでシリーズ展開を重ねた程の人気コンテンツであった。
日本でも、当時のTV映画、レンタルビデオ全盛の定番タイトルの一つとして記憶されている。(日本でのプロモーションでは“ポリアカ軍団”と略称されている。)
ワーナー・ブラザース配給。
【概要/シリーズの特徴】
その名の通り米国の“警察学校”を舞台としたコメディ映画シリーズである。
……が、第1作の時点で市井での犯罪増加に合わせて採用基準を大幅に下げるという施策が取られた結果、主人公を初めとしたはみ出し物の社会不適合者集団が入学してきてしまい大騒動になる……というのが基本コンセプトとなっていた。
……とはいえ、主要キャラクターについては映画の展開からも仕方のないことだが1作目の時点で全員が卒業してしまったことから、2作目以降は寧ろアカデミー出身(及び関係者)のレギュラーが1人前となってからの姿や指導役として後進を育てる展開が描かれていくことになった。
とはいえ、それでもシリーズを重ねても後進達の卒業の場面をクライマックスにするなど、確りと“警察学校”という設定は蔑ろにされていない。
映画の内容的には如何にも80年代テイストな超絶下ネタ全開の全力おバカ映画である。
一方で、ハリウッドが元気な頃とあってか毎回のクライマックス部分のアクションシーンや暴動シーンなどは大迫力で娯楽映画のツボを抑えた快作シリーズと言える。
シリーズのファンからは、矢張りマホーニーを主人公とした4作目までの評価が特に高く以降は駄作と手厳しい意見を述べる層も居るものの、濃すぎるキャラクター達に魅せられていた層からは最後まで面白く見られると擁護する声も普通に聞かれる。
価値観が広がってきた現在よりも格調を重んじる某賞会場では“アカデミー”と付いているが絶対に賞は獲れない映画としてネタにもされたが、間違いなく一時代を築いた人気作品であった。
……尚、当時の価値観なので仕方のない所ではあるが、当の下ネタが本気すぎて家族で見ていてお茶の間が凍りついたり性の目覚めを促したり幼すぎて意味がわからなかったが冷静に考えるとエグいわ……という声も。
また、1988年にはアニメシリーズが製作されており、翌年のシーズン2までで全65話が放映されている。(日本ではビデオ作品として全3巻が発売されたのみ。)
作品人気から幾度もリメイクや再始動が予告されているものの現在までに正式にスタートされたという情報は聞かれていない。
【シリーズ一覧】
■ポリスアカデミー(Police Academy)
米国:1984年3月23日
日本:1984年10月27日
■ポリスアカデミー2 全員出動!(Police Academy 2 THEIR FIRST ASSIGNMENT)
米国:1985年3月29日
日本:1985年7月6日
■ポリスアカデミー3 全員再訓練! (Police Academy 3: BACK IN TRAINING)
米国:1986年3月21日
日本:1986年7月19日
■ポリスアカデミー4 市民パトロール(POLICE ACADEMY 4: CITIZENS ON PATROL)
米国:1987年4月3日
日本:1987年6月13日
※何気にヒロインがシャロン・ストーン。
■ポリスアカデミー5 マイアミ特別勤務(POLICE ACADEMY 5: ASSIGNMENT MIAMI BEACH)
米国:1988年3月28日
日本:1988年7月2日
■新ポリスアカデミー バトルロイヤル(POLICE ACADEMY 6: CITY UNDER SIEGE)
米国:1989年3月10日
日本:1989年4月8日
■ポリスアカデミー'94/モスクワ大作戦!!(POLICE ACADEMY: MISSION TO MOSCOW)
米国:1994年8月26日
