登録日:2026/10/24 Sat 00:05:08
更新日:2026/10/24 Sat 00:36:52NEW!
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概要
| 切札連融王 Dol-Fal-20th SR 光/水/闇/火/自然文明 (17) |
| クリーチャー:ディスペクター/エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド/アーマード・ドラゴン/禁断 87654 |
| エクストラEXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から2枚をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドの中から1つを墓地に置く) |
| スピードアタッカー |
| ワールド・ブレイカー |
| 自分のターン中、相手は呪文を唱えられない。 |
| このクリーチャーが攻撃する時、クリーチャーをすべて破壊する。 |
| クリーチャーが破壊された時、自分はカードを1枚引いてもよい。 |
| 自分がカードを引いた時、相手のマナゾーンにあるカードを1枚選び、タップする。次の自分のターンのはじめまで、それはアンタップしない。 |
まず目につくのは途方もないコストとパワー。
87654という特異な、そして膨大なパワーによってバトルで負ける可能性はほとんど考慮しなくていい。17というコストもカード指定除去のすべてを免れるライン。
加えて一部のディスペクターが持つエクストラEXライフも所持しており、場持ちは相応に良い。
そして《
悪魔世界ワルドバロム》から慣例となっている
マナを生み出せる5色レインボーである。相変わらず最高峰のマナ基盤として機能してくれる。
能力はというと、独立した一つ一つの強力な効果を持ち、そしてそれぞれが多層的なシナジーを形成していることが特徴。
スピードアタッカーによって出したターンすぐに殴りに行けるうえ、アタックトリガーで全体除去を、常在型効果で全呪文ロックを仕掛ける。
そして攻撃を素通しした相手に待っているのはワールド・ブレイカーによるシールド全破壊。ほぼほぼ瀕死である。
全体除去は己を含めた自軍をも巻き込むため他のクリーチャーで即殴って勝利とはいかないが下記の能力のトリガーになり無駄がなく、こいつ自身もEXライフ効果によって生存可能。何かしらのpig持ちと組み合わせるのも一考。
更に破壊したクリーチャーの分だけドローし、そのドロー枚数に応じて相手のマナに《
メガ・マナロック・ドラゴン》形式のロックを施す。このマナロックは既にタップされているマナを指定しても適用される。
つまり「
出して即相手の全シールドとクリーチャーを壊滅させ、呪文ロックとマナフリーズで少ない逆転の目も潰し、次の自分のターンにダイレクトアタックで勝利」というデザインである。そうでなくとも除去耐性持ちの味方が他に一体でもいればDol-Fal-20thと合わせてリーサルが完成する。
またいずれの効果が独立している点もポイントで、例えばマナロック効果はただ単にドローした時にも発動する。
アタックトリガーの除去を引き金とせずともただのドローソースをマナロック手段に転用できたり、他の除去手段がドローとマナ縛りも兼ねられるようになる事は特筆すべき。
んなことせずとも勝てるんじゃねとか言わない
概ね「
出せば勝てる」スペックである以上、このカードを運用する最大の課題は「
如何に出すか」に集約される。
17という膨大なコストを支払うのは各種コスト軽減を駆使しても到底現実的ではなく、フルスペックを発揮させるためにはEXライフシールドが必須=退化に頼れない以上、もっぱらコスト踏み倒しを狙うことになるだろう。
ササゲール涙目
幸い踏み倒す分には制限がない上、”全文明持ちの非進化
コマンド/
ドラゴン/
アーマード”という事で対象に取れるカードは幅広い。あの手この手で踏み倒しを目指せるデッキビルディングしがいのあるカードである。
また2度殴って勝ちきれなかった場合も注意。
エクストラEXライフによるシールドがすべて剥がれている為、アタックトリガーを使えば今度こそ自壊してしまう。その場合一応ドローは出来るがマナロックまでは連鎖しない。
3度の全体除去(と2度のマナ縛り)をカマしてなお決着がつかないケースというのも稀だろうが、相手側の反撃でEXライフシールドを失うことは普遍的に起こりえる。特に効果で縛れない上、cipでパワー無限低下を繰り出し問答無用で解体してくるS・トリガー獣《
帝王坂∞<…………!>》が天敵。
くれぐれも過信はしないように。
相性のいいカード
各種踏み倒しカードたち。
前述の通り踏み倒されるにあたっての制限がなく、またどの効果も汎用的で相手を選ばない為、あらゆるアクセス手段が考えられる。
とくにバクテラスを主軸の一つに据えた「白赤緑ボルシャック」はドラゴンであれば非ボルシャック且つ水/闇であっても投入できる懐の深さを持ち一考の価値あり。
| 切札電融 デス・フェルザーク VR 闇/火/自然文明 (6) |
| クリーチャー:ディスペクター/アーマード・ドラゴン/アース・ドラゴン/フェニックス 9000 |
| EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く) |
| スピードアタッカー |
| W・ブレイカー |
| このクリーチャーが出た時、自分のクリーチャーを2体破壊する。その後、相手は自身の手札を2枚選び、捨てる。 |
| このクリーチャーが破壊された時、追加ターン中でなければ、このターンの後に自分のターンを追加する。 |
