獣の奏者エリン

登録日：2009/10/14(水) 19:58:19
更新日：2022/10/27 Thu 14:25:06
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09年冬アニメ NHK NHKなのにグロい NHKの本気 ※土曜夕方18時25分です。アニメエリンオナラの奏者ジョウンシーシェパードな項目ヌガンソードファンタジー上橋菜穂子武本糸会獣の奏者エリン王獣腹黒石田全開闘蛇鬱展開

ファンタジー作家で文化人類学者の上橋菜穂子氏の児童文学『獣の奏者』のアニメ化作品。
2009年1月から12月にかけて放送された。

4クールに渡り、原作の2巻までを再現している(原作も元々は2巻で終わる予定であったからと思われる)。

原作者自らが監修に当たり、世界観に合った暖かい作画と、原作にはなかった掘り下げた描写が見どころ。

現在、最終回を迎えたが、2010年正月には闘蛇編・王獣編中盤までを放送し、教育テレビにて土曜18:25より総集編が放送された。
再放送も同じ土曜23:00に行っている。

●あらすじ
リョザ真王国は大公領に属するアケ村に、「霧の民」の少女・エリンがいた。
エリンの母・ソヨンは、軍用に飼育されている闘蛇という巨大爬虫類を診る「獣ノ医術師」で、エリンは彼女に憧れていた。
ある日、ソヨンの管理する闘蛇が、病気により一夜にして全滅する事件が発生。ソヨンは、大公の役人に責任を問われ処刑されてしまう。
親を亡くしたエリンは、蜂飼いの男・ジョウンの元で自然についての様々な知識を学ぶ。
そんな中、エリンはリョザ真王国の王権を象徴する獣・王獣と遭遇する。
その出逢いは、やがてエリンを王国の運命を左右する事態へ巻き込んでゆくのだった。

●登場人物

エリン

CV:星井七瀬
霧の民（アーリョ）の少女。緑色の瞳はその証。
自然と生き物を愛し、着飾るよりも自然観察が好きという「珍しい女の子」。
王獣に出逢ったことで、母と同じ獣ノ医術師の道へ進むことを決意する。

ソヨン

CV:平田絵里子
エリンの母。軍用爬虫類である闘蛇を管理していたが、それを全滅させた責任を問われ処刑されてしまう。
闘蛇を操る「操者ノ技」を使えるが、霧の民の戒律により使用が禁じられている。
死に際に禁を破り、エリンの命を救った。

ヌック

CV:藤原啓治
ひろし声の盗賊。おバカ。

モック

CV:柳原哲也
ムックの連れ。おバカ。もおぉぉぉんっ！

ジョウン

CV:内田直哉
母親を失ったエリンを救った蜂飼いの男。
人当たりのよいヒゲのおじさんで、屁が臭い。
生き物に対してまっすぐなエリンの才能を見抜き、獣ノ医術師への道を歩む手助けをする。
かつては王都で教導師をしていた。

エサル

CV:加藤沙織
カザルム王獣保護場の教導師。ジョウンとは共に学んだ仲らしい。
厳しくも優しい中年女性で、エリンを獣ノ医術師へと導く。

リラン

古語で「光」と名付けられた王獣の子。メス。
真王に献上されたものの負傷してカザルムへ搬送された。
リランとの出逢いが、エリンの生涯を大きく動かしていく…

トムラ

CV:川野剛稔
カザルムでのエリンの先輩。教導師を目指している。
エリンのことが気になるようで…ニヤニヤ
戸村死ね、氏ねじゃない死ねだ

真王（ヨジェ）ハルミヤ

CV:谷育子
リョザ真王国の最高権力者で、優しく、慈悲深い老女。
なお、真王家は女系のため、女性が王位を継ぐこととなる。
現在崩御フラグが立っている…

王女セィミヤ

CV:高橋美佳子
ハルミヤの孫。ハルミヤの娘が既に死去しているため、事実上の王位継承者である。

ダミヤ

CV:石田彰
ハルミヤの甥。男性なので王位継承権はないが、それをいいことにナンパに勤しむ好色王族。
国内の政治的事件に一枚も二枚も噛んでいる様子。今一番黒いキャラ。

王祖ジェ

CV:水野理紗
建国の伝説に登場する人物。
政変による内乱が続いていた旧王国に、神々の峰（アフォン・ノア）の彼方より幾多の王獣と共に降り立ち、内乱を平定した。
人々は彼女を神と崇め、ジェはリョザ真王国を建国、初代真王として君臨した。

また、講談社の月刊少年シリウスでは原作のコミカライズ版が連載された。単行本は全11巻。
作画担当の武本糸会は、青い鳥文庫での表紙イラストも手がけている。
細部まで描き込まれた丁寧な作画と、登場人物のイメージを正確に表したキャラクターデザインは必見。
良作なので、原作好きな人は一度読んでみるといいかもしれない。

追記・修正よろしくお願い致します

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