日本:1994年7月30日
※ソフト版タイトルは『ポリスアカデミー777 モスクワ大作戦!!』
【主な登場人物】
演:スティーブ・グッテンバーグ/声:神谷明(1)/大塚芳忠(2〜4)
『4』までの主人公。
元々は適当な性格の問題児で、度胸と能力と運転技術だけは一人前だが、
それ故に各所でトラブルを起こしまくる要注意人物として幾度も警察の世話になるような、街でも有名なトラブルメーカーであった。
そして、遂に駐車場係として勤務していた劇中冒頭でのトラブルにて満車なのに強引にスペースを探すと命じてきた横柄な客の超高級車を無理矢理に曲乗り(方輪走行)で隙間にねじ込む(当然ながら車はオシャカか直すにしても相当な費用がかかる有り様)という状況に追い込んだ罪により遂に収監されそうになるも、警官であった父親の元同僚であり度々に便宜を図ってきた警察署長の計らいでポリスアカデミー送りを条件に何とか釈放された。
当初は直ぐにシャバに戻るために即退学しようとしていたものの、署長の手回しにより希望退学が無理だと悟ると、今度は問題を起こしまくって強制退学しようとトラブルを起こす一方で、
退学できない間に生来の面倒見の良さと父親譲りの警察官の血が目覚めたのか、何時しか当人も本気で警察官を目指すようになる。
……しかし、当初の余りの態度の悪さと相性から教官のハリスからは睨まれ続けていたこともあり、終盤にて仲間のレスリーを庇ったことが理由とはいえ望まない退学処分に。
……が、その直後に街で本当の暴動が起きたことでアカデミー生も駆り出される中にしれっと紛れ込み、見事にハリスや警察のお偉方を暴徒から救う活躍を見せたことで退学処分を不問に付されると共に無事に卒業。
『2』以降は勤務態度こそ軽いが優秀な警察官として市民にも親しまれている姿が描かれるようになり(『3』では巡査部長に昇進している。)、特別任務にて収拾されるアカデミー生達のリーダーとして活躍した。
尚、実写シリーズでは『5』以降はフェードアウトしている訳だが、前述のアニメシリーズでも主人公として登場している。
演:ババ・スミス/声:銀河万丈(1)/笹岡繁蔵(初代〜2/3〜4/5〜6(TV版)/郷里大輔(5〜6(ソフト版)))
名前の通り、身長2m越えの黒人男性で人間離れした怪力の持ち主。(人が乗った状態の自動車を簡単にひっくり返せてしまう程)
見た目によらず元の職業は下町にある小さな花屋で、余りに単調な仕事に嫌気が差してアカデミーに入学してきた。
若い頃はワルであったが、早々に更生したのか暫く自動車の運転をしていないとしてマホーニーにコーチを頼んだ際の(練習に使われたコープランドの車の惨状も含めて)暴走ぶりは注目。
その後にコープランドによるフックスへの人種差別的発言にキレたことで退学処分となってしまったものの、花屋に戻っていた所で近所で暴動が起こったことで事態を把握するために街に出た所で銃を持った暴漢がハリスと警察のお偉方を襲っている場面に遭遇。
そこでマホーニーと共にハリス達を救う活躍を見せたことで、退学を取り消されると共に晴れて卒業することが出来た。
マホーニーが消えた『5』ではハイタワーがクレジットの筆頭に置かれており、実際に劇中での活躍や台詞も増やされている。
演:デヴィッド・グラフ/声:玄田哲章(1〜2)/石塚運昇(3 〜4/5〜7(TV版))/富山敬(5〜7(ソフト版))
シリーズ皆勤賞の一人。愛称は「タック」。
元警備員のミリタリーオタクのガンマニアで、本物の銃を撃てるということから(……というかアメリカの場合は本当に人を撃てると言ったほうが正確か)アカデミーに入学してきた危険人物。
射撃訓練では『ランボー』さながらの格好で訓練に挑むなど常軌を逸した行動も見せていたものの、こんなんでも銃の話題が絡む以外の場面では案外と常識的であり、マホーニー達と親交を結ぶと共に『2』以降もレギュラー化した。