同時に収録された
聖拳編の切札ディスペクター。素体の片方《
無双竜機ボルバルザーク》はVol-Val-8の素材でもあり、Dol-Fal-20thを含め間接的に3度のディスペクター化を果たしている。
破壊されることでエクストラターンを確保できる他、己の効果で能動的に倒れてもいける。Dol-Fal-20thのドロー、マナロック効果とも噛み合っている。
EXライフが生きているならそれはそれでダイレクトアタックを担当できる点も長所。
関連カード
| 聖魔連結王 ドルファディロム KGM 光/闇/火文明 (8) |
| クリーチャー:ディスペクター/エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド 13500 |
| EXライフ |
| スピードアタッカー |
| T・ブレイカー |
| このクリーチャーが出た時、またはこのクリーチャーの「EXライフ」シールドが離れた時、相手の多色ではないクリーチャーをすべて破壊する。 |
| 相手は多色ではない呪文を唱えられない。 |
| 禁断竜王 Vol-Val-8 KGM 水/火/自然文明 (9) |
| クリーチャー:ディスペクター/アーマード・ドラゴン/アース・ドラゴン/禁断 54321 |
| EXライフ |
| スピードアタッカー |
| T・ブレイカー |
| ジャストダイバー |
| このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から5枚を見て、その中から2枚まで手札に加える。残りを好きな順序で山札の下に置く。その後、パワー6000以下のクリーチャーをすべて破壊してもよい。 |
| 自分のターンの終わりに、このターン、クリーチャーが4体以上破壊されていれば、このターンの後に自分のターンを追加する。 |
Dol-Fal-20thの合成元たる「破壊の創造主」と「禁忌の中の禁忌」。
ディスペクターが入れ子の如くディスペクターの素材にされるのは初、王のディスペクターが合成元にされるのも初、更に王同士を接合するのも初、結果としてDol-Fal-20thは色々と型破りなカードに仕上がった。
“連”結王と電”融”王(の座を奪った存在)という”王”同士の合体だから「連融王」。洒落た冠詞だが、同時に切札ディスペクターたちの王というダブルミーニングを含んでもいそうである。
またこの2枚は「初出時のイラストレーターが同じSansyu(山宗)氏」「同じカード名で擬人化済み」というユニークな共通点ももっていたりする。
性能を比較すると、ドルファディロムとVol-Val-8の持つ全文明を過不足なく受け継いでいるほか、17というコストは両者の合計である。種族もアース・ドラゴンを除きすべて続投。
効果については、全体除去、呪文ロック、ドローが形を変えつつも備わっているが、Vol-Val-8最大の特徴である追加ターン獲得はマナロックによる疑似的な再現に変更された。
一応マナに触れるという点はVol-Val-8の合成元ボルバルザークのそのまた派生カード《
ボルバルザーク・エクス》を彷彿とさせる。
自分のマナをアンタップするエクスに対して相手マナのフリーズへと反転させている点はディスペクトとして扱えるか。
また場持ちの良さを活かしたロングゲームを得意としていた2体と対称的に、Dol-Fal-20thは己の生存を重視せず2度殴ってのゲームエンドを目指す短期決戦兵器へと変貌しており、その意味でも十分軽蔑していると言えよう。
それにしても軽蔑者の更なる軽蔑とはなんとも捻くれたデザインである。
造形
ドルファディロムの両脇にボルバルザークと《
禁断機関
VV-8》の胸部が電磁力でくっついているほか、腕の生え方も微妙に変わっている。
更に《
聖霊王アルファディオス》の剣がすべてボルバルザークのものに差し変わり、背部にはVol-Val-8の機械腕も確認できる。
概ねドルファディロムベースだが、よく見ると接合方法が連結のジッパーから電融の電磁力に変わっている部分もあり、今にもバラバラになってしまいそうである。
3度殴ると自壊してしまうデザインをイラストにもある程度反映させているのかもしれない。
シークレットバージョンでは赤塗りのドルファディロムと緑塗りのVol-Va-8が描かれ、一見火/自然の2色カードに見える。
余談
- イラストレーターは通常版、シークレット版共にdouzen氏。過去にはレジェンドスーパーデッキ「禁王創来」にてドルファディロムを手掛けた。
- テキストのない全体図が氏のクロスフォリオにて掲載されている。興味があるなら見に行ってみよう。
- 禁断絡みのテキスト(設定に非ず)を持つパワー24000以上のクリーチャーがワールド・ブレイカーを有しているのはこのカードが初。
出しにくさを勘案してワールド・ブレイカーを与えても問題ないと判断されたか、あるいは既存の5色ディスペクターの前例に倣ったものか。
- 合成元2体の更なる合成元、すなわち《無双竜機ボルバルザーク》《聖霊王アルファディオス》《悪魔神 ドルバロム》《禁断機関 VV-8》の4体はそれぞれ切札勝舞、白鳳、黒城凶死郎、No.2と縁深いカード達である。
つまり《切札連融王 Dol-Fal-20th》は《竜魔神王バルカディア・NEX》同様「勝舞、白鳳、黒城の切札カードの合体」とも受け取れる。追加されたNo.2は世代の違いもあってえらい肩身が狭そうである- なお「勝舞、白鳳、黒城の切札カードの合体」と言えるカードは更に同弾で《切札連結 バロXGXディアス》も登場している。
追記・修正はディスペクターにしたいクリーチャーに投票してからお願いします。
最終更新:2026年10月24日 00:36