元々は銃器にした興味のない朴念仁で
異性とのデートの経験もないという有り様であったものの、新人警官となった『2』にて白バイ警官としてコンビを組むことになった、趣味(銃器)の合う美人女性警官のキャサリン・カークランド(演:コリーン・キャンプ)と奥手同士ながら熱愛関係となり、初デートにて行く所まで行った末にそのまま結婚。
巡査部長となった『3』以降は、この入り婿状態となった義実家の面々もレギュラーに加わることとなり、更に後には父親の傾向を色濃く引き継いだ息子までもが登場している。
演:マイケル・ウィンスロー/声:堀内賢雄(1)/戸谷公次(2)/喜多川拓郎(3〜4/5(TV版)/二又一成(6(TV版))/荒川太郎(7(TV版)TV版)/千葉繁(5〜7(ソフト版)))
シリーズ皆勤賞の一人。
マホーニーが逮捕された後に警察署にて出会った声帯模写を得意とする悪戯好きの黒人青年で、日常的にマシンガンの音真似をするなどして周囲を混乱させては大顰蹙を買っていたようで、遂には我慢できなくなった警官達に逮捕されて収監されかかっていた模様。レギュラーの癖に何気に正体不明で、初登場時には医学博士(MD)を名乗るなどしていた。
その声帯模写の見事さと陽キャな性格から短時間で意気投合したマホーニーにより、道連れとしてアカデミー入りすることになったものの、天職だったのか、その後はマホーニーと組んで騒動こそ起こしていたものの案外と真面目に訓練を受けて普通に卒業している。
その後は、マホーニーが登場している間は相棒的なポジションとしても活躍していた。
その声帯模写による騒動はシリーズの売りの一つであり注目ポイント。
……尚、余りのリアルさから効果音を後付けされていたと思っている層も居るものの、主にスタンダップコメディアンとしてキャリアを積んだ中の人は本当に声帯模写を得意とする名人(つまり映画でも本当にやっている)である。
また、当初は声帯模写(暴徒を追い払うために武器が無いのにマシンガンの音を出すなど)のみが得意という印象であったのだが、後には(効果音付きの)ハッタリが先だったのか本当に習っていたのかは謎だが、身体能力の高さもあってか怪しげなカラテやカンフーと思われる見事な型を披露するようになり、クライマックスの捕物でも本当に格闘戦も担当するようになった。
演:マリオン・ラムジー/声:小宮和枝(1)/神代知衣(2〜)
小柄で太めの体型の黒人女性。
気弱な性格な上に小声で運動能力にも秀でていないなど、分かりやすい“落ちこぼれ”としてハリスには睨まれていたものの真面目で根性はあり、終盤までにはギリギリながら訓練コースも走破できるようになった。
運転訓練にてフックスも悪かったが間抜けにも棒立ちしていたコープランドの足を轢いてしまい、その際の侮辱的な発言から黒人仲間のハイタワーがブチギレて退学処分になる原因となってしまった。
一見すると弱そうに見えるが訓練も終えたとあってかやるときはやれる位の技能の持ち主であり、悪人に襲われても逆転して銃を突きつけてから決め台詞(「Don't move! dirtbag!!」)を言うのがお約束。
この際のキレ声は凄まじい声量であり、実は歌手でもある中の人の持ち味を活かしたものとなっている。
『3』では巡査部長に昇進している。
演:ブルース・マーラー/声:鈴置洋孝(1)/池水通洋(2)/谷口節(3)/島田敏(6(TV版))/星野充昭(6(ソフト版))
元は普通のビジネスマンだったと思われる、一見すると整えられた金髪に眼鏡の生真面目な壮年男性なのだが、その実はシリーズでも屈指の生来のトラブルメーカー。
本人だけは強運なこともあってか全く影響をうけないので気づいていないのだが、余りの注意散漫ぶりと身勝手な所作から、ただ歩くだけ、話しかけただけでも周囲が大混乱に陥るという災害のような男である。
また、サイコパスのケもあるのか初登場時には勝手に仕事を辞めてアカデミー入りを決めたことで怒り心頭の奥さんがファックラーのいつもの猛攻撃()に耐えつつも車に取り付き入学を阻止しようとしたにも関わらず、いつもの口喧嘩程度に流すと共にアカデミーまで運転してきている。
キャラクターからも、何方かといえば賑やかし要員という趣が近く、登場の機会は多いがクライマックスでの大捕物には参加していない。
演:レスリー・イースターブルック/声:弥永和子(1)/横尾まり(3〜4/5・7(TV版)/吉田理保子(6〜7(ソフト版))
『2』を除くシリーズに登場。
元々はアカデミー生ではなく指導側で、嫌味なハリスとは大違いの、落ちこぼれ生徒に厳しくも人情深く接する、男勝りで美人で巨乳で鍛え上げられたプロポーションが魅力の女教官として登場した。
なので、卒業後のマホーニー達の姿が描かれた続編となる『2』では登場の機会が無くなってしまっていたのだが、やはり人気が高かったのか『3』以降は卒業生(ポリアカ軍団)に混じってレギュラー化している。
初代では女子寮に侵入して女生徒に手を出しまくっていた女好きの生徒を更生ついでに食って結婚の約束を取り付けていたり、『3』では告白してきた日本人留学生を食って恋仲になるなど、肉食ぶりを発揮しており、それ以外でも性的なやり取りを見せるのが定番ネタとなっていた。
演:ボブキャット・ゴールドスウェイト/声:緒方賢一
『2』にて、謎のカリスマ性を発揮する菜食主義者でロック好きの武装バイカー集団のリーダーとして登場してラスボスを務めたものの、続く『3』では改心したとしてアカデミー入りをして警察官を目指す姿が描かれた。
何処かしら志村けんに似ている見た目。
大声が特技にして大きな武器であり、本気で発するとドアが吹き込んだりスイートチャックの眼鏡が割れたりする。
晴れて巡査となった『4』では教会の真面目なシスターであったローラを何故だか籠絡してしまい、熱々のカップルとなっていた。
尚、中の人はその後も役者として順調なキャリアを積んだ一方で、近年では監督としての手腕が目立つ才人である。
演:ティム・カズリンスキー/声:西川幾雄
小柄で眼鏡の、何処かしら人形めいた容姿と動きの壮年男性で、初登場となる『2』ではゼッド達武装バイカー集団にカモにされ続けている家具店の店主として登場した。
『3』でも相変わらずの不幸体質で大掛かりなイジメを受けている有り様であった。
しかし、何を思ったのかアカデミー入りして警察官を目指そうとしていたのだが、そこでよりにもよってゼッドと再会。
案の定で衝突したものの同室になるなど嫌々ながら親交を深めていくこととなり、やがては愛憎入り混じる関係からコンビ的な関係とまでなり『4』にも登場している。
尚、中の人達は本当に親交を結んだらしく、実は『ポリスアカデミー』後も共演を重ねていたりする。
演:ブライアン・トチ/声:関俊彦
『3』にて、日本のタチカワ・ハイウェイパトロールからやってきた交換留学生としてアカデミー入りしにきた日本のお巡りさん。
出身なのか、就寝の際には寝巻き代わりに岐阜県養老郡の上石津村消防団(現:岐阜県大垣市・上石津消防団)の半纏を着用している。
本来はラサール校ではなくマウザー校に編入予定だったのだが、言葉が通じない厄介者と思われてマウザーに追い出されてラサール校に入ることになった。
……が、実は見た目の印象とは大違いのカラテの達人であり、この『3』と『4』では卒業生組に混じって活躍した。
キャラハンに一目惚れして思い切って告白した結果、見事に受け入れられて登場作ではお熱い姿を見せている。
演:ジョージ・ゲインズ/声:川久保潔(1)/大木民夫(2〜4/5〜7(TV版))/納谷悟朗(5〜6(ソフト版))/大宮悌二(7(ソフト版))
マホーニー達の卒業したアカデミーの校長にして、シリーズの真の主役。
初代では温厚で度量の広さこそ感じさせるものの、あくまでもアカデミーの代表、続く『2』でも登場こそしたもののマホーニーに冷たい態度を取るなどしていたものの、完全にシリーズの指針が決定された『3』以降はマホーニー達に自分の生徒として格別の信頼を寄せる好々爺的キャラクターにしてオチ担当として扱われるようになった。
因みに、本来の原語版だとラサードなのだが、日本語吹替ではラサールとされている。
ゴルフが趣味で、いつもパッドの練習をしてはあらぬ方向にボールを飛ばすのがお約束であり、同時にゴルフカートを常に乗り回している。
また、曰く「友人からあずかった」と言いつつ、手持ちの水槽の金魚を大事にして持ち歩いており、同様の趣味を持つ別地域のお偉方と餌を与え合っているのを目撃したハースト本部長を呆れさせた。
演:マット・マッコイ/声:島田敏(5〜6(TV版))/江原正士(5〜6 (ソフト版))
マホーニーが不在となった『5』と『6』にて、それを埋める実質的な新主人公として登場したハンサムで爽やかな青年警官で、ラサール校長の甥。
演:ブラント・フォン・ホフマン/声:谷口節(1)/秋元羊介(3)
演:スコット・トムソン/声:田中亮一 (1)/小室正幸(3〜4)
初代にてマホーニー達の同級生として登場するも、ハリスの言う事を聞いて坊主頭にしたのを切欠として済し崩し的にハリスの言いなりとなってしまった、大柄で強面だが臆病なブランクスと、小柄でとにかく間抜けなコープランドの楽しい二人組。
ハリスの命令で何とかマホーニー達を退学処分とするために粗探しをしようとするも上手くいかず、休暇中のパーティー会場として騙されて、シリーズでもお馴染みとなっていくダンスゲイバー『ブルーオイスター』送りとなったのは、実はこの二人が初である。
まぁ、なんだかんだでハイタワーとマホーニーを退学処分にすることには成功したものの、チンピラを挑発しすぎた末に拳銃を奪われてしまい終盤での暴動の切欠を作ってしまっている。
『3』ではマホーニー達と同様に母校の指導役として迎え入れられたのに、マウザーに買収されて数々の妨害行為を行った。
憎まれ役ではあるが、色々と可愛く描かれているのはシリーズ共通である。
……以降のシリーズにもポツポツと登場していたのだが、彼等の役割の殆どをプロクターが引き継いでしまったためか出番が激減したばかりかフェードアウトしてしまうこととなった。
演:ランス・キンジー/声:富山敬(2〜4/5〜6(TV版))/大塚芳忠(5〜6(ソフト版))
シリーズでは初代と『7』を除いたタイトルに登場している、ハリスと並ぶ愛すべきバカ。
ファンからもハリスの“プロ〜クタ〜!!”という叫びがこびりついているであろう腰巾着キャラの代表格だが、実は初登場となる『2』と続く『3』ではマウザーの腰巾着として登場しており、ハリスと組むのは『4』以降だったりする。
こんなんでも一応は“警部補”の地位にあるエリートなのだが、余りのバカさとウザさからマホーニーをはじめとした面々にはひどい目に遭わされてばかりだったが、それなりに仲間意識はあると思わせる姿もチラホラ。
初代でのブランクスとコープランドの立ち位置を引き継いだ形であったが、キャラクターの魅力からかレギュラー化。
お馴染み『ブルーオイスター』に突っ込む(意味深)のもプロクターの役割になっている。
演:G・W・ベイリー/声:内海賢二(1)/加藤精三(4/5〜7(TV版)/青野武(5〜7(ソフト版)))
シリーズを代表する愛すべき憎まれ役にして愛すべきバカ……実は『2』と『3』には登場していない。
初代ではアカデミーの強面だが何処か間の抜けた主任教官として登場。
入学条件が下げられたことで集まってきたゴロツキ共のことは最初から色眼鏡で見ており、自分の言う事を素直に聞いたブランクスとコープランドに目をかけて(いいように利用して)子飼いとしてマホーニーを筆頭とする問題児達を退学させようと画策する嫌味な人物として登場した。
とはいえ、流石に教官を務めるだけあってか警察官としての倫理や正義感のない人間という訳ではなく、子飼いとはいえコープランドのフックスへの差別発言にはドン引きした様子を見せていた。
また、マホーニー達の(自業自得な面も大きいとはいえ)度が過ぎた悪戯のターゲットになることも多く、その点でも大いにファンからの注目と人気を集めたキャラクターであった。
尚、初代での教官という立場からか前述の通りで『2』と『3』には登場する機会がなかったのだが、やはり再登場を望む声が大きかったのか、(損な役回りもあったものの)『4』以降はシリーズに復帰している。
常に、愛用の特注と思われる指揮棒を携帯しており、その先端の銀色の球の部分を磨くのが趣味。
また、密かにラサール校長の地位を狙っており、後のシリーズでは実際に校長代理となったり署長になったりしつつマホーニー達と対立した。
演:アート・メトラーノ/声:内海賢二
『2』と『3』にて憎まれ役として登場。
『2』ではゼッド率いる武装バイカー集団に悩む、ラサール校長の弟のピートが署長を務める16分署の現場責任者(警部)として登場。
援軍として送り込まれた筈のマホーニー達の体たらく(マウザーの妨害もあったからだが)により、ピートが署長をクビになった後で念願の署長の地位に就くも、マホーニー達が奇策でゼッドを含めた武装バイカー集団の逮捕に成功したことから直ぐに失脚してピートが署長に戻っている。
その時の恨みもあってか、ラサール校長とマホーニー達には敵愾心を持っており、続く『3』ではラサール校に対抗するアカデミー(マウザー校)の校長として立ち塞がった。
殆ど役割はハリスと一緒なのだが、それ故にか『4』以降はハリスが復活したのに伴いフェードアウトしてしまい共演の機会はなかった。
演:ジョージ・R・ロバートソン/声:石井敏郎(2)/北村弘一(3〜4/6(TV版))/秋元羊介(6(ソフト版))
アカデミーのある市の警察機関のトップ(吹替では本部長(市警本部のトップ)とされているが、原語版ではCommissioner=警察(公安)委員長であり、本当に地域のトップである。)で、ラサール校長とは個人的な友人同士。
前述の通りで偉い人なのだが、割と現地視察にも気軽に訪れるなど登場機会が多い。
因みに、ラサール校長とは友人同士ながらアカデミーの入学基準が下げられた経緯などから、この時に卒業したマホーニー達のような品位の下がった警官達には校長の教え子ながら複雑な感情を抱いているようで、ハリスやマウザーのゴマすりに悩まされている立場ながら、逆に彼等に発破をかけたこともある。
場末のゲイ向け男性向けのダンスバーで、何故かマホーニーは店の事情に詳しく、初代にてブロンクスとコープランドを引っ掛けたのを皮切りにして、以降はプロクターやハリスを引っ掛けた。
店に入ると、レザーファッションの半裸のマッチョ男性達に取り囲まれ、オリーブの首飾りに乗って強制的にチークダンスを踊らされる……というのが定番の流れ。
そっちのケがあるプロクターに至っては常連になっていた。
尚、店員と常連客のタイプはハイタワーらしい。
後にハードゲイキャラで人気者となった直撃世代のレイザーラモンHGがハッキリと元ネタと語るなど、日本にハードゲイのイメージを定着させた。
追記修正はブルーオイスターに入店してからお願い致します。
最終更新:2026年10月25日 14:30